なるほど。
Office2003では表示されるが、拡張子chmが関連付けられているアプリ hh.exe では表示されないということですね。
そのことをもう少し確認してみましょう。
Program Files\Microsoft Office\OFFICE11\1041 にある
XLMAIN11.CHM は、LANケーブルを抜いてオフラインのヘルプが参照される状態にしたOffice2003のヘルプからツールバーにある「質問してください」に「リスト機能」とって列挙される項目の中の「リストについて」を選ぶと表示されるページを含んでいます。これをAとします。
インターネットに接続された状態では、もしPC内のXLMAIN11.CHMが壊れていても正常に表示されてしまいますのでご注意下さい。
このようにして表示されない場合はPC内のXLMAIN11.CHMが壊れている可能性もありますが、chm全てが同じ現象なら、hh.exeやそれにまつわるocxの問題、アクティブXにまつわるセキュリティ設定の問題など、いろいろ可能性が浮かんできます。
一方、XLMAIN11.CHM をダブルクリックなどで直接開くと hh.exe(HTML Help Control Version 4.74.9273)が起動し、目次の「スタートアップと設定」の下の「Microsoft Office Excel 2003の新しい機能」で表示されるページの「リスト機能」という項目をクリックしたときに表示されるページが、前出のAになります。
ここで、そもそもhh.exeのフレーム自体が起動しない場合は、フォルダオプションの拡張子に対する関連付けがおかしくなっている可能性があります。
hh.exeのフレーム(タイトルに「Microsoft Office 2003のヘルプ」)が表示され、目次に項目ツリーが表示され、右のエリアに初期選択されている項目のページが表示されていれば正解ですが、これらのどれが表示されていて、どれが表示されていないかによっては、hh.exeが壊れているのかもしれません。
私のThinkPad T43(Windows Xp Pro SP2, Windouws Updateは最新) で実験してみましたが、WINDOWS下にある hh.exe は hh.exe_のようにリネームしても、しばらくするとどこからか hh.exeが修復コピーされるようです。私のPC内にあるhh.exe は 2005/5/27 8:22:01 サイズは10752バイトです。修復されたhh.exeがある状態で XLMAIN11.CHM を直接開くとどうなるでしょう。
現時点では何の修復と決め付けられないのが残念ですが、HTMLヘルプ表示のためのコンポーネントが壊れているのなら、IE、Officeなどの再インストールで機能が復活する可能性はあります。
補足
ソフトのコンパイル済み HTMLヘルプファイルを直接開いたのですが、やはり同じ現象です。office2003のヘルプはちゃんと開くことが出来ます。HTMLヘルプ自体がおかしいのでしょうか?