大学 留学

欧州・北米の大学、有名な大学、有名な都市にある大学への希望者が多いのは国公立か私立かを問わない、ということは知っておきましょう。 留学制度が充実している、提携大学のレベルが高いのは、私立でも歴史が古く、優秀な学生が集まる大学です。そして、はっきりいって大学生がそれで大学を選んでもいい留学制度は１年、せめて半期以上で、単位認定を受けられる留学だけです。 「費用が高くても留学プログラムが沢山ある私立大学へ行った方がいいんですかね...」 こればかりは他人が口を出せることではないですね。「実家がどれだけあなたの大学生活だけのためにお金を出せるのか」ということですから。 留学費用については制度がいろいろあり、例えば日本の大学の学費を払う代わりに留学先の学費は免除、というものもあります。しかし、生活費については大学側は基本的になにもしてくれません。（優秀な学生には奨学金をくれるところはありますが）私はオーストラリアに住んでいて、英国や欧州へもよく行きますが、その物価の高さは驚くほどです。ただでさえ、自宅を出て東京や関西の私大で四年間、学費と生活費に加えて留学中の日本の倍ほどもする生活費を出せるかどうか、ですね。 この点はご自分ではどうにもできませんから、いろいろ費用について調べた上で保護者の方とじっくり相談する必要があるでしょう。