バケットシートのおすすめ人気ランキング【2024年】

サーキットでのレースというよりも、日常的に使いたいならセミバケットシートがおすすめ。リクライニング機能も付いていて、後部座席にある物も取りやすいため、日常的に使うことができます。

フルバケットシートよりホールド力は弱いものの、比較的乗り降りしやすいのもメリットです。

レース用にバケットシートを用意する場合は、フルバケットシートがおすすめ。セミバケットシートよりも高いホールド力で、Gが掛かっても体が固定されるためハンドル操作に集中できます。ただし、ホールド力が高いので乗り降りがしにくく、基本的にはリクライニングしないので、普段使いにはあまり向いていません。

なお、フルバケットシートは車検に通れば公道も走れますが、競技専用モデルは公道で使えない点には注意です。

まず前提として、街なかを法に触れず安全に走りたいなら車検をクリアすることが重要です。街乗りに使うなら保安基準適合品がマストですが、私有地やサーキットなどで練習用に使うなら、なくても問題ないでしょう。

レカロとブリッドなら取得しているモデルが多いので、迷ったら大手メーカーを選ぶのも一手。またシートだけ購入しても装着できないこともあるので、シートレールが必要かどうかも事前にチェックしておきましょう。

フルバケットシートには、FIA認証有りモデルと無しモデルの2つがあります。公式戦などに出ることを考えていれば、FIA認証済みモデルがおすすめです。

また、JAF公認の公式レースではクラッシュした際に、頭や首を衝撃から守るためHANSなどの装着を義務付けられています。もし大きな大会に出たいなら、「HANS（Head and Neck Support）」対応のフルバケットシートがおすすめです。

 
クラッシュ時には頭が前のめりになって首が引っ張られるため、ヘルメットだけでは怪我を防止できません。HANSを使えば紐でヘルメットが固定されるので、クラッシュ時に首が前に伸びることでの損傷を防げますよ。