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第83期名人戦

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将棋

第83期名人戦A級順位戦 千田翔太八段-増田康宏八段 第25局の3

後手よしの流れ

 増田は新人王戦優勝2回の実績を持つが、タイトル挑戦はまだない。本年度はここまで14勝6敗と好調で、棋王戦では挑戦者決定トーナメント決勝進出を決めていた。早くタイトル戦で見たい若手の一人である。

 先手が3筋から仕掛けていったが、4六に銀を引いたことで穏やかな展開になった。

 先手は居玉のままなので、[先]6七金右から[先]6八玉と囲うのは自然に見えたが、「[先]6七金右はどうだったか」と千田。それは[後]4九角の打ち込みがあったからだ。6七の金が5八にいたらこの手はなかった。

 この角打ちで[後]3八歩を見せられたため、先手は[先]2四歩から動いていったが、[先]2四同飛に[後]4三銀(途中図)が好手だった。次に[後]6七角成から[後]2五金があるため、[先]3四歩は間に合わない。

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