薄型ノートパソコンのストレージ増強や、自作PCの動作をもっと高速化したいといったときに便利なM.2 SSD。また、PS5の容量拡張用にも使えて多くのシーンで活躍します。しかし、転送速度の違いのほか、PCIe3.0×4やSATA 3.0といった規格にも種類があり、どれを選んでよいか迷ってしまいますよね。
ベンチマークテストに関する豊富な経験を活かし、PC本体・PCパーツのレビューを中心に活動。元々はMYCOM PC WEB編集部(現マイナビニュース)の編集・記者で、編集時代に検証の楽しさを知り、フリーランスに転向。ニッチなネタを得意とし、比較検証、作例やアップグレード指南などの企画に携わることも多い。 現在はマイナビにかぎらずインプレス、アスキー、ITMedia等でライター、記者として活動。紙媒体ではライターとしてだけでなく編集としても参加するほか、台湾メーカーを中心に、取材やインタビューも数多くこなしている。
筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
シーケンシャルアクセスの速さが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「PCIe 4.0×4のM.2 SSDの最も速いレベルの公称値である8,000MB/sが出せる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
ランダムアクセスの速さが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「PCIe 4.0×4のM.2 SSDの最も速いレベルの公称値に多い700MB/sが出せる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
各種アプリの処理速度が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「PC Mark 10で測定できる速度の理論上の限界値が出る商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
内部温度が低い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「温度上昇がほぼない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
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マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
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M.2 SSDとは、薄型ノートパソコンやタブレットなどのデバイスサイズに合わせて、ストレージを小型化するために登場した新しいタイプのSSDのこと。2014年の登場以降、普及率を着実に伸ばしており、今では販売されているノートパソコンやゲーム機など多くのデバイスで使用されています。
一番重要なスペックである転送速度の進化は目を見張るものがあり、現在の規格上の最大転送速度はPCIe Gen5.0×4のものであれば約12,000MB/sまで向上しています。これは、従来使われていた2.5インチ SSDやmSATA SSDの約20倍にもあたる数値で、今後まだまだ向上していくことが予想されます。
動画編集やゲームなど高負荷のかかる作業を行う場合、パソコンのCPUやGPUのスペックも大切ですが、実際にデータの読み書きを行うSSDの性能も、快適さに関わる重要なポイントです。高パフォーマンスが期待できるM.2 SSDを搭載すれば、パソコンの起動やデータの読み込みにかかる時間のちょっとしたストレスを軽減し、快適なパソコンライフを送れるでしょう。
PS5はもともと、825GBのSSDを内蔵していますが、OSやファームウェアなど初期データが約158GBほどあり、実質的に使えるのは約667GBと多くはありません。そこで、2021年9月に大型アップデートが入り、M.2スロットを使って自分で内蔵容量を拡張できるようになりました。
取り付け可能なM.2 SSDには、インターフェース・容量・サイズ・高さ・読み書き速度の条件があります。上の画像にもまとめましたが、PlayStation公式が公表しているので、事前にチェックしておくとよいでしょう(参照:SONY)。
また、以下のコンテンツでは、すべての条件をクリアした取り付け可能な商品だけを集めて、どれが一番おすすめのPS5対応SSDなのかを検証しました。専門用語がわかりにくい・簡単に選びたいという人はぜひチェックしてみてください。取り付け方法も画像付きでご紹介しています!
