相馬勇紀
| ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
2022年12月 内閣総理大臣官邸 | ||||||
名前 | ||||||
愛称 | ソマ、ドラミちゃん | |||||
カタカナ | ソウマ ユウキ | |||||
ラテン文字 | SOMA Yuki | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | 日本 | |||||
生年月日 | 1997年2月25日(27歳) | |||||
出身地 | 東京都調布市 | |||||
身長 | 166cm | |||||
体重 | 69kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | FC町田ゼルビア | |||||
ポジション | FW / MF | |||||
背番号 | 7 | |||||
利き足 | 右足 | |||||
ユース | ||||||
2009-2014 | 三菱養和 | |||||
2015-2018 | 早稲田大学 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2018-2024 | 名古屋グランパス | 127 | (8) | |||
2019 | → 鹿島アントラーズ(loan) | 6 | (1) | |||
2023-2024 | → カーザ・ピアAC(loan) | 56 | (7) | |||
2024- | FC町田ゼルビア | |||||
通算 | 178 | (16) | ||||
代表歴2 | ||||||
2021 | 日本U-24 | 6 | (0) | |||
2019- | 日本 | 14 | (5) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2024年7月23日現在。 2. 2024年6月11日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
相馬 勇紀(そうま ゆうき、1997年2月25日 - )は、東京都調布市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・FC町田ゼルビア所属。ポジションはフォワード、ミッドフィールダー。日本代表。
中村屋創業者相馬愛蔵・相馬黒光夫妻の玄孫。妻はフリーアナウンサーの森山るり。
来歴
[編集]プロ入り前
[編集]三菱養和SCユースから早稲田大学スポーツ科学部に進学[1](同期に小島亨介、冨田康平、岡田優希)。3年次には関東大学サッカーリーグ戦の2部でアシスト王に輝いた。2018年5月、2019年シーズンより名古屋グランパスへの加入が内定した[2]。その後、特別指定選手として選手登録された。2018年8月11日、鹿島アントラーズ戦でデビューすると初アシストを記録[3]。8月15日、第22節の横浜F・マリノス戦では2試合連続アシストで勝利に貢献した[4]。11月6日、第28節(台風の影響での延期分)のセレッソ大阪戦ではJ1リーグ初得点を決めて勝利に貢献した[5]。
名古屋グランパス
[編集]2019年に名古屋に正式加入。2月23日に行われた開幕戦のサガン鳥栖戦で途中出場でプロデビューを果たし、同試合でゴールを記録[6]。
2019年8月、鹿島アントラーズに期限付き移籍で加入[7]。8月10日、第22節の横浜F・マリノス戦で移籍後初出場を果たした[8]。
2020年1月、名古屋グランパスに期限付き移籍から復帰。シーズン序盤は出場機会が限られたが、金崎夢生の負傷などもあり、後半戦は主力として活躍。
カーザ・ピアAC
[編集]2023年1月20日、ポルトガル1部・プリメイラ・リーガのカーザ・ピアACに期限付き移籍することが発表された[9][10]。1月29日、第18節CDサンタ・クララ戦に62分から出場し、75分には直接フリーキックを決め先制。その後追いつかれるも、アディショナルタイムに相馬のCKから味方が頭で合わせて勝ち越し弾をアシストし、この日1G1Aとチームの勝利に大きく貢献した[11]。シーズン終了後、期限付き移籍を2024年6月30日まで延長することが発表された[12]。
名古屋グランパス復帰
[編集]2024年7月11日、カーザ・ピアACでの期限付き移籍満了に伴い、名古屋グランパスへ復帰した[13]。
FC町田ゼルビア
[編集]2024年、夏の移籍期間の7月23日にFC町田ゼルビアへ完全移籍で加入した[14]。
