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映像外部リンク
	ライブ映像
	「ヒカリノアトリエ」 (2017)

「ヒカリノアトリエ」
Mr.Children のシングル
初出アルバム『Mr.Children 2015-2021 & NOW』
B面	つよがり; くるみ; CANDY; ランニングハイ; PADDLE; Over;
リリース	2017年1月11日
規格	マキシシングル
録音	2016年
ジャンル	J-POP; ロック;
時間	4分37秒
レーベル	トイズファクトリー
作詞・作曲	桜井和寿
プロデュース	Mr.Children
ゴールドディスク
	ゴールド（日本レコード協会）;
チャート最高順位
	週間1位（オリコン）; 週間2位 (Billboard Japan Hot 100); 週間1位 (Billboard Japan Top Singles Sales); 2017年1月度月間3位（オリコン）; 2017年2月度月間35位（オリコン）; 2017年度上半期18位（オリコン）; 2017年度年間37位（オリコン）; 2017年度年間35位 (Billboard Japan Hot 100); 2017年度年間41位 (Billboard Japan Top Singles Sales); 2017年度年間33位 (Billboard Japan Download Songs);
Mr.Children シングル年表
連続テレビ小説主題歌年表
『Mr.Children 2015-2021 & NOW』収録曲
ミュージックビデオ
	「ヒカリノアトリエ」 ; - YouTube
EANコード
	EAN 4988061896250; (TFCC-89625)
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Mr.Children > ヒカリノアトリエ

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『ヒカリノアトリエ』は、日本のバンド・Mr.Childrenの36枚目のシングル。2017年1月11日にトイズファクトリーより発売された^[12]。

背景

2016年4月15日から6月4日、および9月21日から11月21日まで、Mr.Childrenは28会場28公演に渡るホールツアー^{[注 1]}『Mr.Children Hall Tour 2016 虹』を開催^[15]^[16]^[13]^[14]。本ツアーは田原健一の提案によるもので^[17]、バンドにとっては『mr.children '94 tour innocent world』以来22年ぶりのホールツアーとなった^[18]^{[注 2]}。これまでMr.Childrenとして公演が行なわれていなかった県でのライブも多く開催され^[19]、5月26日に開催された茨城県立県民文化センター公演をもって「47都道府県制覇」を達成した^[20]。本ツアーの模様は、ライブ・ドキュメンタリー作品『Mr.Children、ヒカリノアトリエで虹の絵を描く』に一部収録されている。

本ツアーでは、サポートメンバーとしてSUNNY（キーボード、コーラス）、山本拓夫^{[注 3]}（サクソフォーン、フルート）、icchie^{[注 4]}（トランペット、トロンボーン）、チャラン・ポ・ランタンの小春（アコーディオン）が参加。コンピューターとの同期演奏ではなく、全曲生演奏によってパフォーマンスが行なわれた^[22]。桜井和寿は「今回はMr.Children+4人のサポートメンバーでホールを回ってるっていうよりも、ちゃんとバンド名をつけてバンドという見せ方をしたい」と考え^[23]、この8人体制のバンド名を「ヒカリノアトリエ」（正式名称は「Mr.Children、ヒカリノアトリエで虹の絵を描く」）と名付けた^[18]。バンド名の由来については、ただのミュージシャンの集まりではなくアート集団のようなイメージがあったため、と桜井は語っている^[24]。表題曲「ヒカリノアトリエ」のタイトルは、このバンド名を元に田原が提案したものである^[25]。

一方、表題曲「ヒカリノアトリエ」のデモ音源は2015年末には存在しており、現在とは異なりロック色の強いアレンジだったという^[26]。ただ、そのデモの段階から歌詞の中に「虹」という言葉が入っており、そこから田原が本ツアーのタイトルを命名している^[23]。ツアー中に連続テレビ小説の主題歌のオファーが届き、桜井はこの楽曲をアコースティックにアレンジしてバンド・ヒカリノアトリエのメンバーで演奏するのが最もドラマに合うと考え^[27]、実際にレコーディングに臨んだ。

制作

先述のとおり、表題曲「ヒカリノアトリエ」のレコーディングはバンド・ヒカリノアトリエのメンバーによって行なわれた。レコーディングは、全演奏家がスタジオで一斉に演奏したものを録音する形態、通称「一発録り」が採用された^[28]。ただし、一部の楽器は後から追加でダビングされているほか^[29]、ボーカルレコーディングは別日に実施されている^[25]。また、本楽曲では田原健一はギタレレを使用している^[29]。

本楽曲の制作過程およびレコーディングの模様は、ライブ・ドキュメンタリー作品『Mr.Children、ヒカリノアトリエで虹の絵を描く』に収録されている。

音楽性

表題曲「ヒカリノアトリエ」について、桜井和寿は「誰かが寂しかったり迷ったり傷ついたりしてる時に、ポケットの中に入れて持ち歩けるような……手のひらサイズの希望の歌にしたいと思って作った曲です」と紹介している^[30]。主題歌となっている連続テレビ小説『べっぴんさん』が戦時中および戦後を舞台としていることから、マーチのように一歩ずつ前に行進してゆくようなサウンドをイメージしたといい^[27]、桜井は「あまり刺激的ではなくて、オーガニックであたたかい歌にしたかった」とも述べている^[31]。歌詞に関しては、平成28年熊本地震の発生によりホールツアー『Mr.Children Hall Tour 2016 虹』の宮崎市民文化ホール公演および佐賀市文化会館公演に来場出来なくなった人に向けて次のようなコメントを発表しており、それがそのまま歌詞になっているとも桜井は発言している^[32]。

「	止まない雨はないです。雨の後に虹が出ることもあります。出ないかもしれない。でも空に架かった虹を見逃さないために、出来るなら下を向かず、前を向いて、空を見上げていてください。	」
—Mr.Children（2016.4.22「宮崎・佐賀の公演に来れなくなってしまった人達へ」^[33]より）

本作のカップリング曲としては、Studio Liveと題して既存曲をバンド・ヒカリノアトリエで再レコーディングした音源と、『Mr.Children Hall Tour 2016 虹』のライブ音源が収録されている。この理由について桜井は「ホールツアーって観に来られた人が本当に少ないから、もっと多くの人に今の僕らが鳴らしている感じを聴いて欲しかった」と語っている^[23]。さらに、シングルとしては30thシングル『フェイク』以来となるシークレットトラックが収録されている。

リリース

通常盤のみの1形態で発売。紙ジャケット仕様となっている。シングルとしては、前作『足音〜Be Strong』以来約2年2か月ぶりのリリースとなる。表題曲「ヒカリノアトリエ」がNHKのタイアップであることから、本作の発売日を1月11日にしたという^[26]。

同年1月20日、表題曲「ヒカリノアトリエ」のダウンロード配信がスタート。翌年の5月10日にはMr.Childrenの全シングル・アルバムのダウンロード・サブスクリプション配信が解禁された^[34]ことに伴い、「ヒカリノアトリエ」のサブスクリプション配信およびカップリング曲のダウンロード・サブスクリプション配信が開始された。ただし、シークレットトラックに関しては配信されておらず、現状ではCDでしか聴くことが出来ない。

プロモーション

本作発売前日、Mr.Childrenのメジャー・デビュー25周年の新聞広告が掲載され、合わせてドーム・スタジアムツアー『Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25』の開催が発表された^[35]^[36]。本作もメモリアル・イヤーに向けた第1弾発表と銘打たれており^[22]、CD裏には「25TH ANNIVERSARY」と刻印されている。

また、本作発売翌週の1月18日には、バンド・ヒカリノアトリエのメンバーである小春が所属するユニット、チャラン・ポ・ランタンのアルバム『トリトメナシ』が発売。収録曲「かなしみ」の編曲および演奏をバンド・ヒカリノアトリエが担当している。他アーティストの楽曲をMr.Children全員で演奏しレコーディングするのはこれが初となった^[37]。

本作発売時にはテレビ出演はなかったものの、本シングルが収録されたベスト・アルバム『Mr.Children 2015-2021 & NOW』発売のタイミングで初披露された（後述）。

アートワーク

本作のアートディレクターは森本千絵が担当^[38]。ジャケットは越後湯沢で撮影され^[39]、ジャケットについて森本は「大切なものを胸にしっかり持って冒険に出る少年が、誰かのために虹を描いていくという、出発の絵です」とコメントしている^[40]。

また、本作発売前日に掲載された25周年の新聞広告のビジュアルも森本が手掛けている。森本はこれらのアートワークに繋がりを持たせたいと考え、本作のジャケットを「小さな船」、新聞広告のビジュアルを「大きな船」のイメージにしたという^[41]。

ツアー

2017年3月4日から4月20日まで^{[注 5]}、13会場14公演に渡るホールツアー『Mr.Children Hall Tour 2017 ヒカリノアトリエ』を開催^[12]。前年に続くホールツアー開催となり、前年同様バンド・ヒカリノアトリエにより演奏、パフォーマンスが行なわれた^[44]。

このツアーの模様は、ライブ・ドキュメンタリー作品『Mr.Children、ヒカリノアトリエで虹の絵を描く』に一部収録されているほか、三重県文化会館大ホール公演のライブ音源が37thシングル『himawari』のカップリング曲として3曲収録。また、同シングルの初回限定盤付属DVDには名古屋センチュリーホール公演でのみ披露された「君がいた夏」のライブ映像が収録されている。

批評

ロッキング・オンの高橋智樹は、表題曲「ヒカリノアトリエ」について、全編を通して朗らかな多幸感に満ちた音像であるとしながらも「その根底に流れているのは『リラックス』とか『自然体』といった呑気な空気感ではまるでない。僕らはいかにして悔いなく『今』を生きていくべきか、悲しみのその先へ進んでいくべきか、という真摯な問いかけと切実な祈りそのものだ」と評価した^[45]。

また、同じくロッキング・オンの杉浦美恵は、新たにライブ・レコーディングされた音源も収録されていることに関して、「完全に生音だけのオーガニックなサウンドは、よりくっきりと、そこに綴られた希望を浮かび上がらせる。ミスチルが、この時代だからこそ求めた音なのだと思う」と述べている^[46]。

チャート成績

初週で約10.0万枚を売り上げ、2017年1月23日付のオリコン週間シングルチャートで初登場1位を獲得。シングル1位は34thシングル『祈り〜涙の軌道/End of the day/pieces』以来2作ぶりで、シングル1位獲得数はアーティスト歴代8位の通算31作目となった^[2]。

