ニコ・ホーナー

ニコ・ホーナー
*Nico Hoerner*
シカゴ・カブス #2
	AAA級アイオワ・カブス時代; （2021年9月17日）
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	カリフォルニア州オークランド
生年月日	1997年5月13日（27歳）
身長; 体重	6' 1" ＝約185.4 cm; 200 lb ＝約90.7 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	遊撃手、二塁手
プロ入り	2018年 MLBドラフト1巡目
初出場	2019年9月9日
年俸	252万5000ドル
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	ヘッド・ロイス・スクール（英語版）; スタンフォード大学; シカゴ・カブス (2019 - );
	この表について

ニコラス・マッキー・ホーナー（Nicholas Mackie Hoerner, 1997年 5月13日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州オークランド出身のプロ野球選手（遊撃手、二塁手）。右投右打。MLBのシカゴ・カブス所属。

経歴

地元オークランドのヘッド・ロイス・スクール（英語版）、スタンフォード大学に進学した。

2018年のMLBドラフト1巡目（全体24位）でシカゴ・カブスから指名され^[2]、6月12日に契約を結んだ（契約金は約272万ドル）^[3]。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・カブスでプロデビュー。A-級ユージーン・エメラルズ（英語版）、A級サウスベンド・カブス（英語版）でもプレーし、3球団合計で14試合に出場して打率.327、2本塁打、6打点、6盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、メサ・ソーラーソックスに所属した。

2019年、マイナーでは主にAA級テネシー・スモーキーズでプレーし、75試合に出場して打率.292、3本塁打、22打点、8盗塁を記録した。9月9日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし^[4]、セプテンバー・コールアップによって初昇格を果たした。メジャーデビューとなった同日のサンディエゴ・パドレス戦にて「6番・遊撃手」で先発出場し、カル・クアントリルから初打席初安打を記録するなど5打数3安打、4打点の活躍だった^[5]。1200人以上いるドラフト同期に先んじて最初のMLBでの出場であった^[6]。

2022年は正遊撃手として133試合に出場し、打率.281、10本塁打、55打点、20盗塁を記録した。初めて規定打席に到達した。

2023年1月に年俸調停を回避して1年252万5000ドルで合意した^[1]。開幕直前の3月27日にカブスと2026年までの3年3500万ドルの延長契約を結んだ^[7]。この年は前年オフに7年契約で加入したダンズビー・スワンソンが正遊撃手となり、ホーナーは二塁手として出場することとなった。

選手としての特徴

メイクアップを評価されているが、特筆すべきツールには欠けると言われる^[8]。

詳細情報

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠打	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
2019	CHC	20	82	78	13	22	1	1	3	34	17	0	0	0	1	3	1	0	11	3	.282	.305	.436	.741
2020		48	126	108	19	24	4	0	0	28	13	3	2	0	2	12	0	3	24	3	.222	.312	.259	.571
2021		44	170	149	13	45	10	0	0	55	16	5	3	0	1	17	3	3	25	3	.302	.382	.369	.752
2022		135	517	481	60	135	22	0	10	197	55	20	2	0	2	28	4	6	57	11	.281	.327	.410	.736
2023		150	688	619	98	175	27	4	9	237	68	43	7	1	5	49	0	14	83	12	.283	.346	.383	.729
MLB：5年		397	1583	1435	203	401	64	10	22	551	169	71	14	1	11	109	8	26	200	32	.279	.339	.384	.723

2023年度シーズン終了時

年度別守備成績

内野守備

年度	球団	二塁（2B）						三塁（3B）						遊撃（SS）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2019	CHC	1	0	1	0	0	1.000	-						17	19	50	2	9	.972
2020		37	27	58	2	6	.977	6	1	7	0	0	1.000	10	4	15	0	3	1.000
2021		30	39	84	1	16	.992	1	0	0	0	0	----	12	11	35	1	2	.979
2022		-						1	0	0	0	0	----	133	127	358	13	58	.974
2023		135	226	363	7	78	.988	-						20	21	48	2	12	.972
MLB		203	292	506	10	100	.988	8	1	7	0	0	1.000	192	182	506	18	84	.975

外野守備

年度	球団	左翼（LF）						中堅（CF）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2019	CHC	-						1	2	0	0	0	1.000
2020		1	0	0	0	0	----	1	2	0	0	0	1.000
2021		3	2	0	0	0	1.000	2	1	0	0	0	1.000
MLB		4	2	0	0	0	1.000	4	5	0	0	0	1.000