M.2 SSDを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
M.2 SSDは内部接続をするための規格として、PCI Expressと呼ばれるインターフェースを採用しているものがほとんどです。PCI Expressでは、古くからあるSSDで使われていたSerial ATA(SATA)接続と呼ばれる接続規格と比べ、1秒あたりに処理可能なデータ数が大幅に向上。これにより、高速な読み書きを実現しています。
PCI Expressには、高パフォーマンスモデルであるPCI Express 5.0×4やPCI Express 4.0×4と、エントリーモデルであるPCI Express 3.0×4などの種類があります。ゲームの起動や大容量ファイルのコピーをして、それぞれを使い比べてみても、実使用上の速度差は数秒程度。こだわりがなければ、ほとんど気にならないレベルといえるでしょう。
とはいえ、読み書き速度の性能をチェックできるベンチマークテストでは、高パフォーマンスモデルのほうが約2倍以上も高速という結果が得られました。今後、データファイルの大容量化はどんどん進んでいくことが予想されるので、転送速度が速ければインストールやソフトの起動が少しでもスムーズに行えることは明らかです。
パソコンのちょっとしたストレスを軽減したい人や、ゲーミングPCでの使用を想定しているコアゲーマーは、高パフォーマンスモデル一択といえるでしょう。
M.2 SSDを購入する際は、取り付け予定のパソコンのマザーボードを事前にチェックしておくとよいでしょう。旧型パソコンだと、そもそもPCI Expressに非対応の可能性があるため、注意が必要。
また、M.2スロットがPCI Express 3.0×4対応の場合、PCI Express 4.0×4のM.2 SSDを取り付けても問題なく使用できますが、高パフォーマンスモデルの性能を最大限に発揮できません。とにかく速さを求めるなら、パソコン自体のアップグレードも検討してみましょう。
現在販売されているM.2 SSDの容量は、500GB〜4TBがほとんど。どれを選ぶかは、搭載するパソコンや用途に合わせて決めれば間違いありません。上の画像では、2TBでどのくらいのデータが保存できるかを記載しています。自分はどのくらい必要なのか参考にしてください。
おすすめなのは、価格・性能・容量のバランスに優れる2TBのエントリーモデル。容量としては十分で、ゲームのインストール先とデータファイルの保存先の両方として、HDDのように使うことも難しくありません。
エントリーモデルであるPCI Express Gen3.0×4対応の商品は、接続規格のところでも紹介したように、高速のPCI Express Gen4.0×4やPCI Express Gen5.0×4のモデルと比べて数値上の速度差は大きく感じられます。しかし、実使用における体感の速度差はそこまで気にならないレベル。コスパ重視の人は、2TBのエントリーモデルをチェックしてみてください。
写真や動画保存用にストレージを拡張したい人や、ゲームをカジュアルに楽しみたいというライトユーザーなどは、容量やコスパ重視で選んでも問題ありませんよ。
M.2 SSDのスペックのひとつに「Type 2280」などのような表記があります。これは、M.2 SSDの物理的なサイズを示しており、Type 2280の場合は幅が22mmで長さが80mmという意味です。ほとんどのM.2スロット搭載マザーボードでは上記のType 2280に対応しており、問題なく使用できます。
しかし、普通より小さなマザーボードの場合、Type 2280が入らない場合があり得ます。Type 2260やType 2242といった、短いM.2 SSDを選ぶ必要があるので注意しましょう。
自作PCで大きなグラフィックスカードやサウンドカードなどを取り付けている場合、取り付け時にそれらを一度取り外してM.2 SSDを装着する手間が必要です。事前に、取り付け位置や対応サイズを確認しておくようにしましょう。
今回の検証は、一般に広く流通している幅が22mmで長さが80mmの「Type 2280」の商品のみを集めて行いました。
M.2 SSDの適正温度は0〜60℃といわれています。70℃を超えたまま使用を続けると、「サーマルスロットリング」といって熱暴走を防ぐために安全装置が働き、読み書き速度が低下する可能性があります。また、データ破損など故障の原因になる可能性もあるため、できる限り適正温度内で使用することが望ましいといえます。
実際にヒートシンクなしで動作させてみると、M.2 SSDの温度は読み書き中にどんどん上昇し、簡単に70℃近くまで達しました。熱は故障の原因にもなるので、長期的に使用することを考えると熱対策は必須です。
今回検証したところ、熱伝導率が高いアルミニウム製の凸凹したパーツが搭載されているヒートシンク搭載モデルは、最後まで適正温度を大幅に超えることなく使用できました。また、ヒートシンク非搭載のモデルはマザーボード付属のヒートシンクを使用して検証を行うと、どの商品も70℃を超えることはありませんでした。
上で説明した取り付け可能なサイズにも注意しながら、できる限りヒートシンクと併用するようにしましょう。マザーボード付属のヒートシンクがない場合は、M.2 SSD専用のヒートシンクを買い足すのもひとつの手です。以下のコンテンツではおすすめの商品を紹介しているので、そちらも参考にしてください。
現在、高パフォーマンスモデルのM.2 SSDは、速さだけでなく発熱のしにくさも商品開発のポイントとなってきています。冷却性能の高いヒートシンクと組み合わせて使用すれば、さらに高スペックを活かしやすいでしょう。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||
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シーケンシャルアクセスの速さ | ランダムアクセスの速さ | 各種アプリの処理速度 | 内部温度の低さ | インターフェース | 読み込み速度(公称値) | 書き込み速度(公称値) | 読み込み速度(検証時) | 書き込み速度(検証時) | メーカー保証期間 | TBW | 幅 | 奥行 | 高さ | PS5対応 | ヒートシンク付き | |||||||
1 | Samsung Electronics SSD 990 PRO | ![]() | 2位 | 高速処理を求めるすべての人に。高負荷な作業でも活躍 | PCIe Gen 4.0×4 | 7,450MB/s | 6,900MB/s | 平均7,111.69MB/s | 平均6,770.22MB/s | 5年 | 600TBW | 22mm | 80mm | 2.3mm | ||||||||
