
【馬油のメリット・デメリット】クレンジング・洗顔など使い方別に解説|おすすめランキングも!
敏感肌や赤ちゃんのスキンケアに使える馬油ですが、使う前にメリットとデメリットはしっかりと知っておきたいもの。今回は特にデメリットについて詳しく解説します。クレンジング・シャンプー・洗顔など使い方別にデメリットをチェックしておきましょう!

Alohaさおり自由が丘クリニック 院長藤堂 紗織
日本医科大学卒業後、2019年3月まで善仁会 丸子クリニックにて 院長勤務。その後、なりたい自分になれるクリニック、 また親子3代のホームドクターとして患者様に寄り添う医療を目指し 2019年5月Alohaさおり自由が丘クリニック開業、現在に至る。続きを読む
※本ページにはメーカーによる広告が含まれます。商品を購入すると売上の一部がLIPSに還元されることがあります。広告表記に関する行動指針・レーティング信頼性への取り組みをご参照ください。
馬油を使う前に知っておきたい!メリット&デメリット
馬の油を主原料に作られた「馬油(バーユ・マーユ)」は乾燥肌・敏感肌のスキンケアとして人気のアイテム。クレンジングや洗顔などに使えるなどメリットも多いのですが、天然由来のオイルのためデメリットが気になる人も多いのではないでしょうか?
今回はそんな馬油のメリット・デメリットを使い方別に詳しく解説します!メリットとデメリットをしっかりと理解して、もっと効果的に馬油を取り入れてみませんか?
馬油のメリット
まずは馬油のメリットからチェックしておきましょう!天然オイルの馬油にはこんなメリットがあるんです。
- 高保湿
- お肌を保湿して乾燥から守る
- 浸透性(※)が高い
- 敏感肌さんや赤ちゃんでも使える
- 全身のスキン&ヘアケアに使える
- 毛穴ケアができる
人間の皮脂に近い性質を持つ馬油は浸透性(※)が高いため、塗ればすっとお肌に馴染みます。たっぷりと保湿できるので、お肌を乾燥から守ってしっかりと潤すことができるんです。また天然オイルなので敏感肌さんはもちろん、赤ちゃんのスキンケアなどに幅広く使えるのも魅力ですね。
さらにお肌だけでなく髪の毛のケアや洗顔&クレンジングとして使っている人も多く、ひとつ持っていれば馬油のみで全身のマルチケアに使える多機能オイルなんです。(※角質層まで)
馬油はクレンジングや洗顔にも使える!
そもそも「馬油」とはその名前の通り馬のお腹や首(たてがみ)などから採取できる油のこと。中国では4000年以上も前から使用されてきました。
人間の皮脂と非常に近い性質を持っているといわれている馬油は肌馴染みに優れています。お肌を乾燥から守り、肌荒れを防ぐことができる高機能スキンケアと、赤ちゃんから大人まで世代を問わず人気を集めています。
監修者
Alohaさおり自由が丘クリニック 院長藤堂 紗織
馬油のデメリット
多機能オイルといわれている馬油ですが、やはりデメリットもあります。自分のお肌や使い方に合っているのか、デメリットも確認してから使用することをおすすめします。後半ではそれぞれの使い方に対するデメリットも詳しくご紹介します。
- 使用感がべたつきやすい
- 酸化しやすい
- 特有の香りが気になることがある
- 価格が高い
使用感がべたつきやすい
天然の動物性オイルである馬油は保湿力が高いのですが、それ故に塗った直後はべたつきやすいと感じることが多いようです。しかし浸透性(※)が高いため、塗ってから数分経つと肌に馴染んでほとんどべたつきがなくなりますよ。(※角質層まで)
酸化しやすい
また、馬油をはじめとするオイルは空気に触れると酸化してしまうことはどうしても避けられません。開封後はしっかりと容器の蓋を閉めて冷蔵庫のような冷暗所で保管し、なるべく早め(一年以内)に使い切ることをおすすめします。
特有の臭いが気になることがある
馬油は獣臭いような独特の臭いを持っているのですが、この臭いが苦手と感じる人もいるようです。馬油には香りの付いたタイプもたくさんありますので、臭いが苦手な人は香り付きタイプを選ぶようにしましょう。
価格が高い
馬のたてがみから採れる馬油はとても希少価値が高いもの。そのためどうしても他のスキンケア用品よりも価格が高くなってしまいます。馬油の配合量が多くなるにしたがって、価格は高くなる傾向にあるようです。
監修者
Alohaさおり自由が丘クリニック 院長藤堂 紗織馬油はオイルですので、日焼け止めせずに、塗ったまま日光を長時間浴びていると思わぬ過度な日焼け、肌荒れをおこしてしまうのでご注意ください。
馬油をクレンジングに使用するデメリット
ホホバオイルやオリーブオイルなど、天然オイルをクレンジングオイルとして使う方法がありますが、馬油もクレンジングオイルとして使うことができます。界面活性剤が入っていないのでお肌の負担を少なく洗うことができ、油性の汚れとの相性がよい性質を持っていることから、メイク汚れや毛穴の皮脂汚れをきれいにオフすることができるんです。
しかし、馬油はあくまでもオイルです。メイクの種類によっては落ちにくい汚れがあるため、ポイントメイクなどはあらかじめ専用のクレンジングでオフしておきましょう。また、馬油はオイルなので脂性肌さんには向いていません。ニキビができやすい人は特に注意して使うようにしてください。
