ニッケル水素電池（デジカメ）の使い方について

ではちょっとひねくれた方向でニッケル水素電池の使い方を考えてみましょう。 現在ニッケル水素電池は単３型で高く見ても１本５００円で買えるでしょう。 さて一般ユーザーがどのくらいの頻度でデジタルカメラを使うかは一概に言えませんが、１週間に１回電池を充電するくらいの使い方ならばかなりのヘビーユーザーといえると思います。 ニッケル水素電池の寿命（充電回数）は、メーカーカタログ値で約５００回以上となっていますが、繰り返し充電しメモリー効果で寿命が半減したとしても２５０回は充電できる計算になります。 １週間に１回充電する使い方だと１年間で５２回充電、２５０回充電できるなら４．８年使える計算になります。 ニッケル水素電池が１本５００円ならば１年間のコストは約１０４円になりますね。 このくらいのコストならば、完全に充電池は消耗品と割り切ってしまい、高い放電機能の付いた充電器を買ったり、いちいち完全放電をしたりと言った事をするよりは、メモリー効果何のその、都合のいいように充電し好きなように使うというのも一つの考えではないかと思います。 私は以上のことからデジタルカメラとICレコーダでメモリー効果については気にしないでニッケル水素電池を使用しています。 １年以上使っていますが、実用上問題になる事は今のところ起きていないです。

参考になるか分かりませんが... SONYからニッケル水素電池のメモリー効果を防止する 機能を持った充電器が発売されています。 他の物より若干高めですが、付属する電池の容量も大きく、 アダプタープラグを付ければ海外でも使えるそうですからかなり便利だと思います。 あと電池では東芝のGigaEnergyが既に出ていますが、 松下からもデジカメ向けのニッケルマンガン乾電池が発売されています。 http://prodb.matsushita.co.jp/products/national/ZR/ZR6D4SE.html どちらの電池の方が持ちが良いのかはカメラによって違ってくると思いますが、 ASCIIのレビューだとGigaEnergyの方が少し良いみたいです。 http://review.ascii24.com/db/review/ce/digicam/2002/07/20/637281-000.html DiMAGE X20は実際に使ってみた訳ではないので何とも言えないのですが、 画素数重視でなければ良いカメラだと思います。

Pentaxのoptio330GSを持ってます。単三＊2本タイプです。 サンヨーの2100mA四本＆充電器セットと組み合わせていますが、optioが充電池に向かないのか、すぐにバッテリー 少表示が出、時には強制終了になります。電池自体は 充電もしっかりされており（テスターで確認）、optio側の 電池入れの接点を掃除したところ、解消されました。 　私としては、メモリー効果や自然放電よりも、 上記電圧の問題、そして充電のたびに出し入れするためデジカメ側電池入れの接点・蓋の損傷が気になります。 昔、充電式のウォークマンを使っていましたが、最初に駄目になったのが電池入れの蓋でした。

アルカリ乾電池でも最近は結構枚数が撮れる機種も増えてきてますね。 参考URLはパナソニックのLC-43（400万画素）ですが、液晶ONでも150枚撮れる様です。実際に使われた方の意見でもそんな感じの様です。 300万画素でよければLC-33も同仕様です。 以下御参照 http://panasonic.jp/dc/lc33/04.html LC-43は新発売ですので、価格が高め、一方、LC-33はかなり値段がこなれてきてますので、お薦めかも。

ニッケル水素電池使用のデジカメは、２個使用のものと４個使用のものでは、全然使用勝手が違ってきます。 メモリ効果が出ないような放電終止電圧は、２個使用のものでは1.8から2.2Ｖに、４個使用のものでは3.6から4.4Ｖに設定する必要があります。 一方デジカメを操作するマイコンや液晶やモーターなどの低電圧動作には限界があり、なるべく高い電圧の方が安定動作をさせやすいです。 ２個使用では、こんな低い電圧で動作させるのです。 あまり終止電圧を低く設定するとエラーになりますし、高く設定するとメモリ効果が出たり電池の容量が生かせなかったりします。 液晶を使うと大きな電流を必要として電圧が下がります。 このあたりの設計の考え方しだいで、機種により差が出ます。 ２個使用の場合には、できるだけ内部抵抗の小さな新開発の電池が良いでしょう。 一方４個使用のものは、上記のように放電終止電圧が高いですからデジカメを操作するマイコンや液晶やモーターなどの駆動する電圧が余裕がありますから、終止電圧の決め方が楽です。 メモリ効果が出ないような電圧でも十分に安定した動作にすることができます。 ニッケル水素電池２個使用は、２個使用なので充電も簡単で経済的ですから、多少神経を使うのは我慢でしょうか。 ちなみに、リチウムイオン充電池は公称電圧3.7Ｖですしメモリ効果もありませんから、気楽に使用できます。

#2です。 質問がニッケル水素電池だったので、先ほど触れなかったのですが、デジカメ専用に造られた長寿命電池があります。 東芝のギガエナジーという名前のもので充電池ではないのですが、デジカメの特性に合わせた放電特性をもっています。 発売時にモニターになり、それをもらって使いましたが普通のアルカリ電池や充電池より撮影枚数が多くなかなか良かったです。（あまり安売りしている所が見つからないのがネックです。） 参考URL Giga Energy http://www.tbcl.co.jp/

私はオリンパスＥ２０でニッケル水素電池を使っていました。 メモリ現象は撮影にはストレスになりますので 少し高価でしたが、充電前に完全放電できるタイプの充電器を使いました。 実際の効果はどうだったか分かりませんが なんとなくそれで安心できていました。 実際にも、予期しないサイクルでの電池切れはありませんでした。 使い方としては、そろそろ電池切れかな？と思う少し前に充電していました。 使い終わったニッケル水素電池も、充電して保存することはしませんでした。 ただしそれは、電池切れのサイクルなど ある程度カメラの様子が分かってきた段階でできることですが。 それから、もしかしたらＥ２０だけの現象かもしれませんが アルカリ電池では新品で１０～２０カットしか撮れませんでした。 誇張ではなく事実です。 ある雑誌で、アルカリ電池の電圧に問題があって デジカメの駆動に必要な電圧が急激に低下する、と書いてありました。 実際、デジカメで撮れなくなった電池でも ストロボやラジカセでは普通に使えました。 なので、アルカリ電池は緊急時以外は使用していませんでした。

ニッケル水素電池タイプのデジカメは正直使い辛いです。 自分はニ●ンCooL PIX3100を使っていますが、どうやらかなりの不具合が報告されているようです。（ニ●ンのサポート談） どう使い辛いかと言いますと、簡単に言えば充電が残っているにもかかわらず、「充電切れ」の症状になるのです。 充電完了しても10枚も撮らないうちに電源が落ちたりします。 もちろん、カメラのメーカーや電池の種類にもよるのだとは思いますが、自分の場合は最悪の相性のようです。メーカー側も非を認めているようで、検査、修理をしてくれるのですが、、、。 結論から言えばやめたほうが無難でしょう。