2 | Crucial P3 Plus|CT1000P3PSSD8JP | ![]() | 13位 | 内部温度の上昇を抑えたい人に。バランスよく高性能 | PCIe Gen 4.0×4 | 5000MB/s | 3600MB/s | 平均5136.69MB/s | 平均4704.70MB/s | 5年 | 220TBW | 22mm | 80mm | 2.4mm | 不明 | |||||||
3 | Western Digital Technologies, Inc. WD_Black SN850X|WDS100T2X0E | ![]() | 処理性能の速さを重視する人に。高負荷の作業にも対応 | PCIe Gen 4.0×4 | 7,300MB/s | 6,300MB/s | 平均6,942.29MB/s | 平均6,385.43MB/s | 5年 | 600TBW | 22mm | 80mm | 2.38mm | |||||||||
3 | Crucial T705|CT1000T705SSD3-JP | ![]() | 9位 | 処理性能に優れた高性能モデル。用途を問わず対応可能 | PCIe Gen 5.0×4 | 13,600MB/s | 10,200MB/s | 平均7,092.29MB/s | 平均6,716.50MB/s | 5年 | 600TBW | 22mm | 80mm | 2.8mm | 不明 | |||||||
5 | キオクシア KIOXIA|EXCERIA PLUS G3|SSD-CK1.0N4PLG3N | ![]() | 1位 | 温度上昇が少ない快適性能。処理速度も申し分なし | PCIe Gen 4.0×4 | 5,000MB/s | 3,900MB/s | 平均5,060.86MB/s | 平均3,977.86MB/s | 5年 | 600TBW | 22.15mm | 80.15mm | 2.63mm | ||||||||
5 | ADATA Legend 900|SLEG-900-1TCS | ![]() | 20位 | 高性能かつ発熱を抑えたい人に。性能のバランスが優秀 | PCIe Gen 4.0×4 | 7,000MB/s(PS5:6,200MB/s) | 5,400MB/s | 平均7,096.06MB/s | 平均6,586.18MB/s | 5年 | 1200TBW | 22mm | 80mm | 2.05mm(ヒートシンクなし)/3.35mm(ヒートシンクあり) | ||||||||
7 | シー・エフ・デー販売 M.2 SSD|CSSD-M2P1KDRV74A | ![]() | 16位 | 内部温度の低さを重視する人に。バランスが取れた優等生 | PCIe Gen 4.0×4 | 7,400MB/s | 6,100MB/s | 7,022.41MB/s | 6,279.35MB/s | 3年 | 600TBW | 22mm | 80mm | 3.5mm | ||||||||
8 | エレコム ESD-IPS1000G | ![]() | 17位 | 処理性能が高く、素早い読み書きが可能。冷却性能も十分 | PCIe Gen 4.0×4 | 7,400MB/s | 5,500MB/s | 平均7,115.69MB/s | 平均6,432.27MB/s | 1年 | 不明 | 24.6mm | 82.4mm | 11.2mm | ||||||||
8 | Crucial T500|CT1000T500SSD8 | ![]() | 11位 | 読み込み速度がとくに速い。さまざまな処理を素早く実行 | PCIe Gen 4.0×4 | 7,300MB/s | 6,800MB/s | 平均7,092.26MB/s | 平均6,682.99MB/s | 5年 | 不明 | 21.8mm | 80mm | 2.3mm | 不明 | |||||||
10 | CFD FireCuda 530 | ![]() | 読み書きの速さを求める人向け。各種アプリの処理速度が速い | PCIe Gen 4.0×4 | 7,300MB/s | 6,000MB/s | 平均7,019.56MB/s | 平均5,882.85MB/s | 5年 | 1275TBW | 22.15mm | 80.15mm | 2.23mm |
インターフェース | PCIe Gen 4.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均7,111.69MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均6,770.22MB/s |
良い
気になる
読み込み速度(公称値) | 7,450MB/s |
---|---|
書き込み速度(公称値) | 6,900MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
TBW | 600TBW |
幅 | 22mm |
奥行 | 80mm |
高さ | 2.3mm |
PS5対応 |
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インターフェース | PCIe Gen 4.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均5136.69MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均4704.70MB/s |
良い
気になる
読み込み速度(公称値) | 5000MB/s |
---|---|
書き込み速度(公称値) | 3600MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
TBW | 220TBW |
幅 | 22mm |
奥行 | 80mm |
高さ | 2.4mm |
PS5対応 | 不明 |
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インターフェース | PCIe Gen 4.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均6,942.29MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均6,385.43MB/s |
良い
気になる
