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ドバラダ飛空船〜ブルースからハワイまで〜

ギターをひいたり真空管アンプをつないだり

2022-01-01から1年間の記事一覧

ギターアンプのトーンコントロール

Form follows function. ―バウハウスのデザイン原則。 *** プチ情報。むかしのフェンダー系のアンプでは、ベースとトレブルは0がフラットで、ミドルもついている場合は10がフラットになるという。トーンコントロールは全部フルテンにしてから下げて合わせ…

Fender Japan TC-10

先週の月曜に真空管ギターアンプを買った話。 krokovski1868.hateblo.jp *** 物価が下がるか、子が落着くか、時間ができるか、数年後に都に出たら現行品を探そうと思っていたら、ハードオフに奇妙な品がでてきた。ひさしぶりに店に行ったらポンと置かれて…

録音に関する備忘録

録音に関する備忘録。ブログを書くように録音をとりあつかう。日付、時間、場所、状況、心象を冒頭に入れる。 *** 休日を雨に降られて、部屋にこもってレディオヘッドの『2+2=5』のライブ版を聴いている。控えめにいってnot健康的である。 このバンド、…

トラック探訪 〜J.Dee aka J. Dilla〜

時代の飢餓感、それはないもの探しでは見つからぬこともある。ありすぎることによって生じる望みもあるためだ。 *** うっすら気になるものシリーズ。このところ、J.Dee aka J. Dillaの作品を、ちょこちょこ探して聴いているのだが、思ったよりピンとこな…

コードの代理関係に関するメモ

そのむかし、マドロスはボヘミアンであり夢だったという。いまはどうかは知らぬ。 *** コードの代理関係に関するメモ。 ・dimとその半音下の7th♭9。 ・m7thとそこから短3度のM6th。 ・Ⅴ7と♭Ⅱ7、♭Ⅵm6。 ひとまず報告おわり。 ランキング参加中音楽室

それにつけても

57577の文型を作るとき、とりあえず下の句に「それにつけても金のほしさよ」と付けるとそれで成立する、といったことが何処かに書かれていたと記憶している。むろんただの冗談なのだけれど、ある種のどうでもいいことがらというのは、いつまでも覚えているも…

真空管勉強タイム

ギターアンプについてしらべていたら、真空管、トランジスタ、ICとでてきたが、これら3つはいずれも電子回路のためのデバイスで、トランジスタは半導体素子、その高密度な集積体がIC(Integral Circuit)なのだそうである。 真空管が主流だった時代は1950年…

コード進行の備忘録②

コード進行の備忘録のつづき。 krokovski1868.hateblo.jp ・Ⅰ-Ⅱm7-Ⅴ-ⅣM7 ・Ⅵm7-Ⅳ-Ⅲm7-ⅠM7 ・Ⅳ-Ⅲ7-Ⅵm7-Ⅰ7 ・Ⅱ7-Ⅴ-Ⅲm-Ⅵ7 ・Ⅳ-Ⅵ♭-Ⅶ♭-Ⅰ ・Ⅰ-Ⅳm ・Ⅰ-Ⅴ7-Ⅱ-Ⅵ7-Ⅱm7-Ⅰ-Ⅴ ・Ⅰ-Ⅰ7-Ⅳ-Ⅳm ・Ⅰ-Ⅱ7-Ⅱm7-Ⅴ7 ・Ⅰ-Ⅰ#dim-Ⅱm7-Ⅴ7 Ⅰ#dimはⅠ-Ⅵ7-Ⅱm7-Ⅴ7のⅥ7の代理。 ・Ⅰ-♭Ⅲdim…

そうだ真空管ギターアンプを買おう

アンプばなしのつづき。 krokovski1868.hateblo.jp 結果として不調の原因はアンプではなかったわけだが、せっかくギターはあることだし、一台くらい真空管アンプを所持してもいいんじゃないかとかんがえだしてしまった。典型的な散財パターンである。 これか…

Second Signature

最高を期待すると最悪が用意される。 *** アンプの調子がよくない話のつづき。 krokovski1868.hateblo.jp 今朝もういちど鳴らしてみたところ、一時的に復活したり、また歪んだりと不安定。妙だなと思ったら、なんとピックアップの内蔵バッテリーが切れか…

コード進行の備忘録①

コード進行に関するメモ。 *** ・ⅠとⅢmとⅥm、ⅡmとⅣ、ⅤとⅦm♭5はそれぞれ仲間。 ・マイナーキーはⅥm、Ⅱm、Ⅲm中心で、間にⅠ、Ⅳ、Ⅴが入ってⅥmで終わる。Ⅵmに戻りたがるⅢmはⅢ7に変更されることも多い。 ・5度進行。Ⅶ-Ⅲ-Ⅵ-Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ。 ・カノン進行。Ⅰ-Ⅴ-…

音楽を聴こう27 〜細野晴臣〜

細野さんのアルバムでは『SF-X』と『トロピカル・ダンディ』、『Hosono House』、『Coincidental Music』をすすめる。 1枚じゃないのかって? 選べないよ!! ランキング参加中音楽 コインシデンタル・ミュージック/Coincidental Music NON-STANDARD Amazon

音楽の魔

音楽はかつて特権的なものだったが、譜面―レコード―CD―インターネットという、広義の複製技術の進歩にともない、すくなくとも表面上はだれでも演奏できるものになりつつある。 そのむかし、音楽は完全にその場かぎりのもので、演奏できる人間もあまりおらず…

