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利用者の声

NMLに入会してから、音楽生活が革命的に変わりました(平田紳一郎さん)

平田紳一郎さん

中学生の頃から半世紀以上にわたってクラシック音楽を聴いてこられた平田さんは、定年退職をされた今、好きな音楽を満喫される日々を送っていらっしゃいます。そんな「ベテランの音楽ファン」である平田さんの音楽生活を、NMLは根底から変えてしまったようです。どのような変化を体験されたのか、詳しくお話をお伺いしました。

■ご自身のご経歴、音楽歴をお聞かせ下さい。

 クラシック音楽は中学生の頃のSPレコードの時代から親しんできました。ですので、かれこれ50年以上聴いていることになります。仕事は化学会社の営業マンをしていました。現役の間、クラシックは聴くのみだったのですが、定年退職をきっかけに合唱を始め、自ら歌う、演奏する喜びを今かみしめているところです。

■NMLに入会されたきっかけは?

 以前から、ナクソスのCDを100枚以上所有しているほどのナクソスのファンでしたので、NMLの存在は早くから知っていましたが、長いこと入会をためらっていました。
  理由は、私のパソコンのスピーカーから出る音が貧弱だったので、パソコンで音楽を鑑賞するのは難しいと思っていたことと、音楽は普段リビングのステレオで聴いていたので、自室にあるパソコンの前で聴くことに抵抗があったことです。さらに、利用料が定額制だからというのもありました。全く使わない月があっても料金を取られてしまうわけですからね(笑)。

 そんなある時、ボザールというメーカーの、PCオーディオ用のスピーカーをネット上で見つけました。これが価格も手頃で、ネット上での評判も良かったので試しに購入してみたら、素晴らしく音が良かった。これならパソコンでも十分な音楽鑑賞ができると思い、NMLに入会してみたわけです。

■実際に入会されてみていかがでしたか?

 NMLに入会したことで、私の音楽生活に革命的な変化が訪れたといっても過言ではありません。それまでは、雑誌「レコード芸術」の批評などを参考にしながら、お金を無駄遣いしないよう、慎重にCDを選んで買うという生活でした。それが当たりだったらいいのですが、ハズレだった時は、高いお金を払って変なものを掴まされたと、何日間も不機嫌になりました(笑)。

  ところがNMLだったら、月額1,890円さえ払えば4万枚のアルバムをいくらでも聴き放題なので、懐具合も気にせず、レコード会社や評論家の提灯記事に惑わされる必要もなく(笑)、自分の興味のおもむくままに、いろいろな音楽に際限なく触れることができるわけです。これは本当に素晴らしいことです。NMLであるアルバムを聴いて、「この曲はいいな」と思うと、その作曲家の他の作品を聴きたくなる。その作曲家の曲を一通り聴くと、同時代の別の作曲家の曲にも興味が出てくる。そのようにして、芋づる式に次々に音楽を聴き、どれほど未知の素晴らしい音楽に出会えたかわかりません。そして、たくさんの音楽に触れる中で、自分がどういう傾向の音楽が好きなのかが、今まで以上に明確にわかってくる。まさに、NMLを使って「新たな自分を発見する」といったことができた実感があります。

■利用頻度はどのくらいでしょうか?

 今は、使わない月があるどころか、毎日の音楽鑑賞は基本的にNMLを使っている状態です。パソコンで聴くことにももう慣れましたし、自室にいる時は常にかけています。リビングのステレオを使うのは、よほどかしこまって聴きたい時だけになりました(笑)。

■お好きな音楽、お勧めのアルバムがありましたら教えて下さい。

 北欧音楽がとても好きで、シベリウスをよく聴きますので、スウェーデンのBIS、フィンランドのOndineの音源が大量に入っているのは本当に有難いですね。BISのオスモ・ヴァンスカ指揮ラハティ交響楽団の一連の演奏が私の一推しです。
それ以外では、ブラームスドヴォルザークが好きで、これらの作曲家のアルバムはほとんど全て聴いたと思います。

■NMLに望まれることは何かありますか?

 検索機能がより充実するといいですね。単語を間違えた場合でも修正候補を出してくれる機能があったりすると、多くの人にとって使い勝手が良くなると思います。

■平田さんが体験されたような大変化を、是非多くの方に味わっていただきたいですね。

 長年クラシックを聴いてきましたが、クラシックファンはえてして、「こういう傾向の演奏以外は認めない」などと、自分の世界を限定し、殻に閉じこもってしまうことが多かったと思います。しかしそれは、自分の興味関心を広げるにはお金がかかりすぎていたために、結果として限られた音楽にしか触れられず、狭い世界しか知ることができなかった、という事情もあったのではないかと思います。NMLはそういう状況を打破することが可能です。特に好奇心が旺盛と自負する人にとっては、まさにこれ以上のサービスはないでしょうね。

  NMLのお陰で、既存の音楽ジャーナリズムの押しつけではなく、自分の耳で聴いて確かめて未知の名曲・名演奏が発見できること、そして、自分の音楽人生のフロンティアがどんどん広がることが何よりの喜びです。もうNMLなしの毎日は考えられません。