読み込み速度(公称値) | 7,300MB/s |
---|---|
書き込み速度(公称値) | 6,300MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
TBW | 600TBW |
幅 | 22mm |
奥行 | 80mm |
高さ | 2.38mm |
PS5対応 |
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インターフェース | PCIe Gen 5.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均7,092.29MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均6,716.50MB/s |
良い
気になる
読み込み速度(公称値) | 13,600MB/s |
---|---|
書き込み速度(公称値) | 10,200MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
TBW | 600TBW |
幅 | 22mm |
奥行 | 80mm |
高さ | 2.8mm |
PS5対応 | 不明 |
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インターフェース | PCIe Gen 4.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均5,060.86MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均3,977.86MB/s |
良い
気になる
各種アプリの処理速度も今回検証したほかの商品に比べて速いため、日常使いで速度に不満を感じることはほとんどないでしょう。
読み込み速度(公称値) | 5,000MB/s |
---|---|
書き込み速度(公称値) | 3,900MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
TBW | 600TBW |
幅 | 22.15mm |
奥行 | 80.15mm |
高さ | 2.63mm |
PS5対応 |
インターフェース | PCIe Gen 4.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均7,096.06MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均6,586.18MB/s |
良い
気になる
読み込み速度(公称値) | 7,000MB/s(PS5:6,200MB/s) |
---|---|
書き込み速度(公称値) | 5,400MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
TBW | 1200TBW |
幅 | 22mm |
奥行 | 80mm |
高さ | 2.05mm(ヒートシンクなし)/3.35mm(ヒートシンクあり) |
PS5対応 |
インターフェース | PCIe Gen 4.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 7,022.41MB/s |
書き込み速度(検証時) | 6,279.35MB/s |
良い
気になる
シー・エフ・デー販売の「M.2 SSD CSSD-M2P1KDRV74A」は、すべての検証項目で高評価を獲得しているバランスのよい商品。上位の商品と比べて速度の面では秀でた項目があるわけではないものの、弱点が少ないので、選んで損はないでしょう。
内部温度の低さは非常に優秀。動作中の内部温度は比較したなかでも群を抜いて低く、最高41℃と発熱がしっかり抑えられていました。ヒートシンクはついていないのでPC付属のヒートシンクと併用する必要はありますが、温度上昇による故障リスクは軽減できるでしょう。
各種アプリの処理速度も多くの商品と同様に高評価。どんなソフトを使うにしてもスムーズな動作が見込めるため、不満を感じる心配は少ないでしょう。とくに発熱による劣化や故障が気になる人は、選択肢のひとつに加えてみてください。
読み込み速度(公称値) | 7,400MB/s |
---|---|
書き込み速度(公称値) | 6,100MB/s |
メーカー保証期間 | 3年 |
TBW | 600TBW |
幅 | 22mm |
奥行 | 80mm |
高さ | 3.5mm |
PS5対応 |
インターフェース | PCIe Gen 4.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均7,115.69MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均6,432.27MB/s |
良い
気になる
読み込み速度(公称値) | 7,400MB/s |
---|---|
書き込み速度(公称値) | 5,500MB/s |
メーカー保証期間 | 1年 |
TBW | 不明 |
幅 | 24.6mm |
奥行 | 82.4mm |
高さ | 11.2mm |
PS5対応 |
インターフェース | PCIe Gen 4.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均7,092.26MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均6,682.99MB/s |
良い
気になる
読み込み速度(公称値) | 7,300MB/s |
---|---|
書き込み速度(公称値) | 6,800MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
TBW | 不明 |
幅 | 21.8mm |
奥行 | 80mm |
高さ | 2.3mm |
PS5対応 | 不明 |
インターフェース | PCIe Gen 4.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均7,019.56MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均5,882.85MB/s |
良い
気になる
読み込み速度(公称値) | 7,300MB/s |
---|---|
