徐秉洙
徐秉洙 서병수 | |
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生年月日 | 1952年1月9日(72歳) |
出生地 |
韓国慶尚南道蔚山郡 (現・蔚山広域市蔚州郡) |
出身校 |
西江大学校 北イリノイ大学 |
所属政党 |
(ハンナラ党→) (セヌリ党→) (未来統合党→) 国民の力 |
サイン | |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2014年7月1日 - 2018年6月30日 |
海雲台区庁長 | |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2000年1月26日 - 2002年2月8日 |
選挙区 |
(釜山広域市海雲台区・機張郡甲→) 釜山広域市釜山鎮区甲 |
当選回数 | 5回 |
在任期間 |
2002年8月9日 - 2014年5月15日 2020年5月30日 - 2024年5月29日 |
徐 秉洙(ソ・ビョンス、朝鮮語: 서병수、1952年1月9日 - )は、大韓民国の政治家。元釜山広域市長、第16・17・18・19・21代韓国国会議員。本貫は達城徐氏[1]。
経歴
[編集]現在の蔚山広域市蔚州郡に生まれた。1971年に慶南高校を卒業。1975年に西江大学校で経済学学士、1978年に同大学院で経済学修士、1987年に北イリノイ大学大学院で経済学博士学位をそれぞれ取得した[1]。
卒業後はウジンサービス代表理事、東釜山大学経営情報学科兼任教授、東義大学校経営学科特任講師、冬柏奨学会会長、セマウル運動海雲台区支会長、生活体育協議会海雲台区理事、釜山障害者総連合会顧問、釜山遅滞障害者福祉会海雲台区支会後援会顧問、海雲台青年連合会顧問、新海雲台ロータリークラブ会長、釜山市立美術館会理事を歴任した[1]。
政界入り後、2000年1月から2002年2月までに海雲台区庁長を務めた。2002年の第16代総選挙で当選し、当選後に国会環境労働委員会委員、国会予算決算特別委員会委員を務めた。2004年の第17代国会議員就任以降は国会行政自治委員会委員、国会予算決算特別委員会委員、国会財政経済議員会委員、国会倫理特別委員会委員、国会運営委員会委員、ハンナラ党院内総務、同党災害対策委員会委員長・政策委員会副議長・第1政調委員会委員長・政策委員会議長・釜山市党委員長・汝矣島研究院院長を務めた。2008年からの第18代国会議員では国会企画財政委員会委員長役員を務め、18代後半期国会の行政安全委員会委員と企画財政委員会委員を務めた。また、2010年7月からハンナラ党最高委員、ハンナラ党都市再生特別委員会委員長、ハンナラ党在外国民協力委員会委員長、セヌリ党在外国民協力委員会委員長、セヌリ党都市再生特別委員会委員長を歴任した。2012年の第19代総選挙で当選以降、セヌリ党事務総長と国会企画財政委員会委員を務めた[1]。
2014年に国会議員を辞職し、第6回全国同時地方選挙で釜山広域市長に当選した[2]。2016年9月から2017年7月までは全国市道知事協議会副会長を務めた。市長任期の後期になると文在寅政権の成立と相まって、次期市長選への出馬を表明したものの、世論調査によると市民の間での評価は元海洋水産部長官の呉巨敦に抑えられた[3][4]。2018年の第7回全国同時地方選挙で共に民主党の呉巨敦に敗れ、市長を退任した[5]。
2020年に未来統合党釜山市党2020統合選挙対策委員会共同選挙選対委員長を務め、同年5月30日から釜山鎮区甲選挙区選出の第21代国会議員になった。未来統合党は第21代総選挙で惨敗したが、徐は5選を果たしたため、未来統合党の議員当選者の中では最多選グループに属する保守派の重鎮となった[6]。国会議員在任中に自由経済フォーラム構成議員、国会前半期企画財政委員会委員・国会前半期企画財政委員会経済財政所委員会委員を務めた。2022年4月22日からは国民の力全国委員会議長を[7][8][9]、5月からは国民の力第8回地方選挙釜山選挙対策委員会共同選対委員長を務めている[10]。
2024年の第22代総選挙ではまた選挙区を変えて、釜山広域市北区甲選挙区から出馬することとなった[11]。
政治的立場・政策
[編集]釜山市長在任中に釜山都市鉄道をはじめ、村バス、上下水道、都市ガス、公営駐車場の駐車費、タクシー料金などの公共料金は次々と引き上げられた。釜山の公共料金の水準は国内で最高のレベルとなったため、一部市民から「上がりすぎる」と批判された[12]。