収録曲

#	タイトル	作詞	作曲・編曲	時間
全作詞・作曲: 桜井和寿、全編曲: ヒカリノアトリエ。
1.	「ヒカリノアトリエ」	桜井和寿	桜井和寿	4:37
2.	「つよがり (Studio Live)」	桜井和寿	桜井和寿	5:11
3.	「くるみ (Studio Live)」	桜井和寿	桜井和寿	5:51
4.	「CANDY (Studio Live)」	桜井和寿	桜井和寿	4:43
5.	「ランニングハイ（虹 Tour 2016.11.7 FUKUI）」	桜井和寿	桜井和寿	5:35
6.	「PADDLE（虹 Tour 2016.10.14 KUMAMOTO）」	桜井和寿	桜井和寿	4:55
7.	「I LOVE CD shops!」(シークレットトラック)	桜井和寿	桜井和寿	0:25
8.	「Over（弾き+語り $2$ Version）」(シークレットトラック)	桜井和寿	桜井和寿	14:47
合計時間:		46:04

楽曲解説

ヒカリノアトリエ
- NHK 連続テレビ小説『べっぴんさん』主題歌。ドラマのために書き下ろされた楽曲で、桜井和寿は「『べっぴんさん』との出会いが、僕らにまっすぐな希望の歌を与えてくれました。ひたむきな物語にそっと寄り添えるような曲でありたいと、強く願っています」とコメントしている。また、ドラマプロデューサーの堀之内礼二郎は「『このドラマを最高の「べっぴん」にする』。その大きな使命を果たすために、誰に主題歌をお願いしたらいいだろうと考えた時、真っ先に頭に浮かんだのがMr.Childrenの皆さんでした」「この歌の光が日本中の朝を照らす日が心待ちでなりません」とコメント寄せている^[47]。発売日と同様に、桜井はNHKのタイアップであることから本楽曲のBPMを111にしたという^[26]。
- ミュージック・ビデオが制作されており、Mr.Childrenの公式YouTubeチャンネルで公開されているほか、ライブ・ドキュメンタリー作品『Mr.Children、ヒカリノアトリエで虹の絵を描く』およびライブ・ビデオ『Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25』に収録されている。クリエイティブ・ディレクターは森本千絵が、監督は牧野惇が務めた。本作のジャケットに登場する少年の「勇気 (courage) の冒険ストーリー」がテーマで、布で構築された世界観の中を少年が冒険するという内容の人形劇となっている^[48]。また、牧野は本ミュージック・ビデオで、CJ ENMが主催する音楽授賞式「2017 Mnet Asian Music Awards」のProfessional Categoriesにて『Best Video Director of the year』を受賞した^[49]ほか、翌年には第61回ニューヨークフェスティバルのミュージック・ビデオ部門で金賞 (World Gold Medal) を受賞した^[50]。
- ホールツアー『Mr.Children Hall Tour 2016 虹』秋公演でライブ初披露された^[51]。
- 直近のオリジナルアルバムである『重力と呼吸』には、アルバムの方向性にそぐわないという理由で未収録となった^[52]。本作発売から5年後の2022年にリリースされたベスト・アルバム『Mr.Children 2015-2021 & NOW』にリマスタリングした上で収録され、これがアルバム初収録となった。シングル曲でアルバム初収録がベスト・アルバムとなったのは本楽曲と「永遠」のみである。
つよがり (Studio Live)
- 9thアルバム『Q』収録曲。
くるみ (Studio Live)
- 25thシングル。
- 再レコーディングしてシングルのカップリングとして収録されるのは、29thシングル『しるし』に収録された「くるみ -for the Film- 幸福な食卓」以来2度目となる。
CANDY (Studio Live)
- 12thアルバム『I ♥ U』収録曲。
ランニングハイ（虹 Tour 2016.11.7 FUKUI）
- 27thシングル『四次元 Four Dimensions』収録曲。
- 2016年11月7日の福井フェニックスプラザ公演での音源。
PADDLE（虹 Tour 2016.10.14 KUMAMOTO）
- 11thアルバム『シフクノオト』収録曲。
- 2016年10月14日の熊本県立劇場演劇ホール公演での音源。
I LOVE CD shops!^[53]
- シークレットトラック。約25秒間の無音トラック^[53]。
- タイトルの由来である『I ♥ CD shops!』とは、桜井がライブで訪れた街のCDショップを訪問するというプロジェクトである。訪れた店には「I ♥ CD shops!」ステッカーが配布され、その店でCDを購入すると、そのステッカーがプレゼントされる。ステッカーのデザインは丹下紘希が手掛けた。桜井はライブで訪れた各地のCDショップを見てデビュー当時を思い出し、「これだけ配信の時代になって、お客さんがCDをなかなか手に取らなくなった現在、なおも音楽に対する愛情を持ち続けながらCDショップを営んでいる方へのリスペクトと親愛の気持ち」からこのプロジェクトを立ち上げたと説明。桜井は「恩返しというのはちょっとおこがましいですが、CDショップの方々と一緒になって、『CDを手に取る喜び』『お店に足を運ぶワクワク感』を、改めて感じてもらえるようなプロジェクトになるといいなぁと思っています」とコメントしている^[54]。
Over（弾き+語り $2$ Version）^[55]
- 4thアルバム『Atomic Heart』収録曲。
- シークレットトラック^[55]。『Mr.Children Hall Tour 2016 虹』のライブ音源で、桜井による弾き語りとなっている。キーを半音下げて演奏されている。
- 1番と2番の間で一旦演奏を止めMCに入り、本楽曲の制作秘話などを語っている^[56]。このような演奏形態を採った理由として、桜井は観客を退屈させないための「苦肉の策」だったと発言している^[55]。この語りの部分が長いため、タイトルが「弾き」と「語り語り」になっているとのこと^[53]。
- 曲中でギルバート・オサリバンの楽曲「アローン・アゲイン（ナチュラリー）」の一節を歌唱している。

参加ミュージシャン

ヒカリノアトリエ
- 桜井和寿：Vocal & Guitar
- 田原健一：Guitar
- 中川敬輔：Bass
- 鈴木英哉：Drums
- SUNNY：Keyboards & Back Vocal
- 山本拓夫：Saxophone & Flute
- icchie：Trumpet
- 小春（チャラン・ポ・ランタン）：Accordion

テレビ出演


番組名	日付	放送局	演奏曲
SONGS^[57]	2022年5月12日	NHK総合	ヒカリノアトリエ
			永遠
			生きろ

ライブ映像作品


曲名	作品名
ヒカリノアトリエ	Mr.Children、ヒカリノアトリエで虹の絵を描く^{[注 6]}
ヒカリノアトリエ	Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25^{[注 6]}

収録アルバム

『NHK連続テレビ小説べっぴんさんオリジナル・サウンドトラック Vol.2』 (#1) - 世武裕子編曲による「ヒカリノアトリエ Instrumental ver.」として収録。
『Mr.Children 2015-2021 & NOW』 (#1)

脚注

[脚注の使い方]

注釈

^ ホールツアーと銘打たれているものの、日比谷野外音楽堂や日本武道館でも公演が行なわれた^[13]^[14]。
^ 2002年にホールツアー『MR.CHILDREN TOUR 2002 DEAR WONDERFUL WORLD』の開催を予定していたが、桜井和寿が小脳梗塞を患ったことにより全公演が中止となった。
^ 5月6日の島根県芸術文化センターグラントワ公演を除く。同公演では代役として武嶋聡が出演した^[21]。
^ 4月30日の周南市文化会館公演を除く^[21]。
^ 3月16日の名古屋センチュリーホール公演は桜井の喉の不良により途中中止となり、大事をとって2日後の三重県文化会館大ホール公演も延期となった^[42]。振替公演は5月10日（名古屋）と同月12日（三重）に開催^[43]。
^ ^a ^b キーを半音下げて演奏された。

出典

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参考文献

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『FATHER & MOTHER Mr.Children official fan club』第73巻、エンジン、2016年10月。
- 金子かおり「COULD BE ANYTHING」6 - 7頁。
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森本千絵「ヒカリノアトリエ、25th新聞広告についてと、Mr.Childrenへのメッセージ」『FATHER & MOTHER Mr.Children official fan club』第75巻、エンジン、2017年6月、16 - 17頁。
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佐藤竜樹「COULD BE ANYTHING」『FATHER & MOTHER Mr.Children official fan club』第77巻、エンジン、2017年12月、10 - 11頁。
鹿野淳「デビュー25周年の幕開けに架ける希望の虹、『ヒカリノアトリエ』リリース! 今なお新たなチャレンジを掲げて進み続ける今を、この先を、4人全員で語る」『MUSICA』第11巻第2号、FACT、2017年2月15日、12 - 29頁。
森田恭子「R 桜井和寿」『LuckyRaccoon』第43巻、BIRTHDAYS、2016年7月7日、72 - 85頁。
森田恭子「OCTAVE 桜井和寿」『LuckyRaccoon』第44巻、BIRTHDAYS、2017年2月14日、34 - 47頁。
森田恭子「HERE COMES 桜井和寿」『LuckyRaccoon』第46巻、BIRTHDAYS、2018年9月25日、4 - 21頁。
山崎洋一郎「Mr.Children 「今」を語る」『ROCKIN'ON JAPAN』第30巻第12号通巻473号、ロッキング・オン、2016年9月30日、50 - 69頁。

外部リンク

告知映像
- Mr.Children 「ヒカリノアトリエ」 Teaser - YouTube
ミュージック・ビデオ
- Mr.Children 「ヒカリノアトリエ」 MUSIC VIDEO - YouTube
ライブ映像
- Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25 (前編) 「ヒカリノアトリエ」（45m05s〜） - YouTube
歌詞
- 「ヒカリノアトリエ」 - 歌ネット

[15] ホールツアーと銘打たれているものの、日比谷野外音楽堂や日本武道館でも公演が行なわれた^[13]^[14]。

[20] 2002年にホールツアー『MR.CHILDREN TOUR 2002 DEAR WONDERFUL WORLD』の開催を予定していたが、桜井和寿が小脳梗塞を患ったことにより全公演が中止となった。

[24] 5月6日の島根県芸術文化センターグラントワ公演を除く。同公演では代役として武嶋聡が出演した^[21]。

[25] 4月30日の周南市文化会館公演を除く^[21]。

[48] 3月16日の名古屋センチュリーホール公演は桜井の喉の不良により途中中止となり、大事をとって2日後の三重県文化会館大ホール公演も延期となった^[42]。振替公演は5月10日（名古屋）と同月12日（三重）に開催^[43]。

[キー-63] キーを半音下げて演奏された。

[1] “2017年1月度ゴールドディスク認定” (PDF). PR TIMES. 日本レコード協会 (2017年2月10日). 2022年7月16日閲覧。

[オリコン週間-2] “【オリコン】Mr.Children、朝ドラ主題歌で31作目首位デビュー25周年に弾み”. ORICON NEWS. オリコン (2017年1月17日). 2022年7月8日閲覧。

[3] “【ビルボード】星野源「恋」、ミスチルを抑え6週連続でJAPAN HOT100総合首位獲得”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2017年1月16日). 2022年7月8日閲覧。

[4] “【ビルボード】Mr.Children『ヒカリノアトリエ』が93,191枚を売り上げ、シングル・セールス1位に”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2017年1月16日). 2017年1月31日閲覧。