書き込み速度(公称値) | 6,000MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
TBW | 1275TBW |
幅 | 22.15mm |
奥行 | 80.15mm |
高さ | 2.23mm |
PS5対応 |
インターフェース | PCIe Gen 5.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均7,099.77MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均6,719.64MB/s |
良い
気になる
読み込み速度(公称値) | 11,700MB/s |
---|---|
書き込み速度(公称値) | 9,500MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
TBW | 600TBW |
幅 | 22mm |
奥行 | 80mm |
高さ | 3.8mm |
PS5対応 | 不明 |
インターフェース | PCIe Gen 4.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均4,190.79MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均4,169.78MB/s |
良い
気になる
内部温度の上昇の検証では、46℃と十分な数値を記録。温度上昇はあまり気にならないので、SSD内にソフトを保存し、起動やデータ保存などでランダムアクセスを多く使う人にはおすすめです。
読み込み速度(公称値) | 4,150MB/s |
---|---|
書き込み速度(公称値) | 4,150MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
TBW | 600TBW |
幅 | 22mm |
奥行 | 80mm |
高さ | 2.38mm |
PS5対応 | 不明 |
インターフェース | PCIe Gen 4.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均6554.37MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均3984.52MB/s |
良い
気になる
各種アプリの処理速度は上位商品におよばないものの、比較したなかでは高速。負荷の大きな作業も快適に行える速度で、速度に不満を覚えることは少ないでしょう。ヒートシンクを搭載しており、内部温度は48℃に抑えられました。適正温度の60℃を超えることはなかったので、熱による故障のリスクは低いといえます。
読み込み速度(公称値) | 7400MB/s |
---|---|
書き込み速度(公称値) | 6100MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
TBW | 不明 |
幅 | 23mm |
奥行 | 80.4mm |
高さ | 11.2mm |
PS5対応 |
インターフェース | PCIe Gen 4.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均5,222.67MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均4,992.51MB/s |
良い
気になる
読み込み速度(公称値) | 5,150MB/s |
---|---|
書き込み速度(公称値) | 4,900MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
TBW | 1,200TBW |
幅 | 22mm |
奥行 | 80mm |
高さ | 2.38mm |
PS5対応 | 不明 |
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インターフェース | PCIe Gen 4.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均5,082.37MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均3,703.58MB/s |
良い
気になる
読み込み速度(公称値) | 5,000MB/s |
---|---|
書き込み速度(公称値) | 4,200MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
TBW | 600TBW |
幅 | 22.15mm |
奥行 | 80.15mm |
高さ | 2.38mm |
PS5対応 | 不明 |
インターフェース | PCIe Gen 4.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均7,033.73MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均5870.73MB/s |
良い
気になる
読み込み速度(公称値) | 7,300MB/s |
---|---|
書き込み速度(公称値) | 6,000MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
TBW | 700TBW |
幅 | 23mm |
奥行 | 80.4mm |
高さ | 11.2mm |
PS5対応 |
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インターフェース | PCIe Gen 4.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 6,712.05MB/s |
書き込み速度(検証時) | 5,015.29MB/s |
良い
気になる
読み込み速度(公称値) | 6,600MB/s |
---|---|
書き込み速度(公称値) | 5,000MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
TBW | 不明 |
幅 | 24mm |
奥行 | 80mm |
高さ | 9mm |
PS5対応 |
インターフェース | PCIe Gen 4.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均7,066.90MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均6,016.94MB/s |
