田町駅
田町駅 | |
---|---|
三田口(2020年3月) | |
たまち Tamachi | |
上は三田駅 | |
所在地 | 東京都港区芝五丁目33-36 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
電報略号 | チタ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
[JR 1]119,356人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1909年(明治42年)12月16日[1] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■京浜東北線[* 1] |
駅番号 | JK22 |
キロ程 |
4.6 km(東京起点) 大宮から34.9 km |
◄JK 23 浜松町 (1.5 km) (1.3 km) 高輪ゲートウェイ JK 21► | |
所属路線 | ■山手線[* 1] |
駅番号 | JY27 |
キロ程 | 4.6 km(東京起点) |
◄JY 28 浜松町 (1.5 km) (1.3 km) 高輪ゲートウェイ JY 26► | |
乗換 |
A08 I04 三田駅[2] (都営地下鉄浅草線・三田線) |
備考 | |
田町駅(たまちえき)は、東京都港区芝五丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
乗り入れ路線
[編集]線路名称上の所属路線は東海道本線であるが、当駅には電車線を走る京浜東北線電車および山手線電車のみが停車し、列車線を走る東海道線列車は停車せず、旅客案内では「東海道(本)線」とは案内されない。また当駅は、JRの特定都区市内制度における「東京都区内」および「東京山手線内」に属する[3]。駅番号は京浜東北線がJK 22、山手線がJY 27。
歴史
[編集]年表
[編集]- 1876年(明治9年)12月1日:新橋駅 - 品川駅間の複線化に伴い、芝田町二丁目に田町仮乗降場が開業。新橋 - 品川間の区間列車のみが停車する[4][5]。
- 1877年(明治10年)9月1日:営業成績不振により、新橋 - 品川間の区間列車が廃止され[4]、同時に田町仮乗降場が廃止[5]。
- 1909年(明治42年)12月16日:鉄道院東海道本線 品川駅 - 烏森駅間の開通と同時に田町駅が開業。旅客営業のみの旅客駅[1]。
- 1926年(大正15年)4月1日:芝浦口を開設[新聞 1]。
- 1932年(昭和7年)7月28日:16時52分、到着していた山手線外回り電車の後部に2両を増結しようとしたところ、ブレーキが効かずに追突する事故が発生。増結車両の運転手1名と乗客6名が重軽傷を負う[新聞 2]。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道が発足。
- 1960年(昭和35年)6月15日:19時50分ごろ、京浜東北線桜木町行き電車が浜松町 - 田町間のレールが破損しているのに気づき停車し車掌らの誘導により乗客が線路上を歩いて田町駅方面へ向かっていたところ、横須賀線東京駅行き電車にはねられ4人が死亡する事故が発生[新聞 3]。
- 1968年(昭和43年)6月21日:都営地下鉄の三田駅が開業し、同駅との連絡運輸を開始。
- 1970年(昭和45年)
- 1971年(昭和46年)2月6日:東西自由通路が開通[新聞 4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[1]。
- 1991年(平成3年)
- 2000年(平成12年):東西自由通路を幅7 mから16 mへの拡幅する整備工事に着手[8]。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[報道 1]。
- 2003年(平成15年)
- 2023年(令和5年)2月28日:みどりの窓口の営業を終了[10][11]。
駅名の由来
[編集]田町という駅名は、三田口(西口)周辺一帯に広がっていたかつての町名からとられたものである。『文政町方書上』によると、江戸時代に田畑が町屋へと移り変わったため、田町と呼ばれるようになったという。
明治初期は頭に芝を付けて「芝田町」と呼ばれていた(その後、1911年5月に「芝」の冠称が省かれる)。海岸に面した細長い範囲の町で、この海岸線に沿った海上防波堤の上に鉄道が敷設された。
1909年、この鉄道の新駅として、田町駅が芝田町一丁目に設置された。現在の芝浦口(東口)周辺一帯は当時まだ陸地ではなく、1913年に埋め立てられてから工業地帯へと変貌を遂げた。この芝浦口周辺は新芝町(後の西芝浦一丁目)と名付けられた。
駅名に採用された田町は、港区の発足した1947年に再び芝田町に町名変更となった。その後、住居表示実施に伴う町名・町域の変更により、1964年7月に一部が芝五丁目に、1967年4月に残りの全域が三田三丁目になり、地名としての田町は消滅した。
駅構造
[編集]島式ホーム2面4線を有する地上駅で[12]、橋上駅舎を有する。