[5] “オリコン月間シングルランキング 2017年1月度”. ORICON NEWS. オリコン. 2017年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月8日閲覧。

[6] “オリコン月間シングルランキング 2017年2月度 31〜40位”. ORICON NEWS. オリコン. 2017年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月8日閲覧。

[7] “【オリコン2017年上半期ランキング】AKB48、SMAP、嵐が続々と記録を樹立！ 2ページ目”. ORICON NEWS. オリコン (2017年6月23日). 2022年7月8日閲覧。

[8] “【第50回オリコン年間ランキング 2017】嵐が総合売上5年連続首位、AKB48がシングル年間V8達成! 3ページ目”. ORICON NEWS. オリコン (2017年12月23日). 2022年7月8日閲覧。

[9] “Billboard Japan Hot 100 Year End | Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 2022年7月8日閲覧。

[10] “Billboard Japan Top Singles Sales Year End | Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 2022年7月8日閲覧。

[11] “Billboard Japan Top Download Songs Year End | Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 2022年7月8日閲覧。

[ナタリー-12] “Mr.Childrenが「べっぴんさん」主題歌1月発売＆新ツアー開催も”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2016年11月21日). 2020年10月4日閲覧。

[野音-13] “Mr.Children、開催中ホールツアーに野音公演追加”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2016年5月10日). 2022年7月8日閲覧。

[武道館-14] “Mr.Childrenツアーに武道館、熊本、大分含む8公演追加”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2016年8月2日). 2022年7月8日閲覧。

[16] “Mr.Childrenが春の全国ホールツアー「虹」13公演開催”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2016年2月29日). 2022年7月8日閲覧。

[17] “Mr.Childrenホールツアー、東北＆北海道6公演を追加発表”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2016年4月1日). 2022年7月8日閲覧。

[FOOTNOTE山崎洋一郎201663-18] 山崎洋一郎 2016, p. 63.

[FOOTNOTE金子かおり2016a12-19] 金子かおり 2016a, p. 12.

[FOOTNOTE森田恭子201674-21] 森田恭子 2016, p. 74.

[FOOTNOTE小貫信昭20166-22] 小貫信昭 2016, p. 6.

[サポメン-23] “Mr.Children Hall Tour 2016 虹”. エンジン. 2024年2月28日閲覧。

[リアルサウンド-26] “Mr.Children、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』主題歌シングル発売　来春ホールツアー開催も”. Real Sound (2016年11月21日). 2022年7月8日閲覧。

[FOOTNOTE鹿野淳201723-27] 鹿野淳 2017, p. 23.

[FOOTNOTE森田恭子201742-28] 森田恭子 2017, p. 42.

[FOOTNOTE金子かおり2016b7-29] 金子かおり 2016b, p. 7.

[FOOTNOTE鹿野淳201722-30] 鹿野淳 2017, p. 22.

[FOOTNOTE佐藤竜樹201711-31] 佐藤竜樹 2017, p. 11.

[FOOTNOTE鹿野淳201724-32] 鹿野淳 2017, p. 24.

[FOOTNOTE阿部圭佑201618-33] 阿部圭佑 2016, p. 18.

[34] 高橋智樹 (2017年9月10日). “Mr.Children／日産スタジアム”. rockin'on.com. ロッキング・オン. 2022年7月8日閲覧。

[FOOTNOTE礒邉綾201711-35] 礒邉綾 2017, p. 11.

[36] 菊地陽子 (2016年11月22日). “【Mr.Childrenライブレポート】久々のホールツアー武道館公演、朝ドラのあの曲に込めた想い”. ORICON NEWS. オリコン. 2022年7月8日閲覧。

[37] “Mr.Childrenより宮崎・佐賀の公演に来れなくなってしまった人達へ”. エンジン (2016年4月22日). 2016年4月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月8日閲覧。

[38] “Mr.Children全シングル＆アルバム、明日5月10日より配信開始”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2018年5月9日). 2022年7月8日閲覧。

[39] “Mr.Children 25周年新聞広告”. goen°. 2022年7月8日閲覧。

[40] “ミスチル、ドーム&スタジアムツアー発表デビュー25周年イヤー突入”. ORICON NEWS. オリコン (2017年1月10日). 2022年7月8日閲覧。

[41] “チャラン・ポ・ランタン新曲アレンジにMr.Children参加「とっても愛しい作品に」”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2016年12月25日). 2022年7月8日閲覧。

[42] “ミスチル朝ドラ主題歌「ヒカリノアトリエ」MVで森本千絵＆牧野惇がタッグ”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2017年1月1日). 2017年1月1日閲覧。

[43] 森本千絵の投稿（10217899310262061） - Facebook、2022年7月8日閲覧。

[FOOTNOTE森本千絵201717-44] 森本千絵 2017, p. 17.

[FOOTNOTE菅原豪201742-45] 菅原豪 2017, p. 42.

[46] “Mr.Children、桜井和寿の喉の不調で公演中止&延期「とても悔しく思う」”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2017年3月17日). 2022年7月8日閲覧。

[47] “Mr.Childrenツアー、名古屋&三重公演の振替日程決定”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2017年3月31日). 2022年7月8日閲覧。

[49] “Mr.Children全国ツアー、三重の振替公演で終幕「僕らの音楽が皆さんの心になれたら」”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2017年5月16日). 2022年7月8日閲覧。

[50] 高橋智樹 (2017年1月12日). “今週の一枚 Mr.Children『ヒカリノアトリエ』”. rockin'on.com. ロッキング・オン. 2022年7月8日閲覧。

[51] 杉浦美恵 (2017年1月10日). “やわらかな生音が紡ぐ「希望」”. rockin'on.com. ロッキング・オン. 2022年7月8日閲覧。

[52] “Mr.Childrenの新曲がNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』主題歌に決定！”. rockin'on.com. ロッキング・オン (2016年8月24日). 2022年7月8日閲覧。

[53] “Mr.Children、新曲“ヒカリノアトリエ”MV公開。壮大な人形劇仕立て”. rockin'on.com. ロッキング・オン (2017年1月1日). 2022年7月8日閲覧。

[54] “P.I.C.S.所属牧野惇、アジア最大級の音楽アワード「2017 Mnet Asian Music Awards」にてBest Video Director of the yearを受賞！！”. BtoB 業界プラットフォームCh. IMAGICA GROUP (2017年12月5日). 2022年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月12日閲覧。

[55] tsu_makiの2018年4月11日のツイート、2023年4月13日閲覧。

[56] 小貫信昭 (2017年1月21日). “Mr.Childrenの「虹はここにある」という確信【前編】”. 【es】エンタメステーション. ソニー・ミュージックエンタテインメント. 2018年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月13日閲覧。

[FOOTNOTE森田恭子201811-57] 森田恭子 2018, p. 11.

[FOOTNOTE森田恭子201741-58] 森田恭子 2017, p. 41.

[59] “桜井和寿「I ♥ CD shops!」プロジェクト開始「CDを手に取る喜びを感じてもらいたい」”. rockin'on.com. ロッキング・オン (2016年11月7日). 2022年7月8日閲覧。

[FOOTNOTE鹿野淳201725-60] 鹿野淳 2017, p. 25.

[61] 小貫信昭 (2017年1月23日). “Mr.Childrenの「虹はここにある」という確信【後編】”. 【es】エンタメステーション. ソニー・ミュージックエンタテインメント. 2017年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月13日閲覧。

[62] “Mr.Childrenが「SONGS」で大泉洋と初対談、テレビ初披露となる「ヒカリノアトリエ」など演奏”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2022年4月28日). 2022年4月28日閲覧。

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[56]

[57]

[注 6]

