質問の際にはWordやWindowsが、どのバージョンのものかを書かれたほうが良いですね。
それぞれの回答でWord 97, 2002, 2003などが出てきて、回答をほしい内容が分かりずらくなって、かえって混乱してしまう可能性もあるので。
描画キャンバスは Word 2002以降に追加となった機能です。
目的によっては便利な機能ですが、通常はうっとうしいと敬遠されることが多いようです。使うか使わないかはオプションの設定で指定ができます。
Word 2003までの場合は、ツール→オプション→全般タブ画面の中にあります。
Word 2007では、Officeボタン→Wordのオプション→詳細設定の「編集オプション」にあります。
描画キャンバスの大きさは、マウスで自由に変更ができます。
描画キャンバスの外枠のコーナー部分や辺の中間あたりにハンドルと呼ばれるマークがありますので、そこにマウスカーソルを持っていくとカーソルの形がLやTに変化します。
そこでマウスの左ボタンを押したまま移動すると枠の大きさが変わるはずです。
グリッドの設定などによって位置合わせが細かく移動しな場合は、[Alt]キーを押しながら操作します。
今回の場合は、上記操作によって、描画キャンバスを表示しないように設定をしたほうが良さそうですね。
Word 2002/2003で、効率的にテキストボックスを挿入する方法について
同じスタイルの場合は最初に1つだけ、どこかにテキストボックスを挿入します。
挿入したテキストボックスを右クリックし、「テキストボックスの書式設定」で、以下の設定を行います。
「色と線」タブで、塗りつぶしの色や枠の線を設定します。
「レイアウト」タブで、テキストボックス周囲の文字列の回り込みをどうするかによって、配置方法や折り返しの種類を設定します。
必要なら、「テキストボックス」タブで、テキストボックス内の改行幅や枠と文字列との間隔を設定して、書式設定画面を閉じます。
[Ctrl]キーを押したまま、このテキストボックスを指定して移動(ドラッグ)すると、コピーが作成されるます。
それぞれの位置に必要な数をコピー、配置しながら、大きさだけ調整していきます。
この操作で、毎回挿入から作成するよりは、格段に早く作業できると思いますが、いかがでしょうか。
なお参考までですが、Word 2002/2003と2007の描画キャンバス機能には、以下のような違いがあります。
2002/2003の場合は、オートシェイプ、テキストボックス挿入時に表示されます。
テキストボックスや図などのグループ化は、描画キャンバスとは関係なく行く事ができます。
2007ではオートシェイプの場合に表示され、テキストボックス挿入時は出ません。
グループ化は、描画キャンバス内だけでしか行うことはできません。
行った後で、キャンバスの外へドラッグすることは可能です。