アニソンベスト100!結果発表|ニッポンアニメ100|NHK 日本のアニメーションが初めて公開されてから100周年!日本で制作された1万超と言われる作品群の中から、視聴者投票によって選ばれた「ベスト・アニソン100」を発表。 http://www.nhk.or.jp/anime/anime100/anison/rank.html
失敗されたもようで、おくやみとお見舞い申し上げます。
・・・・・・・・・・いや、この結果が失敗だというのはまったくもって当方の「主観」「評価」で、「何言ってんの大成功でしょ」「実に妥当なランキングだ」と思う方は、このブラウザを「そっと閉じ」でも、「乱暴に閉じ」でもどっちでもよろし。
失敗だなあ、という前提で続けます。
・・・・・・・・・・・・・・いや、こういうのわかってるじゃん。
「今現在の強み」ってのはやっぱりあるものであって、、素朴でフツーな<大衆><一般>に広く門戸を開いたら、いま現在人気、いま現在自分が好きな作品を、そのままオールタイムのベストだと認識して投票する、そういう時間軸としての格差がある。ランキングを見ると、それだけが理由じゃないような偏りもある…気がしないでもないが、そこは目をつぶる(笑)。というか、上位の某タイトルや某某タイトル、まったく知らないので論評できないし。
しかし、これはある意味「決め方の決め方」という、憲法改正の国民投票や小選挙区、比例代表、決戦投票制度などの「選挙制度」の問題にも敷衍できるような、大きなテーマと言えば言えるかもしれない。(いえないかもしれない)
さて・・・・・・・・・(続く)
けっきょく、年代ごとに「議席枠」を作って、その範囲で選んだほうがよかったのだろうな。あとシリーズの「上限」を設けるべきだった
「決め方の決め方」の1丁目1番地だが、議員さんでいいわ。かつてタレント議員を輩出したときのように、全国一律、1選挙区で議席を順番に決めたら「人気投票」になる。それを防ぐために、選挙では「選挙区」や「比例代表ブロック」があるんですわね。
もちろん、この枠組自体をどう決めるか、ってのは各段の絶対真理があるでもない。
たとえば「民族議席」を決めている議会もある。投票率上昇や世代間の不公平の解消に、たとえば「20代議席枠」「40代議席枠」のような、選挙人の年代ごとの定数を造れば?なんていうのが、頭の体操的な提案としてなされていたりもする。
ま、そこまでアニソンのベスト100を決めるのに頭を絞る必要は無いが(笑)、ただ単純に
50-70年代(まだアニメ本数自体が少ないから、まとめていいでしょ)
80年代
90年代
00年代
テン年代(〜17)
の5つの枠に20ずつ振り分ければ、NHKのあの調査結果より、もっといい感じというか納得感あるものになったんじゃないかね?
そして、まあシリーズというかシーズンというか、どう区切るのかは難しいし、
すごいなー、この作品はシリーズすべて名曲だな、とカブトを脱ぐ、神音楽な作品というのはたしかにある。
あるけれど、そこが独占したら、制限する以上の弊害がある。
涙を呑んで、1シリーズから最高3曲、ぐらいにすべし。
…これぐらいの知恵者はいたのかと思うけど、たぶん思うに、どう偏りがあっても、一度ガチで、純粋な投票結果で決めてみよう。それで(ノ∀`)アチャーな結果になったら、それを参考に今後修正してくれ、ぐらいの自己犠牲精神は感じられる。いやマジ。実験的な何かという意識はあったんじゃないかな。
それでは、まったく詳しくない自分がベスト100を独断で決めてやる
まず、ことわっとく。
・自分は、なんか古いの70年代的なアニソンは、戦後サブカルチャー史、マンガ史を独学でかじったり、「懐かしの〇〇」のデータを過去に得た結果、普通じゃ有り得ないほど詳しい方、だと思う。
・80年代、詳しくない
・90年代、詳しくない、というかほとんど見てない
・以下(略)で詳しくない。
・ただ、youtubeさんのおかげで「作品は見てないのに主題歌、OP、EDは知ってる」やつがけっこうある。だから逆に純粋に歌として評価できてるところもあると思う。
・「思い入れ」としては、見ていない作品でも、たまたま原作が紙の漫画で、それを読んでいるやつのアニメ化だと、少し贔屓するところもあるかと思う。
さて、それではサクッと決めようか!