代表
[編集]2019年6月、トゥーロン国際大会に臨むU-22日本代表に選出された[15]。大会では、3試合1得点の活躍でチームの準優勝に貢献し、大会ベストイレブンに選ばれた[16]。
2019年12月にはEAFF E-1サッカー選手権2019に出場する日本代表に初選出され[17]、12月10日の中国戦で代表初出場。
2021年6月22日、東京オリンピックに向けたU-24日本代表に選出された[18]。7月、南アフリカ戦では地元・調布の味の素スタジアムで試合を行ったため、五輪での凱旋となった[19]。
2022年7月19日、EAFF E-1サッカー選手権2022初戦の香港戦(FIFAランキング145位)で直接FKによる代表初ゴールを含む2ゴールを決めた。同年7月27日、韓国戦(FIFAランキング28位)で先制ゴールと2点目のアシストを決め、3ゴール2アシストの活躍で大会MVPと得点王に輝き、カタールW杯出場への望みを繋いだ。
2022年11月1日、2022カタールW杯に臨む日本代表に選出された[20]。W杯前最後のテストマッチとなったカナダ戦では得点を挙げ[21]、本大会でも活躍が期待されたが、出場は第2戦目のコスタリカ戦のみとなった。
2023年6月15日のエルサルバドル戦で右サイドバックとして途中出場すると、高精度のクロスで古橋亨梧にアシストした[22]。
2023年6月20日、ペルー戦では後半16分から右サイドバックとして出場した。
人物
[編集]所属クラブ
[編集]- 布田SC
- 三菱養和調布SS
- 三菱養和SC調布Jrユース (調布市立第三中学校)
- 三菱養和SCユース (東京都立調布南高等学校)
- 2015年 - 2018年 早稲田大学
- 2019年 - 2024年7月 名古屋グランパス
- 2024年7月 - FC町田ゼルビア
個人成績
[編集]国内大会個人成績 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2016 | 早大 | 7 | - | - | - | 1 | 0 | 1 | 0 | ||
2018 | 名古屋 | 47 | J1 | 9 | 1 | 0 | 0 | - | 9 | 1 | |
2019 | 27 | 16 | 1 | 7 | 3 | 1 | 0 | 24 | 4 | ||
鹿島 | 47 | 5 | 1 | - | - | 5 | 1 | ||||
2020 | 名古屋 | 27 | 31 | 2 | 4 | 1 | - | 35 | 3 | ||
2021 | 11 | 33 | 2 | 4 | 0 | 2 | 0 | 39 | 2 | ||
2022 | 34 | 2 | 10 | 1 | 1 | 0 | 45 | 3 | |||
ポルトガル | リーグ戦 | リーグ杯 | ポルトガル杯 | 期間通算 | |||||||
2022-23 | カーザ・ピア | 24 | プリメイラ | 18 | 2 | - | - | 1 | 0 | 19 | 2 |
2023-24 | 32 | 5 | 3 | 0 | 2 | 0 | 37 | 5 | |||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2024 | 名古屋 | 22 | J1 | 1 | 1 | 0 | 0 | - | 1 | 1 | |
町田 | 7 | - | |||||||||
通算 | 日本 | J1 | 128 | 9 | 25 | 5 | 4 | 0 | 157 | 14 | |
日本 | 他 | - | - | 1 | 0 | 1 | 0 | ||||
ポルトガル | プリメイラ | 50 | 7 | 3 | 0 | 3 | 0 | 56 | 7 | ||
総通算 | 178 | 16 | 28 | 5 | 8 | 0 | 214 | 21 |
- 2018年は特別指定選手
国際大会個人成績 | ||||
---|---|---|---|---|
年度 | クラブ | 背番号 | 出場 | 得点 |
AFC | ACL | |||
2019 | 鹿島 | 47 | 1 | 0 |
2021 | 名古屋 | 11 | 8 | 0 |
通算 | AFC | 9 | 0 |
タイトル
[編集]クラブ
[編集]- 三菱養和SCユース
- 日本クラブユースサッカー選手権 (U-18)大会:1回(2014年)
- 早稲田大学
- 関東大学サッカーリーグ戦1部:2回(2015年、2018年)
- 関東大学サッカーリーグ戦2部:1回(2017年)
