ヤフオクで探すのが間違いで、Windowsのライセンス上
またMicrosoftとPCメーカーとのOEM契約のもと
付属のリカバリーディスクやインストールディスクを
単独で流通して、利用することは認められていません。
明文化されて利用できない場合もありますし
許可されていないから、使えないのが当たり前という場合もあります。
いずれにせよ、PCメーカーでもMicrosoftでも
付属ディスクや、HDD内蔵のリカバリーシステムを失った場合に
外部から入手するという方法を提示しませんし
某Q&Aサイトでは、SONYのサポート担当者が回答に出てきて
リカバリーディスクを失っていることが補足でわかったとたん
明後日の方向のアドバイスを残して消えていった例もあります。
つまりPCメーカーとしては、リカバリーディスクを失った顧客に対して
メーカーからのリカバリーディスク販売が終了している場合
そのPCを諦める以外の選択肢を提示できないのです。
なお、FMV-C8250はWindows7発売以前の2007年発売のPCで
もともとXPモデルとVistaモデルしかありません。
Windows7が入っていたのであれば、誰かがWindows7を別途購入して
アップグレードインストールないし、クリーンインストールを行なっているはずで
そのために必須であったディスクが存在しているはずです。
それを廃棄したり紛失したりしているのでなければ
Windows7が、不正に導入されていた可能性が高くなります。
たとえば、VL版を不当に、分譲して中古販売されるような場合がありますし
別のPCの付属品を、不当に流用するような場合もありえます。
そうなると、現状のWindows7環境を維持していくことも
その正当性が怪しくなってしまいますから
予算的に妥当であれば、リテール版のWindows7を買ってくることになります。
ところが、ほとんどの場合、こういった古いPCに対して
Windowsを買ってくることは、予算的に妥当ではありません。
より性能の高い、Windows7入りの中古PCが
同等の価格帯で買えてしまうからです。
また、Windows8.1,10は古すぎるPCでは正常に動かない恐れがあり
Windows7は、延長サポート終了まであと3年を切っていて
これから買うには、残り時間が少ないと感じる場合もあります。
ですから、パソコン自体の買い替えが推奨となる場合もあります。
壊れていないPCがもったいないからと
金銭的な負担を避けて、使い続けることを考える場合は
無料配布されているLinux系OSを使うという手もありますが
Windows用アプリが動くわけではありませんから
用途によっては、Linux系OSではどうにもならない場合もあります。
基本的には、Linux系OS用としても配布されている
Firefox,LibreOffice,GIMP,VLCメディアプレーヤーなどを使って
そういったソフトで対応できる用途に使うということになります。
FMV-C8250は、すべて64bit OS対応モデルですから
たとえば、軽量版のXubuntu16.04LTSの64bit版を導入すれば
Google Chromeを使うこともできますし
Vistaより短時間で起動し、軽快に動く見込みがあります。
ただ、7と比較した場合どうなるかは、やってみないとわかりません。