スカイツリーってどんなところ
東京スカイツリーは、東京都墨田区にある電波塔のことを指します。高さは634メートルで、この数字は世界で最も高いタワーとして2011年にギネス記録に認定されました。
スカイツリーへ訪れた人は、天望デッキと天望回廊の2ヵ所から東京の景色を堪能することができます。天望デッキは360度ガラス張りで、約70km先まで景色が見えるよう作られた開放的なエリア。
そのさらに100m上にある天望回廊は、チューブ型の回廊の中を、まさに空中を散歩しているかのように楽しめるエリアです。
天望デッキってなに?
天望デッキとは、観光・商業施設や空港などの屋上にある景観を楽しむために作られた施設です。天望デッキは屋外に設置されるケースも多いですが、東京スカイツリーの場合は屋内に設置。
フロアは350、345、340の3つで、数字は地上からの高さを表します。それぞれカフェやレストラン、ショップが併設されおり、思い思いに過ごすことができます。
東京スカイツリーの天望デッキは全面がガラス張りになっているため、パノラマ景色を楽しめるのが特徴です。スカイツリーに設置されているパンフレットには眺望解説が付いているので、外の景色とパンフレットを見比べて東京の街について知識を深めることもできます。
天望デッキのみどころ
江戸一目図屏風で今と昔の東京を比べる
天望デッキの西側には、 江戸一目図屏風(えどひとめずびょうぶ)という絵が飾られています。この絵は江戸時代の東京を描いたもので、すでに長い年月が経過しているにもかかわらず、現代の東京の景色とよく似ているのが不思議です。
ガラス越しに現代の東京の景色を望みつつ、屏風で江戸時代の街の景色を観ながら、今昔2つの東京を比べてみるのも見どころの1つです。
ガラス床でスリリングな体験をする
東京スカイツリーの中でスリリングな体験すするならここ!足元の真下、2m x 3mのガラスを通して、宙に浮いているかのようなスリルを味わうことが出来ます。
ガラス床の隣にはガラス床と景色を合わせて記念撮影してくれるフォトサービスも(有料)。スカイツリーでの思い出の1枚を撮影することができます。
見られたらラッキー!東京アオゾラそうじ
スカイツリーでは天望台からの美しい眺望を楽しんでもらうため、定期的にガラスの清掃こと「東京アオゾラそうじ」を行っています。頻度は月に6日 〜 7日程度で、主に天気のいい日に行われるとのこと。なんと、撮影当日も偶然目にすることができました。ソラカラちゃんが描かれたゴンドラがまた可愛く、ついつい写真に収めたくなります。
クリスマスの時期には清掃員さんがサンタのコスチュームで清掃するなど、エンターテイメント性も抜群。スカイツリーへ行った際は東京アオゾラそうじが行われていないかチェックしてみましょう。
天望デッキにあるあるお店
SKYTREE CAFE
SKYTREE CAFE(スカイツリーカフェ)は、軽食を食べながら一息つくのにピッタリのカフェです。サンドウィッチやオリジナルのスイーツなど、気軽に食べられるメニューが多いことが特徴。
天望デッキ内にカフェは2店舗あり、「フロア350」ではスタンディングでドリンクやアイスのみの販売。「フロア340」はカレーなどの軽食が販売されているうえ、机とテーブルが設置されており、眺望を楽しみつつゆっくりご飯を食べることができます。
MUSASHI
MUSASHIでは、「和」と「洋」が融合した豪華な料理が楽しめます。ここはランチに訪れるのも良いですが、夜景の綺麗な時間帯に訪れるのもムードが抜群でおすすめです。味はもちろんお洒落な見た目も印象的で、MUSASHIは少し贅沢な気分に浸りたい時にはピッタリのお店だと言えるでしょう。
天望デッキの場所
東京スカイツリーフロア340、345、350
よくある質問
天望デッキへはどの経路で行くことができますか?
団体ではなく個人旅行で訪れる場合は、4階入口フロアからエスカレーターでフロア350に向かってください。帰る際は、フロア340からエスカレーターで5階出口まで向かいます。
天望デッキの料金はいくらですか?
