COVID-19(コロナウイルス)に関わる休業情報
新型コロナウイルスの影響により開館および営業時間が変更している場合があります。
※詳しくは公式サイトの情報をご確認ください。
東京ミズマチってどんなところ?
「東京ミズマチ」は2020年6月18日、浅草駅からとうきょうスカイツリー駅間の高架下にできた複合商業施設です。隅田公園に隣接していて北十間川のほとりにあるので、都内にいながら豊かな自然が感じられます。"Live to trip"をコンセプトとし、多様な人々や文化が行き交う街で下町の魅力に出会える空間を創り出しています。
また東京ミズマチに合わせて、浅草エリアと東京スカイツリーエリアをつなぐ「すみだリバーウォーク」も開通。年間3,000万人以上が訪れる浅草と東京スカイツリーをつなぐ新たな観光地となること間違いなしです。
東京ミズマチという名前は、東京スカイツリーのふもとにある商業施設「東京ソラマチ」に合わせて名付けられています。水辺の街であることを表現するとともに、地域に根差し、誰にとっても親しみを感じられるように考えられました。
ロゴマークは濃淡の異なる2色の青字で描かれていて、上部に鉄道高架橋と東京ミズマチ、下部にそれらが川面に映る様子を表しています。また、このロゴマークを横にして見ると漢字の水街と読むことができます。
施設は、源森橋(げんもりばし)を境にウエストゾーンとイーストゾーンの2つに分かれています。ウエストゾーンには「LAND_A(ランド エー)」をはじめとする個性豊かな飲食店が7店舗、イーストゾーンには「LATTEST SPORTS」など大人から子どもまで楽しめる施設を含む7店舗が軒を連ねます。
また東京ミズマチを訪れたのなら隣接する「隅田公園」で過ごすのもおすすめです。面積約8万平方メートルの広さを誇るこの公園は、桜の名所としても有名なスポットです。園内には日本庭園や区営の釣堀、神社などもあります。
見どころ
すみだリバーウォークで散策しよう
東京ミズマチのオープンに先駆けて、隅田川を横断するように「すみだリバーウォーク」が架けられました。全長約160メートルある遊歩道は、浅草寺から東京スカイツリーまで最短で行くことが可能になります。また、7時〜22時まで開門しているので、お散歩や観光など多くのシーンで活用できそうです。
隅田川を一望できるので、タイミングが良ければ遊覧船が真下を通ったり水上バイクがダイナミックに走る姿を眺められます。
さらに、この遊歩道は観光地としても注目するポイントがあります。橋梁のカラーデザインが東京スカイツリーに使用されている「スカイツリーホワイト」に塗り替えられ、日没からは綺麗なブルーの電光でライトアップされます。季節によって変わるライティングも見逃せません。
また、浅草寺方面から向かうと見える東京スカイツリーは他の建物に一切邪魔されないので、写真スポットとしてもおすすめです。そのロマンティックな景色は、NPO地域活性化支援センターにも認められ、プロポーズにふさわしい場所に送られる「恋人の聖地」の称号を持っています。
楽しめる仕掛けも施されていて、遊歩道の途中には東京スカイツリーの公式キャラクターであるソラカラちゃんが2ヵ所に隠れています。まるで宝探しをしているかのように楽しむことができるので、訪れた際はぜひチャレンジしてみてください。また、隅田川橋梁と隣接しているので、東武鉄道が通過する様子を間近で見ることができます。
高架下のおしゃれなランチを味わおう
東京ミズマチは、日本初上陸や新業態の飲食店が目白押し。ハリウッドセレブも御用達の人気レストラン「Jack’s Wife Freda」では、隅田川の立地を活かした開放的なテラス席で優雅に食事を楽しむことができます。また、テイクアウトメニューも充実しているので、隣接する隅田公園でピクニックする際に利用するのもいいですね。中でも、注目の飲食店3店舗をご紹介します。
いちや
2013年に曳舟(ひきふね)でオープンしてからずっと愛されてきた和菓子店「いちや」も仲間入り。
看板商品の「大福」と「どら焼き」がそれぞれ5種類あり、テイクアウトにぴったり。また、店舗初のイートインメニューも揃っていて、ひとつひとつ丁寧に作られた白玉パフェやかき氷などの甘味が味わえます。白を基調としていて落ち着いた雰囲気の店内で、優雅にティータイムを過ごしてみても良いですね。
LAND_A(ランド エー)
