今朝は7時過ぎにタイムに朝食に行くと、一番乗りでした。
タイムでの朝食は大きく分けて、冷房がきいた個室にあるブッフェ料理と、メニューからオーダーするメイン料理の2つです。
朝食時にメニューを撮影し忘れましたが、ヴィラにあるインフォメーション・ブックのイン・ヴィラ・ダイニングの朝食メニューは撮影していたので、内容はほぼ同じなので貼っておきますね。
先月から新しいエグゼクティブ・シェフに変わったので、グランド・メニュー(定番メニュー)以外は今現在は変わっているかも知れないので、参考までに。。。
グランド・メニューはこんな感じ。。。
ここまではモルディブに限らず海外のリゾートでよく見かける感じですよね。
ここから先はノーチラスのオリジナル系ですが、やはりゲストで一番多いロシア、そしてドイツなどヨーロピアンを意識してるっぽいメニューもありますが、殆どいないらしい中東系のメニューがあるのは海外でのトレンドだとしても、ロシアの次にゲストが多い中国のメニューがないのは意外でした。
まあそれだけノーチラスに来る中国人は海外暮らしや旅慣れた富裕層で、わざわざモルディブで中国料理を食べなくても、ジャパニーズやスペインやメキシコなど世界各国の料理を楽しめるなら問題なし、という感じなんでしょうかね。
それにしてもウクライナはロシアの隣なのでまだしも、チュニジアやフィリピンの料理があるのはよくわかりませんでした。
モルディブのリゾートではモルディブからインドからスリランカなどカレー料理が大人気で、楽しみにしている欧州やアジア人も少なくないので、これは嬉しいですよね。
私も本場に近い海外のカレーは大好きですが、朝からカレーというのは美味しくても、その前後にシュノーケルするとうつ伏せ=胃酸が込み上げてきて胃が熱くなるお年頃なので、朝食後にすぐシュノーケルする日は食べたくても食べられませんでした(笑。
スタッフに其々のドリンクとメニューからメイン料理を注文した後は、早速ブッフェ・ルームへ。
ブッフェ・ルームのインテリア&デコレーションの可愛いこと♪
エアコンが効いた個室なのでハエや虫がいなくて、冷たい物は冷たくて、暖かい物は暖かくて、自動ドアなのでグラスやお皿で両手が塞がっていても出入り楽々、と大変便利で快適でしたよ。
それではノーチラスの朝食ブッフェを端から順にご紹介していきます。
まずは、お醤油のコーナー(笑。
奥は左から、キッコーマン、薄口醤油、たまりの3種類のお醤油と謎の拘り(笑。
手前は左から、名札には、ジンジャー・ピクル(ガリ)、中華ワカメ、ワサビ(笑。
隣の冷蔵ケースの中には、お寿司とお刺身が。
左から、レッド・スナッパーのティラディート(カルパッチョ風に仕上げたペルー料理)、ツナのセビーチェ、ミックス寿司ロール。
そのお隣のケースには、モルディブで人気のお魚の燻製料理が。
左から、カジキ、サーモン、ハガツオ。
お皿を片手に持ったまま、ケースを引いたりお醤油を入れたりするのはなかなかの力仕事で大変でした。
ケースの上にお皿を置いたりして凌いでいましたが、もし関係者が見てくれていたら、、、見てくれも大事かもですが、それよりもゲスト目線でお皿を置くスペースの確保や開閉したり注ぎ易い容器なんかにしてくれることを願っています(笑。
そのお隣にはコーンフレーク、グラノーラ、ミューズリ、オートミール、チョコ・クランチ、フルーツ・ループ、オール・ブランなどシリアル各種。
そのお隣には乳製品やフルーツ・ピューレにナッツなど。
ミルクとアーモンド・ミルクに。。。
プレーン・ヨーグルト、ベリー・ヨーグルト、グリーク・ヨーグルト、パッションフルーツ・ヨーグルトに。。。
個人的にお気に入りだったのが、こちらのフルーツ100%のフレッシュ・ピューレで、ストロベリー、マンゴー、グアバ、ブルーベリーなどがあり、いつもプレーン・ヨーグルトにかけていました。
乾燥ジンジャー、アプリコット、マンゴー、レーズン・クランベリー。
そのお隣には、なんとモルディブでバルミューダのトースターに出会うとは(笑。
こちらのワゴンもレトロ可愛いバルミューダに合わせて輸入したんでしょうね。
