Excelのウィンドウ内に複数のBookウィンドウが開いているのがMDI。
Word2000以上のようにドキュメントごとに独立したウィンドウを持つのがSEIです。
Wordも98以前はExcelと同じようにMDIだったのですが、現在でもその名残があります。
新規のWordを起動するとWordアプリケーションをコントロールするためのボタンが一番左上にあり、ドキュメントを閉じるボタンがその下にあります。
この状態でもう1つの新規文書を作成するとボタンの様子が変化しますよね。
なぜExcelはWordといっしょにSDIにならなかったのか、ボクの予想ですが、
Wordで作成する文書の場合は1つ1つにあまり関連性がないので、複数の文書を立ち上げている場合は全く別のファイルとして扱いたい。
ということは複数のメモ帳を起動したときのように扱いたい、と。
対してExcelで複数のブックを開く場合は関連するブックを開くことが多い。
だからSDIにする必要もなかった、と。
しかしWordもExcelも2000からはファイル単位でタスクバーに表示されるので、いちいち[ウィンドウ]-[希望のファイル]を選択してファイルを切り替えなくても構わなくなりましたね。
ボクはこれで満足してますけどね。
1度これを味わってしまうとOffice97には戻れない(^_^;;
お礼
有難う存じます、読みやすくまとめて下さり、大変お勉強になりました。