2023年度シーズン終了時
各年度の太字年はゴールドグラブ賞受賞

表彰

ゴールドグラブ賞（二塁手部門）：1回（2023年）

背番号

2（2019年 - ）

脚注

^ ^a ^b “カブスのホーナー、GG賞遊撃手スワンソン加入で二塁復帰「全く問題ない」自信示す”. 日刊スポーツ (2023年1月15日). 2023年6月3日閲覧。
^ Carrie Muskat (2018年6月4日). “Cubs draft Stanford's Hoerner in first round” (英語). MLB.com（英語版）. 2019年5月10日閲覧。
^ Carrie Muskat (2018年6月15日). “Cubs sign top Draft pick Hoerner” (英語). MLB.com. 2019年5月10日閲覧。
^ Steve Adams (2019年9月9日). “Cubs To Promote Nico Hoerner” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年9月10日閲覧。
^ Shaun O'Neill (2019年9月10日). “'Nico! Nico!' Road crowd lauds 4-RBI MLB debut” (英語). MLB.com. 2019年9月10日閲覧。
^ “Cubs' Hoerner first from '18 Draft to reach bigs” (英語). MLB.com (2019年9月10日). 2023年6月3日閲覧。
^ “カブスが久々に生え抜き主力と契約延長、ホーナーと３年47億円超で合意”. 日刊スポーツ (2023年3月30日). 2023年3月30日閲覧。
^ 「マイナー&プロスペクト情報局 2018年ドラフト1〜2巡目指名選手リスト」『隔月刊スラッガー』2018年9月号日本スポーツ企画出版社 62頁

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Nico Hoerner stats MiLB.com （英語）
Nico Hoerner (@nico_hoerner) - X（旧Twitter）
Nico Hoerner (@nico_hoerner) - Instagram

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[2023salary-1] “カブスのホーナー、GG賞遊撃手スワンソン加入で二塁復帰「全く問題ない」自信示す”. 日刊スポーツ (2023年1月15日). 2023年6月3日閲覧。

[2] Carrie Muskat (2018年6月4日). “Cubs draft Stanford's Hoerner in first round” (英語). MLB.com（英語版）. 2019年5月10日閲覧。

[3] Carrie Muskat (2018年6月15日). “Cubs sign top Draft pick Hoerner” (英語). MLB.com. 2019年5月10日閲覧。

[4] Steve Adams (2019年9月9日). “Cubs To Promote Nico Hoerner” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年9月10日閲覧。

[5] Shaun O'Neill (2019年9月10日). “'Nico! Nico!' Road crowd lauds 4-RBI MLB debut” (英語). MLB.com. 2019年9月10日閲覧。

[6] “Cubs' Hoerner first from '18 Draft to reach bigs” (英語). MLB.com (2019年9月10日). 2023年6月3日閲覧。

[7] “カブスが久々に生え抜き主力と契約延長、ホーナーと３年47億円超で合意”. 日刊スポーツ (2023年3月30日). 2023年3月30日閲覧。

[8] 「マイナー&プロスペクト情報局 2018年ドラフト1〜2巡目指名選手リスト」『隔月刊スラッガー』2018年9月号日本スポーツ企画出版社 62頁

[1]

[2]

[3]

[4]

[5]

[6]

[7]

[8]

年度	球団	左翼（LF）						中堅（CF）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2019	CHC	-						1	2	0	0	0	1.000
2020		1	0	0	0	0	----	1	2	0	0	0	1.000
2021		3	2	0	0	0	1.000	2	1	0	0	0	1.000
MLB		4	2	0	0	0	1.000	4	5	0	0	0	1.000