朴槿恵の西江大学校時代の同級生という縁もあり、代表的な親朴派の政治家である。2017年に崔順実ゲート事件で親朴派への風当たりが強かった時期にも親朴だと公言し、今後の朴槿恵への再評価にも期待していると言った[3]。また、2017年8月に釜山国際映画祭の執行委員長のカン・スヨンらの辞職騒動の中、釜山国際映画祭事務局の職員一同は声明書で徐をセウォル号沈没事故に関する映画『ダイビング・ベル セウォル号の真実』の同映画祭での上映を阻止しようとした張本人だと批判し、徐により辞職を勧められた元執行委員長の復職と徐の謝罪を要求した[13]。国会議員再任後も2021年4月20日の経済分野の対政府質問で、国務総理職務代行の洪楠基に対して文在寅政権の経済政策を批判しながら、「文在寅大統領に朴槿恵・李明博両元大統領の釈放を提案してほしい」とした上、「私を含めて多くの国民は(朴槿恵の)弾劾が間違っていると信じている」「果たして朴前大統領が弾劾されるほど違法なことをしたのか、普通の常識を持つ私としては理解しにくい」と述べた[14]。物議を醸したため、国民の力側は「党の意見ではない」と線を引いた[15]。
2017年当時の自由韓国党代表の洪準杓とは洪の慶尚南道知事在任中に金海国際空港に代わる新空港の問題と水の問題で対立したこともあり、洪の親朴派排除の動きについては責任の押し付け合いとした上、「党の顔を変えなければならない」と牽制した[3]。
国会議員時代にはコンピュータゲームの規制に関する、通称「孫仁春法」の共同発議者であったため、ゲーム規制派としても知られている。しかし、市長在任中の2015年1月、G-STAR誘致のためにゲーム開発者連帯と会った際には謝罪し、ゲーム産業発展のためにいかなる規制に反対すると表明した[16]。
親族
[編集]父親の徐錫寅は元海雲台区庁長、元釜山市議員。警察大学学長を務めた[17]末弟の徐範洙は第21代総選挙で未来統合党候補として蔚山広域市蔚州郡選挙区で当選したため、兄弟が同じ会期の国会議員として活動することになった[18]。また、元沙下区庁長の李京勲は妹の夫[19]。
脚注
[編集]- ^ a b c d “대한민국헌정회”. rokps.or.kr. 2022年5月29日閲覧。
- ^ “부산시장에 새누리당 서병수 후보 당선” (朝鮮語). www.hani.co.kr (2014年6月5日). 2022年5月29日閲覧。
- ^ a b c ““홍준표 대신 젊은 인물로 당 얼굴 바꿔야”” (朝鮮語). 신동아 (2017年12月3日). 2023年9月21日閲覧。
- ^ “서병수 “여론조사 모집단 자체가 왜곡”…오거돈, 건강검진 결과 공개” (朝鮮語). 서울경제 (2018年6月5日). 2023年9月21日閲覧。
- ^ 이종민 (2018年6月14日). “부산시장에 오거돈 당선…민주당 첫 단체장 기록(종합)” (朝鮮語). 연합뉴스. 2022年5月29日閲覧。
- ^ “갈 길 잃은 보수의 인물난…돌아온 사람은 ‘올드보이’” (朝鮮語). news.kmib.co.kr (2022年6月20日). 2020年4月16日閲覧。
- ^ “서병수 의원, 국민의힘 제2차 전국위원회 의장 선출” (朝鮮語). 폴리스TV (2022年4月22日). 2022年5月29日閲覧。
- ^ “국민의힘>당규>전국위원회 규정” (朝鮮語). 韓国の国民の力公式ウェブサイト (2020年2月17日). 2022年6月20日閲覧。
- ^ “악수 나누는 정우택 전 의장-서병수 전국위 의장” (朝鮮語). 뉴스핌 (2022年4月22日). 2023年1月22日閲覧。
- ^ “국민의힘 부산선대위 출범…공동선대위원장에 서병수 등 다선 의원”. 노컷뉴스 (2022年5月17日). 2022年5月29日閲覧。
- ^ 홍정규 (2024年3月5日). “[속보] 與 부산 북구갑 서병수, 강서 김도읍…북구을 추가공모” (朝鮮語). 연합뉴스. 2024年3月5日閲覧。
- ^ “서병수 부산시장의 ‘택시요금’ 인상과 BRT 간의 상관관계” (朝鮮語). ilyo.co.kr (2017年8月28日). 2023年9月21日閲覧。
- ^ 나원정 (2017年8月10日). “부산국제영화제 내부 진통, 표면화” (朝鮮語). 중앙일보. 2023年9月21日閲覧。
- ^ “서병수 "홍남기, 문대통령에게 박근혜·이명박 석방 건의해달라"” (朝鮮語). 뉴스핌 (2021年4月20日). 2023年9月21日閲覧。
- ^ “서병수 “박근혜 탄핵 잘못” 발언에... 국민의힘 “당 의견 아니다” 진화” (朝鮮語). 조선일보 (2021年4月21日). 2023年9月21日閲覧。
- ^ 송예원 (2015年1月14日). “서병수 부산시장 “논란된 ‘손인춘법’ 참여해 미안하다”” (朝鮮語). 디스이즈게임. 2023年9月21日閲覧。
- ^ 곽진석 (2020年1月13日). “서병수 전 시장 부친 서석인 씨 별세” (朝鮮語). 부산일보. 2023年9月4日閲覧。
- ^ “화제의 당선자 서병수·범수 형제 부산과 울산서 ‘동시 당선’” (朝鮮語). 서울경제 (2020年4月16日). 2023年1月22日閲覧。
- ^ “친·인척 & 선거캠프 출신 '서병수 사람들' 총선 행보 강화” (朝鮮語). 부산일보 (2018年9月9日). 2023年9月4日閲覧。