- 名古屋グランパス
代表
[編集]- 東京都選抜
- 国民体育大会サッカー競技(2013年)
個人
[編集]- 関東大学サッカーリーグ戦2部・アシスト王(2017年)
- 関東大学サッカーリーグ戦1部・ベストイレブン(2018年)
- 関東大学サッカーリーグ戦1部・アシスト王(2018年)
- トゥーロン国際大会・ベストイレブン(2019年)
- EAFF E-1サッカー選手権・MVP(2022年)
- EAFF E-1サッカー選手権・得点王(2022年)
代表歴
[編集]出場大会
[編集]- U-22日本代表
- U-23日本代表
- U-24日本代表
- SAISON CARD CUP 2021
- 2021年東京オリンピック
- 日本代表
試合数
[編集]- 国際Aマッチ 14試合 5得点(2019年 - )
日本代表 | 国際Aマッチ | |
---|---|---|
年 | 出場 | 得点 |
2019 | 3 | 0 |
2022 | 6 | 4 |
2023 | 3 | 0 |
2024 | 2 | 1 |
通算 | 14 | 5 |
出場
[編集]No. | 開催日 | 開催都市 | スタジアム | 対戦国 | 監督 | 結果 | 大会 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1. | 2019年12月10日 | 釜山 | 釜山九徳スタジアム | 中国 | 森保一 | ○2-1 | EAFF E-1サッカー選手権2019 |
2. | 2019年12月14日 | 香港 | ○5-0 | ||||
3. | 2019年12月18日 | 釜山アシアドメインスタジアム | 韓国 | ●0-1 | |||
4. | 2022年7月19日 | 鹿嶋 | 茨城カシマスタジアム | 香港 | ○6-0 | EAFF E-1サッカー選手権2022 | |
5. | 2022年7月24日 | 豊田 | 豊田スタジアム | 中国 | △0-0 | ||
6. | 2022年7月27日 | 韓国 | ○3-0 | ||||
7. | 2022年9月27日 | デュッセルドルフ | デュッセルドルフ・アレーナ | エクアドル | △0-0 | 国際親善試合 | |
8. | 2022年11月17日 | ドバイ | アール・マクトゥーム・スタジアム | カナダ | ●1-2 | ||
9. | 2022年11月27日 | ライヤーン | アフメド・ビン=アリー・スタジアム | コスタリカ | ●0-1 | 2022 FIFAワールドカップ | |
10. | 2023年6月15日 | 豊田 | 豊田スタジアム | エルサルバドル | ○6-0 | キリンチャレンジカップ2023 | |
11. | 2023年6月20日 | 吹田 | パナソニックスタジアム吹田 | ペルー | ○4-1 | キリンチャレンジカップ2023 | |
12. | 2023年11月16日 | ミャンマー | ○5-0 | 2026 FIFAワールドカップ・アジア2次予選 | |||
13. | 2024年6月6日 | ヤンゴン | トゥウンナ・スタジアム | ||||
14. | 2024年6月11日 | 広島 | エディオンピースウイング広島 | シリア |
ゴール
[編集]# | 開催日 | 開催都市 | スタジアム | 対戦国 | 結果 | 大会 |
---|---|---|---|---|---|---|
1. | 2022年7月19日 | 鹿嶋 | 茨城カシマスタジアム | 香港 | ○6-0 | EAFF E-1サッカー選手権2022 |
2. | ||||||
3. | 2022年7月27日 | 豊田 | 豊田スタジアム | 韓国 | ○3-0 | |
4. | 2022年11月17日 | ドバイ | アール・マクトゥーム・スタジアム | カナダ | ●1-2 | 国際親善試合 |
5. | 2024年6月11日 | 広島 | エディオンピースウイング広島 | シリア | ○5-0 | 2026 FIFAワールドカップ・アジア2次予選 |
脚注
[編集]- ^ 4年前に芽生えたプロへの憧れ…早大MF相馬勇紀と名古屋グランパスの縁 ゲキサカ(2018年6月3日)
- ^ 名古屋、早大の高精度キッカー・MF相馬勇紀の来季加入を発表 ゲキサカ(2018年5月28日)
- ^ 特別指定選手・相馬、次は初ゴール 鹿島戦で初アシスト 中日スポーツ(2018年8月13日)
- ^ 最下位脱出名古屋に新風、早大生MF相馬勇紀が2戦連続アシストで決勝点演出 ゲキサカ(2018年8月16日)
