《クレンジングオイルの正しい使い方》毛穴の角栓ケア・乳化・メイク落としのコツ！おすすめ商品8選も

クレンジングオイルを使って肌が乾燥したり荒れたりした経験から、「自分には合わない」と使用を避けている方が多くいます。クレンジングオイルで肌トラブルが起きてしまった方は、正しい使い方ができていなかったのかもしれません。

クレンジングオイルは一般的に、ミルクタイプやクリームタイプなど、他のクレンジング剤よりも洗浄力が強いことが特徴です。そのため、強い洗浄力に見合った使い方をすることが大切。

まずは、クレンジングオイルの特徴と、使い方のパターンを紹介します。

クレンジングオイルはその名の通り、オイル成分を主としたクレンジングです。

高いクレンジング力が特徴で、ウォータープルーフのメイクや、ポイントメイクまでスピーディーに落とすことができます。

また、毛穴に詰まった角栓を柔らかくすることから毛穴ケア・角栓ケア効果も期待できます。

▼クレンジングオイルが向いている人

• ウォータープルーフのメイクやポイントメイクまでしっかり落としたい
• メイクオフに時間をかけず、スピーディーに落としたい
• クレンジングで毛穴ケア・角栓ケアもしたい

洗浄力が強いクレンジングオイルは、ウォータプルーフのメイクや濃いメイクをスムーズに落とせます。ファンデーションの場合、油性成分を多く含むタイプを使ったときには、クレンジングオイルによるオフがおすすめです。

洗浄力が弱いクレンジング剤では、しっかりメイクを落としきれないこともあります。肌にメイク汚れが残ったままの状態は、トラブルの原因に。普段よりも濃いメイクをしたときには、クレンジングオイルを使いましょう。

男女問わず使う日焼け止め。メイクをしなかったとしても、洗顔料で落とせない日焼け止めを使ったらクレンジングが必要です。

特に、ウォータプルーフでSPF値が高いレジャー・スポーツ向きの日焼け止めには、油性成分が多く配合されています。

同じく油性成分の配合量が多いクレンジングオイルなら、肌に密着した日焼け止めを簡単に浮かし、落としやすくすることが可能です。

クレンジングオイルは、毛穴の黒ずみ・詰まりの原因である角栓ケアにもおすすめです。

オイルには角栓を柔らかくする作用があるため、通常の洗顔では落とすことが難しい角栓も、落としやすくなると期待できます。

クレンジングオイルのなかには、メイク落としに加え、角栓ケアとしての使用を目的としてつくられている商品もありますよ。

まず、クレンジングから洗顔までの順番はこちらです。

1. ポイントリムーバーでポイントメイクを落とす
2. クレンジングでメイク全体を落とす
3. 洗顔料で洗顔する
4. 化粧水→乳液（orクリーム）でしっかり保湿を行う

クレンジングや洗顔の後は顔が乾燥しやすい状態になっているので、早めに化粧水で水分を補ってください。

それでは、クレンジングオイルの正しい使い方を紹介します♡

クレンジングオイルはアイメイクや口紅もスッキリと落としてくれますが、オイルをなじませるとき、指で肌に摩擦を与えてしまうおそれがあります。

特に目元は皮膚が薄く、水分も油分も少ないため、乾燥しやすかったり刺激を受けたりしやすいパーツです。

乾燥・色素沈着の予防のために**摩擦による負担を避けたいところ。

ポイントメイク用のクレンジング剤は、目元の肌のうるおいを守りながら、摩擦負担をかけることなく穏やかにメイクを落とせます。まつ毛を傷めにくいメリットもありますよ。

クレンジングオイルは、まず皮脂が多いTゾーンからのせます。

次に両頬にのせ、手のひら全体で円を描くようにして顔全体に広げ、メイク・汚れになじませていきましょう。

必ずソフトタッチで行い、30秒～1分以内で終わらせてください。

「乳化」とは、油と水を混ぜ合わせること。クレンジングにおける乳化は、クレンジング剤の油分・油性のメイク汚れ・皮脂と、洗い流すときの水を混ぜ合わせることを言います。