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 | Name = ヒカリノアトリエ
 | Artist = [[Mr.Children]]
 | Album = [[Mr.Children 2015-2021 & NOW]]
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 | Released = 2017年1月11日
 | Format = [[シングル|マキシシングル]]
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+| Recorded = 2016年
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 | Writer = [[桜井和寿]]
-| Composer = <!-- 歌詞がない楽曲のみに使用 -->
 | Producer = Mr.Children
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+| Certification = * ゴールド（[[日本レコード協会]]）<ref>{{Cite web |和書 |url=https://prtimes.jp/a/?f=d10908-20170209-1463.pdf |title=2017年1月度ゴールドディスク認定 |website=[[PR TIMES]] |publisher=[[日本レコード協会]] |format=PDF |date=2017-02-10 |accessdate=2022-07-16}}</ref>
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-* 週間2位 ([[Billboard Japan Hot 100]])<ref>{{Cite web |url=https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/46482/2 |title=【ビルボード】星野源「恋」、ミスチルを抑え6週連続でJAPAN HOT100総合首位獲得 |publisher=[[Billboard JAPAN]] |date=2017-01-16 |accessdate=2022-07-08}}</ref>
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-* 2017年度上半期18位（オリコン）<ref>{{Cite web |url=https://www.oricon.co.jp/confidence/special/50073/2/ |title=【オリコン2017年上半期ランキング】AKB48、SMAP、嵐が続々と記録を樹立！ 2ページ目 |publisher=ORICON NEWS |date=2017-06-23 |accessdate=2022-07-08}}</ref>
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+『'''ヒカリノアトリエ'''』は、[[日本]]の[[バンド (音楽)|バンド]]・[[Mr.Children]]の36枚目のシングル。2017年1月11日に[[トイズファクトリー]]より発売された<ref name="ナタリー">{{Cite web |和書 |url=https://natalie.mu/music/news/210238 |title=Mr.Childrenが「べっぴんさん」主題歌1月発売＆新ツアー開催も |website=[[ナタリー (ニュースサイト)|音楽ナタリー]] |publisher=ナターシャ |date=2016-11-21 |accessdate=2020-10-04}}</ref>。
 == 背景 ==
-年4月15日から6月4日、および9月21日から11月21日まで、[[Mr.Children]]は28会場28公演に渡るホールツアー『Mr.Children Hall Tour 2016 虹』を開催<ref>{{Cite web |url=https://natalie.mu/music/news/178038 |title=Mr.Childrenが春の全国ホールツアー「虹」13公演開催 |publisher=音楽ナタリー |date=2016-02-29 |accessdate=2022-07-08}}</ref><ref>{{Cite web |url=https://natalie.mu/music/news/181942 |title=Mr.Childrenホールツアー、東北＆北海道6公演を追加発表 |publisher=音楽ナタリー |date=2016-04-01 |accessdate=2022-07-08}}</ref><ref>{{Cite web |url=https://natalie.mu/music/news/186664 |title=Mr.Children、開催中ホールツアーに野音公演追加 |publisher=音楽ナタリー |date=2016-05-10 |accessdate=2022-07-08}}</ref><ref>{{Cite web |url=https://natalie.mu/music/news/196699 |title=Mr.Childrenツアーに武道館、熊本、大分含む8公演追加 |publisher=音楽ナタリー |date=2016-08-02 |accessdate=2022-07-08}}</ref>。本ツアーは[[田原健一]]の提案によるもので{{Sfn|山崎洋一郎|2016|p=63}}、バンドにとっては『mr.children '94 tour innocent world』以来22年ぶりのホールツアーとなった{{Sfn|金子かおり|2016a|p=12}}<ref group="注">2002年にホールツアー『MR.CHILDREN TOUR 2002 DEAR WONDERFUL WORLD』の開催を予定していたが、[[桜井和寿]]が[[脳梗塞|小脳梗塞]]を患ったことにより全公演が中止となった。</ref>。これまでMr.Childrenとして公演が行なわれていなかった県でのライブも多く開催され{{Sfn|森田恭子|2016|p=74}}、5月26日に開催された[[茨城県立県民文化センター]]公演をもって「47都道府県制覇」を達成した{{Sfn|小貫信昭|2016|p=6}}。本ツアーの模様は、ライブ・ドキュメンタリー作品『[[Mr.Children、ヒカリノアトリエで虹の絵を描く]]』に一部収録されている。
+年4月15日から6月4日、および9月21日から11月21日まで、[[Mr.Children]]は28会場28公演に渡るホールツアー{{Refnest|group="注"|ホールツアーと銘打たれているものの、[[日比谷野外音楽堂]]や[[日本武道館]]でも公演が行なわれた<ref name="野音">{{Cite web |和書 |url=https://natalie.mu/music/news/186664 |title=Mr.Children、開催中ホールツアーに野音公演追加 |website=音楽ナタリー |publisher=ナターシャ |date=2016-05-10 |accessdate=2022-07-08}}</ref><ref name="武道館">{{Cite web |和書 |url=https://natalie.mu/music/news/196699 |title=Mr.Childrenツアーに武道館、熊本、大分含む8公演追加 |website=音楽ナタリー |publisher=ナターシャ |date=2016-08-02 |accessdate=2022-07-08}}</ref>。}}『Mr.Children Hall Tour 2016 虹』を開催<ref>{{Cite web |和書 |url=https://natalie.mu/music/news/178038 |title=Mr.Childrenが春の全国ホールツアー「虹」13公演開催 |website=音楽ナタリー |publisher=ナターシャ |date=2016-02-29 |accessdate=2022-07-08}}</ref><ref>{{Cite web |和書 |url=https://natalie.mu/music/news/181942 |title=Mr.Childrenホールツアー、東北＆北海道6公演を追加発表 |website=音楽ナタリー |publisher=ナターシャ |date=2016-04-01 |accessdate=2022-07-08}}</ref><ref name="野音" /><ref name="武道館" />。本ツアーは[[田原健一]]の提案によるもので{{Sfn|山崎洋一郎|2016|p=63}}、バンドにとっては『mr.children '94 tour innocent world』以来22年ぶりのホールツアーとなった{{Sfn|金子かおり|2016a|p=12}}<ref group="注">2002年にホールツアー『MR.CHILDREN TOUR 2002 DEAR WONDERFUL WORLD』の開催を予定していたが、[[桜井和寿]]が[[脳梗塞|小脳梗塞]]を患ったことにより全公演が中止となった。</ref>。これまでMr.Childrenとして公演が行なわれていなかった県でのライブも多く開催され{{Sfn|森田恭子|2016|p=74}}、5月26日に開催された[[茨城県立県民文化センター]]公演をもって「47都道府県制覇」を達成した{{Sfn|小貫信昭|2016|p=6}}。本ツアーの模様は、ライブ・ドキュメンタリー作品『[[Mr.Children、ヒカリノアトリエで虹の絵を描く]]』に一部収録されている。
-本ツアーでは、サポートメンバーとして[[Sunny (ミュージシャン)|SUNNY]]（[[キーボード (楽器)|キーボード]]・[[コーラス (ポピュラー音楽)|コーラス]]）、[[山本拓夫]]（[[サクソフォーン]]・[[フルート]]）、icchie（[[トランペット]]・[[トロンボーン]]）、[[チャラン・ポ・ランタン]]の[[小春 (アコーディオン奏者)|小春]]（[[アコーディオン]]）が参加。コンピューターとの同期演奏ではなく、全曲生演奏によってパフォーマンスが行なわれた<ref name="リアルサウンド">{{Cite web |url=https://realsound.jp/2016/11/post-10247.html |title=Mr.Children、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』主題歌シングル発売　来春ホールツアー開催も |publisher=[[リアルサウンド|Real Sound]] |date=2016-11-21 |accessdate=2022-07-08}}</ref>。[[桜井和寿]]は「今回はMr.Children+4人のサポートメンバーでホールを回ってるっていうよりも、ちゃんとバンド名をつけてバンドという見せ方をしたい」と考え{{Sfn|鹿野淳|2017|p=23}}、この8人体制のバンド名を「'''ヒカリノアトリエ'''」（正式名称は「'''Mr.Children、ヒカリノアトリエで虹の絵を描く'''」）と名付けた{{Sfn|金子かおり|2016a|p=12}}。バンド名の由来については、ただのミュージシャンの集まりではなくアート集団のようなイメージがあったため、と桜井は語っている{{Sfn|森田恭子|2017|p=42}}。表題曲「ヒカリノアトリエ」のタイトルは、このバンド名を元に田原が提案したものである{{Sfn|金子かおり|2016b|p=7}}。
+本ツアーでは、サポートメンバーとして[[Sunny (ミュージシャン)|SUNNY]]（[[キーボード (楽器)|キーボード]]、[[コーラス (ポピュラー音楽)|コーラス]]）、[[山本拓夫]]{{Refnest|group="注"|5月6日の[[島根県芸術文化センター グラントワ]]公演を除く。同公演では代役として[[武嶋聡]]が出演した<ref name="サポメン">{{Cite web |和書 |url=https://www.mrchildren.jp/tour/2016_niji/ |title=Mr.Children Hall Tour 2016 虹 |publisher=エンジン |accessdate=2024-02-28}}</ref>。}}（[[サクソフォーン]]、[[フルート]]）、icchie{{Refnest|group="注"|4月30日の[[周南市文化会館]]公演を除く<ref name="サポメン" />。}}（[[トランペット]]、[[トロンボーン]]）、[[チャラン・ポ・ランタン]]の[[小春 (アコーディオン奏者)|小春]]（[[アコーディオン]]）が参加。コンピューターとの同期演奏ではなく、全曲生演奏によってパフォーマンスが行なわれた<ref name="リアルサウンド">{{Cite web |和書 |url=https://realsound.jp/2016/11/post-10247.html |title=Mr.Children、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』主題歌シングル発売　来春ホールツアー開催も |publisher=[[リアルサウンド|Real Sound]] |date=2016-11-21 |accessdate=2022-07-08}}</ref>。[[桜井和寿]]は「今回はMr.Children+4人のサポートメンバーでホールを回ってるっていうよりも、ちゃんとバンド名をつけてバンドという見せ方をしたい」と考え{{Sfn|鹿野淳|2017|p=23}}、この8人体制のバンド名を「'''ヒカリノアトリエ'''」（正式名称は「'''Mr.Children、ヒカリノアトリエで虹の絵を描く'''」）と名付けた{{Sfn|金子かおり|2016a|p=12}}。バンド名の由来については、ただのミュージシャンの集まりではなくアート集団のようなイメージがあったため、と桜井は語っている{{Sfn|森田恭子|2017|p=42}}。表題曲「ヒカリノアトリエ」のタイトルは、このバンド名を元に田原が提案したものである{{Sfn|金子かおり|2016b|p=7}}。
 一方、表題曲「ヒカリノアトリエ」のデモ音源は2015年末には存在しており、現在とは異なりロック色の強いアレンジだったという{{Sfn|鹿野淳|2017|p=22}}。ただ、そのデモの段階から歌詞の中に「虹」という言葉が入っており、そこから田原が本ツアーのタイトルを命名している{{Sfn|鹿野淳|2017|p=23}}。ツアー中に[[連続テレビ小説]]の主題歌のオファーが届き、桜井はこの楽曲をアコースティックにアレンジしてバンド・ヒカリノアトリエのメンバーで演奏するのが最もドラマに合うと考え{{Sfn|佐藤竜樹|2017|p=11}}、実際にレコーディングに臨んだ。
 == 制作 ==
-先述のとおり、表題曲「ヒカリノアトリエ」のレコーディングはバンド・ヒカリノアトリエのメンバーによって行なわれた。レコーディングは、全演奏家がスタジオで一斉に演奏したものを録音する形態、通称「一発録り」が採用された{{Sfn|鹿野淳|2017|p=24}}。ただし、一部の楽器は後から追加でダビングされているほか{{Sfn|阿部圭佑|2016|p=18}}、ボーカルレコーディングは別日に実施されている{{Sfn|金子かおり|2016b|p=7}}。また、本楽曲では[[田原健一]]は[[ギタレレ]]を使用している{{Sfn|阿部圭佑|2016|p=18}}。
+先述のとおり、表題曲「ヒカリノアトリエ」の[[レコーディング]]はバンド・ヒカリノアトリエのメンバーによって行なわれた。レコーディングは、全演奏家がスタジオで一斉に演奏したものを録音する形態、通称「一発録り」が採用された{{Sfn|鹿野淳|2017|p=24}}。ただし、一部の楽器は後から追加でダビングされているほか{{Sfn|阿部圭佑|2016|p=18}}、ボーカルレコーディングは別日に実施されている{{Sfn|金子かおり|2016b|p=7}}。また、本楽曲では[[田原健一]]は[[ギタレレ]]を使用している{{Sfn|阿部圭佑|2016|p=18}}。
 本楽曲の制作過程およびレコーディングの模様は、ライブ・ドキュメンタリー作品『[[Mr.Children、ヒカリノアトリエで虹の絵を描く]]』に収録されている。
 == 音楽性 ==
-表題曲「ヒカリノアトリエ」について、[[桜井和寿]]は「誰かが寂しかったり迷ったり傷ついたりしてる時に、ポケットの中に入れて持ち歩けるような……手のひらサイズの希望の歌にしたいと思って作った曲です」と紹介している<ref>{{Cite web |author=高橋智樹 |date=2017-09-10 |url=https://rockinon.com/live/detail/166838 |title=Mr.Children／日産スタジアム |publisher=[[ロッキング・オン|rockin'on.com]] |accessdate=2022-07-08}}</ref>。主題歌となっている[[連続テレビ小説]]『[[べっぴんさん]]』が戦時中および戦後を舞台としていることから、マーチのように一歩ずつ前に行進してゆくようなサウンドをイメージしたといい{{Sfn|佐藤竜樹|2017|p=11}}、桜井は「あまり刺激的ではなくて、オーガニックであたたかい歌にしたかった」とも述べている{{Sfn|礒邉綾|2017|p=11}}。歌詞に関しては、[[熊本地震 (2016年)|平成28年熊本地震]]の発生によりホールツアー『Mr.Children Hall Tour 2016 虹』の[[宮崎市民文化ホール]]公演および[[佐賀市文化会館]]公演に来場出来なくなった人に向けて次のようなコメントを発表しており、それがそのまま歌詞になっているとも桜井は発言している<ref>{{Cite web |author=菊地陽子 |date=2016-11-22 |url=https://www.oricon.co.jp/special/49553/ |title=【Mr.Childrenライブレポート】久々のホールツアー武道館公演、朝ドラのあの曲に込めた想い |publisher=ORICON NEWS |accessdate=2022-07-08}}</ref>。
+表題曲「ヒカリノアトリエ」について、[[桜井和寿]]は「誰かが寂しかったり迷ったり傷ついたりしてる時に、ポケットの中に入れて持ち歩けるような……手のひらサイズの希望の歌にしたいと思って作った曲です」と紹介している<ref>{{Cite web |和書 |author=高橋智樹 |date=2017-09-10 |url=https://rockinon.com/live/detail/166838 |title=Mr.Children／日産スタジアム |website=rockin'on.com |publisher=[[ロッキング・オン]] |accessdate=2022-07-08}}</ref>。主題歌となっている[[連続テレビ小説]]『[[べっぴんさん]]』が戦時中および戦後を舞台としていることから、マーチのように一歩ずつ前に行進してゆくようなサウンドをイメージしたといい{{Sfn|佐藤竜樹|2017|p=11}}、桜井は「あまり刺激的ではなくて、オーガニックであたたかい歌にしたかった」とも述べている{{Sfn|礒邉綾|2017|p=11}}。歌詞に関しては、[[熊本地震 (2016年)|平成28年熊本地震]]の発生によりホールツアー『Mr.Children Hall Tour 2016 虹』の[[宮崎市民文化ホール]]公演および[[佐賀市文化会館]]公演に来場出来なくなった人に向けて次のようなコメントを発表しており、それがそのまま歌詞になっているとも桜井は発言している<ref>{{Cite web |和書 |author=菊地陽子 |date=2016-11-22 |url=https://www.oricon.co.jp/special/49553/ |title=【Mr.Childrenライブレポート】久々のホールツアー武道館公演、朝ドラのあの曲に込めた想い |website=ORICON NEWS |publisher=オリコン |accessdate=2022-07-08}}</ref>。
 {{Cquote3|止まない雨はないです。
 雨の後に虹が出ることもあります。出ないかもしれない。
-でも空に架かった虹を見逃さないために、出来るなら下を向かず、前を向いて、空を見上げていてください。|20px|空引数|Mr.Children|2016.4.22「宮崎・佐賀の公演に来れなくなってしまった人達へ」<ref>{{Cite web |archivedate=2016-04-30 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20160430182128/https://tour.mrchildren.jp/#info_160422 |url=https://tour.mrchildren.jp/#info_160422 |title=Mr.Childrenより 宮崎・佐賀の公演に来れなくなってしまった人達へ |publisher=エンジン |date=2016-04-22 |accessdate=2022-07-08}}</ref>}}
+でも空に架かった虹を見逃さないために、出来るなら下を向かず、前を向いて、空を見上げていてください。|20px|空引数|Mr.Children|2016.4.22「宮崎・佐賀の公演に来れなくなってしまった人達へ」<ref>{{Cite web |和書 |archivedate=2016-04-30 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20160430182128/https://tour.mrchildren.jp/#info_160422 |url=https://tour.mrchildren.jp/#info_160422 |title=Mr.Childrenより 宮崎・佐賀の公演に来れなくなってしまった人達へ |publisher=エンジン |date=2016-04-22 |accessdate=2022-07-08}}</ref>}}
 本作の[[カップリング曲]]としては、Studio Liveと題して既存曲をバンド・ヒカリノアトリエで再レコーディングした音源と、『Mr.Children Hall Tour 2016 虹』のライブ音源が収録されている。この理由について桜井は「ホールツアーって観に来られた人が本当に少ないから、もっと多くの人に今の僕らが鳴らしている感じを聴いて欲しかった」と語っている{{Sfn|鹿野淳|2017|p=23}}。さらに、シングルとしては30thシングル『[[フェイク (Mr.Childrenの曲)|フェイク]]』以来となる[[隠しトラック|シークレットトラック]]が収録されている。
-== リリース・プロモーション ==
+== リリース ==
 通常盤のみの1形態で発売。紙ジャケット仕様となっている。[[シングル]]としては、前作『[[足音 〜Be Strong]]』以来約2年2か月ぶりのリリースとなる。表題曲「ヒカリノアトリエ」が[[日本放送協会|NHK]]のタイアップであることから、本作の発売日を'''1'''月'''11'''日にしたという{{Sfn|鹿野淳|2017|p=22}}。
-同年1月20日、表題曲「ヒカリノアトリエ」の[[音楽配信|ダウンロード配信]]がスタート。翌年の5月10日には[[Mr.Children]]の全シングル・[[アルバム]]のダウンロード・[[サブスクリプション]]配信が解禁された<ref>{{Cite web |url=https://natalie.mu/music/news/281457 |title=Mr.Children全シングル＆アルバム、明日5月10日より配信開始 |publisher=音楽ナタリー |date=2018-05-09 |accessdate=2022-07-08}}</ref>ことに伴い、「ヒカリノアトリエ」のサブスクリプション配信および[[カップリング曲]]のダウンロード・サブスクリプション配信が開始された。ただし、[[隠しトラック|シークレットトラック]]に関しては配信されておらず、現状では[[コンパクトディスク|CD]]でしか聴くことが出来ない。
+同年1月20日、表題曲「ヒカリノアトリエ」の[[音楽配信|ダウンロード配信]]がスタート。翌年の5月10日には[[Mr.Children]]の全シングル・[[アルバム]]のダウンロード・[[サブスクリプション]]配信が解禁された<ref>{{Cite web |和書 |url=https://natalie.mu/music/news/281457 |title=Mr.Children全シングル＆アルバム、明日5月10日より配信開始 |website=音楽ナタリー |publisher=ナターシャ |date=2018-05-09 |accessdate=2022-07-08}}</ref>ことに伴い、「ヒカリノアトリエ」のサブスクリプション配信および[[カップリング曲]]のダウンロード・サブスクリプション配信が開始された。ただし、[[隠しトラック|シークレットトラック]]に関しては配信されておらず、現状では[[コンパクトディスク|CD]]でしか聴くことが出来ない。
+== プロモーション ==
+本作発売前日、[[Mr.Children]]の[[メジャー・デビュー (音楽家)|メジャー・デビュー]]25周年の新聞広告が掲載され、合わせてドーム・スタジアムツアー『[[Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25]]』の開催が発表された<ref>{{Cite web |和書 |url=http://www.goen-goen.co.jp/works/25th-anniversary-newspaper-ad |title=Mr.Children 25周年新聞広告 |publisher=goen° |accessdate=2022-07-08}}</ref><ref>{{Cite web |和書 |url=https://www.oricon.co.jp/news/2084311/full/ |title=ミスチル、ドーム&スタジアムツアー発表 デビュー25周年イヤー突入 |website=ORICON NEWS |publisher=オリコン |date=2017-01-10 |accessdate=2022-07-08}}</ref>。本作もメモリアル・イヤーに向けた第1弾発表と銘打たれており<ref name="リアルサウンド" />、CD裏には「25TH ANNIVERSARY」と刻印されている。
+また、本作発売翌週の1月18日には、バンド・ヒカリノアトリエのメンバーである[[小春 (アコーディオン奏者)|小春]]が所属するユニット、[[チャラン・ポ・ランタン]]のアルバム『[[トリトメナシ]]』が発売。収録曲「かなしみ」の編曲および演奏をバンド・ヒカリノアトリエが担当している。他アーティストの楽曲をMr.Children全員で演奏しレコーディングするのはこれが初となった<ref>{{Cite web |和書 |url=https://natalie.mu/music/news/214622 |title=チャラン・ポ・ランタン新曲アレンジにMr.Children参加「とっても愛しい作品に」 |website=音楽ナタリー |publisher=ナターシャ |date=2016-12-25 |accessdate=2022-07-08}}</ref>。
-本作発売前日、[[メジャー・デビュー (音楽家)|メジャー・デビュー]]25周年の新聞広告が掲載され、合わせてドーム・スタジアムツアー『[[Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25]]』の開催が発表された<ref>{{Cite web |url=http://www.goen-goen.co.jp/works/25th-anniversary-newspaper-ad |title=Mr.Children 25周年新聞広告 |publisher=goen° |accessdate=2022-07-08}}</ref><ref>{{Cite web |url=https://www.oricon.co.jp/news/2084311/full/ |title=ミスチル、ドーム&スタジアムツアー発表 デビュー25周年イヤー突入 |publisher=ORICON NEWS |date=2017-01-10 |accessdate=2022-07-08}}</ref>。本作もメモリアル・イヤーに向けた第一弾発表と銘打たれており<ref name="リアルサウンド" />、CD裏には「25TH ANNIVERSARY」と刻印されている。
+本作発売時にはテレビ出演はなかったものの、本シングルが収録された[[ベスト・アルバム]]『[[Mr.Children 2015-2021 & NOW]]』発売のタイミングで初披露された（[[#テレビ出演|後述]]）。
-また、本作発売翌週の1月18日には、バンド・ヒカリノアトリエのメンバーである[[小春 (アコーディオン奏者)|小春]]が所属するユニット、[[チャラン・ポ・ランタン]]のアルバム『[[トリトメナシ]]』が発売。収録曲「かなしみ」の編曲および演奏をバンド・ヒカリノアトリエが担当している。他アーティストの楽曲をMr.Children全員で演奏しレコーディングするのはこれが初となった<ref>{{Cite web |url=https://natalie.mu/music/news/214622 |title=チャラン・ポ・ランタン新曲アレンジにMr.Children参加「とっても愛しい作品に」 |publisher=音楽ナタリー |date=2016-12-25 |accessdate=2022-07-08}}</ref>。
 == アートワーク ==
-[[アートディレクター]]は[[森本千絵]]が担当<ref>{{Cite web |url=https://natalie.mu/music/news/215361 |title=ミスチル朝ドラ主題歌「ヒカリノアトリエ」MVで森本千絵＆牧野惇がタッグ |publisher=音楽ナタリー |date=2017-01-01 |accessdate=2017-01-01}}</ref>。ジャケットは[[湯沢町|越後湯沢]]で撮影され<ref>{{Facebook post|森本千絵|10217899310262061}}、2022年7月8日閲覧。</ref>、ジャケットについて森本は「大切なものを胸にしっかり持って冒険に出る少年が、誰かのために虹を描いていくという、出発の絵です」とコメントしている{{Sfn|森本千絵|2017|p=17}}。
+本作の[[アートディレクター]]は[[森本千絵]]が担当<ref>{{Cite web |和書 |url=https://natalie.mu/music/news/215361 |title=ミスチル朝ドラ主題歌「ヒカリノアトリエ」MVで森本千絵＆牧野惇がタッグ |website=音楽ナタリー |publisher=ナターシャ |date=2017-01-01 |accessdate=2017-01-01}}</ref>。ジャケットは[[湯沢町|越後湯沢]]で撮影され<ref>{{Facebook post|森本千絵|10217899310262061}}、2022年7月8日閲覧。</ref>、ジャケットについて森本は「大切なものを胸にしっかり持って冒険に出る少年が、誰かのために虹を描いていくという、出発の絵です」とコメントしている{{Sfn|森本千絵|2017|p=17}}。
 また、本作発売前日に掲載された25周年の新聞広告のビジュアルも森本が手掛けている。森本はこれらのアートワークに繋がりを持たせたいと考え、本作のジャケットを「小さな船」、新聞広告のビジュアルを「大きな船」のイメージにしたという{{Sfn|菅原豪|2017|p=42}}。
 == ツアー ==
-年3月4日から4月20日まで{{Refnest|group="注"|3月16日の[[名古屋国際会議場|名古屋センチュリーホール]]公演は桜井の喉の不良により途中中止となり、大事をとって2日後の[[三重県文化会館]]大ホール公演も延期となった<ref>{{Cite web |url=https://natalie.mu/music/news/225005 |title=Mr.Children、桜井和寿の喉の不調で公演中止&延期「とても悔しく思う」 |publisher=音楽ナタリー |date=2017-03-17 |accessdate=2022-07-08}}</ref>。振替公演は5月10日（名古屋）と同月12日（三重）に開催<ref>{{Cite web |url=https://natalie.mu/music/news/227017 |title=Mr.Childrenツアー、名古屋&三重公演の振替日程決定 |publisher=音楽ナタリー |date=2017-03-31 |accessdate=2022-07-08}}</ref>。}}、13会場14公演に渡るホールツアー『Mr.Children Hall Tour 2017 ヒカリノアトリエ』を開催<ref name="ナタリー" />。前年に続くホールツアー開催となり、前年同様バンド・ヒカリノアトリエにより演奏、パフォーマンスが行なわれた<ref>{{Cite web |url=https://natalie.mu/music/news/232770 |title=Mr.Children全国ツアー、三重の振替公演で終幕「僕らの音楽が皆さんの心になれたら」 |publisher=音楽ナタリー |date=2017-05-16 |accessdate=2022-07-08}}</ref>。
+年3月4日から4月20日まで{{Refnest|group="注"|3月16日の[[名古屋国際会議場|名古屋センチュリーホール]]公演は桜井の喉の不良により途中中止となり、大事をとって2日後の[[三重県文化会館]]大ホール公演も延期となった<ref>{{Cite web |和書 |url=https://natalie.mu/music/news/225005 |title=Mr.Children、桜井和寿の喉の不調で公演中止&延期「とても悔しく思う」 |website=音楽ナタリー |publisher=ナターシャ |date=2017-03-17 |accessdate=2022-07-08}}</ref>。振替公演は5月10日（名古屋）と同月12日（三重）に開催<ref>{{Cite web |和書 |url=https://natalie.mu/music/news/227017 |title=Mr.Childrenツアー、名古屋&三重公演の振替日程決定 |website=音楽ナタリー |publisher=ナターシャ |date=2017-03-31 |accessdate=2022-07-08}}</ref>。}}、13会場14公演に渡るホールツアー『Mr.Children Hall Tour 2017 ヒカリノアトリエ』を開催<ref name="ナタリー" />。前年に続くホールツアー開催となり、前年同様バンド・ヒカリノアトリエにより演奏、パフォーマンスが行なわれた<ref>{{Cite web |和書 |url=https://natalie.mu/music/news/232770 |title=Mr.Children全国ツアー、三重の振替公演で終幕「僕らの音楽が皆さんの心になれたら」 |website=音楽ナタリー |publisher=ナターシャ |date=2017-05-16 |accessdate=2022-07-08}}</ref>。
 このツアーの模様は、ライブ・ドキュメンタリー作品『[[Mr.Children、ヒカリノアトリエで虹の絵を描く]]』に一部収録されているほか、[[三重県総合文化センター|三重県文化会館]]大ホール公演のライブ音源が37thシングル『[[himawari (Mr.Childrenの曲)|himawari]]』の[[カップリング曲]]として3曲収録。また、同シングルの初回限定盤付属[[DVD]]には[[名古屋国際会議場|名古屋センチュリーホール]]公演でのみ披露された「[[君がいた夏 (曲)|君がいた夏]]」のライブ映像が収録されている。
 == 批評 ==
-[[ロッキング・オン]]の高橋智樹は、表題曲「ヒカリノアトリエ」について、全編を通して朗らかな多幸感に満ちた音像であるとしながらも「その根底に流れているのは『リラックス』とか『自然体』といった呑気な空気感ではまるでない。僕らはいかにして悔いなく『今』を生きていくべきか、悲しみのその先へ進んでいくべきか、という真摯な問いかけと切実な祈りそのものだ」と評価した<ref>{{Cite web |author=高橋智樹 |date=2017-01-12 |url=https://rockinon.com/blog/ro69plus/154542 |title=今週の一枚 Mr.Children『ヒカリノアトリエ』 |publisher=rockin'on.com |accessdate=2022-07-08}}</ref>。
+[[ロッキング・オン]]の高橋智樹は、表題曲「ヒカリノアトリエ」について、全編を通して朗らかな多幸感に満ちた音像であるとしながらも「その根底に流れているのは『リラックス』とか『自然体』といった呑気な空気感ではまるでない。僕らはいかにして悔いなく『今』を生きていくべきか、悲しみのその先へ進んでいくべきか、という真摯な問いかけと切実な祈りそのものだ」と評価した<ref>{{Cite web |和書 |author=高橋智樹 |date=2017-01-12 |url=https://rockinon.com/blog/ro69plus/154542 |title=今週の一枚 Mr.Children『ヒカリノアトリエ』 |website=rockin'on.com |publisher=ロッキング・オン |accessdate=2022-07-08}}</ref>。
-また、同じくロッキング・オンの杉浦美恵は、新たにライブ・レコーディングされた音源も収録されていることに関して、「完全に生音だけのオーガニックなサウンドは、よりくっきりと、そこに綴られた希望を浮かび上がらせる。[[Mr.Children|ミスチル]]が、この時代だからこそ求めた音なのだと思う」と述べている<ref>{{Cite web |author=杉浦美恵 |date=2017-01-10 |url=https://rockinon.com/disc/detail/154436 |title=やわらかな生音が紡ぐ「希望」 |publisher=rockin'on.com |accessdate=2022-07-08}}</ref>。
+また、同じくロッキング・オンの杉浦美恵は、新たにライブ・レコーディングされた音源も収録されていることに関して、「完全に生音だけのオーガニックなサウンドは、よりくっきりと、そこに綴られた希望を浮かび上がらせる。[[Mr.Children|ミスチル]]が、この時代だからこそ求めた音なのだと思う」と述べている<ref>{{Cite web |和書 |author=杉浦美恵 |date=2017-01-10 |url=https://rockinon.com/disc/detail/154436 |title=やわらかな生音が紡ぐ「希望」 |website=rockin'on.com |publisher=ロッキング・オン |accessdate=2022-07-08}}</ref>。
 == チャート成績 ==
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 == 楽曲解説 ==
 # '''ヒカリノアトリエ'''
-#* [[日本放送協会|NHK]][[連続テレビ小説]]『[[べっぴんさん]]』主題歌。ドラマのために書き下ろされた楽曲で、[[桜井和寿]]は「『べっぴんさん』との出会いが、僕らにまっすぐな希望の歌を与えてくれました。ひたむきな物語にそっと寄り添えるような曲でありたいと、強く願っています」とコメントしている。また、ドラマプロデューサーの[[堀之内礼二郎]]は「『このドラマを最高の「べっぴん」にする』。その大きな使命を果たすために、誰に主題歌をお願いしたらいいだろうと考えた時、真っ先に頭に浮かんだのが[[Mr.Children]]の皆さんでした」「この歌の光が日本中の朝を照らす日が心待ちでなりません」とコメント寄せている<ref>{{Cite web |url=https://rockinon.com/news/detail/147634 |title=Mr.Childrenの新曲がNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』主題歌に決定！ |publisher=rockin'on.com |date=2016-08-24 |accessdate=2022-07-08}}</ref>。発売日と同様に、桜井はNHKのタイアップであることから本楽曲の[[BPM]]を'''111'''にしたという{{Sfn|鹿野淳|2017|p=22}}。
+#* [[日本放送協会|NHK]][[連続テレビ小説]]『[[べっぴんさん]]』主題歌。ドラマのために書き下ろされた楽曲で、[[桜井和寿]]は「『べっぴんさん』との出会いが、僕らにまっすぐな希望の歌を与えてくれました。ひたむきな物語にそっと寄り添えるような曲でありたいと、強く願っています」とコメントしている。また、ドラマプロデューサーの[[堀之内礼二郎]]は「『このドラマを最高の「べっぴん」にする』。その大きな使命を果たすために、誰に主題歌をお願いしたらいいだろうと考えた時、真っ先に頭に浮かんだのが[[Mr.Children]]の皆さんでした」「この歌の光が日本中の朝を照らす日が心待ちでなりません」とコメント寄せている<ref>{{Cite web |和書 |url=https://rockinon.com/news/detail/147634 |title=Mr.Childrenの新曲がNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』主題歌に決定！ |website=rockin'on.com |publisher=ロッキング・オン |date=2016-08-24 |accessdate=2022-07-08}}</ref>。発売日と同様に、桜井はNHKのタイアップであることから本楽曲の[[BPM]]を'''111'''にしたという{{Sfn|鹿野淳|2017|p=22}}。
-#* [[ミュージック・ビデオ]]が制作されており、Mr.Childrenの公式[[YouTube]]チャンネルにて公開されているほか、ライブ・ドキュメンタリー作品『[[Mr.Children、ヒカリノアトリエで虹の絵を描く]]』およびライブ・ビデオ『[[Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25]]』に収録されている。[[クリエイティブディレクター]]は[[森本千絵]]が、監督は[[牧野惇]]が務めた。本作のジャケットに登場する少年の「勇気 (courage) の冒険ストーリー」がテーマで、布で構築された世界観の中を少年が冒険するという内容の人形劇となっている<ref>{{Cite web |url=https://rockinon.com/news/detail/154122 |title=Mr.Children、新曲“ヒカリノアトリエ”MV公開。壮大な人形劇仕立て |publisher=rockin'on.com |date=2017-01-01 |accessdate=2022-07-08}}</ref>。また、牧野はこのミュージック・ビデオで、[[CJ ENM]]が主催する音楽授賞式「[[Mnet Asian Music Awards#2017年|2017 Mnet Asian Music Awards]]」のProfessional Categoriesにて『Best Video Director of the year』を受賞した<ref>{{Cite web |url=https://b2b-ch.infomart.co.jp/news/detail.page?IMNEWS1=804375 |title=P.I.C.S.所属 牧野惇、アジア最大級の音楽アワード「2017 Mnet Asian Music Awards」にてBest Video Director of the yearを受賞！！ |publisher=[[IMAGICA GROUP]] |date=2017-12-05 |accessdate=2022-07-08}}</ref>。
+#* [[ミュージック・ビデオ]]が制作されており、Mr.Childrenの公式[[YouTube]]チャンネルで公開されているほか、ライブ・ドキュメンタリー作品『[[Mr.Children、ヒカリノアトリエで虹の絵を描く]]』およびライブ・ビデオ『[[Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25]]』に収録されている。[[クリエイティブ・ディレクター]]は[[森本千絵]]が、監督は[[牧野惇]]が務めた。本作のジャケットに登場する少年の「勇気 (courage) の冒険ストーリー」がテーマで、布で構築された世界観の中を少年が冒険するという内容の人形劇となっている<ref>{{Cite web |和書 |url=https://rockinon.com/news/detail/154122 |title=Mr.Children、新曲“ヒカリノアトリエ”MV公開。壮大な人形劇仕立て |website=rockin'on.com |publisher=ロッキング・オン |date=2017-01-01 |accessdate=2022-07-08}}</ref>。また、牧野は本ミュージック・ビデオで、[[CJ ENM]]が主催する音楽授賞式「[[Mnet Asian Music Awards#2017年|2017 Mnet Asian Music Awards]]」のProfessional Categoriesにて『Best Video Director of the year』を受賞した<ref>{{Cite web |和書 |archivedate=2022-07-08 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20220708103723/https://b2b-ch.infomart.co.jp/news/detail.page?IMNEWS1=804375 |url=https://b2b-ch.infomart.co.jp/news/detail.page?IMNEWS1=804375 |title=P.I.C.S.所属 牧野惇、アジア最大級の音楽アワード「2017 Mnet Asian Music Awards」にてBest Video Director of the yearを受賞！！ |website=BtoB 業界プラットフォームCh |publisher=[[IMAGICA GROUP]] |date=2017-12-05 |accessdate=2023-04-12}}</ref>ほか、翌年には第61回[[ニューヨークフェスティバル]]のミュージック・ビデオ部門で金賞 (World Gold Medal) を受賞した<ref>{{Twitter status2|atsu_maki|983975599227228160|2018年4月11日|accessdate=2023-04-13}}</ref>。
-#* ホールツアー『Mr.Children Hall Tour 2016 虹』秋公演でライブ初披露された<ref>{{Cite web |archivedate=2018-03-16 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20180316110142/https://entertainmentstation.jp/63891 |author=小貫信昭 |date=2017-01-21 |url=https://entertainmentstation.jp/63891 |title=Mr.Childrenの「虹はここにある」という確信【前編】 |publisher=【es】エンタメステーション |accessdate=2022-10-13 |deadlinkdate=2022-10-13}}</ref>。
+#* ホールツアー『Mr.Children Hall Tour 2016 虹』秋公演でライブ初披露された<ref>{{Cite web |和書 |archivedate=2018-03-16 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20180316110142/https://entertainmentstation.jp/63891 |author=小貫信昭 |date=2017-01-21 |url=https://entertainmentstation.jp/63891 |title=Mr.Childrenの「虹はここにある」という確信【前編】 |website=【es】エンタメステーション |publisher=[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー・ミュージックエンタテインメント]] |accessdate=2022-10-13}}</ref>。
 #* 直近のオリジナルアルバムである『[[重力と呼吸]]』には、アルバムの方向性にそぐわないという理由で未収録となった{{Sfn|森田恭子|2018|p=11}}。本作発売から5年後の2022年にリリースされた[[ベスト・アルバム]]『[[Mr.Children 2015-2021 & NOW]]』に[[リマスタリング]]した上で収録され、これがアルバム初収録となった。シングル曲でアルバム初収録がベスト・アルバムとなったのは本楽曲と「[[永遠 (Mr.Childrenの曲)|永遠]]」のみである。
 # '''つよがり (Studio Live)'''
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 # '''I LOVE CD shops!'''{{Sfn|森田恭子|2017|p=41}}
 #* [[隠しトラック|シークレットトラック]]。約25秒間の無音トラック{{Sfn|森田恭子|2017|p=41}}。
-#* タイトルの由来である『I ♥ CD shops!』とは、桜井がライブで訪れた街の[[CDショップ]]を訪問するというプロジェクトである。訪れた店には「I ♥ CD shops!」ステッカーが配布され、その店で[[コンパクトディスク|CD]]を購入すると、そのステッカーがプレゼントされる。ステッカーのデザインは[[丹下紘希]]が手掛けた。桜井はライブで訪れた各地のCDショップを見てデビュー当時を思い出し、「これだけ配信の時代になって、お客さんがCDをなかなか手に取らなくなった現在、なおも音楽に対する愛情を持ち続けながらCDショップを営んでいる方へのリスペクトと親愛の気持ち」からこのプロジェクトを立ち上げたと説明。桜井は「恩返しというのはちょっとおこがましいですが、CDショップの方々と一緒になって、『CDを手に取る喜び』『お店に足を運ぶワクワク感』を、改めて感じてもらえるようなプロジェクトになるといいなぁと思っています」とコメントしている<ref>{{Cite web |url=https://rockinon.com/news/detail/151135 |title=桜井和寿「I ♥ CD shops!」プロジェクト開始「CDを手に取る喜びを感じてもらいたい」 |publisher=rockin'on.com |date=2016-11-07 |accessdate=2022-07-08}}</ref>。
+#* タイトルの由来である『I ♥ CD shops!』とは、桜井がライブで訪れた街の[[CDショップ]]を訪問するというプロジェクトである。訪れた店には「I ♥ CD shops!」ステッカーが配布され、その店で[[コンパクトディスク|CD]]を購入すると、そのステッカーがプレゼントされる。ステッカーのデザインは[[丹下紘希]]が手掛けた。桜井はライブで訪れた各地のCDショップを見てデビュー当時を思い出し、「これだけ配信の時代になって、お客さんがCDをなかなか手に取らなくなった現在、なおも音楽に対する愛情を持ち続けながらCDショップを営んでいる方へのリスペクトと親愛の気持ち」からこのプロジェクトを立ち上げたと説明。桜井は「恩返しというのはちょっとおこがましいですが、CDショップの方々と一緒になって、『CDを手に取る喜び』『お店に足を運ぶワクワク感』を、改めて感じてもらえるようなプロジェクトになるといいなぁと思っています」とコメントしている<ref>{{Cite web |和書 |url=https://rockinon.com/news/detail/151135 |title=桜井和寿「I ♥ CD shops!」プロジェクト開始「CDを手に取る喜びを感じてもらいたい」 |website=rockin'on.com |publisher=ロッキング・オン |date=2016-11-07 |accessdate=2022-07-08}}</ref>。
 # '''Over（弾き+語り{{mvar|<sup>2</sup>}} Version）'''{{Sfn|鹿野淳|2017|p=25}}
 #* 4thアルバム『[[Atomic Heart]]』収録曲。
-#* シークレットトラック{{Sfn|鹿野淳|2017|p=25}}。ライブ音源で、桜井による弾き語りとなっている。キーを半音下げて演奏されている。
+#* シークレットトラック{{Sfn|鹿野淳|2017|p=25}}。『Mr.Children Hall Tour 2016 虹』のライブ音源で、桜井による弾き語りとなっている。キーを半音下げて演奏されている。
-#* 1番と2番の間で一旦演奏を止めMCに入り、本楽曲の制作秘話などを語っている<ref>{{Cite web |archivedate=2017-02-21 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20170222115232/https://entertainmentstation.jp/63978 |author=小貫信昭 |date=2017-01-23 |url=https://entertainmentstation.jp/63978 |title=Mr.Childrenの「虹はここにある」という確信【後編】 |publisher=【es】エンタメステーション |accessdate=2022-10-13 |deadlinkdate=2022-10-13}}</ref>。このような演奏形態を採った理由として、桜井は観客を退屈させないための「苦肉の策」だったと発言している{{Sfn|鹿野淳|2017|p=25}}。この語りの部分が長いため、タイトルが「弾き」と「語り語り」になっているとのこと{{Sfn|森田恭子|2017|p=41}}。
+#* 1番と2番の間で一旦演奏を止めMCに入り、本楽曲の制作秘話などを語っている<ref>{{Cite web |和書 |archivedate=2017-02-21 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20170222115232/https://entertainmentstation.jp/63978 |author=小貫信昭 |date=2017-01-23 |url=https://entertainmentstation.jp/63978 |title=Mr.Childrenの「虹はここにある」という確信【後編】 |website=【es】エンタメステーション |publisher=ソニー・ミュージックエンタテインメント |accessdate=2022-10-13}}</ref>。このような演奏形態を採った理由として、桜井は観客を退屈させないための「苦肉の策」だったと発言している{{Sfn|鹿野淳|2017|p=25}}。この語りの部分が長いため、タイトルが「弾き」と「語り語り」になっているとのこと{{Sfn|森田恭子|2017|p=41}}。
 #* 曲中で[[ギルバート・オサリバン]]の楽曲「[[アローン・アゲイン|アローン・アゲイン（ナチュラリー）]]」の一節を歌唱している。
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 ** [[鈴木英哉]]：[[ドラムセット|Drums]]
 ** [[Sunny (ミュージシャン)|SUNNY]]：[[キーボード (楽器)|Keyboards]] & [[コーラス (ポピュラー音楽)|Back Vocal]]
-** [[山本拓夫]]：[[サキソフォーン|Saxophone]] & [[フルート|Flute]]
+** [[山本拓夫]]：[[サクソフォーン|Saxophone]] & [[フルート|Flute]]
 ** icchie：[[トランペット|Trumpet]]
-** [[小春 (アコーディオン奏者)|小春]]（from [[チャラン・ポ・ランタン]]）：[[アコーディオン|Accordion]]
+** [[小春 (アコーディオン奏者)|小春]]（[[チャラン・ポ・ランタン]]）：[[アコーディオン|Accordion]]
 == テレビ出演 ==
 <!-- シングルのプロモーションおよびその後収録曲がテレビで披露されたものを記載。 -->
-発売時にはテレビ出演はなかったものの、本シングルが収録されたアルバム『[[Mr.Children 2015-2021 & NOW]]』発売のタイミングで初披露された。
 {| class="wikitable" style="text-align:left;font-size:small;"
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 ! 演奏曲
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-|rowspan="3"| [[SONGS (テレビ番組)|SONGS]]<ref>{{Cite web |url=https://natalie.mu/music/news/475933 |title=Mr.Childrenが「SONGS」で大泉洋と初対談、テレビ初披露となる「ヒカリノアトリエ」など演奏 |publisher=音楽ナタリー |date=2022-04-28 |accessdate=2022-04-28}}</ref>
+|rowspan="3"| [[SONGS (テレビ番組)|SONGS]]<ref>{{Cite web |和書 |url=https://natalie.mu/music/news/475933 |title=Mr.Childrenが「SONGS」で大泉洋と初対談、テレビ初披露となる「ヒカリノアトリエ」など演奏 |website=音楽ナタリー |publisher=ナターシャ |date=2022-04-28 |accessdate=2022-04-28}}</ref>
 |rowspan="3"| 2022年5月12日
 |rowspan="3"| [[NHK総合テレビジョン|NHK総合]]
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 == 収録アルバム ==
+* 『[[NHK連続テレビ小説 べっぴんさん オリジナル・サウンドトラック Vol.2]]』 (#1) - [[世武裕子]]編曲による「ヒカリノアトリエ [[オフヴォーカル|Instrumental ver.]]」として収録。
 * 『[[Mr.Children 2015-2021 & NOW]]』 (#1)

