Notionは、ドキュメントの共有・個人のタスク管理・チーム全体のスケジュール確認などができるビジネスツールです。多機能であることで知られていますが、人によっては使いにくいという意見もあります。
本記事では、Notionの機能について説明しつつ、使いにくいと言われる理由を解説します。Notionの導入を検討している人は、ぜひ本記事を確認しておきましょう。
Notionよりも使いやすい情報共有・社内wikiツール「NotePM」
目次
Notionとは
Notionは、ドキュメント作成・タスク管理・カレンダー機能など、ビジネスを効率良く進めるための機能を多数搭載したツールです。導入実績が多く、有名企業も利用しています。
Notionは無料で利用できますが、有料プランに加入することで、より多くの機能を使用可能です。また、Notion AIのサブスクリプションを購入すると、Notionに搭載されているAI機能を無制限で利用できます。
Notionの料金(月額)
- 無料(フリー)
- 1,650円/1ユーザー(プラス)
- 2,500円/1ユーザー(ビジネス)
- 要お問い合わせ(エンタープライズ)
※1ユーザー当たり1,650円でNotion AIを利用可能
Notionよりも使いやすい情報共有・社内wikiツール「NotePM」
Notionの代表的な機能5選
ここからは、Notionに搭載されている機能の中から、以下の5つを取り上げて詳細を解説します。
- ドキュメントの作成・共有
- チーム全体や個人のタスク管理
- カレンダーによるスケジュールの把握
- オリジナルのWebサイト制作
- AI機能の活用
Notionの代表的な機能を知ることで、具体的にどういったことができるかをイメージしやすくなります。Notionに興味がある人はぜひ確認しておきましょう。
ドキュメントの作成・共有
Notion内で新規のドキュメントを作成し、保管できます。社内ナレッジの蓄積・議事録の保管・企業理念の共有など、さまざまな使い方が可能です。
ドキュメント内には画像や動画の埋め込みが可能で、視覚的にわかりやすいドキュメントを作成できます。
ドキュメントは複数人での同時編集もできるため、手分けして素早く作成したいときも便利です。
チーム全体や個人のタスク管理
Notionのタスク一覧画面では、チームが抱えているタスクを一目で確認できます。それぞれのタスクの担当者と、タスクの進行具合(作業中・完了など)をチェックできるため、チームの管理者にとって便利な機能です。
また、一人ひとりが個人のToDoリストを作成できるため、自分が持っているタスクの確認もできます。NotionではToDoリストのテンプレートが多数用意されており、自分にとって使いやすいレイアウトでタスクを整理できます。
カレンダーによるスケジュールの把握
Notionにはカレンダー機能があり、チームメンバーの予定をすべて書き込めます。他の人の予定を確認し、空いている日時を調べる際に便利です。
自分から他の人に空いている日時を送り、スケジュールを登録してもらう使い方もできます。
時差が異なる国については、各国のタイムゾーンが可視化されるため、海外拠点とのスケジュール調整も容易です。
オリジナルのWebサイト制作
Notionでは、3万以上あるテンプレートを用いたWebサイト制作ができます。好きなテンプレートを選び、ドラッグ&ドロップで文章や画像を配置することで、Webサイトが制作可能です。コンテンツをすべて配置した後は「公開」ボタンをクリックするだけで、Webサイトが公開されます。
コーディングの知識を一切使わずにオリジナルのWebサイトを制作できるため、自社のサービスをWebサイトでアピールしたい人には注目の機能です。
有料プランに加入すると、ライトモード・ダークモードの設定やGoogleアナリティクスの設定など、より高度なカスタマイズができます。
AI機能の活用
Notion内に搭載されているNotion AIを利用することで、AIがさまざまな作業をサポートしてくれます。具体的には下記のような使い方が可能です。
- Notionに保存されているドキュメントを検索してもらう
- ドキュメントに記載する文章を書いてもらう
- チャットで自分が知らないことを聞いたり、アイデアを出してもらったりできる
Notion AIのサブスクリプションを購入すると、チーム全体のAI機能の利用回数が無制限になります。業務を徹底的に効率化したい人は、Notion AIの利用も検討しましょう。
Notionが使いにくいと言われる理由
Notionは豊富な機能を備えたビジネスツールですが、中には使いにくいという声も挙がっています。使いにくいと言われる主な理由は以下の通りです。
- 作成済みのドキュメントを探しづらい
- 一部の画面がスマホで見にくい
- 機能が多過ぎて使いこなせない