youtubeで見つかったら、音源も適宜入れておこう。素人さんのカバーとかも含めてな。
1シリーズから最高3曲。何を1シリーズとするかはその場の判断。
50-70年代のベスト曲
銀河鉄道999
科学忍者隊ガッチャマン
バビル二世
ガンバの冒険 冒険者たちのバラード
鉄腕アトム
タイガーマスク
空手バカ一代 空手バカ一代のうた
サイボーグ009 誰がために
新オバケのQ太郎 (カバー)
侍ジャイアンツ
母をたずねて三千里 草原のマルコ
ヤッターマンの歌&オタスケマンの歌
ゲッターロボ&ゲッターロボG
マジンガーZ
宇宙海賊キャプテンハーロック
宇宙戦艦ヤマト
花の子ルンルン
ボルテスV ボルテスVのうた
これから80年代、90年代と選定していく。もちろんぜんぶ独断。
80年代
機動戦士ガンダム劇場版 哀戦士&めぐりあい
銀河鉄道999映画版 Journey to get a star
聖闘士星矢 ペガサス幻想&ソルジャードリーム
めぞん一刻 陽だまり&ファンタジー
釣りキチ三平 若き旅人
パーマン きてよパーマン
オバケのQ太郎 BELIEVE ME
ドラえもん のび太の小宇宙戦争 「少年期」
シティハンター Get Wild
宇宙船サジタリウス 夢光年
太陽の牙ダグラム さらばやさしき日々よ
北斗の拳 愛をとりもどせ! & TOUGH BOY
機動戦士Zガンダム Z〜刻をこえて
未来警察ウラシマン ミッドナイトサブマリン
究極超人あ〜る マジカル季節(シーズン)
エリア88 How far to Paradise? &悲しみのDestiny
さて、90年代を飾るのは…
ふしぎの海のナディア ブルーウォーター
ドラゴンクエスト 夢を信じて
機動警察パトレイバー 約束の土地へ&そのままの君でいて
銀河英雄伝説 光の橋を越えて&歓送の歌
新世紀エヴァンゲリオン 残酷な天使のテーゼ
紅の豚 時には昔の話を
水色時代 あの頃のように
機動武闘伝Gガンダム 海よりも深く
機動戦士Vガンダム もう一度TENDERNESS
スレイヤーズNEXT Give a Reason
ちびまる子ちゃん ハミングがきこえる
楽しいムーミン一家 夢の世界へ
三丁目の夕日 恋かくれんぼ
横山光輝三国志 時の河&DON’T LOOK BACK
封神演義 WILL
SLAM DUNK 君が好きだと叫びたい
名探偵コナン 運命のルーレット回して
00年代。ここは良音楽がシリーズに集中してる気がする(観測範囲バイアス)
ヒカルの碁 Days & Sincerely & FANTASY
銀魂 ワンダフルデイズ&雪のツバサ& LET'S GO OUT
プラネテス Dive In The Sky
エアマスター 烈の瞬
銀河鉄道物語 銀河鉄道は遥かなり
涼宮ハルヒの憂鬱 冒険でしょでしょ?&晴レ晴レユカイ&SuperDriver
げんしけん びいだま
みなみけおかわり ココロノツバサ
フルメタルパニック! それが、愛でしょう& tomorrow
絶対可憐チルドレン My Wing
鉄腕バーディ
機動戦士ガンダム00 フレンズ
ドラえもん 夢をかなえてドラえもん
さてテン年代。youtube全盛の時代だが…
ドリフターズ VERMILLION
夏目友人帳 あの日タイムマシン&茜さす&君ノカケラ
魔法少女まどか☆マギカ コネクト& Magigca &カラフル
鋼の錬金術師 ホログラム
氷菓 優しさの理由&未完成ストライド
進撃の巨人 この美しき残酷な世界
僕らはみんな河合荘 いつかの、いくつかのきみとのせかい
僕だけがいない街 Re:Re &それは小さな光のような
化物語 staple stable
アルスラーン戦記 One Light
銀の匙 Hello Especially
魔法科高校の劣等生 ミレナリオ
ソードアートオンライン courage(Nightcoreカバー)&ユメセカイ
総括です
・これは選者の個人的資質に属する話なのだが、50-70年代、そして80年代までは、実際に見たものが多いし、未見でもそれなりに作品の意味付けやお話、設定などを何となくレベルで知っているものが多い。ゆえに、アニメ史上重要な作品にはどうしてもプラスのバイアスがかかっていると思う。90年代以降は、正直かなり「作品自体は見てない、どんな話か知らない」ものも多い(そんなやつがアニソンのベスト100選ぶな、と仰るだろうが「そんなやつの選定でも今回のNHKの結果よりはいい感じになったネ!」というのがこの記事のおコンセプトですから)。
・コメント欄でもちょっとその話題出ましたが、もともとアニメソングは、その番組のキャラクターや武器などを盛り込むものと「型」が決まっていたが、80年代にその型が大きく崩され「歌の歌詞自体は直接の作品と関係する固有名詞が出てこない」「歌単独は、そのまま歌謡曲として通用する」ものになりました。そして、それでも売上げがあがるので、多くの芸能事務所と「タイアップ化」し、ひとつの作品も1クールごとに歌が変更されるようになりました。それ自体はいいも悪いもなく、ひとつの歴史の流れだと思います。
・そんな中で、シリーズを通して『いい曲』が連続して採用されるシリーズは、素直にすごいと思います。作品名は入っていないけど世界観や雰囲気は見事に作品と連動しているものも出てきていますし。
具体的には、自分の観測範囲(作品を見ているという意味ではない)「平成二けた以降のガンダムシリーズ」「ヒカルの碁」「鋼の錬金術師(どちらもいいが、特に二回目のTV版)」「夏目友人帳」「ソードアートオンライン」は、「シリーズ全体の名曲率が高い(ほとんどが名曲)」なものとして挙げたいと思います。(「銀魂」は本塁打も多いが、時々三振やゴロも出ている)