安全かつ軽快に山を走り抜くには欠かせない、トレイルランニングシューズ(トレランシューズ・トレイルシューズ)。最近は街中での普段履き用としても人気を博しています。しかし、ホカオネオネ・メレル・サロモン・アルトラ・アシックスなどの人気メーカー・ブランドが多く、どれを選べばよいか迷いますよね。
トレイルランニングの指導者でありながら、京都でトレイルランニング用品の販売店、トレイルフェストランニングカンパニーを運営。 世界中のトレイルランニングレースに出場し、一人でも多くの人に裾野を広げるべくレースの主催やイベントなども毎月行っている。
アウトドア用品・工具・カー用品・自転車など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。現在は、ホビー分野のコンテンツを担当。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
グリップ力が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「濡れた岩・泥などの滑りやすいコンディションでも、まったく滑らないもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
走りの軽快さが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「非常に軽量で反発感があり、軽快かつスピーディに走れるもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
安定感が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「着地したときに安定感があり足首を痛めにくく、蹴り出しでソールがよれて力が逃げないもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
クッション性が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「着地の衝撃の大部分を吸収し、足や膝に非常に優しいもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
速乾性が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「レース中に雨が降ってもすぐに水が抜けて乾き、快適さを維持できるもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
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トレイルランニングシューズとは、トレイル(山道)を走るための靴。見た目は一般的なランニングシューズと似ていますが、山道でも壊れにくい耐久性と、滑りにくいグリップ力を兼ね備えているのが違いです。
特に違いが表れる部分は、アッパーとソール。アッパーにはゴアテックス(Gore-Tex)などの防水素材が使われることがあり、ソールにはビブラム(Vibram)などの高性能素材が用いられます。ハードな環境でも使える機能性と、ランニングシューズのような軽い履き心地を兼ね備えている点が魅力のシューズです。
その高い性能は、街中でも活躍。近年では普段履き用としても人気を博しています。雨の日でも快適なスニーカーとして、またはオン・オフ問わず使えるシューズとして、注目を集めている商品です。
このコンテンツでは性能を軸にした選び方を解説していますが、どれを買うか迷ったら見た目で選ぶのもひとつの手。かっこいい靴ならモチベーションが上がりますし、もしトレイルでの感触がイメージと違っても、普段履き用として活用できますよ。
トレイルランニングシューズを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
山道を走るトレイルランニングでは、転倒しないようグリップ力が高いシューズが必要です。滑りやすいシューズでは、常にスリップしないか注意を払う必要があり、ランニングを十分に楽しめません。また、転倒すると大ケガに繋がる危険性もあります。
基本的にどの商品もある程度のグリップ力がありますが、商品ごとに得意・不得意なシチュエーションがあり、必ずしも万能とはいえません。そこで検証では、泥や濡れた岩などの様々なシチュエーションで走行し、グリップ力の高さを評価。どんな路面でも高いグリップ力を発揮する商品を探しました。
グリップ力に大きく影響するのは、ソールの素材とラグ(ソールの凹凸)の深さ・パターン。適度に柔らかく滑りにくい素材で、複雑に配置されたラグが路面を捉えるものが滑りにくい傾向がありました。
