Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                
コンテンツにスキップ

BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜

半保護されたページ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

BLEACH > BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜

BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜(ブリーチ ソウルカーニバル)は、ソニー・コンピュータエンタテインメント (SCE) より発売された日本のゲームシリーズ。

久保帯人による漫画作品『BLEACH』を原作としたPlayStation Portable (PSP) 用の2D横スクロール型バトルアクションゲームであり[1]、ラクジンが開発を担当した[2][注 1]

BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜

BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜
ジャンル 2D横スクロールバトルアクション[2]
対応機種 PlayStation Portable
開発元 ラクジン
発売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
販売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
音楽 RADIX
シリーズ BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜シリーズ
人数 1人
メディア UMD
ダウンロード販売
発売日 2008年10月23日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)[5]
対応言語 日本語
テンプレートを表示

2008年10月23日にパッケージ版とダウンロード版が同時発売された[6]。ダウンロード版は「PS Store版」としてPlayStation Storeにて販売された[7]。SCEがPSP用ソフトをダウンロード販売するのは同月16日発売の『勇者のくせになまいきだor2』とともに初めての試みであった[7]。2010年1月14日には「PSP the Best」シリーズとして廉価版が発売された[8][9]

ゲーム内容

簡単な操作でダッシュや攻撃、必殺技を繰り出せることが本作の特徴である[1]。総勢80体以上の登場キャラクターはデフォルメ化され、可愛らしいデザインが加えられた[1]

また、多数のオリジナルムービーが収録されたほか、声優陣による70種類以上のアラームボイスが収録され、PSPを目覚まし時計としても使用できるアラーム機能が搭載された[1]

BLEACH 〜ソウル・カーニバル2〜

BLEACH 〜ソウル・カーニバル2〜
ジャンル 2D横スクロールバトルアクション[2]
対応機種 PlayStation Portable
開発元 ラクジン
発売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
販売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
音楽 RADIX
シリーズ BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜シリーズ
人数 1人
2人(アドホックモード)
メディア UMD
ダウンロード販売
発売日 2008年10月23日
対象年齢 パッケージ版
CEROA(全年齢対象)[10]
ダウンロード版
CEROB(12才以上対象)[11]
対応言語 日本語
テンプレートを表示

2009年12月10日にパッケージ版とダウンロード版が発売された[10][11]

ゲーム内容

新しいキャラクター、ギミック、ミッションが追加され、前作より内容が全体的に強化された[12]

評価

週刊ファミ通』1096号のクロスレビューにおいて、本作は合計31点、平均7.7点の評価を受けた[13]。ファミ通公式レビュアー4名による各レビューはそれぞれ10点満点で採点され、本田やよいは8点、レオナ海老原は7点、ウワーマンは8点、ジゴロ☆芦田は8点を付けた[13]

本田やよい — 一本道なストーリーだけど会話パートのテンポがよく、つい引き込まれてしまう。随所に挿入されているアニメパートが、演出をさらに盛り上げる。操作はシンプルで、老若男女誰にでも遊べそう。さらにソウルピースやアクセサリーの装備次第で、自分に合った戦いが楽しめる点は○。

レオナ海老原 — 動きが軽快で、コンボをつなげるのがおもしろい。仲間の攻撃を使えば、よどみなく攻撃できるのも気持ちいいですね。また、ソウルピースの発動スキルを捜すのが楽しく、つい夢中になってしまう。ただ、ガードや回避がないためか敵の攻撃を防ぎにくく、難度はけっこう高く感じた。

ウワーマン — シナリオのフォロー範囲が膨大なのは単純にうれしい。ソウルピースのカスタマイズは、自分なりの工夫が楽しめて○。いろいろ試したくなる。簡単操作なのは前作同様、取っつきやすくていいが、もう少し技の種類が欲しくなるのも確か。技の見た目だけでも、もっと変化があればなぁ。

ジゴロ☆芦田 — 簡単な操作で爽快に戦えるのがいい。必殺技の発動や仲間を呼び出すのも簡単でサクサク進める。前作よりキャラクターとストーリーがボリュームアップしているほか、ソウルピースなどをはめる“ピースボード”が成長するようになったのがうれしい。カスタマイズのやりがいが増している。 — 出典:[13]

脚注

注釈

  1. ^ ゲームサウンドはラクジンのサウンドチーム・RADIXが制作した[3][4]

出典

  1. ^ a b c d デフォルメキャラが大暴れ! 『BLEACH~ソウル・カーニバル~』”. 電撃オンライン. KADOKAWA Game Linkage (2008年10月22日). 2024年7月24日閲覧。
  2. ^ a b c 開発実績:ゲーム開発”. Racjin Official Website. ラクジン. 2024年7月24日閲覧。
  3. ^ 事業紹介:音楽制作プロデュース事業 [RADIX]”. Racjin Official Website. ラクジン. 2024年7月24日閲覧。
  4. ^ GAME PRODUCT”. Radix Home Page. ラクジン. 2024年7月24日閲覧。
  5. ^ BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜”. メディア芸術データベース. 2024年7月25日閲覧。
  6. ^ 滝沢修 (2008年8月22日). “SCEJ、PSP「勇者のくせになまいきだor2」など2タイトルのダウンロード版とパッケージ版を同時発売”. GAME Watch. インプレス. 2024年7月24日閲覧。
  7. ^ a b 池谷勇人 (2008年9月8日). “10月から、SCEがPSPタイトルの“ダウンロード販売”を始めますよ:日々是遊戯”. ねとらぼ. アイティメディア. 2024年7月24日閲覧。
  8. ^ BLEACH ソウル・カーニバル PSP the Best”. メディア芸術データベース. 2024年7月24日閲覧。
  9. ^ BLEACH 〜ソウル・カーニバル〜 PSP® the Best”. メディア芸術データベース. 2024年7月24日閲覧。
  10. ^ a b BLEACH 〜ソウル・カーニバル2〜”. メディア芸術データベース. 2024年7月24日閲覧。
  11. ^ a b BLEACH 〜ソウル・カーニバル2〜”. メディア芸術データベース. 2024年7月24日閲覧。
  12. ^ ginger (2009年12月9日). “PlayStation Store最新情報。PCエンジンアーカイブスに「邪聖剣ネクロマンサー」が登場”. 4Gamer.net. Aetas. 2024年7月24日閲覧。
  13. ^ a b c BLEACH 〜ソウル・カーニバル2〜 (PSP)のレビュー・評価・感想”. ファミ通.com. KADOKAWA Game Linkage. 2024年7月24日閲覧。

外部リンク