トーストはあまり食べないので使いませんでしたが、きっとサクサク美味しいトーストになるんでしょうね。
そのお隣にはショッピング・モールのポップアップ店かと思うくらいに華やかなアフリカのお皿を使ったGlobal Boho Decorなデコレーションが壁一面に。
フルーツ100%の搾りたてジュースは左から、オレンジ、マンゴー、パイナップルとウォーターメロン、そしてグリーン・ジュースとハニー・ココナッツ・ターメリック・ジュースが。
ヴィヴィッドなアフリカのお皿に負けないくらいカラフルなカット・フルーツも。
ここになくてもストックがある場合は奥でカットしてサーブしてくれるそうなので、聞いてみてくださいね。
中央にはブレッド類があり。。。
奥の壁沿いにはチーズやコールド・カットやサラダが並んでいますが、まずは手前の目移りがして選ぶのに困ってしまうくらいに種類豊富だったブレッド類からご紹介♪
こちらにもトースターがあるんですね(笑。
バニラとピスタチオのマフィンに。。。
ローズ・クロワッサン、チョコレート・クロワッサン、フルーツ・デニッシュに。。。
プレーン・クロワッサンに、ヘーゼルナッツ・クロワッサンに、奥はシュガー・ブリオッシュ。
カスタード・ドーナッツにチョコレート・ドーナッツと、奥にはオレンジ・ケーキ。
カントリー・ローフ各種に。。。
デニッシュ各種と、右にはヌテラ・ツイスト。
パルミエと、カスタード・ブリオッシュ。
パルミエといえば、、、香港でここ数年なぜこんなにパルミエが人気なのか謎で、大抵のクッキー屋さんや専門店にも必ずあったりして、でもどれも子供の頃に食べた源氏パイとどっこいなので不思議です(笑。
ノーチラスに戻り、、、。
最後は奥の壁沿いにあるコーナーで、左端にはよく冷えたカヴァ(Segura Viudas)ともう一本、傍にはオレンジ、ピーチ、ストロベリーのピューレがあり、もれなくなんちゃってベリーニなんかが楽しめますね。
そのお隣には、サラダのコーナー。
各種オリーブ・オイルやバルサミコ酢に自家製ドレッシングやドライド・トマトにコンフィット・ガーリックなど。。。
サラミ、チョリソー、コッパなどに。。。
トマトとデーツやフィグにビートルート&プラムのチャツネに。。。
ゴーダ・チーズにマンチェゴ・チーズや。。。
チェダー・チーズにブリー・チーズと、棚の上にはナッツ各種。
色々とてんこ盛りに載せたお皿をテーブルに運んでくると。。。
オーダーしたミント・ティーとは別に、小さなショット・グラスに入った今朝のスパ系ジュースは2種類がありました。。。
そしてミント・ティーと一緒にオーダーしたスイカ・ジュースはすっかり忘れられた模様(笑。
ノーチラスでは最初にオーダーしたドリンク類をサーブし終わると、オーダーしたメニューが出来上がらない限り、どうやら奥でスタンバイするシステムみたいで、フロア周辺にスタッフが見当たりません。
いつ来るか分からないので自分でブッフェ・ルームに取りに行くと、丁度入ってきたキッチンのスタッフに、「何かお探しですか?」と聞かれたので、スイカのジュースを取りに来ましたと話すと「私がテーブルまでお運びします」と笑顔でにっこり。
手持ち無沙汰なので、ついでにアーモンド・ミルクをもらってきました(笑。
グリーク・タイプのヨーグルトは毎朝自宅で食べているのと同じく濃厚で、甘くて濃厚なマンゴーのピューレと一緒に食べると絶妙でした。
チーズはマンチェゴ以外の4種類を食べましたが、CXのビジネスクラスのチーズと同じ感じで、以前ミライドゥの朝食ブッフェの世界各種から取り寄せたチーズ・コーナーに感動した後だったので、ちょっぴり残念でした。
ちなみにミライドゥはノーチラスの後の昨夏に再訪しましたが、どうやらそれ程の需要がなかったのか、オープン直後には数十種類あったチーズ・コーナーは10種類くらいに減っていました。
ノーチラスの寿司ロールはいずれもモルディブのリゾートの平均レベルでしたが、パンよりご飯党なのでお米が食べられて嬉しかったです。
