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2025大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」もいいね。
千年前の時代絵巻の物語から一転、今回は江戸時代半ばの100万都市江戸吉原を舞台にした物語が展開。
出演者もとても多くて、どの俳優さんがどのような役柄とひと言では言い表せない面白さが第1回から展開していた。
物語の始まりは、“火事と喧嘩は江戸の華”とまで言われた江戸の大火からスタート。
江戸三大大火の一つ明和の大火とのこと。
実際に火事用のセットを燃やし、そこにCGを被せながらこの大火の中で、江戸の人々が逃げ惑うシーン。
その火事は遊郭の吉原を焼き尽くし、そこに主人公の蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)が、吉原の女郎や子供を助けるシーンからスタート。
明和の大火の様子が上手く描かれていたと思われる。
冒頭からうならせるシーンがスタート。
それから1年半後、本格的に物語が動き始める。
茶屋で働きながら、貸本業を営んでいる蔦重が日々忙しくしている。
子供の頃、幼馴染の花魁(おいらん)・花の井(小芝風花)と共に朝顔(愛希れいか)に可愛がってもらっていた。
その朝顔は病に倒れ、食べるもののろくに与えられず亡くなってしまった。
亡くなった何人もの女郎たちは、埋葬前に身ぐるみ剝がされて何も身に付けないで埋められるシーン。
そこに涙ながら蔦重がやって来て、朝顔に衣類を被せ昔お世話になったことを回顧する悲しいシーン。
それぞれの店のため懸命に働きながら、病などになると食べ物もろくに与えられない不条理に耐えかねた蔦重が一念発起する。
どうしたら、吉原にお客が戻り繁盛するようになるのか。
引手茶屋・駿河屋の主人市右衛門(高橋克実)をはじめ女郎屋の主人・松葉屋
半左衛門(正名僕蔵)らの大勢いる寄合所に訴え出る蔦重、だが全員から一笑に付される。
それでも訴えると、義父の駿河屋市右衛門の怒りを買って、階段から蹴落とされるがそれでも何とか手立てを考えつこうと奔走する。
最後は時の老中・田沼意次(渡辺謙)に拝謁することを得る中で、意次からお思いもよらない知恵を授かる。
もっとも、この時代一庶民が老中に拝謁できるわけもないが、今回の物語上では悪名高い意次の人間的な温かみのある人物像を描くのであろう。
そのための意次と蔦重の対面を持ってきたかも・・・。
もっとも、最近の新たな知見では、意次は中々の人物であったとの評価が上がり見直されつつあるらしい。
それを増幅するため、渡辺謙さんの抜擢なのかな・・・。
蔦重は何度も苦渋を飲みながらも、持って生まれた度胸とやさしさ、人間味豊かな性格で大きく成長する様子が徐々に描かれるものと思っている。
毎週、毎週のこの時間帯が楽しみになって来る。
何しろ。吉原のバックヤードまで描かれる今回の大河ドラマ、それだけでも面白そうであると思っている。
Good!!(夫)
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