しかし、総合的なグリップ力にはほかにも様々な要素が影響しているため、一概によしあしを定義できません。ランキング表の「グリップ力の高さ」が★4.5以上の商品がおすすめですよ。
つい未舗装路のグリップ力ばかりに気を取られてしまいますが、実はアスファルトでのグリップ力も重要。レースではコース上に舗装路が入ることもあり、山道では滑らないのにアスファルトには弱い商品もありました。検証ではアスファルトでの滑りにくさも確認しているので、ぜひランキングを参考にしてくださいね。
なかには、雪上で使うことを想定し、ソールにピンが打ってある商品もあります。舗装路や岩が露出した場所では使いにくいものの、雪が多い地域に住んでいる人には、冬のランニング用としておすすめですよ。
トレイルランニングを楽しむためには、走行時の軽快さも欠かせません。軽快さにはシューズの重量と反発感が大きく影響するため、この2つのポイントをチェックしましょう。
軽快に走るため、欠かせないのは軽量性。シューズが軽いほど、疲れにくく軽快に走れます。重量は軽いほどよいものの、商品の相場を考慮するとおすすめは片足310g以下(27.0cm)のシューズ。310gはランニングシューズとしてはやや重い部類ですが、未舗装路で使用するための機能を追加しているトレランシューズなら十分軽量です。
蹴りだしで推進力を得るため、反発感も欠かせません。反発感が強ければグングン前に進む感覚を得られることがメリットです。爽快感やスピード感も、トレイルランニングの醍醐味のひとつ。軽量で反発感が高いシューズを使って、森の中のランニングを楽しみましょう。
どんな路面でもグリップ力が高く、走りの軽さも高評価だった商品は、HOKAの 「SPEEDGOAT 5」とアシックスの「Fuji Lite 4」。とことん性能を重視する人はSPEEDGOAT 5、コストパフォーマンスを重視する人はFuji Lite 4がおすすめです。
走りの軽快さには、ロッカー(つま先のそり上がり)も影響します。ロッカーが大きい(つま先が大きくそっている)ものだと、足が前に出やすく1歩を踏み出しやすい傾向がありますよ。
極端なロッカー形状は逆に走りにくくなったり、グリップ力を得にくくなったりする可能性がありますが、軽快さを重視したい人は確認してみてくださいね。
シューズを選ぶとき、耐久性も気になりますよね。軽いシューズは薄い生地を使っており、寿命が短い傾向があります。また、グリップがよいシューズも、ソールの減りが早い傾向が。
しかし、数回の使用で壊れてしまうほど弱いものではなく、十分日々のトレーニングにも使える耐久性があります。月に100km前後走る上級者以外は、ひとまず気にする必要はないでしょう。
近年のトレイルランニングシューズのトレンドは、ずばりクッション性が高いもの。分厚いミッドソールで、着地の感触が柔らかい商品が人気です。
クッション性が高いとシューズが着地の衝撃を吸収するため、脚への負担を軽減できることがメリット。着地の衝撃は非常に大きく疲労の原因のひとつなので、クッション性が高ければ体力を温存できるでしょう。また、筋肉や関節に過度な負荷がかかると、ケガを誘発するリスクも。クッション性はケガの予防にも役立ちますよ。
どんな人にもクッション性が高いシューズがおすすめですが、特に初心者や長距離レースに興味がある人は要チェック。脚力が十分に備わっていなくても、シューズが走りをサポートしてくれるでしょう。
クッション性を高めすぎると、シューズがよれたり推進力を過剰に吸収したりして、かえって走りにくいことも。上位商品はクッション性と反発感のバランスがよく、脚にやさしいうえグングン前に進む感触でした。
脚力がすでに備わっている上級者には、必ずしもクッション性は必須ではありません。クッション性が低いものは足裏感覚が強くなり、ダイレクトな走行感が楽しめます。また、疲れにくいフォームやラインどりの練習にもなるため、あえてクッション性が低いシューズを選ぶのも手です。
トレイルランニングのほかに登山も趣味にしている人や、100kmクラスの超長距離レースで使いたい人は、安定感を重視するのがおすすめです。
安定感が高いシューズは、ソールがよじれにくく凹凸が激しい山道でもバランスをとりやすい点が魅力。荷物が重いときや移動距離が長いときは、1歩1歩バランスをとる必要があるかが疲れやすさに大きく影響します。安定感が高いシューズを選べば、疲れにくく脚力を温存できますよ。
安定感を重視する人におすすめの商品は、LA SPORTIVAの「AKASHA II」。グリップ力と安定感を高いレベルで両立しているので、一般的なトレイルランニング以外の使い方もしたい人は、ぜひ検討してくださいね。
近年は、装備を最小限に絞って軽量化するU.L.(ウルトラライト)スタイルの流行により、軽量な装備が増えています。