京浜東北線と山手線は、田端駅から当駅まで同一方向の電車で同じ島式ホームを共有する方向別複々線となっている[12]。東京方面から京浜東北線南行(横浜方面)と山手線外回りとの相互乗り換えをする場合、線路別複々線配置となっている南隣の高輪ゲートウェイ駅・品川駅ではなく、当駅で乗り換えることによりホーム間移動が不要となる。そのため、京浜東北線南行と山手線外回りの車内では当駅での乗り換えを促すアナウンスが流れる。
以前は乗降客が非常に多いもののホームが狭く、駅利用者が平日に集中するため、朝のラッシュ時にはホームに人が溢れがちで危険であった。さらには、バリアフリー化に合わせエレベーターやエスカレーターの設置の動きがあったが設置する充分なスペースが無かった。そのため、3・4番線ホームの拡幅、階段の増設・コンコースの増床等の駅構内の改良工事を行い、2004年に完了した[6]。
直営駅である。管理駅でもあるが、当駅は自駅のみの単駅管理となっている。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 京浜東北線 | 北行 | 東京・上野・大宮方面 |
2 | 山手線 | 内回り | 東京・上野・巣鴨方面 |
3 | 外回り | 渋谷・新宿・池袋方面 | |
4 | 京浜東北線 | 南行 | 大森・横浜・磯子方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 山手線外回り電車の当駅始発が早朝に2本ある。
かつて浜松町寄りに1 - 4番線への出入りが可能な留置線が1本設置されていた。この留置線は当駅 - 新宿駅 - 田端駅間の列車の運転が行われた時に使用されていたもので、その後も早朝に東京総合車両センターから出庫・回送され当駅始発の山手線外回りとなる列車と、深夜に山手線内回り品川止列車が東京総合車両センターへ回送・入庫する際の方向転換に使用されていた。京浜東北線で留置線へ入・出庫する定期列車は無いが、2019年11月16日に行われた品川駅線路切替工事の際に、この留置線を使用した折り返し運転が実施されている[報道 2]。この留置線は、羽田空港アクセス線(東海道線との直通で山手線や京浜東北線との直通計画は無い)建設工事に伴う線路移設・空間確保のため撤去される計画で[13]、2022年3月に代替となる渡り線が山手線の品川寄りに設置されるとともに使用停止となった。
-
1・2番線ホーム(2021年11月)
-
3・4番線ホーム(2021年11月)
改札口
[編集]- 当駅には北改札口と南改札口の2か所があるが、両改札口は自由通路を挟んで相対している[12]。
- 改良工事が行われる前は、各ホーム品川寄り階段通路から接続する臨時改札口(出口専用)が三田口側地上に設置されていた[6]他、ペデストリアンデッキ側に20台以上の自動改札機が並ぶ三田口、三田口のすぐ脇の陸橋側に自動改札機数台が並ぶ芝浦口があった。
- 三田口側に指定席券売機が設置されている。
-
北改札口(2021年11月)
-
南改札口(2021年11月)
-
「キョロスク」として営業していた頃の売店(2003年11月)
駅設備
[編集]- バリアフリー設備
- 北改札口(エスカレーター)、南改札口(エスカレーター・エレベーター)
- トイレ
- 北改札口・南改札口それぞれに車椅子対応タイプも含めて設置されている。
- その他
利用状況
[編集]2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は119,356人で、JR東日本の駅の中では恵比寿駅に次いで第24位である[JR 1]。
1989年度(平成元年度)以降の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1989年(平成元年) | 142,071 | [* 1] |
1990年(平成 | 2年)148,838 | [* 2] |
1991年(平成 | 3年)153,767 | [* 3] |
1992年(平成 | 4年)156,556 | [* 4] |
1993年(平成 | 5年)155,948 | [* 5] |
1994年(平成 | 6年)154,315 | [* 6] |
1995年(平成 | 7年)156,615 | [* 7] |
1996年(平成 | 8年)161,805 | [* 8] |
1997年(平成 | 9年)164,897 | [* 9] |
1998年(平成10年) | 164,578 | [* 10] |
1999年(平成11年) | [JR 2]162,393 | [* 11] |
2000年(平成12年) | [JR 3]154,714 | [* 12] |
2001年(平成13年) | [JR 4]149,115 | [* 13] |
2002年(平成14年) | [JR 5]149,429 | [* 14] |
2003年(平成15年) | [JR 6]143,215 | [* 15] |
2004年(平成16年) | [JR 7]141,843 | [* 16] |
2005年(平成17年) | [JR 8]142,778 | [* 17] |
2006年(平成18年) | [JR 9]145,240 | [* 18] |
2007年(平成19年) | [JR 10]154,750 | [* 19] |
