リバーサルのプリントについて

　あなたが住んでいる町には、“堀内カラー”“クリエイト”“プロカラー”のプロラボはありませんか？全国の主な都市圏なら必ず支社・支店があります。一度電話帳で調べてみては……この3社のプロラボはばっちり綺麗な仕上がりにしてくれます。ちょっと高いけど、品質は保証します。あなたが要望する色調でも焼いてくれますよ。

１．リバーサルフィリムは、焼き方（技術）で相当差が出ます。 私も絶えずより上手な店・技術者を探している状態です。 2.注文の仕方にも出来上がりに差が出ます。要望を聞いてくれる取次店を探すことも必要です。 ご質問の例ですが、日傘の模様が出るように注文して試されたら如何でしょうか。 3.（再現能力に付いて）撮影したフィルムの再現性ですが、ライトボックスやプロジェクタと白い紙の 明るさに差がありますので、紙にプリントするときは再現できないところもあります。 フィルムに写った画像が、被写体の明るさで8000ルックスから50ルックスまでライトボックスで見えたとしても、 紙の場合は、125ルックス以下は再現できないようです。

ダイレクトプリントは、確かに、階調が出にくいのは確かです。最終作品がプリントでしたら、ネガおよび同時プリントにして、プリントに指示を書き込んで、焼き増しした方が良いと思います。しかし、透明感は、リバーサルをライトボックスで見たときには、及びません。 しかし、諦めるのは、まだ早いと思います。もう少し試してみましょう。 皆さんの言われるようにプロラボが、一番良いのですが、見つからないときは、もし、近くに小さくても良いのですが、昔からのカメラ屋さんで、店主がカメラに詳しく、カメラ好きが集まっているような店が、ありませんか。その店に話をすれば、プロラボに出してくれますし、店主が面子にかけて、ちゃんと処理するように品質管理してくれます。 ミニラボでリバーサルが焼けたとは、驚きです。ミニラボは、その店内にミニラボの機械があり、そこの店員が自動で現像・プリントをしてくれるのでネガしかできないと思っていました。考えてみれば、プリントは、電子的に反転処理をすれば、良いので可能ですね。しかし、現像は、現像液が違う、反転現像で、露光も必要で、できないと思います。それとも、新製品ができたのでしょうか。 現像は、外注にして、プリントだけ、ミニラボで電子的反転プリントでしょうか。これだとミニラボのモニターで店員が調子を出すのは、困難でしょう。 多分外注でしょう。店員が、写真の知識がありませんから、出来上がりを評価したり、外注に指示したりはできずに、納期とコストだけ管理しているのでしょう。

スーパーのミニラボでリバーサル フィルムの処理ができるようになったのですね。 すこしびっくりです。 やはり一度ちゃんとした、写真館で焼いてもらうと いいと思います。 ミニラボで、リバーサル・・・。 デジタル処理？？

町の写真屋さんではなくプロラボに行ってみては？ ミニラボではなくプロラボに行ってみてはどうですか？ どちらにお住まいなのか解りませんが探せばきっとあるはずです。 キャビネ版位の大きさで1000円～2000円程度（使うペーパーによる）しますがミニラボとは全然違う物が出来上がるはずです。 注意することは、受付でどういった感じの仕上がりが欲しいかをハッキリと伝えること。 例えば僕ならそのNGプリントも持っていき傘の模様がこのプリントのように飛ばない事、かといって全体が暗くなってもダメ。全体の明るさはノーマルで傘の部分だけ少し落として（模様を出して）欲しい。などなど 相手はプロラボです、そう！プロなのです。写真の一部分だけを明るくしたり暗くしたりも出来ます。もし、出来上がりが自分の指示した物と違ければやり直しをしてもらっても良いと思います。 ちょっと値段が高いので本当に気に入ったものはプロラボで、とりあえずプリントしたいものはミニラボに出す、という使い方も良いと思いますよ。

　ちゃんとした写真屋さんに出されてみてはいかがでしょう？ちょっと値段は張りますが手で焼いてくれるので補正もかけてもらえるはずです。