【ストレートアイロンの巻き方5選】ウェーブ巻き・韓国風ヘアも簡単！コテ不要できれいに巻けるコツを解説

ヘアアイロンには、巻き髪を作りたいときに使う「コテ（カールアイロン）」と髪をまっすぐに伸ばしたいときに使う「ストレートアイロン」があります。ストレートアイロンはストレートヘアだけでなく、流行りの外ハネやウェーブ巻き、オーソドックスな内巻きなどを作るのにも適しており、幅広いアレンジをすることが可能です。

せっかく巻き髪をつくっても、すぐに取れてしまったら悲しいですよね。カールや巻き髪を長持ちさせるには、以下の対策や手順を踏むと効果的です。

• 髪がしっかり乾いた状態で巻く
• ブラッシングをしてから巻く
• カール用のスタイリング剤を髪になじませてから巻く
• ブロッキングして少量ずつ巻く
• しっかり熱を冷ましてから髪をほぐす
• 巻いたらソフトなセット力のスプレーを髪全体にかける

いきなりアイロンで巻くのではなく、事前に上記の準備をしてから巻きはじめましょう。各ステップについて、詳しく解説していきます。

ストレートアイロンで髪を巻くときは、髪がしっかりと乾いてからセットを始めることが大切です。髪が濡れた状態で高温の熱を与えると、髪が傷んでしまうので気をつけましょう。スタイリング剤をつけた場合も、しっかり髪になじんで乾いてからアイロンをあてることが大切です。

また、髪が濡れた状態だとセット力が弱まり、すぐにカールが取れてしまいます。カールをカチっとキープさせるためにも、乾いた状態で巻くことが大切です。

あらかじめ髪をブラッシングしておくと熱が均等に伝わりやすくなり、きれいな巻き髪に仕上がります。

また、髪に均等に熱がとおることでツヤが生まれる効果も期待でき、清潔感のある印象を与えられます。とくに、うねりやクセなどが出やすい髪質の方は、しっかりブラシでとかしておきましょう◎

カールキープオイルなどのスタイリング剤を髪につけておくことで、カールが長持ちしやすくなるのでおすすめです。ただのヘアオイルやヘアミルクではなく、カール用のものを使用するのがポイント。ロックオイルのようにキープ力のあるものがおすすめです。

また、ストレートアイロンをあてる前にスタイリング剤を付けておくことで、熱によるダメージを軽減する効果もあります。ヒートプロテクト処方のスタイリング剤がおすすめです。

大量の髪を一気に挟んでも、きれいなカールはできません。ブロッキングして少量ずつ巻くことで、きれいに仕上がるでしょう。

また、ブロッキングすることで巻き忘れを防いだり、髪の絡まりを防いだりする効果もあります。もし寝ぐせがひどいときは、あらかじめストレートにブローしてから巻き始めるのがおすすめです。

カールは髪の熱が冷めていくときに形づくので、しっかりと冷ましてから髪をほぐすことも重要です。冷める前に髪をほぐしてしまうと、ふんわりとしたナチュラルな印象にすることはできますが、カールが長持ちしにくくなります。

ドライヤーの冷風モードで冷ます方法もあるので、急いでいる場合は試してみてください。

巻き終わったらスプレーを吹きかけておくと、カールを長時間キープしやすいでしょう。ただし、ハードスプレーだとガチガチになってしまうので、ソフトなキープ力のスプレーを使うのがポイントです。

ミストやオイルなどで髪を湿らせてしまうと、カールが取れやすくなる場合もあるので気をつけてください。

巻く前にしっかり髪をとかすのも、きれいな巻き髪を作るための準備として大切！TANGLE TEEZER（タングルティーザー）のブラシは髪の絡まりをほぐし、つやつやの髪にしてくれます。通常のブラシよりもサラサラになると評判なので、とくにうねりやくせが気になる方は試してみてください。

リファのロックオイルは、アイロン前に髪になじませておくことで熱ダメージから髪を守るうえ、きれいなヘアスタイルを長持ちさせてくれるアイテム。指どおりがしなやかになりツヤも出るので、今っぽい質感のヘアになりたいときにもおすすめです。

まずは基本の「内巻き」から覚えていきましょう！毛先を内巻きにすることで毛先がまとまり、するんとしたストレートヘアに見せることができます。ストレートアイロン初心者さんをはじめ、ショートやセミロング、ロングなどどんな長さにも使える基本の巻き方です。

ストレートアイロンで内巻きにするには、トップから毛先の直前まではまっすぐ滑らせて、毛先の部分だけくるんと手首を返すのがポイント。以下の動画がわかりやすいので、参考にしてみてください。

1. 髪を上下に分けて軽くブロッキングする
2. まずは下の段を適量とり、根元からまっすぐ下へ向かってアイロンをすべらせる
3. 毛先はまっすぐ通さず、毛先が自分のほうを向くように手首をくるっと返し、そのまま最後まですべらせる
4. 下の段が終わったら上の段も同様に巻いていく
5. すべて巻けたらブラッシングして整えて完成！

