概要
カモノハシがどこからやって来たか、知っていますか?
女子高生、燕条一依。将来の夢は『焼死』。宇宙は嫌いだけど、灼熱の太陽を盲信するハイジャンパー。
夏休み、日本列島にいるはずのない珍獣と出会ってしまったことが運命の分岐点。
少女はアタマゆるふわVtuberな親友と共に、すこしふしぎな夏の物語に飛び込でいく。
※本山川小説大賞企画あてに、2万字制限で書いた作品です。
夏休み、日本列島にいるはずのない珍獣と出会ってしまったことが運命の分岐点。
少女はアタマゆるふわVtuberな親友と共に、すこしふしぎな夏の物語に飛び込でいく。
※本山川小説大賞企画あてに、2万字制限で書いた作品です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!この宇宙の広さに比べれば、親子不和なんて些細なものさ。
少女の前に現れたのは喋るカモノハシ。
しかも彼(彼女?)は宇宙からやってきたという。
宇宙へ帰る為の船を、さあ一緒に探しに行こう!
そんなところから始まるお話です。
宇宙という壮大なワードが出てきますが、冒険活劇やスペースオペラではなく、『すこしふしぎ』なハートフルストーリー。
太陽に憧れる少女と、ちょっと変わり者のお友達、そして侍言葉で喋るカモノハシが織り成す、奇妙だけど心暖まる物語は、気持ち良い読後感を提供してくれます。
ちょっと嫌なことがあった時、本作で癒されてみてはいかがでしょう。
宇宙の広さに比べれば、どんな悩みも小さなものです。