使いにくいと言われる理由を知ることで、Notionのデメリットがわかります。Notionを導入するかどうかの判断材料にできるため、ぜひ確認しておきましょう。
作成済みのドキュメントを探しづらい
Notionには検索機能が弱いという弱点があります。ドキュメントのキーワード検索は可能ですが、AND・OR条件を使った複合検索や正規表現の検索ができず、キーワードに一つの単語しか指定できません。
一つの単語だけで検索すると、該当するドキュメントが複数表示される可能性が高く、欲しい情報にたどり着くまで時間がかかりやすいです。ドキュメントが少ない場合は大きな問題になりませんが、ドキュメントが散乱している場合は欲しい情報を探すのが大変です。
一部の画面がスマホで見にくい
Notionの一部の画面は、パソコンとスマホで視認性が大きく異なる場合があります。
代表例がタスク管理画面で、スマホでは横に長い表が画面に収まっておらず、スクロールして全体を確認する必要があります。複数のタスクの進捗状況を確認する際に、時間がかかってしまいやすいです。
また、スマホのカレンダー画面は2日分の予定しか映りません。1週間分のスケジュールを確認するには、横にスクロールする必要があります。同じ時間帯に複数人のスケジュールが被っている場合、重なって表示されるため、すべての予定を一目で確認できない点も使いにくいポイントです。
Notionを導入する場合は、一部の画面がスマホで見にくい点を頭に入れる必要があります。
機能が多過ぎて使いこなせない
Notionは幅広い機能を備えている点が大きな特徴ですが、ITツールに不慣れな人は、機能が多過ぎて使いこなせないと感じる可能性があります。ITツールを使う習慣がない現場にNotionを導入しても、敬遠されて誰も使わないという結果になるおそれもあります。
ITツールに慣れていない従業員が多い場合「ドキュメント作成だけ」「タスク管理だけ」という風に、Notionの一部の機能に限定して使ってもらうのがおすすめです。使う機能を限定することでNotionを利用するハードルが下がり、現場に浸透させやすくなります。
Notionよりも使いやすい情報共有・社内wikiツール「NotePM」
Notionが使いにくい人におすすめのツール「NotePM」
Notionが使いにくいと感じる人に試してほしいのがNotePMです。NotePMは社内のナレッジ共有に特化したツールで、各種マニュアルを作成して保管できます。NotePM内のマニュアルは必要なときに簡単に検索できるため、社内の生産性の向上が可能です。
一度作成したマニュアルは簡単に更新でき、更新履歴はNotePM内で記録されます。マニュアルを探す際に、どれが最新なのか迷う心配もありません。
>関連記事:マニュアル作成ツール比較20選【2025年最新】
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Notionよりも使いやすい情報共有・社内wikiツール「NotePM」
NotePMが便利な理由5選
ここからは、NotePMが便利な理由として、以下の5つを紹介します。
- テキストエディタが高機能
- 目的のドキュメントを見つけやすい
- スマホでも操作・閲覧しやすい
- ドキュメントを通じてコミュニケーションを取りやすい
- 各種チャットツールと連携できる
便利な理由を知ることで、NotePMにどういったメリットがあるのかがわかります。Notion以外のビジネスツールを探している人は、ぜひNotePMの詳細を確認してみましょう。
テキストエディタが高機能
NotePMのテキストエディタは、シンプルなUIでありながら、さまざまな機能を備えています。見出しの設定・文字装飾・ファイルの挿入などが可能で、対応するボタンをクリックするだけで簡単に実行できます。
画像や動画の挿入もできるため、視覚的にわかりやすいドキュメントを作成可能です。画像はNotePM内で文字や図形などを挿入したうえで、ドキュメントで使用できます。別のツールを開いて画像編集する手間がない点も嬉しいポイントです。
目的のドキュメントを見つけやすい
NotePMは、検索キーワードが本文に含まれているドキュメントをすべて表示する「全文検索」を搭載しています。検索結果画面ではキーワードがハイライト表示され、目的の情報が書かれているドキュメントをすぐに見つけられます。複数のキーワードで絞り込むことも可能です。
キーワード検索だけでなく、フォルダ・タグ・作成者名などでもドキュメントを絞り込めます。さらに「キーワードとタグ」のように、異なる検索条件を掛け合わせたAND検索にも対応しており、検索機能が充実しています。
スマホでも操作・閲覧しやすい
NotePMはPC・スマートフォン・タブレットなど、マルチデバイスに対応しています。どのデバイスにおいてもドキュメントの内容を見やすく表示してくれるため、外出先からでも欲しい情報を快適に確認できます。
