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通
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かよい
ふりがな文庫
“
通
(
かよい
)” の例文
女「お
通
(
かよい
)
をこれへ置きますから、若しも御用がございますなら仰しゃり付けて下さいまし、
度々
(
たび/\
)
出ますでございますから」
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
そしてそういう費用のすべては、耕吉の収入を当てに、「Gの
通
(
かよい
)
」といったような帳面を
拵
(
こしら
)
えてつけておいた。
贋物
(新字新仮名)
/
葛西善蔵
(著)
婆
(
ばば
)
と黒犬に見える、——その
隣室
(
となり
)
の襖際と寝床の裾——皆が沖の方を枕にしました——裾の、袋戸棚との間が、もう一ヶ所
通
(
かよい
)
で、
裏階子
(
うらばしご
)
へ出る、
一人立
(
ひとりだち
)
の口で。
甲乙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ところが、梅が泣顔をして帰って来た。どうしたかと問うと、こう云うのである。肴屋を見附けて這入ったら、その家はお内へ
通
(
かよい
)
を持って来たのとは違った家であった。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
乙女「へえ
鈴木屋
(
すゞきや
)
でございます、何んぞ御用はございませんか、これへお
通
(
かよい
)
を上げて置きますから、どうかお取付けになります様、誠に有難いことで、えゝ鈴木屋でございます」
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
私は目の
遣場
(
やりば
)
に困りました。往来の
通
(
かよい
)
も、ぎっしり詰って、まるで隙間がないのです。
甲乙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
甲女「へえ
叶屋
(
かのうや
)
でございます、なんぞ御入用なら
通
(
かよい
)
を置いて
往
(
ゆ
)
きますから」
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“通”の意味
《名詞》
(ツウ)趣味の分野において、特に暗黙のルールとなっていることまで知悉していること。江戸時代、元禄期における趣味人の価値が「粋」であったのに対し、化政期において重視された価値。
(とおり 「通り」とも) 特に市街地の内部にあって、形状がおおむね同一で、連続する道路の呼称。
(出典:Wiktionary)
通
常用漢字
小2
部首:⾡
10画
“通”を含む語句
普通
通過
一通
大通
通路
通行
通常
人通
密通
貫通
姦通
切通
表通
裏通
見通
通帳
風通
目通
行通
二通
...