テント泊登山といえば、従来は「大型のザック+ハイカットorミドルカットのトレッキングシューズ」という組み合わせが定番でした。しかし、今は「30L程度の小型~中型ザック+トレイルランニングシューズ」でのテント泊登山も可能です。より自由で軽快に山歩きを楽しみたい人にも、トレイルランニングシューズはおすすめのアイテムですよ。
雨天での使用も想定しているなら、速乾性も重要です。ゴアテックスを使用した防水の商品もありますが、ローカットの場合足首から浸水するため、水抜けがよくすぐに乾いたほうが快適に使えますよ。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||
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グリップ力の高さ | 走りの軽快さ | 安定感 | クッション性の高さ | 速乾性 | アッパーの素材 | アウトソールの素材 | 重量(27cm) | ヒールドロップ | ラグの深さ | サイズ展開 | 足囲(ウィズ) | カラー展開 | 防水性 | |||||||
1 | Deckers Outdoor HOKA|SPEEDGOAT 5 | ![]() | 2位 | 非常にバランスのよい一足。初心者から上級者まで満足できる | メッシュ、ポリエステル | Vibram Megagrip | 540.0g | 4mm | 3.1~4.4mm | 25cm、25.5cm、26cm、26.5cm、27cm、27.5cm、28cm、28.5cm、29cm、30cm | レギュラー:D、ワイド:2E | 4色 | ||||||||
2 | アシックス アシックス|Fuji Lite 4|1011B698.400 | ![]() | 1位 | 軽快に走れる1足。コスパが高くトレラン初心者にぴったり | 合成繊維 | ゴム底 | 565.5g | 不明 | 3.4~4.0mm | 24.5cm、25cm、25.5cm、26cm、26.5cm、27cm、27.5cm、28cm、28.5cm、29cm、30cm、31cm、32cm | 2E | 5色 | ||||||||
3 | ALTRA OLYMPUS 5 | ![]() | 5位 | 足幅が広めのつくり。前に進む感覚で軽やかな走りを楽しめる | メッシュ | Vibram Megagrip | 658.5g | 不明 | 2.4~3.4mm | 25cm、25.5cm、26cm、26.5cm、27cm、27.5cm、28cm、28.5cm、29cm、29.5cm、30cm、30.5cm | 3E~4E相当 | 9色 | ||||||||
3 | LA SPORTIVA AKASHA II|56A | ![]() | 6位 | 疲労を軽減しながら快適に走れる。長距離のレースにぴったり | メッシュ、PUレザー、ダイナミックプロテクション | FriXion RED | 684.5g | 10mm | 4.0~5.3mm | 24.3、24.9、25.5、26.1、26.7、27.3、27.9、28.5、29.1cm、29.7cm、30.3cm、30.9cm | E相当 | 2色 | ||||||||
5 | ON AG ON|Cloudventure Peak 3 | ![]() | 4位 | 軽快さを重視する上級者向き。使いこなすには脚力が必要 | メッシュ | Missiongripラバー | 486.5g | 4mm | 4.0mm | 22cm、22.5cm、23cm、23.5cm、24cm、24.5cm、25cm、25.5cm、26cm、26.5cm、27cm、27.5cm、28cm、28.5cm、29cm、29.5cm、30cm、31cm | E相当 | 2色 | ||||||||
6 | 丸紅フットウェア MERRELL|MTL LONG SKY 2|068165_4522552551954 | ![]() | 3位 | 安定した走りでスピードを出しやすい。短距離向き | メッシュ、TPU | Vibram Megagrip | 539.5g | 4mm | 3.5~6.7mm | 25cm、25.5cm、26cm、26.5cm、27cm、27.5cm、28cm、28.5cm、29cm、29.5cm、30cm | 2E | 4色 | ||||||||
7 | モンベル mont-bell|トレールホッパー|1129693 | ![]() | 安定して走りやすいが、軽快さを重視する人には不向き | ポリエステル、ポリウレタン | トレールグリッパー | 692.5g | 10mm | 3.4~3.6mm | 24cm、24.5cm、25cm、25.5cm、26cm、26.5cm、27cm、27.5cm、28cm、28.5cm、29cm | 2E~3E相当 | 2色 | |||||||||
