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岩田陽葵、舞台『花郎~ファラン~』のヒロイン役に「兄弟の絆が描かれるシーンがとても印象的」

ニュース 女優 舞台・ミュージカル
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女優の岩田陽葵がヒロインを務める舞台『花郎~ファラン~』が8日、新宿・THEATER MILANO-Zaにて幕を開けた。韓国ドラマとして人気を博した同作品の舞台化に臨み、主演の和田雅成、和田琶瑠らキャストが公演前夜に行われた囲み取材で作品への思いを語った。

本作は、激動の新羅時代を背景に、美しき精鋭集団“花郎”たちの友情、愛、そして成長を描いた壮大な物語。東京・大阪で上演されるこの舞台は、約3時間にわたり24話のドラマを凝縮した内容となっている。

主演の和田雅成さんは「舞台化で一番意識したのはドラマの良さを損なわないことでした。ただのダイジェストに終わらせるのではなく、キャラクター同士の微妙な距離感や感情の変化を細かく拾いながら、何度も意見を出し合いました」と経緯を振り返った。

和田琢磨さんは「ドラマを改めて何度も見返し、そのエッセンスを抽出して舞台に盛り込みました。ストーリーをコンパクトにまとめるのは難しかったですが、それによって舞台版独自の濃密な『花郎』の世界が作れたと思っています」と自信をのぞかせた。

ヒロイン役の岩田陽葵さんは「花郎のみなさんが本当に華やかで熱い。舞台上でも舞ったり、戦ったり、生着替えをしたり、大活躍します。一人一人が個性的で魅力あるキャラクターなので楽しみにしてほしい」と述べつつ、個人的な注目ポイントとして「私も長女なので、兄弟の絆が描かれるシーンがとても印象的。観客にも胸を打つものがあると思う」と語った。さらに、岩田さんは稽古場の様子を振り返って「先輩方がめちゃくちゃかっこよくて、お芝居を背中で見せてくれる。私たちのお芝居にも、『いいね。それやってみようよ』と一緒に作り上げてくださって、私もそんな人になれるように頑張ろうと思いました」と語った。

囲み取材ではキャスト陣がそれぞれお気に入りのキャラクターや舞台の見どころを語った。物語を進行する語り部役も担う岩田さんについて、和田琢磨さんは「プレッシャーも大きいと思うが、彼女の語りが舞台に深みを与えている」と絶賛した。筋森裕貴さんは「僕の役は一見すると弱点が多く見えるんですが、不完全さも含めて魅力的だと感じるようになりました」と語り、田中涼星さんは「舞台ならではの演出が組み込まれており、新たな挑戦が多い作品」とコメント。松井健太さんは「稽古を通してキャラクターの深みが増していった。観客に楽しんでいただける自信がある」と手応えを語った。

舞台『花郎~ファラン~』
【東京】
2025.1.8[水]1.13[月・祝]
THEATER MILANO-Za (東急歌舞伎町タワー6階)
【大阪】
2025.1.17[金]1.19[日]
梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

公式サイト:https://stage-hwarang.jp/
©KBS / Park Eun-Young / API
企画・プロデュース:エイベックス・ピクチャーズ

 

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