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「SAPICA」の版間の差分

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市電・バスの利用開始のプレスリリース発表に伴い、変更
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* [[2011年]]4月22日より、[[北洋銀行]]が提携カード「clover SAPICA」を発行している<ref>{{PDFlink|[http://www.hokuyobank.co.jp/news/info/pdf/000867.pdf 札幌市と「SAPICA」電子マネーサービス実施に向け基本合意書締結]}} 北洋銀行、2011年3月23日</ref><ref name="2010032301_press"/><ref>{{PDFlink|[http://www.sapica.jp/view/docs/20110420_press.pdf clover SAPICAの発行を開始いたします]}} 札幌ICカード協議会、2011年4月20日</ref>。
* [[2011年]]4月22日より、[[北洋銀行]]が提携カード「clover SAPICA」を発行している<ref>{{PDFlink|[http://www.hokuyobank.co.jp/news/info/pdf/000867.pdf 札幌市と「SAPICA」電子マネーサービス実施に向け基本合意書締結]}} 北洋銀行、2011年3月23日</ref><ref name="2010032301_press"/><ref>{{PDFlink|[http://www.sapica.jp/view/docs/20110420_press.pdf clover SAPICAの発行を開始いたします]}} 札幌ICカード協議会、2011年4月20日</ref>。
*また、定期券機能を裏面に追加することもできる。
*また、定期券機能を裏面に追加することもできる。

=== 今後の予定 ===
* 2014年2月に福祉割引SAPICAを導入する予定である<ref name="20121105_press"/>。


== 利用可能な路線 ==
== 利用可能な路線 ==
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** [[札幌市営地下鉄東西線|東西線]]([[宮の沢駅]] - [[新さっぽろ駅]])
** [[札幌市営地下鉄東西線|東西線]]([[宮の沢駅]] - [[新さっぽろ駅]])
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=== 今後利用可能の路線 ===
*2013年6月22日より、以下の事業者・路線にて利用開始予定<ref name="20130314_press">{{PDFlink|http://www.sapica.jp/view/docs/2013031401_press.pdf バス・市電でのSAPICAのサービス開始及びSAPICAエリアにおけるKitaca・Suica等の利用サービス開始について] }} 札幌ICカード協議会(2013年3月14日) </ref>。

*[[札幌市電]](全線)
*[[じょうてつ]](札幌市内全路線)
*[[ジェイ・アール北海道バス]]
**札幌市内全路線
**札幌市内を含む郊外路線(小樽、江別、北広島、南幌、長沼)
**高速バス(小樽)
*[[北海道中央バス]]
**札幌市内全路線
**札幌市内を含む郊外路線(石狩、千歳、江別)
**札幌近郊の郊外路線(北広島、江別、千歳)
**高速バス(小樽、余市、岩内、積丹、ニセコ、苫小牧、室蘭、岩見沢、三笠、美唄、栗山、夕張、新千歳空港連絡バス)

* 札幌市電とバス(ジェイ・アール北海道バス、じょうてつ、北海道中央バス)で利用可能にする予定。なお、導入時期は、定期券以外のサービスは2013年6月22日から、定期券のサービスは2014年2月に予定している<ref name="20121105_press"/>。


== サービス・機能 ==
== サービス・機能 ==
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2013年3月現在、SAPICAと他カードとの相互利用は行っていない。
2013年3月現在、SAPICAと他カードとの相互利用は行っていない。


[[2013年]]6月22日の札幌市電・バスへのSAPICA導入<ref name="20121105_press"/>とあわせて、同日にKitacaおよび[[Suica]]でも地下鉄・市電・バスを利用可能にすることが発表された。Suicaと相互利用可能な他のICカード乗車券([[TOICA]]・[[ICOCA]]・[[SUGOCA]]・[[PASMO]]・[[manaca]]・[[PiTaPa]]・[[nimoca]]・[[はやかけん]])も利用可能である<ref>札幌ICカード協議会(2013年3月14日) {{PDFlink|http://www.sapica.jp/view/docs/2013031401_press.pdf バス・市電でのSAPICAのサービス開始及びSAPICAエリアにおけるKitaca・Suica等の利用サービス開始について] }}</ref>。
[[2013年]]6月22日の札幌市電・バスへのSAPICA導入<ref name="20121105_press"/>とあわせて、同日にKitacaおよび[[Suica]]でも地下鉄・市電・バスを利用可能にすることが発表された。Suicaと相互利用可能な他のICカード乗車券([[TOICA]]・[[ICOCA]]・[[SUGOCA]]・[[PASMO]]・[[manaca]]・[[PiTaPa]]・[[nimoca]]・[[はやかけん]])も利用可能である<ref name="20130314_press"/>。