2008年(平成20年) | [JR 11]154,124 | [* 20] |
2009年(平成21年) | [JR 12]153,982 | [* 21] |
2010年(平成22年) | [JR 13]149,477 | [* 22] |
2011年(平成23年) | [JR 14]148,346 | [* 23] |
2012年(平成24年) | [JR 15]145,724 | [* 24] |
2013年(平成25年) | [JR 16]144,433 | [* 25] |
2014年(平成26年) | [JR 17]143,526 | [* 26] |
2015年(平成27年) | [JR 18]148,834 | [* 27] |
2016年(平成28年) | [JR 19]152,624 | [* 28] |
2017年(平成29年) | [JR 20]154,915 | [* 29] |
2018年(平成30年) | [JR 21]156,364 | [* 30] |
2019年(令和元年) | [JR 22]158,839 | [* 31] |
2020年(令和 | 2年)[JR 23]102,704 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 24]98,213 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 25]109,296 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 1]119,356 |
駅周辺
[編集]「三田口(西口)」と「芝浦口(東口)」の2か所が設置されている[12]。詳しくは三田、芝(この2つは三田口)、芝浦(芝浦口)をそれぞれ参照のこと。
三田口
[編集]駅前を交通量の多い第一京浜(国道15号)が通っており、さらに日比谷通りとの交差点にも隣接している他、都営三田線や浅草線の三田駅も存在するなど交通の便が良いことから、日本電気、バンダイナムコホールディングスなど大企業の本社やFCAジャパンやスカニアジャパン、アボットジャパンやSBJ銀行などの外資系企業のオフィス、官公施設が点在しており、高層・超高層のビルが多い。とりわけ、日本電気は本社がある「NECスーパータワー」だけでなく、当駅周辺のビルに数多く分散して入居している。
三田口周辺には慶應義塾大学や戸板女子短期大学、普連土学園中学校・高等学校、東京女子学園中学校・高等学校をはじめとする教育施設も多いため、学生街の様相も呈しており、飲食店など商業施設も集積している。そのためか、都市銀行の大部分の支店は三田口側に集約されている。
また、港区内の他地域と同様にボツワナやクウェート、ハンガリー、イタリアなどの大使館、芝税務署・三田労働基準監督署、港勤労福祉会館・障害者福祉会館などの官公庁および公共施設以外にもセレスティンホテルやアパホテルなどの宿泊施設、寺、神社、教会などの宗教施設が多数存在する。
地形的には、20世紀に入り芝浦口側が埋め立てられるまでは海辺であった駅周辺を離れると丘が多く起伏に富んでおり、やや離れた丘陵地には高級住宅やマンションが多く建っている。さらに近年は三田口側駅近辺にも高層高級マンションがいくつか建設されている。
なお、駅前のロータリーは構造上非常に狭くなっている。その中にタクシー乗り場があるため、一般車両の進入はあまり見られないほか、バス乗り場も第一京浜に面してのみ設けられている。
- 駅
- 官公施設
- 芝税務署
- 三田労働基準監督署
- 産業安全会館
- 安全衛生総合会館
- 東京都障害者福祉会館
- 東京消防庁芝消防署三田出張所
- 港区障害保健福祉センター(ひゅーまんプラザ)
- 札の辻スクエア(以下は入居施設)
- 港区立三田図書館
- 港区立産業振興センター
- 学校
- 医療施設
- 慶應義塾三田診療所
- 鈴木胃腸消化器クリニック
- 宗教施設
- 郵便局・銀行・その他金融機関
- 宿泊施設
- 企業本社
- 観光施設
- その他
- 旧森永プラザビル(2024年3月限りで閉鎖、解体後に再開発でビル新築予定)
- 札の辻交差点
- JR東日本労働組合本部
- 三田ステーションビル「アミタ」
- マルエツプチ 三田店
- 建築会館
- 旧笹川記念会館跡地
- 住友不動産東京三田サウスタワー(旧:住友不動産三田ツインビル西館)
- ラ・トゥール三田
- カテリーナ三田
- 芝パークタワー
- ラーメン二郎三田本店
- 住友不動産東京三田ガーデンタワー
- 田町タワー
芝浦口
[編集]駅開業後の1926年に開設された。当時、田町駅の乗降客数は1日約4万人を数え、その3分の1が芝浦方面の埋立地に建てられた工場の労働者による利用だったため鉄道省が当時の価値で総工費およそ17,000円を投じ、約40坪の改札口が設置された[新聞 1]。
芝浦口側は、そのほとんどすべてが20世紀に入って新たに埋め立てられた地であるために、橋梁を除き全体土地が平らで運河も多い。さらに埋立地として新規開発された工業区域であることから、工場や倉庫・オフィスビルなどは多いものの、三田口側には多数存在する諸外国の大使館、寺・神社などの宗教施設は皆無で、官公施設や教育施設も少ない。