音楽を聴こう26 〜ロバート・グラスパー〜

さいきん、図書館でロバート・グラスパーを借りてきたところ、ギル・スコット・ヘロンとNujabesのハイブリッドのようにきこえる。ジャズンポップというのか、こういうのをどうして好きなのか、自分でもよくわからない。ブラックジャズレーベルの一連の作品―…

AKAI MPK mini MK2 其の5

前回のつづき。MPCの構造について。 krokovski1868.hateblo.jp *** Songs-Sequences-Tracks-Programsの順で、曲はシーケンスから、シーケンスはトラックからなる。シーケンス内の各トラックにプログラムが割りあてられており、プログラムがサウンドを…

AKAI MPK mini MK2 其の4

前回につづいて、ドラムプログラムのサンプルパックをローディング。 krokovski1868.hateblo.jp MPCのサンプルパックはインストールすれば自動でMPC Beatsにロードされる。サンプルパックにアクセスするには、ホーム画面の右下の「Media Browser」アイコンを…

音楽を聴こう25 〜マリア・マルダー〜

マリア・マルダー『オールド・タイム・レディ』 *** 突如として中天から降って湧いた「MJの『Dangerous』の11、12曲目について検証する」というミッションを完遂すべく、ずいぶんひさしぶりに中古レコード屋を訪ねた。それでMのラベルを探したらMJのかわ…

DTM 勉強マンタイム。強制終了。

DTM概略。蓄音機にはじまって、テープレコーダーができ、50年代にMTRすなわちマルチトラックレコーダーが普及し、80年代からDTMがいわれだして、2000年代にはいってDAWが登場、といったような流れで現在に至っているらしい。 そのむかし、筆者がギターを練習…

AKAI MPK mini MK2 其の3

このまえ発見した、MPC BeatsにAIR Pluginをスキャンする方法についてのメモ。 *** ・Preferencesを開ける ・Pluginタブを開ける ・左がわの□にチェックをいれ、その列の右端のブラウズボックス、要は右がわの「・・・」をクリックして、プラグインのイン…

AKAI MPK mini MK2 其の2

MPC BeatsでのMK2のコンフィグ。 ※MPC Beatsをスタートするまえに、MK2がMPCのハードウェアプリセットを使っているか確認する。このプリセットではMPKパッドとQリンクがMPC Beatsと連携する。 ハードウェアからMPC Programをロードするには、Prog Selectボタ…

AKAI MPK mini MK2

MPC Beatsをインストールしたら創作の準備はOK。2GBのコンテンツにはサンプルやループ、ビルトインのバーチャル楽器が入っている。 MPCには80以上のオーディオFXプラグインがあり、音を思いつく限りどんな風にも操作できる。VST/AUの互換性を備えているので…

DTM 事始② ~機材編~

S/N比・・・Signal/Noise。信号と雑音の割合を示す数値。 *** AKAIでトラックを作る前段として、DTMの本を図書館で探して読んでいる。それによると、DTMに必要な機材はおよそ次のようなものであるらしい。 1 PC 2 DAW( Digital Audio Workstation)ソフト…

AKAI MPC Beats

AKAIばなしのつづき。 krokovski1868.hateblo.jp *** この歳になるまで宅録をちゃんとしたことがない。ときどきレコーダーやスマホで自分の演奏を録音することはあっても、マルチトラックレコーディングというのをしたことがない。なんというか面倒だし、…

音楽を聴こう24 〜ダニー・ハサウェイ〜

里へ息子に会いにいったり、書類を出したりしていたら、また日が経ってしまった。どうやら、子育てしながら山に行くとか釣りに行くとか、そういうノリにはならなそうである。 まあ、それはそれでいい。立てた目標を達成できないのには、とうのむかしに慣れて…

DTM事始 〜AKAI MPK mini MK2〜

DTMとは、Desktop Musicの謂いだそうである。なん回聞いても忘れちゃうんだよなこういうの。 ちかごろリサイクルショップに行くことが多くなって、ゲームソフトを眺めるついでに店内を物色していたら、MIDIコントローラーというかパッドというか、そんなもの…

音楽を聴こう23 〜The Jam〜

The Jam "The Gift" 地震が起きたわけでもないのに実家の棚からレンタル落ちの本作が落ちてきた。ジャム解散後にポール・ウェラーが結成したスタイル・カウンシルは洒落たサウンドだったと記憶しているが、ジャム自体の音の記憶は不思議なほど残っていない。…

音楽を聴こう22 〜マーヴィン・ゲイ〜

マーヴィン・ゲイ『What's Going On』 *** 実家の荷物を整理しようとしたら、まあCDがでてくる。せっかくなので処分するまえに聴き直している。こういうことをするから片づけが一向にすすまないのだが、じっさい、片づけってそういうものだ。 あらためて…

音楽を聴こう21 〜金延幸子〜

音楽好きにフィジカル派とデジタル派といて、フィジカル派というのはもう、CDを買って帰ってきて机に置いて「やったよコレ」なんて聴くまえから悦に入っちゃう。私もそのクチである。 *** 金延 幸子『み空』 広めて良いものと良くないものとあるが、この…

音楽を聴こう20〜アーマッド・ジャマル〜

アーマッド・ジャマル『The Awakening』 リリカルなまま疾走している。メロウなまま突き抜けている。硬質な叙情がある。相反する要素が両立する時、緊張感が生まれて、演者の精神力がそのテンションを見事に持続させている、そういう作品。 以上、報告おわり…

ブレードランナー序曲

さいきんのトラックはもはや広告のように洗練されてきた。欲望や感情のスイッチを入れる道具立てが十分以上に揃っていて、そこから自由に取捨選択できるようになって、選ぶがわの試行錯誤もひと通り終わって、わざとらしさやあざとさを適度にのこすことすら…