8 | SALOMON SPIKECROSS 6 GTX|L47268700 | ![]() | 7位 | 雪の中での使用にぴったり。安定感・速乾性にも期待できる | 合成素材、テキスタイル | ラバー | 705.0g | 10mm | 5.6~5.7mm | 22.5cm、23cm、23.5cm、24cm、24.5cm、25cm、25.5cm、26cm、26.5cm、27cm、27.5cm、28cm、28.5cm | E相当 | 2色 |
重量(27cm) | 540.0g |
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足囲(ウィズ) | レギュラー:D、ワイド:2E |
良い
気になる
本体が両足540gと軽く、走りの軽快さも高評価につながりました。グングン前に進むシューズなので、スピード感がある走りを楽しめるでしょう。砂・泥・ぬかるみなどはもちろん舗装路でも高いグリップ力を発揮し、どんな路面でも滑りにくいのも特徴。重量・グリップ・ロッカー形状何をとっても突っ込みどころがなく、非常に完成度が高い商品といえます。
安定感にも優れており、トレイルでの急な方向転換も難なくこなせました。不整地に着地してもバランスを取りやすいため、ふらついたり足を捻ったりしにくく、ケガのリスクを低減できるでしょう。
速乾性も十分。水を含ませたシューズを3時間部屋干しして、残っている水分量を計測してみると、26.1%と十分乾いていました。急な雨や川渡りなどで濡れても乾きやすいので、快適に走り続けられるでしょう。
なお、本商品は幅が細身のレギュラーと日本人に合いやすいワイドの2モデルが展開されています。アッパーがしなやかなニットであることも相まって、多くの人にフィットしやすいことも魅力のひとつです。
各メーカーがベンチマークとする定番品なだけあって、どの検証においても好成績を記録。初心者から上級者まで幅広いランナーにおすすめできる一足です。
アッパーの素材 | メッシュ、ポリエステル |
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アウトソールの素材 | Vibram Megagrip |
ヒールドロップ | 4mm |
サイズ展開 | 25cm、25.5cm、26cm、26.5cm、27cm、27.5cm、28cm、28.5cm、29cm、30cm |
カラー展開 | 4色 |
重量(27cm) | 565.5g |
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足囲(ウィズ) | 2E |
良い
気になる
アシックスの「Fuji Lite 4」は、低予算でしっかり走れるシューズを求める人や、これからトレランを始める初心者におすすめ。比較したなかでも手頃な価格で、コストダウンを図りつつもソールからアッパーに至るまでの各パーツがバランスよく設計されているのが特徴です。
なかでもクッション性はとくに優れています。着地の衝撃を十分に吸収できるので足の負担を軽減し、脚力に自信のない初心者でも疲れにくいでしょう。グリップ力も高く、砂・泥・濡れた岩などあらゆる路面状況でも滑りにくかったので、ランニングを十分に楽しめそうです。
本体は両足565.5gと軽いうえに十分な反発も有しており、前に進む感覚で軽やかに走りやすい点も強み。安定感もよく、不整地に着地してもバランスを取りやすいので、ケガのリスクも軽減できますよ。
一方、速乾性はいまひとつ。シューズに水を含ませて部屋干し3時間後に残っている水分量を計測してみると、31.2%と若干多めでした。突然の雨や川を走って濡れてしまうとなかなか乾かず、不快に感じる可能性もあるでしょう。
とはいえ、安定感のある履き心地で、クッション性・グリップ力も申し分なし。幅については公称では記載がありませんが、日本をターゲットにしたシューズなので多くの人にフィットしやすい商品といえます。コストを抑えつつも基本性能がしっかりしているので、初心者におすすめできる一足です。
アッパーの素材 | 合成繊維 |
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アウトソールの素材 | ゴム底 |
ヒールドロップ | 不明 |
サイズ展開 | 24.5cm、25cm、25.5cm、26cm、26.5cm、27cm、27.5cm、28cm、28.5cm、29cm、30cm、31cm、32cm |
カラー展開 | 5色 |
重量(27cm) | 658.5g |