良い
気になる
読み込み速度(公称値) | 7,200MB/s |
---|---|
書き込み速度(公称値) | 6,200MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
TBW | 780TBW |
幅 | 23.1mm |
奥行 | 80mm |
高さ | 9.2mm |
PS5対応 |
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インターフェース | PCIe Gen 4.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均7,094.39MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均6,584.22MB/s |
良い
気になる
各種アプリの処理速度も比較した商品のなかでは速く、処理にかかる時間を短縮できるでしょう。
読み込み速度(公称値) | 7,400MB/s |
---|---|
書き込み速度(公称値) | 6,500MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
TBW | 1000TBW |
幅 | 24mm |
奥行 | 80mm |
高さ | 9.7mm |
PS5対応 |
インターフェース | PCIe Gen 4.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均6,485.70MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均5,040.96MB/s |
良い
気になる
シーケンシャルアクセスはリードが平均6,485.70MB/s、ライトが平均5,040.96MB/sを記録。上位商品にはおよびませんが、どちらも優秀な結果でした。ランダムアクセスはリードが速く平均762.39MB/s、ライトが平均562.49MB/sと高速といえる結果に。各種アプリの処理速度は今回検証したなかでは平均的なものの良好で、十分スムーズな動作が期待できます。
ただし、内部温度の検証では適正温度の60℃にかなり近い56℃まで上昇しました。商品付属のヒートシンクのみを使用した結果なのである程度放熱はできていますが、長時間使用する際は注意が必要なほか、パソコンを風とおしのよい場所に置くなどして対策しましょう。
容量は1TBのほか、2TB・4TBも展開されています。温度はやや気になりますが大きな不満は見当たらないため、サポートを重視する人なら検討してもよいでしょう。
読み込み速度(公称値) | 6,200MB/s |
---|---|
書き込み速度(公称値) | 4,900MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
TBW | 600TBW |
幅 | 24.7mm |
奥行 | 80.65mm |
高さ | 11.2mm |
PS5対応 |
インターフェース | PCIe Gen 4.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均7029.96MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均6243.04MB/s |
良い
気になる
読み込み速度(公称値) | 7,300MB/s |
---|---|
書き込み速度(公称値) | 6,400MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
TBW | 400TBW |
幅 | 22.15mm |
奥行 | 80.15mm |
高さ | 2.23mm |
PS5対応 | 不明 |
インターフェース | PCIe Gen 4.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均5,223.32MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均4,991.23MB/s |
良い
気になる
Western Digitalの「WD Blue SN5000 NVMe SSD WDS100T4B0E」は、動画・画像編集など、SSD内に保存しているアプリに細かく情報を保存するような使い方をする人におすすめです。ランダムアクセスは、リードが平均971.87MB/s、ライトが平均862.01MB/sと比較したなかでもトップレベルの記録。ファイルの読み書きが円滑に行われ、作業の効率アップが期待できます。
各種アプリの処理速度も悪くはなく、不満を感じることはなさそうです。シーケンシャルリードは平均5,223.32MB/sと、今回検証した上位の商品と比べるとやや劣りますが、最大5,150MB/sとされている公称値と変わらない性能を発揮しました。
ただし、内部温度は室温24℃前後の環境下で最高59℃まで上昇。故障の危険性が上がるといわれている70℃までには少し余裕があるものの、リスクが少ないとはいえないので、高い負荷を長時間かけるのは避けたほうがよいでしょう。
読み込み速度(公称値) | 5,150MB/s |
---|---|
書き込み速度(公称値) | 4,900MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
TBW | 600TBW |
幅 | 22.15mm |
奥行 | 80.15mm |
高さ | 2.38mm |
PS5対応 |
インターフェース | PCIe Gen 4.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均6,870.60MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均4,950.10MB/s |
良い
気になる
読み込み速度(公称値) | 7,000MB/s |
---|---|
書き込み速度(公称値) | 5,100MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
TBW | 600TBW |
幅 | 22.15mm |
奥行 | 80.15mm |
高さ | 2.38mm |
PS5対応 | 不明 |
SAMSUNG 980 PRO MZ-V8P1T0BWの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