なお、SAPICAをJR北海道で利用可能にするための協議は引き続き行われており、SAPICAとKitaca・Suica等の完全相互利用化及び電子マネー機能の利用については発表されていない。一方、SAPICAに先行して[[新潟交通]]の[[りゅーと]]エリアでSuica等の片利用開始が発表されており、SAPICAについてもこれに準ずる見込みである。札幌市ではICカードによる割引サービスのほか、将来的に図書の貸し出しといった公共サービス機能の導入を検討している。相互利用時の割引サービスの有無については、ICOCA(原則割引なし)とPiTaPa(導入各社ごとに多数の割引がある)の相互利用などで同様の事例があり、公共サービス機能についてもFeliCaのマルチアプリケーション機能の一つとして利用可能なため、システム側の改修により対応させることは可能である。
なお、SAPICAをJR北海道で利用可能にするための協議は引き続き行われており、SAPICAとKitaca・Suica等の完全相互利用化及び電子マネー機能の利用については発表されていない。一方、SAPICAに先行して[[新潟交通]]の[[りゅーと]]エリアでSuica等の片利用開始が発表されており、SAPICAについてもこれに準ずる見込みである。札幌市ではICカードによる割引サービスのほか、将来的に図書の貸し出しといった公共サービス機能の導入を検討している。相互利用時の割引サービスの有無については、ICOCA(原則割引なし)とPiTaPa(導入各社ごとに多数の割引がある)の相互利用などで同様の事例があり、公共サービス機能についてもFeliCaのマルチアプリケーション機能の一つとして利用可能なため、システム側の改修により対応させることは可能である。

== 今後の予定 ==
* 2014年2月に福祉割引SAPICAを導入する予定である<ref name="20121105_press"/>。

=== 他交通機関での利用 ===
* 札幌市電とバス(ジェイ・アール北海道バス、じょうてつ、北海道中央バス)で利用可能にする予定。なお、導入時期は、定期券以外のサービスは2013年6月22日から、定期券のサービスは2014年2月に予定している<ref name="20121105_press"/>。


== その他 ==
== その他 ==

2013年3月14日 (木) 10:23時点における版

SAPICA(サピカ)は、札幌市交通局2009年1月30日から札幌市営地下鉄に導入した、札幌総合情報センター株式会社が発行するICカード乗車券である。2008年12月5日に同社の登録商標となっている[1]。名称は「サッと取り出して、ピッと利用できるSapporo(さっぽろ)のICカード」から名付けられている。

「タッチ&ゴー」の動き

概要

札幌市は、2008年度のサービス開始を目途に市営交通で利用できるICカード(仮称:STカード[2])の導入を2006年から検討していたが[3]2007年11月8日に同市及びジェイ・アール北海道バスじょうてつ北海道中央バスのバス事業者3社が共同して「札幌ICカード協議会」を設立し、バスとの共通化を含めたICカード事業を進めることとなった。また、新たに導入するICカードの名称を決定する際の参考とするため、札幌ICカード協議会が選定した8つの名称候補について、2007年11月15日から11月26日までの間で市民意向調査による投票を実施した[4]

2008年3月27日、札幌ICカード協議会は市民意向調査を参考にICカードの名称を「SAPICA」と決定し、ロゴ及びデザインを発表した。併せて札幌市交通局2009年1月から札幌市営地下鉄にSAPICAを導入すると発表した[5]。同年11月27日、札幌ICカード協議会は2009年1月30日から札幌市営地下鉄全線でサービスを開始すると発表した[6]

札幌市第三セクターであり、S.M.A.P.カードの実験時に運用を担当した札幌総合情報センター株式会社をSAPICAの発行元とし、同社が発売、チャージ、再発行などを取り扱い、札幌ICカード協議会の各事業者はSAPICAをIC乗車券類として取り扱うという形態をとっている。なお、札幌総合情報センターが定めるSAPICA取扱規則によるSAPICA取扱事業者は、導入開始時点では札幌市交通局のみである。

2012年現在は札幌市営地下鉄のみ利用可能だが、2013年6月に札幌市電と上記バス事業者3社でも導入する予定である。ただし、定期券の利用は2014年2月に予定している[7]

