のぞみ指定席回数券で・・・

　まだ新幹線の指定席回数券の使用には慣れて居られないようですが、指定席回数券を使う場合には乗車したい列車を指定し、駅の緑の窓口で列車や席を決めてもらう必要があります。回数券のままですと自由席には期限内ならいつでも乗れますが、指定席には乗れません。 駅の窓口に回数券を出し、希望を伝えると列車名と駅発車時刻と席が記載された別の乗車券・特急券を発行してくれます。これがあなたの指定席です。空席の状況により必ずしも希望通りと限らない場合がありますので、早めに住道駅等の窓口に行けばいいと思えます。 　新たに発行してくれる指定券もたぶん乗車券と新幹線指定特急券が１枚になったもので、新大阪(市内)→品川・東京(都区内)となっている筈です。乗車券は大阪市内からなので、住道→放出までの分を別に購入する必要があります。 品川で降車し在来線の連絡口の改札機に新幹線切符を通すと出場印を押されますが乗車券は都区内の駅まで有効ですから、忘れず切符をとり、２番線の山手線外回り電車で新宿まで行くといいでしょう。 　新幹線特急券は途中出場(新幹線の改札口を出ること)するとそれ以降は新幹線に再乗車できませんが乗車券の部分はまだ使えます。乗車券は途中下車すると券ごと回収され、以降の分は放棄することになります。

すみのどうは大阪市内の駅ではありませんので、大阪市内の放出までの乗車券170円が別途必要です。放出で下車する必要はありません。 新大阪までの290円ではありません。 あとは、その新大阪(市内)―東京(都区内)の新幹線回数券で新宿まで乗車可能です。 なお、金券ショップの券を用いない場合、 住道―東京都区内の運賃8720円＋新幹線自由性特急券4730円が必要です。指定席の場合、ひかり利用で+310～710円(客の多い時期少ない時期により変動)、のぞみ利用で+610円～1010円です。 おそらく金券ショップの券と併用した方が安かろうと思いますが。

「新大阪（大阪市内）-東京（都区内）」の回数券である点はほかのお二方の通りです。 ただ、この券では品川での「途中下車」はできません。 途中下車とは、きっぷに書かれた終着駅ではない、途中の駅で降りることではありません。途中の駅で一旦下車(して、その後同じきっぷで残った区間を再乗車)することです。 回数券には途中下車の取り扱いはありませんので品川駅で途中下車をすることはできません。 ただし、これは途中の駅で下車することを禁止する規程ではありません。途中の駅で下車した場合は、残った区間は無効となり切符は回収されます。なお、下車とは改札口を出ることを言います。 このきっぷは東京都区内行きですから品川で新幹線を降りて東京都区内の駅まで在来線に乗り換えてもかまいません(駅の外へ出ていないから下車に当たらない)。それが東京都区内までという意味です。大阪市内というのも同様で、大阪市内の駅から在来線を利用して新大阪まで行くことができます。 ところで、最初にJRに乗る駅は何駅なのでしょう。 場合に寄れば金券ショップで売られている回数券ばら売りではなく、正規の運賃料金を支払った方が安くつくことがあります。 新幹線と在来線はどちらもJRなので運賃計算を通算して行うためです。

品川と東京は同じ扱いです。 乗車券は東京２３区内まで有効なので、東京で下りても品川で下りても問題はありません。 その回数券で、品川から乗車しても問題はありません。