毛先を巻いてもカールがつかないときは、少し強めに圧をかけながらストレートアイロンをすべらせるとカールがつきますよ◎ また、うるっとした清楚な内巻きにしたいときは仕上げにツヤ出しスプレーをするのがおすすめです。

キラキラと輝くようなツヤと、さらさらの髪に近づけてくれるロレッタのヘアスプレー。見た目にツヤを生むだけでなく、ダメージヘアのパサつきなども抑えてくれます。アイドル級のツヤ髪になれると口コミで評判です。

おすすめのヘアスタイリング剤については、以下も参考にしてみてくださいね！

ヘアスタイリング剤のおすすめ人気ランキング。美容師監修のもと選び方のポイントも紹介！

おしゃれで大人っぽく見える毛先の「外巻き」も人気のヘアスタイル！ボブや短めのミディアムヘアは毛先を外ハネさせることで、一気にこなれ感がアップします。コテよりもストレートアイロンを使ったほうが簡単でナチュラルに仕上がりますよ◎

ストレートアイロンで外巻きにするには、髪の外側と内側に分けてスタイリングするのがポイント。内巻きと同様に、毛先直前までまっすぐすべらせ、毛先の部分だけ外側に手首を返します。

以下の動画がわかりやすいので、参考にしてみてください。

1. 髪を上下に分けて軽くブロッキングする
2. まずは下の段を適量とり、根元からまっすぐ下へ向かってアイロンをすべらせる
3. 毛先はまっすぐとおさず、毛先が「外側」を向くように手首をくるっと返し、そのまま最後まですべらせる
4. 下の段が終わったら上の段も同様に巻いていく
5. 表面を整えたら完成！

基本的には内巻きと同じですが、毛先を向ける方向が異なります。 流行りのツヤっぽい質感にしたいときは、仕上げにオイルやバームをつけると濡れ感が出てさらにおしゃれに仕上がりますよ。

手に出してみると重ためかな？と思うのですが、髪に伸ばしてみると軽やかな使用感で適度なツヤ感がでます。濡れ感のあるおしゃれ髪になれるヘアオイルです。柑橘系の香りで気分はサロン帰り♪ 100%自然由来成分なので、髪以外の保湿オイルとしても使用可能です。

コテじゃないと巻けなさそうなトレンド感のある韓国っぽいっくびれヘアですが、実はストレートアイロンで作れるんです！巻く前にストレートに伸ばしておくと、仕上がりがきれいになりますよ。韓国風ヘアは、前髪ありでもなしでもおしゃれにかわいく決まるのも嬉しいところです♡

また、くびれヘアはレイヤードカット（段のついたカット）してあることが前提です。くびれの位置にレイヤーが入っていることで、巻いたときにカールがつきやすくなり軽やかさが出ます。

ストレートアイロンで韓国風くびれ巻きをするには、耳のあたりにふくらみをつけ、毛先を外ハネにすることでくびれができます。ブロッキングしてからスタイリングするのもポイントなので、以下の動画を参考にしてみてください。

1. 髪を上下に分けて軽くブロッキングする
2. まずは下の段を適量とり、毛先を外ハネにする
3. 上の段を下ろし同様に外ハネにする
4. 耳前あたりの毛をとり、くびれるように内巻きにする
5. 顔周りの毛のみ動きを出すため、毛束の中間から外巻きにする
6. 巻きをほどくように全体をブラッシングする
7. 前髪と顔周りの毛がつながるように整えたら完成！

動画はボブですが、ミディアムやロングも同様です。韓国風くびれ巻きは、顔周りの毛流れが特徴なので、顔周りの毛束と前髪が自然に流れるように仕上げましょう！顔周りの毛は、ストレートアイロンを斜めに入れて手首を外側へ返すように巻くとうまく仕上がります。

ヨシンモリの本場！韓国発のカールキープスプレーです。韓国ヘアの特徴であるボリューム感のあるカールをしっかりキープしてくれます。スプレーですが髪がパリパリになるほど固まらず、ストレスがない点も◎ 髪の保湿もしてくれます。

おしゃれ女子に人気のウェーブ巻きも、ストレートアイロンで簡単に作ることができます！ゆるふわに仕上げてこなれ感を演出♡ 特におすすめなのはミディアムヘアの方ですが、ボブでもロングでもできるヘアアレンジです。

ストレートアイロンでウェーブ巻きをするには、毛先からトップに向かって交互に「外ハネ」「内巻き」を繰り返すのがポイント。ブロッキングをして、外側の髪と内側の髪が逆になるように「外ハネ」「内巻き」にすると、ラフでランダムな印象のウェーブヘアになりますよ。

以下の動画は、外側と内側の髪を同じように外ハネ・内巻きにしたバージョン。わかりやすいので、参考にしてみてください。

1. 髪を上下に分けて軽くブロッキングする
2. まずは下の段の毛先を外ハネになるように巻く
3. 外ハネにした少し上の部分にアイロンを入れ、今度は内巻きにする
4. 全体を巻けたら上の段の髪を下ろして、同様に巻いていく
5. 上の段のみ内巻きにした少し上にアイロンを入れ、今度は外巻きにする
6. おでこの上くらいまでウェーブになるように、内巻きと外巻きを交互に繰り返す
7. 表面が全体的にウェーブになったら完成！

