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プリントからのネガ
プリントからのネガ 1961年のある推理小説(日本)中のトリックとして、カラーフィルムのネガからモノクロプリントを作り、それをモノクロフィルムのカメラで撮影して、モノクロプリントを作るというのがあります。被写体は、深夜の屋外行事です。 そこで質問ですが、このように作ったネガ・プリントは、専門家が見て実写のネガ・プリントと区別は付くでしょうか。勿論、当時の銀塩写真の世界です。 なお、そのモノクロネガには、他の関係ない実写もはいっています。
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お礼
ありがとうございました。確かに重要なのはネガの方ですね。ただ、小説では、犯人は刑事にまずプリントを見せ、その後フィルムを提出していますので、プリントも話には出てきます。因みに、そのプリントについては、「SSのフィルムで撮ったらしく、なかなか鮮明に写っていた。」と作者は書いています。 「十万分の一の偶然」は1980-81年の作品です。ざっと読み直してみましたが、コダクローム云々は見あたりませんでした。見落としかもしれませんが。 なお、清張氏は、カメラが趣味で、「松本清張カメラ紀行」という本を出したほどです。
補足
今思ったのですが、フィルムの巻き戻し・空撮りなどやらなくても、すべてのプリントを別のフィルムで撮影しても良いのですね。