インターフェース | PCIe Gen 4.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均3,730.06MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均2,572.25MB/s |
良い
気になる
読み込み速度(公称値) | 3,500MB/s |
---|---|
書き込み速度(公称値) | 2,200MB/s |
メーカー保証期間 | 3年 |
TBW | 600TBW |
幅 | 22mm |
奥行 | 80mm |
高さ | 2.15mm(ヒートシンクなし)、2.65mm(ヒートシンクあり) |
PS5対応 | 不明 |
インターフェース | PCIe Gen 3.0×4 |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均2,112.00MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均1,690.79MB/s |
良い
気になる
読み込み速度(公称値) | 2,100MB/s |
---|---|
書き込み速度(公称値) | 1,700MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
TBW | 400TBW |
幅 | 22.15mm |
奥行 | 80.15mm |
高さ | 2.23mm |
PS5対応 | 不明 |
mybestではベストなM.2 SSDを「とにかく速く、ゲームを快適にプレイできる、排熱性能に優れたM.2 SSD」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のM.2 SSD25商品を集め、以下の4個のポイントで徹底検証しました。
検証①:シーケンシャルアクセスの速さ
検証②:ランダムアクセスの速さ
検証③:各種アプリの処理速度
検証④:内部温度の低さ
今回検証した商品
シーケンシャルアクセスの速さが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「PCIe 4.0×4のM.2 SSDの最も速いレベルの公称値である8,000MB/sが出せる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
ベンチマークソフトであるCrystal Disk Markを使用し、シーケンシャルアクセスの数値を計測。読み込み・書き込みともに3回計測し、それぞれの平均値を5:5の割合で評価します。8,000MB/sを上限に、スコアが高いものほどおすすめとして、おすすめ度をスコア化しました。
<検証に使用したソフト>
CrystalDiskMark
ランダムアクセスの速さが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「PCIe 4.0×4のM.2 SSDの最も速いレベルの公称値に多い700MB/sが出せる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
ベンチマークソフトであるCrystal Disk Markを使用し、ランダムアクセスの数値を計測。読み込み・書き込みともに3回計測し、それぞれの平均値を5:5の割合で評価します。高速なM.2 SSDの公称値に多い700MB/sを上限に、スコアが高いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
<検証に使用したソフト>
CrystalDiskMark
各種アプリの処理速度が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「PC Mark 10で測定できる速度の理論上の限界値が出る商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
PCMark 10というソフトを使って、さまざまなアプリを使用したときを想定したベンチマークスコアを計測。PCIe 4.0×4のM.2 SSDを使ってPC Mark 10で測定できる速度の理論上の限界値を上限に、スコアが高いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
<検証に使用したPC>
<検証に使用したソフト>
PCMark 10
SSDの温度を計測できるソフトを使用し、PC起動時からベンチマークテストが完了するまでのログを記録。故障のリスクが低い40℃を上限に、最高温度が低いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
なお、商品自体にヒートシンクがついていないものは、マザーボード付属のヒートシンクを使用して検証を行っています。
<検証に使用したPC>
<使用ソフト>
ハードウェアインフォ
以下のコンテンツでは、バッファローやSanDiskなどのメーカーやスペック別にSSDの選び方を紹介しています。気になる人はぜひチェックしてください。
SSDのおすすめ人気ランキング【2025年】
【徹底比較】SanDiskのSSDのおすすめ人気ランキング【2025年】
【徹底比較】バッファローのSSDのおすすめ人気ランキング【2025年】
SAMSUNGのSSDのおすすめ人気ランキング【2025年】
【徹底比較】キオクシアのSSDのおすすめ人気ランキング【2025年】
120GBのSSDのおすすめ人気ランキング【128GBも!】
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2.5インチSSDのおすすめ人気ランキング【2025年】
【徹底比較】PS4・PS4 Pro対応SSDのおすすめ人気ランキング【2025年】
1位: Samsung Electronics|SSD 990 PRO
2位: Crucial|P3 Plus|CT1000P3PSSD8JP
3位: Western Digital Technologies, Inc.|WD_Black SN850X|WDS100T2X0E
3位: Crucial|T705|CT1000T705SSD3-JP
5位: キオクシア|KIOXIA|EXCERIA PLUS G3|SSD-CK1.0N4PLG3N
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