一方で、駅前の高層ビル「ムスブ田町」に三菱自動車やキオクシア、ファミリーマートの本社などが移転したほか、工場や倉庫の跡地、新規埋立地に大規模な再開発も進んだことから状況は変わりつつあり、愛育病院が移転してきたほか、新三井製糖の工場や都電車両工場などの跡地に建設された芝浦アイランドなどの大規模な高層マンション群の分譲や、その他の中小マンションの建設が進んだことから住人の数が急激に増えている。
これらの変化を受けて、駅前は2004年に路線バスの乗り入れができるように整備され、都営バスとちぃばすのターミナルとして機能している[注釈 1]。また、駅前にあった港区立芝浦小学校は芝浦4丁目へ移転し、東京ガスの跡地にできたみなとパーク芝浦内にスポーツセンターなどが移転した。2008年5月29日には、自由通路先のペデストリアンデッキに、視覚障害者向けの電子情報案内盤をNPOと港区が共同で設置した。案内盤はタッチパネル式で、地図のボタンを押すと目的地までの道順を音声で案内するほか、各種イベント情報なども表示する。
2021年3月1日には、NTT都市開発、鹿島建設、JR東日本、東急不動産の4社が、東京工業大学(現:東京科学大学)より同大学田町キャンパスの土地活用事業者に選定されたことを受けて、同年2月26日付けで東京工業大学と事業協定書を締結したことを発表した[報道 3]。これに伴い、民間施設(事務所、ホテル、商業施設、保育所、産学官連携施設など)や大学施設(教育研究施設、産学官連携施設)を併設した複合施設が建設され、複合施設が2030年6月頃に開業し、2032年4月頃にグランドオープンが予定されている[報道 3]。
2024年3月には、それまで三田口の森永プラザビルに入居していた森永製菓の本社が、芝浦口の「森永芝浦ビル」に移転した[14]。
- 官公施設
- 学校
- 医療施設
- 愛育病院
- 品川シーズンテラス健診クリニック
- 郵便局・銀行・その他金融機関
- 港芝浦郵便局
- 芝浦海岸通郵便局
- さわやか信用金庫芝浦支店
- 芝浦口側にあった都市銀行の有人店舗(旧東京三菱銀行・旧富士銀行・旧三和銀行・旧さくら銀行)はすべて三田口側の支店に統合され、現存しない(ATMコーナーのみ残存)。
- 企業本社
- 三菱自動車工業本社
- 森永製菓本社
- キオクシア本社
- サントリー食品インターナショナル本社
- ヴイエムウェア日本法人本社
- ファミリーマート本社
- THK本社
- トヨタモビリティ東京本社
- マネーフォワード本社
- アッヴィ日本法人本社
- バンダイナムコアミューズメント本社
- TBWA博報堂本社
- あすか製薬本社
- トーセイ本社
- フジエクスプレス本社
- 宿泊施設
- プルマン東京
- トレストイン
- グレイスリー田町
- その他
- 駐輪場
- 港区立伝統文化交流館
- 東京ポートボウル
- グランパークタワー
- トミンハイム海岸3丁目
- 都営芝浦4丁目第2アパート
- グローバルフロントタワー
- 芝浦アイランド
- キャピタルマークタワー
- 住友不動産三田ファーストビル(旧・住友不動産三田ツインビル東館)
- ヴィラフォンテーヌ 東京三田
- パークタワー芝浦
- 港民主商工会
バス路線
[編集]三田口側に田町駅前、芝浦口側に田町駅東口・田町駅東口前の各停留所がある。なお、この他三田口側に存在する浅草線三田駅前・三田線三田駅前・田町駅西口の各停留所については「三田駅 (東京都)#バス路線」を参照。
運行事業者 | 系統・行先 | 備考 |
---|---|---|
田町駅前 | ||
都営バス[15] | 田87:渋谷駅前 | |
ちぃばす (フジエクスプレス) |
||
田町駅東口 | ||
都営バス[15] | 田92・浜95・田99:品川駅港南口 | |
ちぃばす (フジエクスプレス) |
|
|
お台場レインボーバス (kmモビリティサービス) |
01:お台場地区循環 / 品川駅港南口 |
|
岩手きずな号:盛岡・二戸・久慈 | 芝浦車庫始発・終着 | |
田町駅東口前 | ||
都営バス[15] |
|
芝浦運河通り上に設置 |
その他
[編集]戦前、国鉄では品川 - 東京間に複線を増設し、京浜東北線の急行(快速に相当)と横須賀線を走らせる「京浜急行線計画」が存在していた。その計画では当駅東京寄りの内側線が留置線となっており、京浜東北線・山手線ともに外側線を走行し、田町 - 浜松町間で京浜急行線が内側に合流する形となっていた。この計画は対米戦により中止されたが、後に京浜東北線と山手線の分離運転工事(『東京縦貫複々線化工事』という)に活用された。この「京浜急行線計画」は現在の京浜急行電鉄とは無関係で、当時は「京浜電気鉄道」という社名だった。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、10-11頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “●JR線と連絡会社線との乗り換え駅” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2020年5月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月26日閲覧。
