キッチングッズマニアな料理ライター
【キッチンアイテムお試しレポートVol.43】クックパッドニュースライターが、便利なキッチングッズをお試し!実際に使って便利なものだけをレポートします。今回はスリーコインズの「スチーム調理バッグ」をご紹介。切った材料を入れてレンチンするだけで、味しみ肉じゃがができました!
今回は、スリーコインズ(スリコ)の「スチーム調理バッグ」をご紹介します!
こちらのアイテム、スリコのサイトで紹介されているのを見て、どうしても一度お試ししたかったんです。
ふだんボウルやシリコンバッグでやっている電子レンジ調理が、使い捨てのジッパー袋でも上手にできるなら、洗い物の負担が減るじゃない!と、販売店舗を探してゲットしました。
18枚330円で購入したこちらのバッグ、見た目はよくあるチャックつき食品保存袋とほぼ同じです。一般的な保存袋に比べると、厚みがあって丈夫な素材でできています。
大きく違う点は、袋の上部に蒸気を逃がすための穴がついているところ。
レンジ加熱の際に、ここから蒸気が抜けるので、袋が破裂することなく調理できるそうですよ。
また、マチが約11cmと広く、自立します。これは調味料や食材を入れるときに便利ですね!
パッケージには「温野菜」「肉じゃが」「サラダチキン」「ポテトサラダ」のレシピが書かれていました。今回はその中から「肉じゃが」を実際に作ってみることにします。
まずは醤油、砂糖などの調味料をバッグに入れて、よく振って砂糖を溶かします。
次に食べやすい大きさにカットしたにんじん、じゃがいも、肉、玉ねぎの順に重ねるように入れて、口をしっかり閉じました。
耐熱皿の上に材料入りバッグを置き、そのまま600Wのレンジで7分加熱。
私はじゃがいもが溶けかけのやわらかい方が好みなので、追加で1分加熱しました。
8分加熱したものがこちらです。
肉じゃがは冷めるまで調理バッグのままおいておくと味がよくしみる……と書いてあったので、様子をみながら20分ほど置いておきました。
バッグから出してみると、ちゃんとじゃがいもがやわらかくなってる〜!
肉も完全に火が通っており、玉ねぎにも味がしみていて、おいしい肉じゃがが出来上がっていました。
鍋やボウルを使うことなく調理できて、後始末はポイと捨てるだけなので、とても楽ちんですね!
これはあまり大きな声では言えませんが、ひとりで食べるならバッグの上部分を切って、お皿に移さず直接食べちゃうのもアリかな〜なんて思いました。そうすれば、もっと洗いものが減らせますからね…!
また、こちらは別の日に、かぼちゃのマッシュを作ってみた写真です。
小さめに切ったかぼちゃと少量の水、塩を入れてレンジ加熱し、そのまま袋をモミモミして潰しました。(とても熱いので、手袋やふきんを使って袋に触れるようにしてくださいね)
ボウルやマッシャーの洗い物が出なかったので、とてもスピーディーに調理できましたよ。
パッケージの注意書きには「油分の多い料理には使用できません」とあり、例としてカレーやシチューが挙げられていました。この2品のあたため直しに使えると便利さがかなりアップしそうですが、安全に使用するためには仕方ないですね。
また、冷凍庫は使用不可となっていますので「切った材料を入れて凍らせておき、食べる前にレンチンする」といった使い方はできないようです。
レシピがたくさんあると活用の幅が広がりそうなので、パッケージ記載の4品以外のレシピもwebサイトで追加紹介してくれると嬉しいな〜!と思いました。
電子レンジ調理自体は最近では珍しいものではなく、耐熱ボウルやシリコン調理バッグなどが広く販売されていますが、洗いものを増やしたくない時って絶対にありますよね。
そんな時は、この使い捨てタイプのスチーム調理バッグが活躍すると思います!
「忙しくなるとわかっている日の朝に食材を入れて冷蔵庫に保管。帰宅したらレンチンして仕上げる」
「自分が留守にする日に下ごしらえしておき、家族にレンチンして食べてもらう」
のような使い方もできるかなと思いました。
この手軽さを確かめてみたい方は、「スリコ スチーム調理バッグ」等で検索して、ぜひお試しくださいね!
料理ライター、モノライター、編集者。料理関連の会社に勤めるかたわら趣味で立ち上げたお弁当ブログがきっかけとなり、ライターとしてのキャリアをスタート。料理コラムの執筆やレシピ提案、料理写真撮影などで活動中。キッチングッズマニアで、ネットでグッズ情報を探すのが大好き。ITエンジニアの夫、小学生の娘、キジトラ猫と暮らしています。
・クックパッドニュースでレシピ記事を1000本以上執筆。
・株式会社 朝日デジタルラボの運営する情報サイト「moovoo」でレビュー記事執筆。
・その他、会員制サイトの料理コラムなどを担当。