表話編歴シカゴ・カブスロースター
投手	25 イェンシー・アルモンテ 73 アドバート・アルゾレイ 82 マイケル・アリアス（英語版） 72 ハビアー・アサド 32 ベン・ブラウン 37 ポーター・ホッジ（英語版） 46 ギャビン・ホロウェル（英語版） 18 今永昇太 45 ケイレブ・キリアン 43 ルーク・リトル 66 ジュリアン・メリウェザー 49 タイソン・ミラー 47 ジャック・ニーリー（英語版） 48 ダニエル・パレンシア 56 ネイト・ピアーソン 39 イーサン・ロバーツ 35 ジャスティン・スティール 50 ジェイムソン・タイヨン 71 キーガン・トンプソン 19 ヘイデン・ウェズネスキー 36 ジョーダン・ウィックス 38 トレイ・ウィンゲンター -- ロブ・ザストリズニー
捕手	9 ミゲル・アマヤ
内野手	29 マイケル・ブッシュ 2 ニコ・ホーナー 1 ニック・マドリガル 20 マイルズ・マストロブオーニ（英語版） 22 マット・マービス 17 アイザック・パレデス 7 ダンズビー・スワンソン 12 ルイス・バスケス（英語版） 16 パトリック・ウィズダム
外野手	13 ケビン・アルカンタラ 24 コディ・ベリンジャー 4 アレクサンダー・カナリオ 52 ピート・クロウ＝アームストロング 94 ブレネン・デービス 8 イアン・ハップ 27 鈴木誠也 40 マイク・トークマン
監督・コーチ	30 クレイグ・カウンセル（監督） 84 ライアン・フラハーティ（ベンチコーチ） 76 ダスティン・ケリー（打撃コーチ） 96 ジム・アドゥチ（打撃コーチ補佐兼ゲームプランニングコーチ） 63 フアン・カブレハ（打撃コーチ補佐） 80 ジョン・マリー（英語版）（打撃コーチ補佐） 68 トミー・ホットビー（英語版）（投手コーチ） 53 ダニエル・モスコス（英語版）（投手コーチ補佐）未定（一塁コーチ）未定（三塁コーチ）未定（ブルペンコーチ） 81 マーク・ストリットマター（英語版）（フィールドコーディネイター） 97 アレックス・スミス（コーチ兼データ開発担当） 85 ギャレット・ロイド（ブルペン捕手） -- ダニー・ハルツェン（投球ストラテジスト）
公式サイト（英語）より　40人ロースター　監督・コーチ一覧 2024年11月8日更新

表話編歴ナショナルリーグゴールドグラブ賞（二塁手）
1950年代	58 ビル・マゼロスキー 59 チャーリー・ニール（英語版）
1960年代	60 ビル・マゼロスキー 61 ビル・マゼロスキー 62 ケン・ハブス 63 ビル・マゼロスキー 64 ビル・マゼロスキー 65 ビル・マゼロスキー 66 ビル・マゼロスキー 67 ビル・マゼロスキー 68 グレン・ベッカート（英語版） 69 フェリックス・ミヤーン
1970年代	70 トミー・ヘルムズ（英語版） 71 トミー・ヘルムズ（英語版） 72 フェリックス・ミヤーン 73 ジョー・モーガン 74 ジョー・モーガン 75 ジョー・モーガン 76 ジョー・モーガン 77 ジョー・モーガン 78 デイビー・ロープス 79 マニー・トリーヨ
1980年代	80 ダグ・フリン（英語版） 81 マニー・トリーヨ 82 マニー・トリーヨ 83 ライン・サンドバーグ 84 ライン・サンドバーグ 85 ライン・サンドバーグ 86 ライン・サンドバーグ 87 ライン・サンドバーグ 88 ライン・サンドバーグ 89 ライン・サンドバーグ
1990年代	90 ライン・サンドバーグ 91 ライン・サンドバーグ 92 ホセ・リンド 93 ロビー・トンプソン 94 クレイグ・ビジオ 95 クレイグ・ビジオ 96 クレイグ・ビジオ 97 クレイグ・ビジオ 98 ブレット・ブーン 99 ポーキー・リース
2000年代	00 ポーキー・リース 01 フェルナンド・ビーニャ 02 フェルナンド・ビーニャ 03 ルイス・カスティーヨ 04 ルイス・カスティーヨ 05 ルイス・カスティーヨ 06 オーランド・ハドソン 07 オーランド・ハドソン 08 ブランドン・フィリップス 09 オーランド・ハドソン
2010年代	10 ブランドン・フィリップス 11 ブランドン・フィリップス 12 ダーウィン・バーニー 13 ブランドン・フィリップス 14 DJ・ルメイユ 15 ディー・ゴードン 16 ジョー・パニック 17 DJ・ルメイユ 18 DJ・ルメイユ 19 コルテン・ウォン
2020年代	20 コルテン・ウォン 21 トミー・エドマン 22 ブレンダン・ロジャース 23 ニコ・ホーナー
投手捕手一塁手三塁手遊撃手外野手

経歴

選手としての特徴

詳細情報

年度別打撃成績

年度別守備成績

表彰

背番号

脚注

関連項目

外部リンク