乳化によってメイクや汚れがより落ちやすく、さらに洗い流しやすくなるため、すすぎ残しも起こりにくくなりますよ。

乳化のやり方は簡単！顔に馴染ませたオイルに指先で少量のぬるま湯を加え、クルクルと円を描きながらオイルとなじませましょう。

クレンジングオイルを乳化するやり方｜いちご鼻や毛穴ケアも乳化が肝心

すすぐときの水の温度は、32度前後のぬるま湯が理想。ちょっと冷たいと感じるくらいが32度の目安です。

すすぐときも、指で肌をこすらないように気をつけてくださいね。顔の角度を変えながら、フェイスライン、額の生え際もしっかりすすぎましょう。

すすぐ回数は20回～30回ほどがおすすめです。

クレンジングオイルでメイクを落としたあとは、洗顔料で肌表面に残ったオイルを洗い流しましょう。

オイルによるぬるつきをなくすことができます。

ダブル洗顔不要のクレンジングオイルを使った場合は、洗顔料で洗顔する必要はありません。

クレンジングオイルで毛穴の角栓ケアをするときのコツと、2つの注意点を解説します。

上手に角栓ケアをするためにも、ぜひチェックしておきましょう。

角栓ケアをする前に肌を温め毛穴を開かせておけば、毛穴に詰まった角栓などの汚れがより落としやすくなります。

毛穴を開かせる手軽な方法は、ホットタオル！水を含ませて絞ったタオルをラップで包み、電子レンジで1分30秒ほど温めます。すぐに顔へのせると火傷するため、レンジから取り出したら、タオルを軽く冷ましましょう。

顔にのせたら、タオルが冷えるまで待ちます。マツエクをしている方はタオルにマツエクが絡まってしまう可能性もあるので、目元を避けて顔にのせてくださいね！

ホットタオルで肌を温めるのは1回まで。何度も温めると熱で肌がふやけてしまい、さらにクレンジングによる刺激が加わると、皮膚が薄くなったかのような乾燥状態を招いてしまいます。

