「段落」とはEnterから次のEnter記号までの1塊です。何行になっていても、
この単位が段落です。
タブは段落に設定される書式です。
そして、段落の中で、文字を指定の位置に揃えたり、文字間の間隔を空ける機能です。
1.左揃え はタブの右側にある段落を左側に揃えます。1段落のみに設定しても
効果が出ないので、複数段落に設定すると次のようになります。→はタブの編集記号を
表します。
→ あああ
→ ああああああ
→ ああああああああ
つまり、文字列の左揃えと同様になりますが、行の好きな位置で左揃えが
できるところが違います。
2.中央揃えタブ タブの右側にある段落を、その中で中央に揃えます。
→ あああ
→ ああああああ
→ ああああああああ
3.右揃え はタブの右側にある段落を右側に揃えます。 目次のページ数などに使います。
→ ・・・・・・・p.12
→ ・・・・・・・ p.536
→ ・・・・・・・ p.876
4.小数点揃え タブの右側にある「半角数字」の小数点の位置で揃えます。
半角数字に機能します。ここでは、多少すれているかもしれませんが。表のセル内でも有効です。
→ 2.68
→ 56.38
→ 4893.477
5.縦線タブは、そこに縦線が入るだけで、罫線を引いたのと同じようになります。
タブを入れた後、ダイアログの「タブ位置」の下の大きめのボックスに
表示されているタブの数字をクリックして、「リーダー」の中から
任意のリーダー線を選択し、下の「設定」ボタンをクリックし、「OK」すると、
タブがリーダー線に変わります。
用紙のルーラーにもタブが黒い鍵のような形のマークで表示されているので、これを
水平にドラッグする事でも、位置を移動できます。リーダー線も伴って伸縮します。
必ず設定対象の段落を選択してやって下さい。
★設定は、段落を選択して、ルーラーの白い部分をクリックしても、このマークが入り、
設定できます。何回もクリックしないで下さい。その数タブが入ってしまいます。
先にキーボードの「タブ」を入力しても、設定してから「タブ」を入力しても同じです。
★解除は、設定した段落全体をドラッグして、ルーラーのタブマークを
用紙上にドラッグ&ドロップすると解除できます。
ダイアログで解除したいタブの数字を選択して、「クリア」をクリックしても
解除できます。全部解除するときは、こちらの方で「すべてクリア」を選択
すれば、早いです。
段落の中に、複数のタブを入れれば、単語と単語の間が空きますし、各々
異なるタブの位置設定もできます。これは、透明な表に入力したのと同じ結果が
得られます。
やってみて、ご不明な点はまたお聞きください。
お礼
丁寧に詳しくご回答戴き有難うございました。 実際に操作して良く分かりました。 厚くお礼申しあげます。