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2015/07/22 18:10

澄み渡る歌声、躍動感溢れるバンド・サウンド、DSD11.2MHzで収めたPredawnワンマンライヴ音源を独占配信!

Predawnが2014年より始めた自主企画〈Nectarian Night〉。2015年5月に行われた第2弾は、第1弾に引き続き、神谷洵平(Dr)(from赤い靴)とガリバー鈴木(Ba)を迎えたトリオ・アンサンブル編成。超満員(祝!)の観客を迎え、恵比寿LIQUIDROOMにて開催。OTOTOYでは、この公演を高音質フォーマット11.2MHz DSDで収録(※11.2MHz DSD / 24chで録音、PCM 32bit float/88.2kHzに変換しミックスを行い、DSD11.2MHzでマスターを制作)し、厳選した10曲をOTOTOYにて独占配信!! 11.2MHz DSDを再生するための特別なリスニング環境をお持ちでない方も聴けるPCMのハイレゾ音源(24bit/88.2kHz)もご用意。普段はアコースティック・ギターを中心とする清水がエレキ・ギターを用いた演奏や、3人の編成ならではのエモーショナルなバンド・サウンドで鳴らす珠玉の楽曲の数々。ライヴ・レポートとともにご賞味あれ!

デジタル・ブックレットには9枚のライヴ写真+おまけが収録されています
Predawn / Nectarian Night #02@LIQUIDROOM
【収録曲】
01. Skipping Ticks
02. Tunnel Light
03. Both Sides Now (cover)
04. Universal Mind
05. Suddenly
06. 虹色の風
07. Insomniac
08. Breakwaters
09. Free Ride
10. キャンバスシューズ

【購入特典】
デジタル・ブックレット(PDF)

>>作品クレジットはこちら

DSD11.2MHz音源のご購入はこちらから
(DSD11.2MHzのリスニング環境のある方はこちら)

Predawn / Nectarian Night #02@LIQUIDROOM
【配信形態】
DSD11.2MHz + mp3
※11.2MHz / 24chで録音、PCM 32bit float /88.2kHzに変換しミックスを行い、DSD11.2MHzでマスターを制作しています。

【価格】
1,500円(税込) (アルバムまとめ購入のみ)

※Windowsをご利用のお客様へ
本作品の11.2MHz版はファイル・サイズが大きいため、Windowsに標準搭載された解凍ツールでは正常に展開できない場合がございます。その場合、お手数ですが、Explzhという解凍ソフトをお試しください。
>>Explzhのダウンロードはこちら

DSD11.2MHzで本作品を聴く場合の再生方法

DSD11.2MHzの音源は、以下の対応USB DAC / 再生ソフトを組み合わせることで簡単に再生することができます。

簡単再生ガイド
1. OTOTOYから音源をダウンロード
2. お使いのPCもしくはiPhoneと11.2MHz対応のUSB DACを接続
3. 接続したUSB DACのドライバを再生ソフト上で選択
※再生ソフトごとに設定の方法が多少異なります。詳しくはそれぞれのソフトウェアの使用方法をご参照ください。
4. 再生ソフトから11.2MHzの音源を開く(>>再生ソフトについてはこちら)

USB DAC

DSD11.2MHzのネイティヴ再生に対応したUSB DACの新作が登場!!


一般ユーザーと批評家の両方から高い支持を得たiDAC。さらにNano iDSDとmicro iDSDで幅広く称賛された技術を取り込みそのすべてを刷新されたのがiDAC2。iFI独自のファームウェアプログラミングにより、Mac OS上でも余計なドライバーの追加を必要とせず、Windowsと同じDSD再生スペック(11.2MHz/12.4MHz)を実現する初のDAコンバーターとなることに間違いはないと思われる。もちろんバーブラウン・チップセットを搭載し16/44からQuad-Speed DSD256に至るまでファイル・フォーマットをまったく変えることなく完全な状態に保つことが出来るトゥルー・ネイティヴ再生が実現。限界を超えコンシューマー・モデルとは思えぬ圧倒的な次元に達した1台が2015年7月18日にiFI-AUDIOから発売された。


24bit/88.2kHz PCM音源のご購入はこちらから
(特別なリスニング環境がなくても聴くことが出来ます)

Predawn / Nectarian Night #02@LIQUIDROOM
【配信形態】
24bit/88.2kHz (ALAC/FLAC/WAV/AAC)
>>ハイレゾとは?

【価格】
1,300円(税込) (アルバムまとめ購入のみ)

LIVE REPORT : Nectarian Night #02@LIQUIDROOM

躍動感溢れるサウンドが紡がれた一時だった。5月30日、恵比寿リキッドルームで行われたPredawn自主企画ライヴ『Nectarian Night #2』。この日の編成は、お馴染みの神谷洵平(Dr. 赤い靴)とガリバー鈴木(Ba.)を迎えたトリオ。Facebook上では、エレキギターも使用することが告知されていた。この特別なライヴを収めるべく、デジタル・オーディオ・ワークステーションにPyramixを使用し、現在最高音質DSD11.2MHz録音を敢行。インターフェースにHorusを使用することによって、DSD11.2Mhzでは現在最高の24チャンネル録音が可能となった。この豪華録音機材を操るエンジニアは、レコーディングに森田良紀(studio foresta)、そしてのちに行われたミックスは奥田泰次(studio MSR)が担当した。

鈴木の気さくな雰囲気で終始リラックス・ムードで行われた2時間にも及ぶリハーサル。時折、清水美和子(Predawn)は、PA矢野忠邦にサウンド面を相談。清水が矢野にキーボードの音色の判断を委ねていたところに、強固な信頼関係を窺えた。また、神谷がトイ・ピアノを弾いたり、鈴木がシェイカーを振ったり、盛り沢山な内容になる予感を感じ、多くの舞台をともにした3人の息の合ったバンド・アンサンブルに心を弾ませた。