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足囲(ウィズ) | 3E~4E相当 |
良い
気になる
ALTRAの「OLYMPUS 5」は、初心者から上級者まで足幅が広い人におすすめです。つま先の広さが特徴のブランドなので、自分に合う靴がないという足幅が広めの人にぴったり。普段からスリムな海外ブランド製品が履ける人には緩すぎて使いにくいこともありますが、足幅が広めのランナーなら試してほしい1足です。
クッション性は非常に高く、着地の衝撃を十分に吸収できるのがメリット。長距離でも足への負担を軽減できるので、脚力に自信のない初心者でも疲れにくいでしょう。
グリップ力にも優れており、どんな道でも滑りにくい点も魅力。砂や泥、濡れた岩でも安定したグリップ力を発揮できるため、あらゆる路面状況で快適なランニングができそうです。本体は両足658.5gと特別軽くはないものの、反発力は十分。前に進む感覚を得やすく、軽やかな走りを楽しめますよ。安定感もよく、不整地に着地してもバランスを取りやすいため、トレイルでの急な方向転換も難なくこなせるでしょう。
シューズに水を含ませて3時間部屋干ししたあと、残っている水分量を計測してみると23.9%と少なく速乾性も優秀。突然の雨で濡れたり水たまりを走ったりしても乾きやすく、不快感が少ないのもうれしいポイントです。
どの検証においても高評価を獲得し、グリップ力・安定感・クッション性のバランスが取れた本商品。足幅が広めな人や、トレイルランニングを存分に楽しみたい人はぜひ手に取ってみてくださいね。
アッパーの素材 | メッシュ |
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アウトソールの素材 | Vibram Megagrip |
ヒールドロップ | 不明 |
サイズ展開 | 25cm、25.5cm、26cm、26.5cm、27cm、27.5cm、28cm、28.5cm、29cm、29.5cm、30cm、30.5cm |
カラー展開 | 9色 |
重量(27cm) | 684.5g |
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足囲(ウィズ) | E相当 |
良い
気になる
LA SPORTIVAの「AKASHA II」は、ロングレースやULハイクで使用したい人におすすめです。安定感が非常に高く、ネジれにくいのが特徴。100kmクラスのレースでの使用や軽量なテントなどを背負ってもバランスを取りやすく、疲労を軽減しながら軽快に縦走を楽しめるのが魅力です。
重量は両足684.5gとやや重いものの、反発感は強め。グングン前に進む感覚で、爽快感やスピード感を楽しめるでしょう。速乾性にも優れ、突然の雨で濡れても靴内がすぐに乾くので、雨天時のレースでも不快感を軽減できそうです。
とくに安定感に優れ、超長距離や荷物を背負うレースと好相性な本商品。ランニングシューズとトレッキングシューズの要素を組み合わせたような1足だといえます。ロングレースやULハイク用のシューズをお探しなら、手に取ってみてください。
アッパーの素材 | メッシュ、PUレザー、ダイナミックプロテクション |
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アウトソールの素材 | FriXion RED |
ヒールドロップ | 10mm |
サイズ展開 | 24.3、24.9、25.5、26.1、26.7、27.3、27.9、28.5、29.1cm、29.7cm、30.3cm、30.9cm |
カラー展開 | 2色 |
重量(27cm) | 486.5g |
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足囲(ウィズ) | E相当 |
良い
気になる
ON AGの「ON Cloudventure Peak 3」は、脚力に自信がある上級者におすすめです。重量が両足486.5gと非常に軽く、軽快に走りやすいのが特徴。反発力はそれほど感じないもののダイレクト感のある走行感でした。
急な雨にも強い、高い速乾性も魅力。水を含ませたシューズを3時間部屋干ししたところ、残っている水分量は9.1%とかなり減っていました。保水しにくい素材を採用しているので水に濡れてもシューズが重くなりにくく、雨天時のレースでも快適に使用できるでしょう。
舗装路での使用にはあまり向かないものの、砂・泥・ぬかるみでは滑りにくく十分なグリップ力を発揮できます。
一方、ミッドソールが薄いため素足感が強く、クッション性・安定感はいまひとつ。使いこなすには脚力が必要なので、初心者にはあまりおすすめできません。軽快さを重視し、脚力に自信のある上級者の人にぜひおすすめしたい商品です。