発行枚数は2011年3月に20万枚を超えたが、地下鉄全体での利用率は上記の通り地下鉄でしか利用できない事に加え、券種によってはSAPICAより割引率が高いウィズユーカードの存在や、昼間割引カード(昼割)、ドニチカキップなど磁気券の割引施策が充実している事もあって低迷が続く。札幌市交通局はSAPICA専用の改札機を設けたり、所有者限定のイベントなどを開催するなど普及対策を行なっている。

ICカード裏面の右下に記載の番号は「SP」から始まる。

カードシステム

FeliCaを使用したKitacaSuicaICOCAPASMOなどと同じサイバネ規格を採用しているが、ICカードとリーダ・ライタの通信時に使われるFeliCaシステムコード及び暗号鍵にSAPICA独自のものを使用している[8]。これはSuicaと相互利用および片利用可能とするためには東日本旅客鉄道に対してライセンス料を支払い、暗号鍵の割り当てを受ける必要があるためである。

FeliCa仕様のICカードは、リーダ・ライタとの通信時にシステムコードが一致するカードのみレスポンスを返す仕様となっている[9]。そのため、Suicaと同一のシステムコードを採用するカードは、自動改札機へSuica系ICカードとしてレスポンスを返しているため、暗号鍵が一致すれば同一仕様のICカードとして認識される。SAPICAはシステムコードに独自コードを採用しており、システムコード不一致でレスポンスを返さないため、Suica系カードの2枚重ね(SuicaとPASMOなど)で起こる同時タッチエラーはSAPICAとSuica系ICカードでは発生しない。

カード種別

SAPICAは、以下の4種類を発行している。

チャージ上限は最高20,000円。共通ウィズユーカードや、別のICカードからはチャージできない。

カード残額の利用履歴はSAPICA対応自動券売機で表示・印字できる。また、導入当初は、記名SAPICAやSAPICA定期券はSAPICA公式サイトでも確認できたが、情報セキュリティ保護の観点から2012年3月にサービス休止、2012年10月にサービス終了と発表された。[10]

無記名SAPICA

  • 大人用のみ。
  • 汎用タイプのカード。紛失時の再発行はできない。
  • 地下鉄のSAPICA対応自動券売機又は定期券発売所で購入可能。
  • 発売額はデポジット(乗車料金に使用不可。解約時に返金)500円とチャージ1,500円の合計2,000円である。

記名SAPICA

  • 無記名SAPICAの表面下部に氏名を記載したカード。紛失時の再発行が可能。
  • 大人用はSAPICA対応自動券売機や定期券発売所で、こども用は駅の窓口や定期券発売所で購入可能。
  • 購入時に氏名・生年月日・性別・電話番号の登録が必要。
  • こども用は1人1枚のみ発売で、有効期限がある(12歳の誕生日の前日以降の最初の3月31日まで)。
  • 発売額はデポジット(乗車料金に使用不可。解約時に返金)500円とチャージ1,500円の合計2,000円である。

SAPICA定期券

  • 記名SAPICAに定期券機能を追加したカード。基本的に記名SAPICAと同様のサービスとなる。
  • 発売額はデポジット500円と定期料金である(継続購入時は定期料金のみ)。また、地下鉄のみの磁気定期券を所持している場合は、有効期限の途中であっても、デポジット500円を支払う事で有効期間を引き継いだSAPICA定期券への移し替えが可能である。
  • 通学定期券の新規購入時は定期券発売所のみの取り扱いになるが、通勤定期券の新規購入時と通学・通勤定期券の継続購入時はSAPICA対応自動券売機でも購入可能。
  • 札幌市が定める札幌市ICカード乗車券取扱規程により、普通定期料金(通勤,通学)および三角定期料金を適用する定期券のみが発売され、特殊定期料金(福祉割引)および全線定期料金を適用する定期券は発売されない。

クレジットカード一体型SAPICA

  • 2011年4月22日より、北洋銀行が提携カード「clover SAPICA」を発行している[11][12][13]
  • また、定期券機能を裏面に追加することもできる。

今後の予定

  • 2014年2月に福祉割引SAPICAを導入する予定である[7]