監修者
Alohaさおり自由が丘クリニック 院長藤堂 紗織馬油クレンジングオイルは保湿力が高く、洗っても洗えているのかわからないこともあるかと。
しっかり10から20回は水で流してあげましょう。
馬油をシャンプー・髪に使用するデメリット
保湿力の高い馬油はシャンプーとしても人気です。パサつきがちな髪の毛もしっとりとまとまり、馬油に含まれる保湿成分が髪の毛のハリコシ低下を防いでくれるといわれています。しかし、やはり一般的なシャンプーと比べて価格が高いのがデメリットと感じる人も。
また、保湿力が高いので髪の毛がべたつくと感じることも多いようです。一度にたくさん使わずに、少量ずつ手に取り適量を確認しながら使ってみてくださいね。
馬油を洗顔に使用するデメリット
ふっくら肌が手に入る!と、SNSでも人気の馬油洗顔。馬油でお肌をくるくるマッサージするように馴染ませ、コットンなどで拭き取るだけでOK!簡単に角質・毛穴ケアができるのですが、べたついてしまうというデメリットが。
特にべたつきやすい脂性肌さんは馬油洗顔をしたあとにすっきり感がないと感じることが多いため、馬油洗顔の後には洗顔料を使ってしっかりと洗い流すようにしてください。また、顔に使うときに馬油特有の臭いが気になってしまうというデメリットを感じることもあるようです。
市販で人気!おすすめ馬油ランキングTop3
今回はLIPSで口コミ人気の高い順に馬油をランキングしました。それでは人気のおすすめ馬油をチェックしていきましょう!(2021年11月時点)
第1位:熊本県産馬油100%使用「ユウキ製薬」の馬油
熊本県産の馬油をふんだんに100%使用した馬油は、アレルギーテスト済(全ての方にアレルギーが起こらないということではありません。)で赤ちゃんや敏感肌さんのスキンケアにもぴったり。プチプラで手に入れることができるので、毎日の全身ケアに惜しみなくたっぷりと使うことができますね。
第2位:特有の臭いが苦手な人におすすめなローズの香り「ソンバーユ」の馬油
「尊馬油(ソンバーユ)」の馬油にはさまざまな種類がありますが、こちらは馬油特有の臭いが苦手という人におすすめな優しいローズの香りが付いたタイプ。ほんのりとした甘めの香りなので、強い香料が苦手な人でも使いやすいですよ。
第3位:高品質なこうね馬油のみで作られた「横濱馬油商店」の馬油
馬肉専門店のこうね馬油のみで作られた、食品レベルの高品質な生馬油。一般的な馬油よりも融点が低いこうね馬油は、緩めのテクスチャーなので顔や身体にも塗り広げやすいのが特徴です。保存料や香料も無添加なので世代を問わず家族みんなで使うことができますね。
馬油を使うときの注意点!酸化の見分け方も解説
酸化の見分け方
馬油が酸化してしまったかどうかの見分け方でもっともわかりやすいポイントは臭いの変化です。オイルは酸化すると古い油のような不快な臭いへと変わり、時にはツンと鼻を衝く刺激臭がすることもあります。馬油の臭いを嗅いでみて、少しでも違和感を感じたら使用を控えることをおすすめします。
赤ちゃんに使用するときはお肌の状態をチェックしながら!
馬油は赤ちゃんのスキンケアに使うことができますが、馬油の中は他の保湿成分や美容液成分が含まれているタイプのものがあるため、すべての馬油が赤ちゃんに使用できるわけではありません。使用前には必ず赤ちゃんのお肌に使用可能なものなのかを確認してから使うようにしましょう。
また、赤ちゃんに使えるタイプの馬油であっても、デリケートな赤ちゃんのお肌には刺激になってしまうことがあります。おむつでかぶれたお肌などには使わずに、赤ちゃんのお肌の状態に気を付けながら使ってあげてくださいね。
赤ちゃんも一緒に馬油で全身スキンケア♡
全身に使えるマルチな馬油は、クレンジングや洗顔、髪の毛のケアに大活躍してくれること間違いなし!特に赤ちゃんや敏感肌さんに使って欲しいスキンケアアイテムです。メリットやデメリットをしっかりと知った上で、自分に合った使い方を見つけてみてくださいね♡
監修者
Alohaさおり自由が丘クリニック 院長藤堂 紗織馬油は保湿力が高いため、乾燥肌の方はうまく使いやすいかと思います。
ニキビ肌の方は、あえてつかわなくても良いのではないでしょうか。
この記事で紹介した商品
商品画像 | 商品情報 | 参考価格 | 評価 | 特徴 | 商品リンク |
---|---|---|---|---|---|
KUMANO COSMETICS 馬油シャンプー | 〜 |
| しかもワンプッシュで結構泡立つので コスパ的にも◎! | 詳細を見る | |
ユウキ製薬 国産馬油100 | 〜 |
| 包まれるような優しい感じすらして馬油の虜になりました、笑 | 詳細を見る | |
尊馬油 ソンバーユ ローズの香り | 2,200円〜 |
| 顔に塗ると翌日もちふわに! 全身の保湿に使えるし、いい匂い♪ | 詳細を見る | |
横濱馬油商店 生馬油ゴールド(こうね100%) | 〜 |
| ベタベタすることもなく、すっと溶けていく感じ。でもきちんと保湿されている感じが! | 詳細を見る |
肌に馴染みが良いものですが、合わない方もいらっしゃいますので、必ず少量でためしてみてからにしましょう。