角栓ケアをしていると、即効性が欲しいあまりつい力を入れがちに。

ゴシゴシとこすったり角栓を無理やり押し出したりすると、肌を傷めるだけでなく、角栓の悪化にもつながるため絶対にやめましょう。

角栓ケアは日々の積み重ねが大切。日頃のケアで少しずつ角栓を落としていくよう心がけてください。

角栓を落としやすくしたいからと、クレンジングオイルでパックをするのはNG。

クレンジングオイルを長時間肌にのせると、オイルの洗浄力によって肌に必要なうるおいまでも奪われてしまいます。

クレンジングオイルは洗い流すアイテムであり、パック剤ではありません。

パックをしたい場合は専用のアイテムを使いましょう。

ついやってしまいがちですが、実は間違っているクレンジングオイルの使い方を解説します。

間違った使い方は肌に負担をかけてしまうため要注意です！

クレンジングオイルは適切な量を使うことが大切です。使用量が少ないと肌の上ですべりが悪くなって摩擦が生じ、肌にダメージを与えてしまいます。

多めに使うのはもったいないからとケチったり、洗浄力が強いからとたっぷり使わないようにしたりするのはNG。

容器やパッケージに記載されている使用量をチェックし、その商品に合った使用量を守りましょう。

クレンジングオイルを乳化させたあとにコットンで拭き取っている方は、今日からストップ！

クレンジング中の肌はデリケートです。そんな肌にコットンを使うと、摩擦による刺激を強く与えてしまうことに。

また、クレンジングオイルは洗い流しを前提につくられています。クレンジングオイルはコットンによる拭き取りではなく、ぬるま湯でしっかり洗い流しましょう。

手や顔が濡れた状態でクレンジングオイルを使うと、オイル本来の洗浄力が発揮されず、メイクや汚れが落としきれなくなってしまいます。

濡れた手・顔に使えるクレンジングオイルもありますが、そうでない場合、濡れた状態で使ったり、お風呂で使ったりするのはやめましょう。

クレンジングオイルの使い方に関するよくある疑問点に回答します。

基本的に、クレンジングのあとは洗顔が必要です。

クレンジングオイルはメイクや毛穴汚れなど油性の汚れを落とせるもので、洗顔料は皮脂や汗、古い角質など水性の汚れを落とせるものです。

二つを併用することで、一日の顔の汚れをスッキリ洗い流すことができます。

基本的に女性同様、落としにくいウォータープルーフの日焼止めを塗ったり、メイクしたりした日は、クレンジングを使いましょう。

メンズクレンジングおすすめ10選！市販・薬局で買えるもの中心で紹介【選び方や基本のやり方も解説】

乾燥肌や敏感肌の人は、洗浄力の高いクレンジングオイルを使うと肌が乾燥してしまうことも。

普段は保湿力の高いミルククレンジングやクリームクレンジングの使用がおすすめです。

クレンジングオイルを使う際は油脂（オリーブオ果実油、アルガニアスピノサ核油など）を主成分にしたものが向いています。

ヒアルロン酸やコラーゲンなど、保湿成分が配合されているかにも注目してくださいね。

クレンジングオイルの油分によって、ニキビができてしまったり、悪化してしまったりすることがあります。

ニキビがあるときにクレンジングオイルを使う際は、ダブル洗顔をしてメイク汚れやオイルをしっかり落とすように意識しましょう。

クレンジングオイルはノンコメドジェニックテスト*済みのものを使うのがおすすめです。

*全ての方にニキビができにくいわけではありません

一般的に乾燥肌とニキビがある肌に、クレンジングオイルは不向きとされています。

でも、選び方や使い方に気をつければクレンジングオイルを使うことは可能です。

乾燥肌とニキビがある肌は、それぞれどのようにクレンジングオイルを選び使えばいいのか解説します。

クレンジングオイルは強い洗浄力があることから、乾燥肌には不向きとされています。

しかし、油脂系オイルを主成分としたクレンジングオイルなら、比較的穏やかな洗浄力で乾燥肌の方でも使いやすいためおすすめです。

ただし、油脂系のクレンジングオイルを使ったからといって、肌の乾燥を完全に防げるわけではありません。

なるべく乾燥を抑えるためにも、乾燥肌の方は特に短時間でクレンジングを済ませることを意識しましょう。

また、クレンジングオイルはしっかりメイクをしたときにだけ使用することもポイントです。クレンジング・洗顔後の丁寧な保湿ケアも忘れずに。

ニキビがある肌にクレンジングオイルが不向きとされる理由は、油分によってニキビが悪化するおそれがあるため。

しかしクレンジングオイルのなかには、ニキビができにくいことを示す「ノンコメドジェニック処方」のアイテムもあります。全ての方にニキビができにくいわけではありませんが、ノンコメドジェニック処方のクレンジングオイルならニキビにお悩みの方でも使いやすいでしょう。

また、角栓が気になる部分だけにクレンジングオイルを使い、他の部分はオイルフリーのクレンジング剤を使うなどして、パーツによって使い分ける方法もおすすめです。

LIPSに高評価の口コミが多く投稿されているクレンジングオイルのなかから、おすすめのアイテムを8個厳選してご紹介します。

アイテムごとの特徴やユーザーによるレビューを参考にして、ご自身に合うクレンジングオイルを選んでみてくださいね。

• 濡れた手で使用可
• マツエクに使用可
• ノンコメドジェニック処方（すべての方にニキビのもとが発生しないということではありません）
• 乾燥小じわを目立たなくする（効能評価試験済み）

独自の処方で毛穴の角栓にしっかりとアプローチ。メイク落としとしてはもちろん、角栓ケアとして使うことも推奨されています。

肌をこすらなくてもメイクをスッと浮かして洗い流せるため、摩擦を感じにくい使い心地です。

防腐剤・香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤が無添加。

一般的なグルーのマツエクであれば、マツエクへの使用もOK！

乾燥小じわを目立たなくする（効能評価試験済み）ため、大人の肌にも嬉しいアイテムです。

• 濡れた手で使用可
• アレルギーテスト済み（すべての方にアレルギーが起こらないということではありません）
• 敏感肌の方によるパッチテスト済み（すべての方に皮膚刺激が起こらないということではありません）