アッパーの素材 | メッシュ |
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アウトソールの素材 | Missiongripラバー |
ヒールドロップ | 4mm |
サイズ展開 | 22cm、22.5cm、23cm、23.5cm、24cm、24.5cm、25cm、25.5cm、26cm、26.5cm、27cm、27.5cm、28cm、28.5cm、29cm、29.5cm、30cm、31cm |
カラー展開 | 2色 |
重量(27cm) | 539.5g |
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足囲(ウィズ) | 2E |
良い
気になる
丸紅フットウェアの「メレル MTL LONG SKY 2」は、短距離のトレイルレースに挑戦したい人におすすめです。それほど反発力は感じないものの、両足539.5gと軽く、脚が疲れにくいのが特徴。安定感にも優れているのでスピードを出してもブレにくく、軽快な走りを重視する人にぴったりといえます。
水を含ませたシューズを3時間部屋干ししてみると、残った水分量は13.8gと非常に少なく、速乾性でも高評価を獲得。急な雨で濡れても乾きやすいため、快適に走り続けられるでしょう。
一方、グリップ力は、ランキング上位の商品ほどではありませんでした。砂や泥、舗装路ではしっかりグリップ力が発揮されるものの、濡れた岩や木の上では滑りやすく、雨の日のランニングにはあまり向いていません。クッション性も物足りず足の負担を軽減しにくいため、長距離よりは短距離での使用がおすすめです。
とはいえ、通常の天候下では十分なグリップ力を有しているうえ、軽快に走れるのが魅力。脚力に自信のある上級者や、短距離向きのシューズを探している人はぜひ検討してみてください。
アッパーの素材 | メッシュ、TPU |
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アウトソールの素材 | Vibram Megagrip |
ヒールドロップ | 4mm |
サイズ展開 | 25cm、25.5cm、26cm、26.5cm、27cm、27.5cm、28cm、28.5cm、29cm、29.5cm、30cm |
カラー展開 | 4色 |
重量(27cm) | 692.5g |
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足囲(ウィズ) | 2E~3E相当 |
良い
気になる
モンベルの「mont-bell トレールホッパー」は、速乾性や安定感で高評価を獲得した商品です。水を含ませたシューズを3時間部屋干ししたところ、残った水分量は14.7%と少なめ。突然の雨で濡れても乾きやすいでしょう。
両足692.5gとやや重さがあるぶん安定感に優れていて、不整地に着地してもバランスを取りやすかったのも特徴。ブレずに安定して走りたい人にはおすすめです。また、濡れた岩や木や舗装路ではやや滑りやすいものの、砂・泥・ぬかるみでは十分なグリップ力を発揮。あらゆる路面で走りやすいとはいえないものの、滑って転倒するリスクは少ないでしょう。
一方、クッション性はいまひとつ。一般的なトレイルランニングシューズとしてのクッション性は有していますが、やや硬いので衝撃吸収力はそれほど高くなく、使いこなすには脚力が必要といえます。反発力も物足りないため、安定感より軽快な走りを重視する人には不向きでしょう。
全体的に大きなデメリットはありませんが、比較した商品のなかではやや物足りなさを感じます。とはいえ、安定感や速乾性は十分期待できるため、本格的なレースでの使用でなければ、十分おすすめできる商品です。
アッパーの素材 | ポリエステル、ポリウレタン |
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アウトソールの素材 | トレールグリッパー |
ヒールドロップ | 10mm |
サイズ展開 | 24cm、24.5cm、25cm、25.5cm、26cm、26.5cm、27cm、27.5cm、28cm、28.5cm、29cm |
カラー展開 | 2色 |
重量(27cm) | 705.0g |
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足囲(ウィズ) | E相当 |
良い
気になる
安定感も良好です。不整地に着地してもバランスを取りやすく、長距離でもブレずに走れるでしょう。濡れた岩や木の上では滑りやすく、舗装路での使用にも不向きですが、泥やぬかるみでは十分なグリップ力を発揮しました。