天望デッキの料金は以下の通りです。また天望回廊とセットで購入することも可能ですので、予算や時間に余裕のある人はぜひ検討してみてください。
天望デッキ料金
【平日】
- 18歳以上:2,100円
- 12歳から17歳:1,550円
- 6歳から11歳:950円
【休日】
- 18歳以上:2,300円
- 12歳から17歳:1,650円
- 6歳から11歳:1,000円
天望回廊とセットの料金
【平日】
- 18歳以上:3,100円
- 12歳から17歳:2,350円
- 6歳から11歳:1,450円
【休日】
- 18歳以上:3,400円
- 12歳から17歳:2,550円
- 6歳から11歳:1,550円
天望回廊ってなに?
天望回廊の「回廊」とは、折れ曲がった廊下のことを意味します。東京スカイツリーの天望回廊は、ただ廊下が曲がっているだけではなく、窓から東京の景色を眺められる点が魅力です。外の絶景を眺めながら廊下を歩いていると、空中を散歩しているかのような気分になるはず。
天望回廊には、最高到達点の「ソラカラポイント」やフォトサービスなど、思い出に残る仕掛けがたくさんあります。東京スカイツリーに訪れた際は、天望回廊と天望デッキを合わせて楽しむと良いでしょう。
天望回廊のみどころ
エレベーターから見える景色を楽しもう
天望デッキから天望回廊へは専用エレベーターで移動します。4階にあるチケットカウンターから天望デッキまでのエレベーターは外の風景が見えないエレベータでしたが、天望回廊に向かうエレベーターはドアがシースルーになっており、景色がどんどん高くなっていくのを楽しむことができます。
また天井にも注目です。エレベーターの天井も一部シースルーになっており、スカイツリー内のシャフト(エレベーターが走行する縦穴状の空間)内が見えます。普段なかなか見ることができない部分なので、とても貴重な光景です。
頂上を目指しながら空中散歩を楽しむ
グルグルと円をかくように上を目指す天望回廊では、窓が少し外に飛び出したつくりになっており、地上から空までを見ながら空中を歩いているような贅沢な気分を味わえます。
急いで頂上を目指すのではなく、周囲の景色を堪能しながらゆっくりと散歩するのが良いでしょう。天望回廊入口の近くにはフォトサービスのスポットがあるため、ここで記念写真を撮影するのもおすすめです。
ソラカラポイントで浮遊感を味わう
天望回廊の頂上には、ソラカラポイントという演出空間が設けられています。空中に文字が浮かび上がっているかのような独特の演出は、どこか浮遊感があり不思議な感覚。
ソラカラポイントからは東京タワーを望むことができ、夜はライトアップが見られロマンティックな雰囲気です。せっかく天望回廊へ訪れるなら、最も高い場所であるソラカラポイントは外せないでしょう。
天望回廊の場所
東京スカイツリーフロア445、450
よくある質問
天望回廊の所要時間はどのくらいですか?
天望回廊だけであれば、30分もあれば十分にまわることが可能です。歩くスピードにもよりますが、天望デッキとあわせて1時間もあれば十分だと考えられます。
天望デッキのチケットしか持ってない場合入場できませんか?
はい、事前にセット券を購入するか、別途天望回廊用のチケットを購入する必要があります。天望デッキにも天望回廊チケットカウンターがありますので、そこで購入が可能です。
天望回廊の料金はいくらですか?
天望回廊の料金は以下の通りです。
天望回廊料金
【平日】
- 18歳以上:1,000円
- 12歳から17歳:800円
- 6歳から11歳:500円
【休日】
- 18歳以上:1,100円
- 12歳から17歳:900円
- 6歳から11歳:550円
天望回廊とセットの料金
【平日】
- 18歳以上:3,100円
- 12歳から17歳:2,350円
- 6歳から11歳:1,450円
【休日】
- 18歳以上:3,400円
- 12歳から17歳:2,550円
- 6歳から11歳:1,550円