- ^ a b “JR東日本:きっぷに関するご案内>特定の都区市内駅を発着する場合の特例”. 東日本旅客鉄道. 2014年7月22日閲覧。
- ^ a b 『日本鉄道史 上篇』鉄道省、1921年、83頁(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b 『帝国鉄道年鑑 昭和3年版』帝国鉄道協会出版部、1928年、6頁(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b c d 日野 忠春(JR東日本 東京工事事務所 鉄道設備 課員)、 吉田 和俊(ジェイアール東日本建築設計事務所 構造設備部 部長)「田町駅改良と既存建物耐震補強」『SED : Structural engineering data』第23巻、東日本旅客鉄道構造技術センター、2005年2月1日、90-97頁。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '92年版』ジェー・アール・アール、1992年7月1日、181頁。ISBN 4-88283-113-9。
- ^ a b c 原田敬美「鉄道駅自由通路整備における協議会方式による官民協働事業の研究 ―港区内JR品川駅と田町駅の自由通路整備の事例研究―」(PDF)『都市計画論文集』第41巻第3号、571-576頁、doi:10.11361/journalcpij.41.3.571、ISSN 0916-0647、NAID 130006947616、 オリジナルの2021年5月3日時点におけるアーカイブ。
- ^ 「鉄道記録帳2003年3月」『RAIL FAN』第50巻第6号、鉄道友の会、2003年6月1日、18頁。
- ^ “駅の情報(田町駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2023年2月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月1日閲覧。
- ^ “2022年度営業関係施策(その2)について提案を受ける!” (PDF). 輸送サービス労組東京地本 (2022年12月15日). 2022年12月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月17日閲覧。
- ^ a b c d e “らくらくおでかけネット - 駅案内図一覧(田町駅・三田駅)”. 公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団. 2014年7月22日閲覧。
- ^ “羽田空港アクセス線、区間ごとの建設方式が明らかに 東京都が環境調査の計画書を公表”. 乗りものニュース (2019年5月30日). 2019年5月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月16日閲覧。
- ^ 新社屋「森永芝浦ビル」完成 本社機能を移転し3月18日稼働開始 - 森永製菓ニュースリリース(2024年3月13日)2024年10月3日閲覧。
- ^ a b c d “バスのりば>田町駅・三田駅”. 東京都交通局. 2014年7月23日閲覧。
報道発表資料
[編集]- ^ “Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月23日閲覧。
- ^ 『品川駅線路切換工事に伴う列車の運休について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道東京支社、2019年9月17日。オリジナルの2020年3月10日時点におけるアーカイブ 。2020年11月16日閲覧。
- ^ a b 『東京工業大学田町キャンパス土地活用事業における事業協定書締結について』(PDF)(プレスリリース)NTT都市開発/鹿島建設/東日本旅客鉄道/東急不動産、2021年3月1日。オリジナルの2021年3月1日時点におけるアーカイブ 。2021年3月1日閲覧。
新聞記事
[編集]利用状況
[編集]- JR東日本の1999年度以降の乗車人員
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2023年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(1999年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2022年度) - JR東日本
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成元年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成30年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成31年・令和元年)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(田町駅):JR東日本