利用可能な路線

2011年3月現在、以下の路線・駅で乗車券としての利用が可能。

今後利用可能の路線

  • 2013年6月22日より、以下の事業者・路線にて利用開始予定[14]
  • 札幌市電(全線)
  • じょうてつ(札幌市内全路線)
  • ジェイ・アール北海道バス
    • 札幌市内全路線
    • 札幌市内を含む郊外路線(小樽、江別、北広島、南幌、長沼)
    • 高速バス(小樽)
  • 北海道中央バス
    • 札幌市内全路線
    • 札幌市内を含む郊外路線(石狩、千歳、江別)
    • 札幌近郊の郊外路線(北広島、江別、千歳)
    • 高速バス(小樽、余市、岩内、積丹、ニセコ、苫小牧、室蘭、岩見沢、三笠、美唄、栗山、夕張、新千歳空港連絡バス)
  • 札幌市電とバス(ジェイ・アール北海道バス、じょうてつ、北海道中央バス)で利用可能にする予定。なお、導入時期は、定期券以外のサービスは2013年6月22日から、定期券のサービスは2014年2月に予定している[7]

サービス・機能

オートチャージサービス

オートチャージを設定した記名SAPICAやSAPICA定期券を使用して自動改札機で入場する時、カード残額が設定した金額(1,000円から5,000円までの1,000円単位)を下回っていると、事前に登録したクレジットカードから設定された金額(1,000円から3,000円までの1,000円単位)が自動的にチャージされる。

オートチャージサービスの利用限度額は1日あたり3,000円、1ヶ月あたり30,000円で、これらを超えての利用はできない。

登録できるクレジットカードは、JCBVISAMasterCardAmerican Express及びその提携カード(地元カード会社のニッセンレンエスコートやほくせんなど)で登録ができる。また1枚のクレジットカードで家族5人までの登録が可能である(いずれも、高校生を除く18歳以上に限る)。

ビューカードでのSAPICAオートチャージ利用分は、2012年10月よりビューカードのポイント付与の対象外となる[15]

SAPICAポイント

SAPICAでは、従来の共通ウィズユーカードに付与されていたプレミアム(1,000円から5,000円までは10%、10,000円は15%)がなくなり、その代替として「SAPICAポイント」が導入された。ポイントの付与、および利用は以下の通り。

  • SAPICAで自動改札機を通過して精算した場合、自動券売機で乗車券をSAPICAで購入した場合、自動精算機で乗り越し精算をSAPICAで行った場合に、利用金額の10%がSAPICAポイントとして付与される。チャージ時にはSAPICAポイントが付与されない。
  • SAPICAで自動改札機を通過する際、SAPICAポイントが乗車区間の料金を上回る場合は1ポイント=1円に換算してSAPICAポイントから減算される。SAPICAポイントが乗車区間の料金を下回る場合はチャージより減算。
  • SAPICAポイントの利用は、自動改札機をSAPICAで利用した場合に限られる。
  • 電子マネー利用時のポイントの付与はセイコーマート(札幌市内店舗のみ)の利用時のみ可能[16]。支払い一回ごとに支払い総額の0.5%相当(200円に1ポイント)を付与。ただし、1ポイント未満の場合は付与されない。
  • SAPICAポイントを電子マネーとして利用することはできない。

SAPICA電子マネー

2011年3月18日電子マネーサービスが開始された[17]。また、SAPICAへ電子マネー機能を付加することにあたり、2010年3月に北洋銀行と提携した[12]

電子マネーが利用可能な店舗・施設は主に札幌市内を中心として拡大しており、札幌市役所や各区役所のほか札幌市円山動物園の入園料にも利用可能。地下鉄駅構内の清涼飲料水の自動販売機にも一部対応したほか、自動証明写真機にも対応している。このほか、札幌市以外でも利用可能な店舗が増えており、交通系IC乗車券としての利用はできないものの電子マネーのみ利用可能なところもある。一方、駅構内の売店については2012年5月現在、大通駅及び真駒内駅構内のセブン-イレブン3店舗のみの対応で、キヨスクなどへの対応は未定である。

上記の通り電子マネー利用ではセイコーマートを除きSAPICAポイントは付与されないが、さっぽろ地下街POINT CLUBのポイント付与対象にはなる。

まちのわ

札幌市が2011年10月17日より導入した地域ポイント制度。札幌市民が指定のボランティア活動やイベントなどに参加、来場するとSAPICAカードにポイントが付与され、ドニチカキップや市指定ごみ袋などと交換できる。SAPICAポイント、SAPICA電子マネーとの互換性はない。

相互利用

相互利用関係(2012年12月31日現在、クリックで拡大)

2013年3月現在、SAPICAと他カードとの相互利用は行っていない。

2013年6月22日の札幌市電・バスへのSAPICA導入[7]とあわせて、同日にKitacaおよびSuicaでも地下鉄・市電・バスを利用可能にすることが発表された。Suicaと相互利用可能な他のICカード乗車券(TOICAICOCASUGOCAPASMOmanacaPiTaPanimocaはやかけん)も利用可能である[14]

