あくまでも、アドバイスとして西上原さんが提示しているのであり、
絶対にNormal.dotに登録してはいけないわけではないと思います。
その本にもたぶん記載されていると思いますが、一時的に保存して
一定後に別のテンプレートなどに移すことも問題ない方法なので、
マクロの数が少なければ問題ないと思います。
多くのマクロを登録しておくのは、個人的にもお勧めしません。
テンプレートも文書と同じで破損する可能性がありますし、とくに
汎用テンプレートであるNormal.dotに色々なものを登録するのは
影響が大きすぎるので、問題になることが多々あります。
テンプレートには、マクロだけでなく定型句やスタイルなども登録
することができるのですが、問題が起きた時にテンプレートが使用
不可になった場合に対応できない可能性があるためです。
アドインとして、登録マクロ専用のテンプレートを用意しておけば
定型句やスタイル、その他諸々の問題が発生しても、マクロ専用の
テンプレートには影響が及ばないので、対応しやすくなります。
それと、アドインごとに専用ツールバーを用意すれば、アドインを
有効にした時点で専用ツールバーが立ち上がるので便利です。
Normal.dotに専用ツールバーを登録する方法もありますが、利用
したい機能ごとにツールバーのチェックを入れたり、消したりする
手間が増えますし、ツールバーの管理も大変になることもあって、
できるだけアドインで利用するようにしています。
また、マクロに問題が起きた時でも、アドインを無効にするとかで
対応しやすいことも専用のものを用意することの利点だと思います。
私はNormal.dotにはできるだけ登録しないようにして、ファイル
に関わる影響も少なくなるようにしています。
マクロを使いたいときはアドインから利用して、マクロ実行後には
アドインをはずして、文書への影響を少なくしています。
簡単なマクロなら、テンプレートだけでなく文書にも保存できます
から、一時的なマクロを試すときは文書に書くようにしています。
補足
Normal.dotの世代管理バックアップを取っていれば、あまり心配ないような気もして、まだ迷っています。他のテンプレートに保存すると、マクロを書くときに、いちいちそのテンプレートを開く必要があるのがちょっと面倒な気がして…。マクロを書くときは、VB Editor、Word VBAに関する文書、そのマクロに関係する文書の三つを開きますし、さらにヘルプも開いたりして、たくさん開きますから、その上、また一つ開くものが増えるとややこしくなります。