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葦北
ふりがな文庫
“葦北”の読み方と例文
読み方
割合
あしきた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あしきた
(逆引き)
即ち明治天皇陛下が
即位式
(
そくいしき
)
を挙げ玉うた年、初めて京都から東京に
行幸
(
みゆき
)
あった其月東京を西南に
距
(
さ
)
る三百里、薩摩に近い肥後
葦北
(
あしきた
)
の
水俣
(
みなまた
)
と云う村に生れたのである。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
熊本県の
球磨
(
くま
)
・
葦北
(
あしきた
)
二郡、それからずっと飛んで信州の下高井郡、
越後
(
えちご
)
の
魚沼
(
うおぬま
)
地方、秋田県の仙北郡および岩手県
上閉伊
(
かみへい
)
郡の一部に、炉をジロと
謂
(
い
)
う方言があるほかに
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
肥後の
葦北
(
あしきた
)
郡には山川の岸に
泥泪
(
どろめき
)
という地名がある。泪を「メキ」と訓むのは、目木の二合が相の字になるのをさけて、しかも泪が涙であることを知らなかったのである。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
葦北(あしきた)の例文をもっと
(4作品)
見る
葦
漢検準1級
部首:⾋
13画
北
常用漢字
小2
部首:⼔
5画
“葦”で始まる語句
葦
葦簾
葦原
葦毛
葦簀
葦間
葦切
葦牙
葦垣
葦叢
“葦北”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
柳田国男