Windowsのウインドウには右上に「最小化」「最大化」「閉じる」の三つのマークが、「0」「1」「σ」という文字に変わっていたり、「スタート」メニューから右の方へ展開するときに使う右向きの三角矢印が「8」になったり、この他、あちこちのマークが変な形になってしまった場合、フォントキャッシュのクリアをすると、解決する場合がある。
ウインドウ枠のマークの元データはフォントなので、このマークが変わってしまうというのは、一種の「文字化け」であると思われる。殆どの場合、原因はWindowsのフォント用キャッシュ・ファイルが壊れてしまった事が考えられる。このファイルは「ttfcache」という名前で,C:\WindowsあるいはC:\Windows\SYSTEMに保存されている。このファイルを削除(フォントキャッシュのクリア)すると、Windowsは次回の起動時に再び正常なファイルを作成し直す。
ttfcacheはシステム・ファイルなので、パソコンの設定によっては、隠されて見えないかもしれない。その場合、マイコンピュータを開き、Cドライブを右クリックし、出てきたメニューから[検索]を選ぶ。ファイルの検索ダイアログが登場するので[名前]の欄に「ttfcache」と入力して[検索開始]ボタンを押すと、ttfcacheファイルが検出されるので、これをクリックして削除。その後、Windowsを再起動すれば、ウインドウ枠は元に戻るはず。もし、ttfcacheを削除する時に「使用中のため削除できない」というメッセージが表示されたら、一旦Windowsを終了させる。その時に[MS-DOSモードで再起動する]を選ぶと、次のようなコマンド・プロンプトが現れる。
C:\WINDOWS>_
ここで、「del ttfcache」と入力し、Enterキーを押せば削除できる。Ctrl+Alt+Deleteキーで再起動すると、ウインドウ枠は元に戻るはずです。お試し下さい。
お礼
ありがとうございました。詳しく説明しして頂きすぐに修復することができました。