- ^ “中1日出場”のタフネス早大生がJ初ゴール!! 相馬勇紀の決勝弾に救われた名古屋が降格圏を脱出 ゲキサカ(2018年11月6日)
- ^ 昨季得点王ジョーが開幕戦で2ゴール! 名古屋、4発快勝で鳥栖下す サッカーキング(2019年2月23日)
- ^ 相馬選手が期限付き移籍で加入 - 鹿島アントラーズ公式サイト、2019年8月7日(2019年8月8日閲覧)
- ^ 「毎年タイトルを獲ってきた」電撃移籍のMF相馬勇紀、“合流翌日”に鹿島デビューゲキサカ(2019年8月10日)2023年2月4日閲覧。
- ^ 『相馬 勇紀選手、カーザ・ピアACへ期限付き移籍のお知らせ』(プレスリリース)名古屋グランパス、2023年1月20日 。2023年2月25日閲覧。
- ^ “「世界のSOMAになってきます」名古屋FW相馬勇紀がポルトガル1部クラブに期限付き移籍”. ゲキサカ (2023年1月20日). 2023年1月21日閲覧。
- ^ “相馬勇紀が直接フリーキックで先制弾! 移籍後初ゴール&初アシストを記録”. サッカーキング (2023年1月30日). 2023年1月30日閲覧。
- ^ “相馬 勇紀選手 カーザ・ピアACへの期限付き移籍延長のお知らせ”. 名古屋グランパス (2023年7月20日). 2023年7月20日閲覧。
- ^ “相馬 勇紀選手 名古屋グランパス復帰のお知らせ”. 名古屋グランパス公式サイト (2024年7月11日). 2024年7月11日閲覧。
- ^ “相馬勇紀選手 完全移籍加入のお知らせ”. FC町田ゼルビア オフィシャルサイト (2024年7月23日). 2024年7月23日閲覧。
- ^ 初招集の名古屋・相馬や鳥栖の17歳・松岡らが選出…トゥーロン国際大会に臨むU-22日本代表メンバー発表! サッカーキング 2019年5月17日
- ^ 準優勝・日本から相馬ら3名選出!トゥーロン国際大会のベストイレブン決定 ゲキサカ 2019年6月18日
- ^ 『SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー・スケジュール ~EAFF E-1サッカー選手権2019(12/10~18@韓国)~』(プレスリリース)日本サッカー協会、2019年12月4日 。2019年12月7日閲覧。
- ^ 2日続けて「夢の中で代表発表」…東京五輪代表に選出のグランパス相馬勇紀「金メダルとって帰りたい」東海テレビ(2021年6月22日)2021年8月7日閲覧。
- ^ 相馬勇紀「心折れそうなときもあった」地元味スタから東京五輪挑む日刊スポーツ(2021年7月20日)2021年8月7日閲覧。
- ^ FIFAワールドカップカタール2022™ SAMURAI BLUE(日本代表)メンバーJFA 2022年11月1日
- ^ W杯に野心燃やす相馬勇紀が価値ある先制ゴール「初戦で絶対に勝つ準備を」ゲキサカ 2022年11月18日
- ^ “右SB起用は自分の意思でもあったと明かした相馬勇紀、高精度クロスで1アシスト”. ゲキサカ (2023年6月16日). 2023年6月19日閲覧。
- ^ “名古屋FW相馬勇紀がフリーアナ森山るりさんと結婚 5月に婚姻届提出”. 日刊スポーツ (2021年8月28日). 2021年8月28日閲覧。
関連項目
[編集]- 東京都出身の人物一覧
- 早稲田大学の人物一覧
- 早稲田大学ア式蹴球部#主な所属選手
- 特別指定選手としてJリーグクラブに登録された選手一覧
- 名古屋グランパスエイトの選手一覧
- 鹿島アントラーズの選手一覧
- FC町田ゼルビアの選手一覧
- ヨーロッパのサッカーリーグに所属する日本人選手一覧
外部リンク
[編集]- 相馬勇紀 - Olympedia
- 相馬勇紀 - National-Football-Teams.com
- 相馬勇紀 - Soccerway.com
- 相馬勇紀 - Soccerbase.comによる選手データ
- 相馬勇紀 - FootballDatabase.eu
- 相馬勇紀 - WorldFootball.net
- 相馬勇紀 - Transfermarkt.comによる選手データ
- 相馬勇紀 - J.League Data Siteによる選手データ
- 相馬勇紀 - TheFinalBall.com
- 相馬勇紀 - BDFutbol.com
- 相馬勇紀 (@soma270225) - X(旧Twitter)
- 相馬勇紀 (@soma_47_official) - Instagram