蔵前にある行列の絶えないカフェ「シエロ イ リオ」を手がける、バルニバービの新業態のレストランが生まれました。陸や大地を意味する「LAND」は、世界中のおいしい“食材”やさまざまな国籍の老若男女が集まる“場所”を意味します。
そんなお店の中は、広々としていて70もの客席を用意。オープンテラスでは、目の前を流れる川のせせらぎを感じながら、手ぶらでBBQが楽しめます。他にも、新鮮な野菜を使ったお惣菜が常時10種類販売されています。
お土産コーナーも設置されていて、伝統的な日本の柄がパッケージにデザインされたお米や、オリーブオイルやドライフルーツなど身体に優しい食品を手に入れることができます。
むうや
「むうや」は「パンとエスプレッソと」のオリジナル食パン「ムー」をメインに販売しています。表参道のお洒落なカフェとして若者に支持されてきたお店が、東京ミズマチにも出店するということで、話題を呼んでいます。
フランス語で“柔らかい“という意味を持つムーは、そのフワフワな歯応えが特徴的な食パンです。バターをふんだんに使っているので、手でちぎると甘い香りが漂います。キューブ型で普通の食パンより、ひとまわり小さいので女性でもペロリと食べれるのが嬉しいですね。店内もキューブを意識した造りになっていて、テーブルや椅子が積木のように重なり遊び心をくすぐられます。
新しいライフスタイルを見つける
新しいものに出会ったり、体験をしたいという方には東京ミズマチはもってこいのスポットです。新しい下町のカルチャーを発信するコミュニティ施設をはじめ、今までになかったスタイルのお店が並びます。
「DEUS EX MACHINA ASAKUSA」では、なんとバイクも販売していて、迫力あるバイクが見られちゃいます。特に、ホリデー編集者おすすめのお店がこちらです。
KONCENT
蔵前にのれんを掲げる「KONCENT」は、生活雑貨を中心に取り扱うお店です。調理器具からおしゃれなアクセサリーまで約200点が並んでいます。全国各地のデザイナーやメーカーなどとコラボしているので、唯一無二のアイテムに出会えます。
見ているだけでも充分楽しめますが、気に入った物があればゲットしちゃいましょう。高いデザイン性と実用性を兼ね備えているので自分だけではなく、プレゼントであげても喜ばれること間違いなしです。
LATTEST SPORTS
「LATTEST SPORTS」は、ボルダリングジムにサイクルショップ、さらに自家焙煎のコーヒースタンドや子どもが遊べる砂場をも備えたスポーツ複合施設です。体を動かすのが好きな方はもちろん、そうでない方もこれをきっかけに始めてみてはいかがでしょうか。
WISE OWL HOSTELS RIVER TOKYO(ワイズ アウル ホテルズ リバー トーキョー)
観光地・浅草には数え切れないほど多くのホステルがありますが、こちらは"遊びに来れるホステル"をコンセプトとしたホステルです。併設するカフェ&BARにて、宿泊者のみならず訪れた人も参加できる、地域にちなんだイベントやワークショップが開催される予定です。
おすすめの周辺スポット
東京ミズマチから徒歩15分圏内でいけるランチ
恒(つね)
浅草から吾妻橋を渡った先にあるお蕎麦屋です。自家製のそば粉から仕込んで、丹精を込めて作られる「外一蕎麦」が店の1番人気。季節ごとの旬な魚やこだわりの日本酒も味わえます。
Suke6 Diner
隅田川沿いにあるお洒落なカフェ。2階建てで広々とした店内は、異国情緒の雰囲気が漂います。ベーグルやクロワッサンを頼む方が多く、目の前にそびえる東京スカイツリーを眺めながら食事を楽しむことができます。
レストラン吾妻
大正時代から続く老舗の洋食屋です。創業から愛されてきた半熟オムライスが自慢の一品で、どこか懐かしさを感じさせてくれます。変わらない味をぜひ確かめてみてください。
東京ミズマチから徒歩15分圏内でいけるディナー
神谷バー
創業100年以上の日本で1番古いとされているバーです。電気ブランの愛称で親しまれているカクテルは刺激が強いのが特徴。アルコール度数が45パーセントもあるため、舌にピリッとくる感覚がたまりません。
ニュー浅草 本店
浅草駅から徒歩約2分のところにある居酒屋です。こちらは11時半から営業しているので、お昼から飲みたいという方にもぴったり。ハムカツや豚天といったお酒のつまみも充実しています。
ご飯ととろろ とろ麦 浅草EKIMISE店
浅草EKIMISEの7階にあるレストラン。旬な素材にこだわったとろろ料理を揃えています。ご飯にとろろの相性が抜群で、さっぱりとした味わいは夏バテしている時でも食べやすいのでおすすめです。
