プリンタの修理屋です。
他の方も指摘されている通り、紙の耐熱性の問題があります。
ただ、もうひとつ問題があり、紙が帯電してくれるか。
紙であれ、フィルムであれ、普通は電気を通さないものです。
レーザープリンタは、レーザーで画像を作り、その後は静電気の力を使って(最終的に)紙の上にトナーを乗せて、加熱、定着します。
定着のときに溶けて定着器の中で絡まってしまって修理、ということは時々あります。
ユーザーが取り出せれば問題ないのですが、最悪の場合定着器を交換しなければならず、この機種の場合は6~7万円程度かかってしまうはずです。
少し調べて見ましたが、金紙、銀紙は紙の表面にアルミを蒸着させたものが多いようです。金は銀紙に黄色い染料を塗布したと考えられます。
大昔からあったものですし、コストもかけられていないでしょうから、表面のコーティングはないだろうと思います。
ですから、耐熱性に関しては、ほぼ問題が無いだろうと思います。
問題はアルミ。
当然、導電性があり、静電気が抜けてしまうことが考えられます。
紙にトナーが転写されない可能性があるということです。
また、可能性は低いと思いますけど、紙を経由して高電圧(≒静電気)が制御回路などに飛び込まないか。可能性は限りなく低いだろうとは思いますけど・・・・
これに関してはやってみるしかないでしょうね。
幸い、この機種の場合、紙の経路は長くなく、定着部で詰まっても取り出しはさほど難しくないはずです。
そうすると、紙のサイズですね。
大きさはユーザー設定で行うとして、紙送りがスムーズに行くかどうか。
いずれにしてもやってみるしかないです。
もしトラブルが起こったら、素直にサービスマンを呼んでください。
うかつなことをして傷口を広げることは少なくないので。
(何もせずに呼んでいれば20,000円程度のものが100,000円くらいということもありえます)
お礼
早々のご回答ありがとうございます!! 実際に印刷したという体験談が一番参考になります。 印刷したら剥がれてしまうのですか…。ほんとにカケになってしまいますね。 いろいろ無茶をしてサービスマンを困らせてばかりの私なので、これ以上彼の迷惑を掛けないように別の対策を考えます。 アルプスのMDプリンタは、昔から欲しくて次の型が出たら…と思っていましたが、生産中止になってとっても悲しいです。 今回印刷したいものも単色だったので、もし持っていたら有効に使えたと思います。 今後、MD印刷や蛍ピインク印刷などさまざまな機能を持ったプリンタが登場すると良いですね。 貴重な体験談をありがとうございました。