新幹線『乗車券』の途中下車について

切符の有効期間内であれば、三島駅で途中下車が可能ですから、赤羽から名古屋までの通しの乗車券を購入して三島駅で一旦降りることができます。 東京駅から名古屋駅までの距離は101km以上ありますし、途中下車が禁止されるエリア内での利用でもありませんので、途中下車が可能です。 また、乗車券が新幹線経由あるいは在来線経由であっても、券面表示にかかわらず新幹線（東海道新幹線）と在来線（東海道線）のどちらを利用してもかまいません。新幹線経由の場合であっても在来線の新幹線停車駅以外で途中下車することも可能です。 このため、ご質問の名古屋までの乗車券での三島駅での途中下車は、購入した乗車券が新幹線経由あるいは在来線経由にかかわらず、在来線で三島へ行って途中下車し、新幹線で名古屋に行くことができます。 当然、三島まで在来線で三島から新幹線と言った経由の乗車券も購入できますが、この場合でも新幹線か在来線はきっぷの経由にかかわらず自由に選べます。どの経由でも値段は同じです。 すなわち、新幹線経由の乗車券はありますが、乗車券としては特別な物ではなく、単に経由を新幹線にするか在来線にするかと言うことです。新幹線を利用するために特別な新幹線乗車券があるわけではありません。 なお、東京駅と名古屋駅の間は366kmありますので、赤羽駅から名古屋駅までの乗車券は東京都区内～名古屋市内の乗車券となります。 このようになるのは「特定の都区市内駅を発着する場合の特例」という規則によるもので、運賃計算は東京駅～名古屋駅で計算し、都区内にある各駅と名古屋市内にある各駅の間の乗車券は全てこうなります。 この場合、都区内のどの駅で乗って、名古屋市内のどの駅で降りてもかまいませんし、逆方向なら名古屋市内のどの駅で乗って、都区内のどの駅で降りてもかまいません。 ただし、都区内各駅と名古屋市内各駅では途中下車ができませんので、降りた駅でおしまいとなります。ただし、赤羽から乗車して都区内の駅で降りる場合、残りが使えなくなるのは不合理ですので、その場合は赤羽駅から都区内の下車駅までの運賃を別途精算すれば、再度都区内の駅からその切符を利用することができます。ただし、この場合、乗車券の払い戻しや変更については使用開始後のものとして扱われます。 名古屋市内から乗車して名古屋市内の駅で降りる時も同様です。 ※にある東京駅で一旦降りるのは、この都区内の途中下車になりますので、赤羽駅から東京駅までの運賃を別に支払う必要があります。 途中下車については、この点にご注意ください。 ご質問の三島駅については、この件は全く関係しませんので、何の心配もなく途中下車できます。 以下のサイトも参考にするといいでしょう。 http://www.jreast.co.jp/kippu/index.html 「乗車券の有効期間」「途中下車」「運賃計算の特例」内の「特定の都区市内駅を発着する場合の特例」など