一方、重量は両足705.0gとやや重く、反発力もそれほど感じないため、軽快に走りやすいとはいえません。クッション性も物足りず足の負担を軽減しにくいため、長距離のレースでは疲労感を感じやすいのも気がかりです。
アッパーの素材 | 合成素材、テキスタイル |
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アウトソールの素材 | ラバー |
ヒールドロップ | 10mm |
サイズ展開 | 22.5cm、23cm、23.5cm、24cm、24.5cm、25cm、25.5cm、26cm、26.5cm、27cm、27.5cm、28cm、28.5cm |
カラー展開 | 2色 |
マイベストではベストなトレイルランニングシューズを「トレイルランニング初心者が、悪路でも快適かつ安全にトレイルランニングを楽しめるシューズ」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のトレイルランニングシューズ8商品を集め、以下の5個のポイントで徹底検証しました。
検証①:グリップ力の高さ
検証②:走りの軽快さ
検証③:安定感
検証④:クッション性の高さ
検証⑤:速乾性
今回検証した商品
グリップ力が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「濡れた岩・泥などの滑りやすいコンディションでも、まったく滑らないもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
トレイルランニングの専門家が実際に各商品を使用して滑りにくさをチェックし、グリップ力が高い商品かどうかを評価しました。
走りの軽快さが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「非常に軽量で反発感があり、軽快かつスピーディに走れるもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
シューズの重量と反発感の高さの2つの観点で検証を実施。それぞれに重みづけをし、走りの軽快さの総合的なレーティングを算出しています。
27.0cmのシューズの重量を計測。片足250gを下限に、軽量なものほどおすすめとしてスコア化しました。
トレイルランニングの専門家が実際に各商品を使用して反発感の高さをチェックし、反発感が高い商品かどうかを評価しました。
安定感が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「着地したときに安定感があり足首を痛めにくく、蹴り出しでソールがよれて力が逃げないもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
トレイルランニングの専門家が実際に各商品を使用して安定感をチェックし、安定感が高い商品かどうかを評価しました。
クッション性が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「着地の衝撃の大部分を吸収し、足や膝に非常に優しいもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
トレイルランニングの専門家が実際に各商品を使用してクッション性をチェックし、クッション性が高い商品かどうかを評価しました。
速乾性が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「レース中に雨が降ってもすぐに水が抜けて乾き、快適さを維持できるもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
シューズに水を含ませ、3時間の部屋干し後に残っている水分量を計測。以下の2項目でそれぞれ上限を設定し、水分が減っているものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
トレイルランニングでは、一歩足を踏み外せば大ケガを負いかねません。また、登山と同様に常に道迷いや体調不良による遭難のリスクがつきまといます。もしものときに対処できるよう、最低限の装備を用意しておきましょう。
1位: Deckers Outdoor|HOKA|SPEEDGOAT 5
2位: アシックス|アシックス|Fuji Lite 4|1011B698.400
3位: ALTRA|OLYMPUS 5
3位: LA SPORTIVA|AKASHA II|56A
5位: ON AG|ON|Cloudventure Peak 3
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