スマートフォン用の画面ではボタンが大きめに表示されるため押しやすく、ストレスなく操作できる点も魅力的です。
ドキュメントを通じてコミュニケーションを取りやすい
NotePMでは、作成されたドキュメントに対してコメントを投稿できます。ドキュメントの内容について質問でき、認識のずれを防げます。内容に関するフィードバックや修正依頼も可能です。
リアクション機能も付いているため、ドキュメント作成について感謝の気持ちを示せる点もポイントです。
コメント機能とリアクション機能をフルに活用すると、NotePMを通じて社内コミュニケーションを活性化できます。
各種チャットツールと連携できる
NotePMは、Slack・Chatwork・Microsoft Teamsなど、さまざまなチャットツールと連携できます。チャットツールと連携することで、NotePMのドキュメントの更新情報が通知されます。
普段使い慣れているツールで更新情報を受け取れるようにすると、社内情報の更新を見逃す心配がありません。以前からチャットツールを使用している場合は、NotePMとの連携を検討するのもおすすめです。
Notionよりも使いやすい情報共有・社内wikiツール「NotePM」
NotePMの導入事例
NotePMは、実際にさまざまな企業で導入されているツールです。NotePMの導入事例を知ることで、現場がどのように良くなるのかを具体的にイメージしやすくなります。
ここからは、NotePMの導入事例として、以下の3つを紹介します。
- 住信SBIネット銀行株式会社
- 株式会社八天堂
- 株式会社Rocal
NotePMの導入を検討している人は、導入事例も確認し、実際に現場がどのように変わったのかを確認してみましょう。
住信SBIネット銀行株式会社
住信SBIネット銀行株式会社は、デジタルバンクに関する事業を展開している会社です。以前から、複数の情報共有ツールを使っていたことで、社内ナレッジが分散している問題がありました。また、社員の異動や退職により、ナレッジが蓄積されにくい点も課題でした。
社内wikiツールとしてNotePMを導入したところ、簡単にドキュメントを作成できるNotePMの良さが活き、社内ナレッジやFAQのページが次々に更新されました。ナレッジが1箇所に集約したうえに、作成済みのドキュメントを検索しやすくなったことで、さまざまなナレッジを簡単に確認できる環境が整いました。
>関連記事:【導入事例】最高のデジタルバンクになるために。組織変革を支える社内wikiツール – 住信SBIネット銀行株式会社
株式会社八天堂
株式会社八天堂は、スイーツパンを中心に食品の製造・販売を行っている会社です。正社員と非正規社員との間で、業務の情報格差が広がっている点が課題でした。
情報格差の問題を解消するため、NotePMを導入し、雇用形態や所属ごとにドキュメントを作成しました。その結果、必要な情報をすぐ検索できる環境が整い、非正規社員も情報を手に入れやすくなりました。
また、社内の月間MVPをNotePM上で募るようになり、雇用形態に関係なくお互いを褒め合う風土が生まれた点も大きな効果です。
>関連記事:【導入事例】雇用形態の多様化で生じた情報格差を解消。情報共有ツール「NotePM」の活用でスタッフのモチベーションを向上 – 株式会社八天堂
株式会社Rocal
株式会社Rocalは、全国の企業に対してWebマーケティングの支援を行う会社です。以前は従業員の日報をSlackで提出してもらっていましたが、チャットが流れてしまうため、提出状況の把握が難しい点が課題でした。
そこで、提出状況を把握しやすくするために、NotePMで日報を提出してもらうことにしました。NotePMをSlackと連携し、日報が提出された際に通知が届くようにしたことで、提出状況を把握しやすくなりました。
また、NotePMの高機能なテキストエディタによって、議事録の作成・管理が容易になった点も導入効果の一つです。
>関連記事:【導入事例】Slackとの連携で日報の提出状況を簡単に把握!リモートワークならではの業務効率化に成功 – 株式会社Rocal
Notionよりも使いやすい情報共有・社内wikiツール「NotePM」
Notionが使いにくい場合は他のツールを検討しよう
Notionは、ドキュメント作成やタスク管理など、ビジネスを円滑に進めるためのさまざまな機能が搭載されています。しかし、ドキュメントの検索がしづらかったり、スマホで画面が見にくかったりする欠点があります。
Notionが使いづらいと思ったら、ナレッジ共有ツールのNotePMを検討するのも一つの手です。「NotePM」はドキュメントを簡単に作成できるほか「作成したドキュメントの検索が容易」「スマホでも操作しやすい」という特徴もあります。
NotePMが気になる人は、ぜひ無料トライアルで使用感を試してみましょう。