国連WFPの配給食料
- 2,100 キロカロリー
- 国連WFPの配給食料に含まれる熱量(1人1日当たり)
- 10~12パーセント
- 配給食料の熱量に占めるタンパク質の割合
- 17パーセント
- 配給食料の熱量に占める脂質の割合
国連WFPは人々のニーズに応じ食料を配布しています。適切に組み合わせた配給食料は、特に人々が食料を完全に支援に頼っている場合、栄養状態を維持する生命線です。
配給の量や内容は、現地の人々の嗜好や人口構成、活動レベル、気候条件、地域社会の対応力、栄養不良・病気の状態に合わせて調整します。配給は個人ではなく、住民全般に必要な栄養量を満たすことを目的としています。(個別の対応が必要な場合は、特定の栄養プログラムなどを通じて支援します。)
人々が食料支援のみで暮らしている場合、国連WFPはWHO⁄FAOガイドラインに従い、1人1日当たり2,100キロカロリー相当の食料を配給します。そのうち10~12%はタンパク質、17%は脂質およびビタミンA、鉄分、ヨウ素、亜鉛などの微量栄養素からなります。
国連WFPから、必要な食料の一部を受け取っている人々については、どの程度、自力で調達できるかを把握し、入手可能な食料を上乗せします。また補助配給の大部分は、幼児など弱い立場にいる層に対し、栄養不良の予防や治療のため与えられます。