表話編歴 NHK 連続テレビ小説主題歌
2010年度	ゲゲゲの女房「ありがとう」（いきものがかり）てっぱん「ひまわり」（インストゥルメンタル、葉加瀬太郎）
2011年度	おひさま「おひさま〜大切なあなたへ」（インストゥルメンタル、平原綾香（土曜日のみ7月16日放送分から、月曜日は最終週のみ））カーネーション「カーネーション」（椎名林檎）
2012年度	梅ちゃん先生「さかさまの空」（SMAP）純と愛「いちばん近くに」（HY）
2013年度	あまちゃん「あまちゃんオープニングテーマ」（インストゥルメンタル、大友良英）ごちそうさん「雨のち晴レルヤ」（ゆず）
2014年度	花子とアン「にじいろ」（絢香）マッサン「麦の唄」（中島みゆき）
2015年度	まれ「希空〜まれぞら〜」（合唱曲、澤野弘之）あさが来た「365日の紙飛行機」（AKB48）
2016年度	とと姉ちゃん「花束を君に」（宇多田ヒカル）べっぴんさん「ヒカリノアトリエ」（Mr.Children）
2017年度	ひよっこ「若い広場」（桑田佳祐）わろてんか「明日はどこから」（松たか子）
2018年度	半分、青い。「アイデア」（星野源）まんぷく「あなたとトゥラッタッタ♪」（DREAMS COME TRUE）
2019年度	なつぞら「優しいあの子」（スピッツ）スカーレット「フレア」（Superfly）
1960・70 1980 1990 2000 2010 2020 2030

