サウナ大好き鈴鹿央士、「映画ドラえもん」で“しずかちゃんのお風呂”に「いいなあ」

「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」の公開記念舞台挨拶が、本日3月8日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、ゲスト声優である鈴鹿央士、藤本美貴、サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけし、監督の寺本幸代が登壇した。

「映画ドラえもん」シリーズ45周年を飾る同作は、絵に描かれた中世ヨーロッパ・アートリア公国の世界を舞台に、ドラえもんとのび太たちが、幻の宝石をめぐって強大な敵に立ち向かう物語。鈴鹿が謎多き美術商人・パル、藤本がアートリア公国の王妃、伊達がアートリア公国の王、富澤が現代で発見された謎の絵画について解説する評論家に声を当てた。

舞台挨拶には、ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫も駆けつけ、ゲスト声優たちとにぎやかに掛け合いを繰り広げていく。昨日3月7日に公開初日を迎え、鈴鹿は「『映画ドラえもん』シリーズの記念すべき作品に参加できて光栄です。初日に観てくださった方たちからは『作り手の愛情がこもった作品ですね』という声をいただいて、ありがたいです」としみじみ。藤本も「初日に観たママ友から『母親目線で感動して泣いた』という感想が届きました。ほかのママ友たちも『絶対観る』と言ってくれています！」と反響を伝えた。

お気に入りのシーンを聞かれた鈴鹿は「しずかちゃんのお風呂」と回答。「変な意味じゃなくて」とざわめく共演者たちを制して、「いろいろなところに伏線があるじゃないですか、その中で『しずかちゃんのお風呂』が1つのキーワードになっているんです。それに僕もお風呂好きだし、いいなあと思いながら観ていました」と理由を述べる。それを受け、しずかは「『央士さんのエッチ！』って言うところだったけど違った（笑）」と慌てながら“伏線”という点に賛同した。

またキャラクターたちを代表して、ジャイアンから「アートリア公国には『青いコウモリが現れると大いなる恵みや幸せが訪れる』という言い伝えがあります。皆さんのラッキーアイテムはありますか？」と質問が。サンドウィッチマンは「ちゃんとした質問だな（笑）」と感心しつつ、伊達が「やっぱり富澤ですね。富澤がいなければ『M-1グランプリ』も優勝できませんでしたし」と相方を“ラッキーパーソン”だとアピール。ジャイアンは「“心の友”なんだな！」と感じ入るようにサンドウィッチマンの2人を見つめた。一方の富澤は「ラッキーアイテムはガラケーですね。メール機能でネタを書いてるんですよ。それで『M-1』も優勝したので」と明かし、共演者たちを驚かせる。

劇中、アートリア公国に住む絵の上手な少年・マイロが「絵を描くことが大好き」という気持ちが大切だとのび太に教えるシーンがあることから、登壇者たちが「大好きなもの」をテーマに描いてきた絵を発表するコーナーも。「ミュージカル」と答えた寺本が「いつかドラえもんのミュージカルも……」と期待を膨らませると、ドラえもんたちは前のめりになって盛り上がった。また鈴鹿は「サウナ」をイラストで表現。「サウナは疲れも取れるし、余計な考え事をしなくていいので好きです」と述べ、「砂時計と温度計とサウナハットを被っている人（を描きました）。3セット目の設定です」と絵のこだわりを説明する。しかし控えめなイラストだったため、共演者たちから「自信がない人の絵は線が細い」など辛口評価を受けてしまうが、ドラえもんは「繊細ですね。愛情が詰まってる！」と絶賛していた。

「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」は全国で上映中。

「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」予告編第2弾