ツナのセビーチェは薄味でぼんやりした風味でした。
しばらくすると手が空いたのか、引っ込んでいたフロアのスタッフ2名が奥から出てきて、入り口近くのレセプションに待機していました。
空いたお皿はすぐにではないですが、出て来た時にしばらくすると気づいて下げてくれる感じでした。
その際にドリンクなどのお代わりも聞いてくれるので、タイミングが合うと頼み易くていい感じでしたが、タイミングが合わないと長く待たされる時も多々ありました。
そこそこオペレーションがスムースだったのは数日だけで、後日スタッフが奥から出てこなかったり、オーダーを忘れたり、我々のオーダーを誤配したまま気付かずというのが何度かあって、そういうこともあってミライドゥの上に位置するリゾートのはずが、この後に再訪したミライドゥの方が数倍ホスピタリティも食事内容も良かったね、という感想になりました。
この日は1人とても笑顔の優しい男性スタッフがいて、イルカやリゾートの話をしてくれて、いつ雨が降るか止むかもピタリと当てたのでビックリしました(笑。
一昨日くらいまで毎日嵐みたいな悪天候が続いていたそうで、久々に太陽を見たと嬉しそうに話していました。
↑タイムのレストランから真正面に見えるのが、Veyofushi Finolhu島でスモール・ラグジュアリーがリゾートを建設中だそうで、2、3年後にオープン予定との話でした。
モルディブのリゾート開業あるあるで、2、3年後ということは、実際には5、6年後でしょうかね(笑。
ノーチラスのお隣のリゾートであるリーティ・ビーチと似た感じの長細いリーフみたいですが、Googleマップを拡大して見る限りリーティ・ビーチほどではないですが、島の片側半分くらいはそこそこ良さげなハウスリーフですね。
タイムから見ると正面にヴェヨフシ島、その右側にアミラ、その更に奥にデュシタニ、そして右端にミライドゥが見えましたよ。
同じスタッフ曰く、毎朝7時半から8時半の間にタイムからイルカが見えるそう。
毎日スパからタイムの前を多い時では100匹から200匹以上が飛び跳ねながら泳ぐんだそうですが、残念ながら滞在中は一度も拝めずでした(涙。
実はちょうどこの日は年に一度くらいあるというスーパー・ムーンの三日後で、それによるキング・タイドと呼ばれる極端に大きな潮の満ち引きがある時期らしくて、そのせいでか「この数日間はイルカを見かけてない」とのことでした。
キング・タイドは太陽と地球と月とが一直線に並び、さらに地球に働く引力が一年のうちで特に大きくなった時に発生するんだそうですが、最大級の大潮が発生するとモルディブは最も簡単に沈んでしまいそうで怖いですよね。
ちなみにこの時マレの街ではキング・タイドにより、こんなことが起きていました。
海岸沿いを走るバイクの人たちが漫画みたいに流されてますね(汗。
中国友好橋も結構危なかったので、一時的に使用禁止されていました。
というわけで、イルカたちも事前に異変を察知して、もしかしたら数日間はどこかに避難していたのかも知れないですね。
また、いつもはイルカ・ツアーの際にも数百匹に囲まれるそうですが、キング・タイドの前後数日間は殆どイルカを見ていなかったことから、しばらくツアーも中止したそうでしたよ。
こんなケースは年に数回あるかないかかも知れませんが、イルカやマンタやジンベエザメなど特別なツアーを希望する方は、事前に旅行代理店や直接リゾートに問い合わせて、満月などの影響がないか確認した方が良いかもですね。
満月などの影響がない日程でも、昨今の温暖化による悪天候でツアーを催行出来ないケースもありますし、マンタやジンベエザメは何時出てくれるかの保証もないので、もうこればかりは運でしかありませんが。。。
オーダーしたメニューが出来上がったようで、別のスタッフが運んでくれました。
旦那さんがオーダーした、エッグズ・ベネディクト。
意外にもシンプルなプレゼンテーションで二度見しました。
英語で、hotel eggs benedictと画像検索しても、もっと華やかで美味しそうな画像が沢山出てくるので、もう少しカラフルにアレンジして欲しい気がしました。