表話編歴オリコン週間シングルチャート第1位（2017年1月23日付）
1月	2日 God's S.T.A.R.（QUARTET NIGHT） 9日僕以外の誰か（NMB48） 16日道しるべ（舞祭組） 23日ヒカリノアトリエ（Mr.Children） 30日 EXCITE（三浦大知）
2月	6日なぐりガキBEAT（関ジャニ∞） 13日 Reboot!!!（A.B.C-Z） 20日 EMMA（NEWS） 27日バグっていいじゃん（HKT48）
3月	6日 OVER THE TOP（Hey! Say! JUMP） 13日 INTER（Kis-My-Ft2） 20日 HAPPY（三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE） 27日シュートサイン（AKB48）
4月	3日インフルエンサー（乃木坂46） 10日 ROCK THA TOWN（Sexy Zone） 17日不協和音（欅坂46） 24日青春時計（NGT48）
5月	1日 I'll be there（嵐） 8日超ネバギバDANCE（超特急） 15日 COLORS/太陽と月のこどもたち（V6） 22日血、汗、涙（防弾少年団） 29日背中越しのチャンス（亀と山P）
6月	5日 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS LITTLE STARS! エチュードは1曲だけ（渋谷凛〈福原綾香〉、上条春菜〈長島光那〉、神谷奈緒〈松井恵理子〉、神崎蘭子〈内田真礼〉、三船美優〈原田彩楓〉） 12日願いごとの持ち腐れ（AKB48） 19日 PICK IT UP（Kis-My-Ft2） 26日声明/Still Alive（B'z）
7月	3日おーさか☆愛・EYE・哀/Ya! Hot! Hot!（ジャニーズWEST） 10日つなぐ（嵐） 17日 Precious Girl/Are You There?（Hey! Say! JUMP） 24日 The Red Light（KinKi Kids） 31日意外にマンゴー（SKE48）
8月	7日 himawari（Mr.Children） 14日キスは待つしかないのでしょうか?（HKT48） 21日逃げ水（乃木坂46） 28日 Family Song（星野源）
9月	4日たいようの哀悼歌（Flower） 11日 #好きなんだ（AKB48） 18日奇跡の人（関ジャニ∞） 25日聖域（福山雅治）
10月	2日 GOLD（Happiness） 9日勝利の凱歌（刀剣男士 formation of 三百年） 16日ぎゅっと（Sexy Zone） 23日いつかできるから今日できる（乃木坂46） 30日 One More Time（TWICE）
11月	6日・13日風に吹かれても（欅坂46） 20日 Doors〜勇気の軌跡〜（嵐） 27日応答セヨ（関ジャニ∞）
12月	4日 11月のアンクレット（AKB48） 11日赤い果実（Kis-My-Ft2） 18日 MIC Drop/DNA/Crystal Snow（防弾少年団） 25日 J.S.B. HAPPINESS（三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE）
シングル：1967 1968 1969 1970 1971 1972 1973 1974 1975 1976 1977 1978 1979 1980 1981 1982 1983 1984 1985 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 デジタルシングル：2017・2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 ストリーミング：2018・2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025