なお、SAPICAをJR北海道で利用可能にするための協議は引き続き行われており、SAPICAとKitaca・Suica等の完全相互利用化及び電子マネー機能の利用については発表されていない。一方、SAPICAに先行して新潟交通りゅーとエリアでSuica等の片利用開始が発表されており、SAPICAについてもこれに準ずる見込みである。札幌市ではICカードによる割引サービスのほか、将来的に図書の貸し出しといった公共サービス機能の導入を検討している。相互利用時の割引サービスの有無については、ICOCA(原則割引なし)とPiTaPa(導入各社ごとに多数の割引がある)の相互利用などで同様の事例があり、公共サービス機能についてもFeliCaのマルチアプリケーション機能の一つとして利用可能なため、システム側の改修により対応させることは可能である。

その他

  • 札幌市営地下鉄に乗車する際、共通ウィズユーカードは乗車時に残高が200円(市営地下鉄の初乗り運賃)未満だと自動改札機を通る事ができないのに対し、SAPICAは残高が10円以上あれば自動改札機を通る事ができる。
  • 札幌市交通局の通勤定期券は、記名人以外でも利用可能な持参人式だが、札幌総合情報センターが定めるSAPICA取扱規則では記名SAPICAの記名人以外の使用を禁止しているため、SAPICA定期券は記名人以外は使用する事ができない。

歴史

脚注

  1. ^ 登録番号第5186709号。称呼には「サピカ」の他に「サピキャ」も登録されている(同第5199828号)。
  2. ^ 「ST」は Sapporo City Transportation Bureauの略
  3. ^ a b 市営交通における「ICカード」の導入について (PDF) 札幌市、2006年4月27日
  4. ^ a b ICカードの名称に関する市民意向調査の実施について、札幌市交通局(Internet Archive参照)
  5. ^ a b ICカードの名称・デザインおよびサービス開始時期について (PDF) 札幌市交通局、2008年3月27日
  6. ^ ICカード乗車券「SAPICA(サピカ)」のサービス開始時期についてのお知らせ (PDF) 札幌市交通局、2008年11月27日
  7. ^ a b c d バス・市電(路面電車)へのSAPICAの導入時期及び福祉割引SAPICAの導入等について (PDF) 札幌ICカード協議会、2012年11月5日
  8. ^ 2次元空間 札幌に行ってきた番外編(個人による解析結果)、2010年2月10日
  9. ^ FeliCa技術方式の各種コードについて、ソニー、2010年10月15日 Version1.2
  10. ^ システム改修の検討結果とご利用履歴照会サービス終了について (PDF) 札幌ICカード協議会、2012年10月1日
  11. ^ 札幌市と「SAPICA」電子マネーサービス実施に向け基本合意書締結 (PDF) 北洋銀行、2011年3月23日
  12. ^ a b SAPICA電子マネーにおける札幌市と北洋銀行の提携について 札幌市、2011年3月23日
  13. ^ clover SAPICAの発行を開始いたします (PDF) 札幌ICカード協議会、2011年4月20日
  14. ^ a b http://www.sapica.jp/view/docs/2013031401_press.pdf バス・市電でのSAPICAのサービス開始及びSAPICAエリアにおけるKitaca・Suica等の利用サービス開始について] (PDF) 札幌ICカード協議会(2013年3月14日)
  15. ^ 一部電子マネーへのチャージご利用分に対するポイントサービス終了のお知らせ
  16. ^ a b セイコーマートの札幌市内店舗でSAPICA 電子マネーサービスを開始します! (PDF) 札幌市交通局、2011年11月25日
  17. ^ SAPICA電子マネーサービスを開始します (PDF) 札幌市交通局、2011年3月17日
  18. ^ 地下鉄専用通勤SAPICA定期券が全駅で買える (PDF) 、SAPICA公式サイト、2009年3月9日
  19. ^ SAPICA 発売枚数10万枚突破! (PDF) サービス開始以降の累計発売枚数から回収した枚数を差し引いた現在流通している枚数
  20. ^ SAPICA電子マネーサービスの利用場所がさらに拡大します (PDF) 札幌市、2011年8月19日
  21. ^ 地下鉄大通駅のセブン-イレブン(2店舗)におけるSAPICA電子マネーサービスの開始について (PDF) 札幌市交通局、2012年3月29日
  22. ^ さっぽろ地下街で電子マネーサービスを開始します” (PDF) (2012年11月28日). 2012年12月4日閲覧。

関連項目

外部リンク