敏感肌の方も使いやすい低刺激処方でありながら、しっかりメイクにも対応するクレンジングオイル。

メイクをすぐに浮き上がらせ、クレンジング中の肌に負担をかけにくくします。保湿成分が充実しているため、クレンジングによる肌の乾燥が気になる方にもおすすめです。

1,000円以下で購入できることも嬉しいポイント！

着色料・香料・防腐剤・品質安定剤・鉱物油・アルコールが無添加です。

• 濡れた手で使用可

無印良品のクレンジングアイテムのなかでも比較的洗浄力がしっかりあるタイプの1つが、この「マイルドクレンジングオイル」。

主成分ではありませんが、オリーブ果実油やホホバ種子油などの油脂系オイルも配合。肌のうるおいへの配慮が感じられる処方です。

一般的な容量の200mlに加え、携帯に便利な50mlや大容量の400mlもあり、豊富な選択肢によってさまざまなシーンで役立ちます。

プチプラなので惜しみなく使えますよ。

• 濡れた手で使用可
• マツエクに使用可
• ダブル洗顔不要
• 朝晩使用可

シュウウエムラのクレンジングオイルのなかでも、脂性肌の方や角栓ケアを重視したい方には「フレッシュ サクラ クレンジング オイル」がピッタリ。

毛穴にオイルが行き渡るようにと、分子の小さいオイルを配合しています。

さっぱりとしたテクスチャーで、洗い上がりはみずみずしくなめらかな肌に。

日本人になじみ深い花・サクラ由来の成分を用いているため、クレンジングタイムを華やかな気分にしたい方にもおすすめです。

• 濡れた手で使用可
• マツエクに使用可
• ダブル洗顔不要
• アレルギーテスト済み（すべての方にアレルギーが起こらないということではありません）
• ノンコメドジェニック処方（すべての方にニキビのもとが発生しないということではありません）

黄ぐすみした古い角質をクレンジングによってオフしながら、スピーディーにメイクを浮かして落とすことにより、透明感のある肌に導きます。

美容液やエステに使われる美容オイルを、贅沢に5種類も配合。さらに、柑橘系の香りでクレンジングタイムにリラックス感を演出します。

大人の女性のためにつくられたこだわりのクレンジングオイルです。

鉱物油・パラベン・アルコールフリー。無香料タイプもあります。

• 主成分が油脂系オイル

主成分のダイズ油、セイヨウハシバミ種子油（ヘーゼルナッツオイル）をはじめ、油脂系オイルが複数配合されているクレンジングオイル。

洗い上がりの肌がつっぱらないようにしていたり、目に沁みないようにしていたりと、使いやすさを追求しています。

油脂系クレンジングのなかでは手に取りやすい価格で、口コミではコスパがいいと評判！

毛穴の角栓ケアアイテムとしても支持されています。

• ダブル洗顔不要
• 主成分が油脂系オイル

肌なじみの良い美容オイル「マカデミアナッツ油」が主成分の油脂系クレンジングオイルです。

マカダミアナッツ油をはじめとする厳選された9種の成分からなるシンプル処方で、適度な洗浄力に設計されています。

すすいだあとは、しっとり柔らかな肌に。

メイク落としとしてだけでなく、角栓ケア用として使うこともできます。

• 濡れた手で使用可
• マツエクに使用可
• ダブル洗顔不要

毛穴汚れや角栓ケアにぴったりな、酵素配合のクレンジングオイルです。

毛穴に詰まった角栓を落としやすくして、つるすべ肌に導きます。

W洗顔不要、濡れた手使用OKなので、忙しい方にもおすすめですよ！

いかがでしたか？これまで間違った使い方をしていた方、洗浄力が高いからと避けていた方も、この記事でご紹介した使い方を試してもらえると嬉しいです♡

クレンジングオイルは洗浄力が強いため、普段しっかりメイクをしない敏感肌さん・乾燥肌さんは、週に2回ほどのスペシャルケアとして使用してくださいね。洗顔後は、肌質問わず、保湿をしっかり行うことも忘れずに！