旦那さん曰く、So so(可もなく不可もなし)とのこと。
私もソースを少し舐めさせてもらいましたが、ごく普通で特にひねりもなく、また食べたい!という感じでもなかったです。
そしてこちらが私のパンケーキですが、やはり想像していたのとは違っていました。
普段料理しない人が動画を観ながら作ったような焼き上がり&プレゼンテーションで、あまり映えそうにないですね(苦笑。
サイドにオーダーしたクリスピー・ポーク・ベーコン。
油は拭き取ってくれていますが、焦げてバリバリのところもあれば、白く生焼けのところもあったり、、、と、こういう抜け感がモルディブのスモール・ラグジュアリーのリゾートっぽいと言えばそうなんですが(笑。
パンケーキをオーダーした際は苦手なアイシング・シュガーを断りましたが、「メープル・シロップやベリー類は平気ですか?」と聞いてくれた点は嬉しかったです。
あとはホイップクリームやキャラメル・ソースなんかがあるとより嬉しいかも。
パンケーキの生地は急いで焼いたのか、外が焦げてる割に中央がべちゃっとしていて、2切れだけ食べてごめんなさいしました。
あとでプールをチェックしたいから、食後にあのブリッジみたいな通路を渡って、プールに寄り道して帰ろうねと。。。
美味しそうなパンが沢山並んでいたので、味見がてらチョコレート・クロワッサンを食べてみました。
天気のせいかもですが、クロワッサンの外側はパリッとしていましたが、一枚下から中央はくっついて塊になっていて、ねっとりした柔らかい生地でした。
ノーチラスはパン生地から作っているのか、もしくはドバイやアジアなどから冷凍品を買って毎朝焼いたり残りはリヒートしているのか、スタッフに詳細を聞くのを忘れたのでわかりませんが、空港ラウンジのチョコ生地クロワッサンは美味しかったので、ちょっと意外でした。
まだ初めての朝食ですが、朝食ブッフェの内容はリゾートの宿泊料金からすると、ちょっと見合っていない感じがしました。
数年前に滞在したミライドゥの朝食ブッフェが良かったので、同じオーナーのグループ会社で宿泊料金が倍くらいなので、勝手にミライドゥの倍くらいの美味しさを期待していたので、余計にガッカリでした。
朝食に限っては食材的にも味的にもプレゼンテーション的にもミライドゥに比べると同じか物によっては少し下で、担当したシェフによるかもですが、パン類は滞在中に毎日何種類か食べ比べましたが、やはり同じか少し下のレベルでした。
バトラーによるとノーチラスの同ランク(ライバル)のリゾートはランデリやヴェラやジョアリなんだそうでヴィラ的には同意しますが、ホスピタリティ的には?なのと、圧倒的に食事の面で明らかにランクが違うと思ったので、先月起用した新しいエグゼクティブ・シェフが全面的に改革してくれることを願っています。
食材はそこそこ良い物を使っているとは思いましたが、それらを活かしきれていなかったりレシピが古かったり冒険し過ぎていたりで、この後に宿泊したミライドゥと特に朝食などの食材があまり変わらなかったので、余計にしょぼく思えました。
シェフ数名とも話をしましたが、ノーチラスの特にディナーのメニューはミライドゥや他のリゾートと比べても半端なく高い設定価格なので、そこまでの価値があるか首を傾げているスタッフもいました。
無理して背伸びしてバランス悪くするよりも、ミライドゥの方が同じ食材やメニューでも全然美味しかったので、ミライドゥとバロスの統括をしているShuhan Ahmed氏に(同じオーナーとはいえ別会社なので無理な話ですが)アドバイザーという形で統括してもらった方が、ユニバーサル系列らしいモルディブのほんわかしたハイエンドなリゾートが目指せるのでは?と思ったくらい、ノーチラスは価格の割に食事とホスピタリティが残念でした。
*あくまでも昨夏の時点での宿泊代と食事代からの感想です。
タイムに行く途中にジェッティで見かけた掃除のスタッフが、食事を終える頃にはタイムの前に来ていました。
ハーブティーを飲んでいる間に、怪しい黒い雲が広がってきました。。。