ゆるふわにしたいときは、巻き終わったあとにブラッシングするのがおすすめ！ストレートアイロンを強めに挟むとウェーブがしっかりとつき、やさしく持つとゆるやかなウェーブになります。よりこなれたおしゃれ感を出すには、ワックスを使って仕上げるのがおすすめです。

オーガニック成分を厳選してつくられたプロダクトのワックス。バームタイプなのでオイルよりも自然な濡れ感が作りやすく、使いやすいと評判です。柑橘系の香りも、クセがなく爽やか◎ 保湿バームとして全身に使うことも可能です。

前髪の基本の巻き方を覚えておけば、流行りのシースルーバングなど束感のある前髪も簡単！前髪にアイロンを通すことでツヤ感も生まれ、手入れの行き届いた清潔感のある印象になりますよ。

ストレートアイロンで前髪を巻くには、前髪を真ん中と両サイドの3つのブロッキングするのがポイント。熱の与え方に強弱をつけることで、動きのある前髪に仕上がりますよ。

以下の動画がわかりやすいので、参考にしてみてください。

1. 前髪をとかし、右・真ん中・左の3つに分ける
2. まずは真ん中を持ち、毛束の中間にストレートアイロンを入れて手前に向かってすべらせる
3. 左・右も同じように、毛束の中間にストレートアイロンを入れて外側へ沿うようにすべらせる
4. 熱が冷めたらコームでとかし整える
5. 前髪に束感を出すために、適当につまんでヘアオイルかバームをつける
6. スプレーを振って整えたら完成！

左・右を巻くときは、後ろに向かってすべらせるようにストレートアイロンを動かすと顔に沿った自然な流れを出すことができます。毛量が多い場合は無理に一回で巻こうとせず、いくつかの束に分けて巻くと熱がとおりやすくなりますよ◎

他にも、前髪の巻き方をいくつかご紹介します。

前髪を巻かずに、横に流す方法をご紹介します。

前髪の毛先だけに動きをつける場合は、コテよりもストレートアイロンのほうがうまくできますよ。

前髪を立ち上げて、メンズライクな仕上がりにする方法をご紹介します。

巻きすぎると不自然になるので注意しましょう。

前髪をキープしたい場合、仕上げにスプレーをするときれいなままキープできます。ケープのFOR ACTIVEはスプレーをしても固まりすぎず、しなやかに前髪をキープできると話題です。自然に仕上げたいけど絶対に崩したくない！という方におすすめですよ◎

Photo by HAIR

1. ストレートアイロンでウェーブ巻きをする
2. 耳上あたりから髪をまとめてヘアゴムで縛る
3. トップあたりを少しつまんで引っ張る
4. 耳前の毛を少し引っ張り出し、軽くウェーブ巻きする
5. スタイリング剤をつけて完成！

今っぽいおしゃれなハーフアップにするには、トップをつまみボリューム感を出す、耳前の毛を巻くのがポイントです！顔周りのおくれ毛を出すよりも耳前の毛を出したほうがすっきり見え、マスクをしていてもかわいく仕上がりますよ◎

ハーフアップをするときはただのヘアゴムで結ばず、ヘアアクセサリーを使えばよりかわいくおしゃれなハーフアップができます。たとえば、くすみブラウンやくすみピンクなどのヘアゴムを使えば一気にこなれ感がアップ♡ 流行りのヘアクリップを使えば韓国風のハーフアップが完成します。ヘアアクセサリーを変えるだけで雰囲気がガラリと変わるので、ぜひトライしてみてください！

トレンドのヘアアクセサリーを300円で買えるスリーコインズなら、手軽におしゃれなアイテムがゲットできます。プチプラなのに安っぽさがないため、年代問わず使えますよ。

通常のように髪をストレートにするのはもちろん、髪を巻くときも使いやすいおすすめのストレートアイロンを紹介します。

ボブやショートなど髪が短めの方で、通常のストレートアイロンで巻きにくいという方にはミニアイロンがおすすめ！小回りが利くので前髪や顔周りを巻くときも動かしやすいうえ、やけどもしにくいです。サロニアのミニストレートアイロンは、3,000円台と試しやすい価格で気軽に買えるのでおすすめですよ。

韓国ヘアのヨシンモリをより本場っぽく仕上げるなら、ツヤ感の出るストレートアイロンがおすすめ！モッズヘアのストレートアイロンは温度を自動調整し、髪のパサつきやうるおい不足から守りながら髪を整えることができます。うるっ、ぼふっ、としたヨシンモリ特有のカールを出したい方にぴったりですよ◎

ストレートアイロンは使い方次第で、巻き髪を作ることも可能です！わざわざコテを使わなくても簡単にかわいくヘアアレンジをすることができます。ボブ、ミディアム、ロング問わず巻けるので、ぜひ紹介した方法を見ながら巻き髪を楽しんでくださいね♡