表話編歴 Billboard JAPANシングル・セールス・チャート「Billboard Japan Top Singles Sales」第1位（2017年1月23日付）
1月	2日 God's S.T.A.R.（QUARTET NIGHT） 9日僕以外の誰か（NMB48） 16日道しるべ（舞祭組） 23日ヒカリノアトリエ（Mr.Children） 30日 EXCITE（三浦大知）
2月	6日なぐりガキBEAT（関ジャニ∞） 13日一滴の影響（UVERworld） 20日 EMMA（NEWS） 27日バグっていいじゃん（HKT48）
3月	6日 OVER THE TOP（Hey! Say! JUMP） 13日 INTER（Kis-My-Ft2） 20日 ID（UP10TION） 27日シュートサイン（AKB48）
4月	3日インフルエンサー（乃木坂46） 10日 ROCK THA TOWN（Sexy Zone） 17日不協和音（欅坂46） 24日青春時計（NGT48）
5月	1日 I'll be there（嵐） 8日超ネバギバDANCE（超特急） 15日 COLORS/太陽と月のこどもたち（V6） 22日血、汗、涙（防弾少年団） 29日背中越しのチャンス（亀と山P）
6月	5日 MY SWAGGER（GOT7） 12日願いごとの持ち腐れ（AKB48） 19日 PICK IT UP（Kis-My-Ft2） 26日声明/Still Alive（B'z）
7月	3日おーさか☆愛・EYE・哀/Ya! Hot! Hot!（ジャニーズWEST） 10日つなぐ（嵐） 17日 Precious Girl/Are You There?（Hey! Say! JUMP / A.Y.T.） 24日 The Red Light（KinKi Kids） 31日意外にマンゴー（SKE48）
8月	7日 himawari（Mr.Children） 14日キスは待つしかないのでしょうか?（HKT48） 21日逃げ水（乃木坂46） 28日 Family Song（星野源）
9月	4日 Beautiful（MONSTA X） 11日 #好きなんだ（AKB48） 18日奇跡の人（関ジャニ∞） 25日聖域（福山雅治）
10月	2日 GOLD（Happiness） 9日勝利の凱歌（刀剣男士 formation of 三百年） 16日邪魔しないで Here We Go!/弩級のゴーサイン/若いんだし!（モーニング娘。'17） 23日いつかできるから今日できる（乃木坂46） 30日 One More Time（TWICE）
11月	6日・13日風に吹かれても（欅坂46） 20日 Doors〜勇気の軌跡〜（嵐） 27日応答セヨ（関ジャニ∞）
12月	4日 11月のアンクレット（AKB48） 11日赤い果実（Kis-My-F2） 18日 MIC Drop/DNA/Crystal Snow（防弾少年団） 25日 J.S.B. HAPPINESS（三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE）
シングル・セールス： 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 シングル・Hot 100： 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 ダウンロード・ソング： 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025

