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蒲葵
ふりがな文庫
“蒲葵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
クバ
50.0%
くば
10.0%
こば
10.0%
びろー
10.0%
アヂマサ
10.0%
ビラウ
10.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
クバ
(逆引き)
蒲葵
(
クバ
)
の葉の簑笠で顏姿を隱し、杖を手にしたまやの神・ともまやの神の二體が、船に乘つて海岸の村に渡り來る。
国文学の発生(第三稿):まれびとの意義
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
蒲葵(クバ)の例文をもっと
(5作品)
見る
くば
(逆引き)
沖縄でも屍体を
蒲葵
(
くば
)
の縄で縛り埋めたが、硬直せる屍体の膝を折ることなどもあって、実に惨たらしいものであったと聴いている。
本朝変態葬礼史
(新字新仮名)
/
中山太郎
(著)
蒲葵(くば)の例文をもっと
(1作品)
見る
こば
(逆引き)
その人は、荷物が軽くて勿体ないといって背負いこみたいな
簠簋
(
ほき
)
に
蒲葵
(
こば
)
の葉を一束つみ、その上に私の鞄と靴をのせてきてくれた。
故郷七十年
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
蒲葵(こば)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
びろー
(逆引き)
樹林
(
じゆりん
)
には
榕樹
(
がじゆまる
)
、
赤榕樹
(
あかう
)
その
他
(
た
)
蒲葵
(
びろー
)
やたこのきといつたものが
盛
(
さか
)
んに
育
(
そだ
)
つて
空
(
そら
)
をおほうてゐますが、
中
(
なか
)
でも
榕樹
(
がじゆまる
)
はこの
帶
(
たい
)
の
代表的
(
だいひようてき
)
なものですから、
𤍠帶林
(
ねつたいりん
)
のことを
榕樹帶
(
がじゆまるたい
)
ともいひます。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
蒲葵(びろー)の例文をもっと
(1作品)
見る
アヂマサ
(逆引き)
海のあなたの大陸は
蒲葵
(
アヂマサ
)
の葉や、椰子の実を波うち際に見た位では、空想出来なかつたであらう。
妣が国へ・常世へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
蒲葵(アヂマサ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ビラウ
(逆引き)
成年式を経た若衆が、厳重な秘密の下に、簑笠を着、顔を
蒲葵
(
ビラウ
)
の葉で隠して、神の声色を使うて家々を廻るのである。海のあなたから渡来した神に扮して居る訣である。
「とこよ」と「まれびと」と
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
蒲葵(ビラウ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“蒲葵”の意味
《名詞》
ヤシ科の植物「ビロウ」の漢名。
(出典:Wiktionary)
蒲
漢検準1級
部首:⾋
13画
葵
漢検準1級
部首:⾋
12画
植物の漢字
黍
黄蜀葵
黄葉
黄檗
黄楊
鹹草
鷺草
鴨脚樹
鳶尾
鳳仙花
鳥甲
鳥兜
鬼蓮
鬼灯
馬酔木
馬尾藻
風信子
青茅
雛芥子
雁皮
...
“蒲”で始まる語句
蒲団
蒲鉾
蒲
蒲公英
蒲焼
蒲生
蒲柳
蒲原
蒲團
蒲田
“蒲葵”のふりがなが多い著者
本多静六
中山太郎
折口信夫
柳田国男