デッサンの考え方としては、対象物を輪郭線でとらえるのではなく、立体としてとらえます。
例えば、リンゴを描くとき、丸ではなく、球として考えてます。
人間を描くとすると、まず、頭は球で、胴体は直方体(円柱)、その二つを首という円柱がつなぎ、胴体の直方体に細長い円柱の腕と足が付いているというように、単純な形のパーツの集まりと考えます。
それらのパーツの関係がうまく把握できるようになったら、次の段階として、胴は腰から上の部分と腰の部分に別れている。腕はひじから上とひじから下の部分がありそれに手が付いている。足は太ももの部分と膝から下の部分がありそれに足が付いてる。頭には鼻、耳がついている。という具合に、大まかな捉え方から細部へと入っていきす。
建物なども、まず、箱があって、それに屋根、窓、ドアなどが付いている、木などは幹があって枝があってそれに葉が付いていると考えます。
こう書くと、当たり前のことのようですが、普通に絵を描いているときというのは、輪郭線を真似しようとして描いていることが多いと思います。
実際に描きながら説明すると、ああ、そうかと思っていただけると思いますが、文章で書くとよけい難しくなってしまいますね。
あまり、参考にはならなかったかもしれませんね。
本屋へ行くと、デッサンの本がいろいろあります。
美大入試用のデッサンの本だけでなく、初心者向けの本も出ていますので、ご自分のレベルにあったものを見つけて参考にしてみてはいかがでしょうか。