表話編歴 CDTV ORIGINAL RANKING「THIS WEEK'S TOP100」第1位（2017年1月21日付）
1月	7日僕以外の誰か（NMB48） 14日道しるべ（舞祭組） 21日ヒカリノアトリエ（Mr.Children） 28日 EXCITE（三浦大知）
2月	4日なぐりガキBEAT（関ジャニ∞） 11日 Reboot!!!（A.B.C-Z） 18日 EMMA（NEWS） 25日バグっていいじゃん（HKT48）
3月	4日 OVER THE TOP（Hey! Say! JUMP） 11日 INTER（Kis-My-Ft2） 18日 HAPPY（三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE） 25日シュートサイン（AKB48）
4月	1日インフルエンサー（乃木坂46） 8日 ROCK THA TOWN（Sexy Zone） 15日不協和音（欅坂46） 22日青春時計（NGT48） 29日 I'll be there（嵐）
5月	6日超ネバギバDANCE（超特急） 13日 COLORS（V6） 20日血、汗、涙（防弾少年団） 27日背中越しのチャンス（亀と山P）
6月	3日 MY SWAGGER（GOT7） 10日願いごとの持ち腐れ（AKB48） 17日 PICK IT UP（Kis-My-Ft2） 24日声明（B'z）
7月	1日おーさか☆愛・EYE・哀（ジャニーズWEST） 8日つなぐ（嵐） 15日 Precious Girl（Hey! Say! JUMP） 22日 The Red Light（KinKi Kids） 29日意外にマンゴー（SKE48）
8月	5日 himawari（Mr.Children） 12日キスは待つしかないのでしょうか?（HKT48） 19日逃げ水（乃木坂46） 26日 Family Song（星野源）
9月	2日打上花火（DAOKO×米津玄師） 9日 #好きなんだ（AKB48） 16日奇跡の人（関ジャニ∞） 23日聖域（福山雅治） 30日 GOLD（Happiness）
10月	7日勝利の凱歌（刀剣男士 formation of 三百年） 14日邪魔しないで Here We Go!（モーニング娘。'17） 21日いつかできるから今日できる（乃木坂46） 28日 One More Time（TWICE）
11月	4日・11日風に吹かれても（欅坂46） 18日 Doors 〜勇気の軌跡〜（嵐） 25日応答セヨ（関ジャニ∞）
12月	2日 11月のアンクレット（AKB48） 9日赤い果実（Kis-My-Ft2） 16日 MIC Drop（防弾少年団） 23日 J.S.B. HAPPINESS（三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE） 30日 White Love（Hey! Say! JUMP）
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