のんきや 立呑み
浅草のホッピー通りから一本外れたところにある居酒屋です。とにかく安く飲みたいという方はこちらを訪れてみてください。その価格と美味しさと人情に惚れた常連客でいつも賑わっています。
上総屋
1934(昭和9)年から言問橋(ことといばし)のたもとで営んできた大衆酒場。毎日築地から仕入れた新鮮な魚を使った創作料理が堪能できます。テーブル席以外にも、最大80席のお座敷も用意されているので、様々なシーンで利用できますね。
東京ミズマチと合わせて観光におすすめ
東京ソラマチ
東京スカイツリーのふもとにある大型商業施設です。ファッションにグルメ、エンターテイメントと幅広いジャンルのお店が軒を連ねています。館内は”新・下町流”をコンセプトとした内装で、下町風情と新しい文化が融合した空間は海外からの観光客にも人気です。4階には東京スカイツリーの入り口があるので、ぜひショッピングと合わせて日本一の絶景を味わってみてください。
すみだ水族館
すみだ水族館は東京ソラマチに併設された水族館です。屋内にあるので、天候の良し悪しに関わらず楽しめちゃうのが魅力です。エリアごとに魚の種類も異なり、それぞれ違った世界観が広がっています。特に、金魚が展示されているエリアは1番下町らしさが感じられます。屋台をモチーフにした水槽や和風柄の仕切り板などユニークな仕掛けがそこかしこに見えます。
浅草寺
浅草のシンボルと言えば浅草寺。正面に佇む雷門は迫力満点です。仲見世にはお土産屋が数多く並び、食べ歩きスポットとしても有名です。また、お参りで欠かせないのがおみくじ。この浅草寺に置かれているおみくじは、一般のものと少し変わっていると巷で噂になっているのです。なんと、凶の割合が高く大吉が出る確率が非常に低いんです。自分が強運の持ち主か試してみるのも面白いですね。
アサヒビール本社
隅田川で一際目立っているあの黄金のオブジェが乗った建物は、アサヒグループの本社ビル。1989年11月に完成して以来、多くの人の目を楽しませてきました。建物の中は企業のオフィスのほか、一般の人も利用できるレストランがあります。こちらで提供されるのはもちろんアサヒビールです。工場直送ということもあり、普段とはまた違った味わいが感じられそうですね。
浅草花やしき
花やしきは、日本最古の遊園地として知られています。その歴史を感じる園内は、レトロ感満載でどこか懐かしい気持ちにさせてくれます。ジェットコースターやお化け屋敷と定番のアトラクションがある中、近年では最新式の謎解きアトラクションや写真映えするイルミネーションも行われています。
アクセス情報
電車で行く場合
- 東武スカイツリーライン「浅草駅」北口よりすみだリバーウォークを渡って徒歩約5分
- 東京メトロ銀座線「浅草駅」5番出口よりすみだリバーウォークを渡って徒歩約7分
- 都営浅草線「浅草駅」8番出口よりすみだリバーウォークを渡って徒歩約7分
車で行く場合
- 錦糸町本線TBから向島方面へ約20分
バスで行く場合
- 墨田区コミュニティバス「墨田区役所前駅」下車徒歩約2分
よくある質問Q&A
駐車場はありますか?
残念ながら、東京ミズマチには駐車場がありません。近隣の駐車場を利用することになります。
隅田公園自動車駐車場
【住所】東京都墨田区向島5-6
【営業時間】7:30〜18:30
【駐車台数】20台(普通車)
【基本料金】最初の30分まで無料、以後100円/30分(普通車)
隅田公園自動車駐車場公式HP
タイムズ吾妻橋第4駐車場
【住所】東京都墨田区吾妻橋2-19
【営業時間】24時間
【駐車台数】7台
【基本料金】330円/30分(8:00〜20:00)、110円/60分(20:00〜8:00)
タイムズ吾妻橋第4公式HP
ロッカーはありますか?
残念ながら、東京ミズマチ内にはコインロッカーがありません。浅草駅の近くに設置されているコインロッカーや東京ソラマチのコインロッカーをご利用ください。24時間のコインロッカーはAM0:00やAM2:00を過ぎると1日分の料金が加算されるので、ご注意ください。
ベビールームはありますか?
残念ながら、東京ミズマチ内にはベビールームがありません。隣接する隅田公園内の公衆トイレには、多目的トイレのほか、女性トイレにオムツ替え台や着替え台があります。
基本情報
東京ミズマチ
【住所】東京都墨田区向島1
※営業時間は各店舗によって異なります。詳しくは東京ミズマチ公式HPをご覧ください。
すみだリバーウォーク
【開門時間】7:00〜22:00