18時30分を過ぎライヴがスタート。キョロキョロと場内を見渡しながら「Keep Silence」を歌い始める清水は、超満員のリキッドルームに驚嘆と緊張の表情をみせる。間髪入れず演奏した「Black & White」「Skipping Ticks」「Kinds of Knot」はいずれもアルバム未収録。鈴木が曲中にベースを弾いているだけでなく、時にはカウベルを叩いたりシェイカーを振ったりすれば、神谷はスティックを自在に持ち替える。様々な音色を紡ぐ様は、どこか森の音楽団が加わった様だ。

そして清水は、エレキギターに持ち替え「Tunnel Light」が始まる。軽く歪がかったテレキャスターの音色、弓で紡がれるコントラバス、マレットで刻まれるビート、ガラス細工の照明に神秘的な雰囲気が漂う。ライヴの定番となった「霞草」では透き通った歌声。「まさかのピアノを弾きます! 」と新曲「Sigh」ではピアノで弾き語る清水に、会場全体がうっとり。「Apple Tree」では神谷がトイ・ピアノを弾き、鈴木はヴォリューム奏法で再び森の音楽団の登場だ。そしてバンド・インすると深くエフェクトのかかったダンス・チューンなベースと生命力溢れるドラミングにオーディエンスは聴き入った。中盤のMCは、3人ともがライヴ前夜に寝ることが出来なかった話。清水は緊張で、神谷は大阪からの移動、鈴木は猫が枕元で反復横跳びを始め寝不足になったとのこと(笑)。そんな自虐MCの後、「好きな2曲を聴いてください」とエイミー・マンの「Wise Up」とジョニ・ミッチェルの「Both Sides Now」のカヴァー。アンティーク調の照明に甘美な歌声を沁み渡らせ、名曲をしっとりとPredawn色に染め上げた。

「Universal Mind」ではテレキャスターをかき鳴らし、「Suddenly」で再びオーガニックな世界へ。バンド・インで、メンバー3人、オーディエンスが1つに重なり、今までの緊張感が解放されたかのようにグルーブが増していく。場内の一体感はさらに増し、「虹色の風」へ。MCで「清水の間が悪くても、生暖かく見守ってやろうっていうみなさんの意識が保ってくれている」と再び自虐(笑)。清水は、「給水ポイント!」とビールを一口飲み、「みんなも土曜の昼間からも飲んでるんだろう? 我慢してたんだぜぇ! 」と照れながら発するも「後ろの2人とまだ飲めないスタッフには申し訳ないです…」と言い「Over the Rainbow」に。「この人(テレキャスター)は、チャンドラヤーンって名前で、この人(アコギ)は、カラハンサです。」と愛器もしっかり紹介することも忘れてはいなかった。

「Breakwaters」終盤での鈴木のソロと神谷のフィル・インが今回のハイライト。清水の静寂と、バンドのダイナミクス。そのギャップが、Predawnそのもの。清々しい曲調でも、歌詞が陰鬱であったり哲学的であったり、Predawnは遊び心溢れる「対照」でリスナーを楽しませてくれる。本編は、「Free Ride」で締めくくられ、終わるや否や清水は幕裏へ駈けこむ。アンコールで登場した3人は、清水の弾き語りに、神谷はトイ・ピアノ、鈴木はキーボードで「Milky Way」。ラストは「眠れなかったのでこの曲で終わりたいと思います。」と「Sheep & Tear」でチルアウト。

「ライヴは生き物」、今回は特にそう感じた。今回のこの3人、この時、この場所、このオーディエンスだからこそ生成された音であり、3人のバンド感を今回強くうかがうことができた。それだけ3人のアンサンブルが心地良かったのだ。これだけでも満足だったが、さらにエレキギターでのアレンジ、アルバム未収録曲も多数堪能できた。そして何より今回は最高音質での録音が実施できている。この要素の元で生成された最高のライヴでの清水の歌声を、11.2MHzという最高環境下で是非聴いていただきたい。

text by Jun Nakamura
Photos by Tetsuya Yamakawa

LIVE INFORMATION

ハンドメイドインジャパンフェス2015(HandMade In Japn Fes 2015)
2015年7月26日(日)@東京ビックサイト1ホール・西2ホール・アトリウム・屋外展示場

Predawn presents Nectarian Night #03 [two-man series]
2015年8月3日(月)@新代田FEVER

POPLIFE -10thAnniversary- RADIO WAVE Vol.88
2015年8月29日(土)@広島 音楽喫茶ヲルガン座

Living Aloha ‘15
2015年8月30日(日)@GREENBEACH HOUSE(佐賀県唐津市浜玉町海水浴場)

Slow LIVE '15 in 池上本門寺
2015年9月5日(土)@池上本門寺野外特設ステージ

Keishi Tanaka presents NEW KICKS
2015年9月19日(土)@梅田Shangri-La
2015年10月18日(日)@六本木スーパー・デラックス

PROFILE

Predawn (プリドーン)

1986年生まれの清水美和子によるソロ・プロジェクト。

2008年からPredawn名義で活動を始め、同年に完全自主制作盤「10minutes with Predawn」をライヴ会場および一部店舗限定で販売する。繊細なサウンドメイキングとやわらかな歌声が反響を呼ぶ。Eccy、andymori、QUATTROらの作品に参加したり、「FUJI ROCK FESTIVAL '09」「ap bank fes '09」に出演するなど多角的に活動。2010年6月に初の全国流通作品となる1stミニ・アルバム「手のなかの鳥」をリリースする。2013年3月に満を持して初のフル・アルバム「A Golden Wheel」を発表。同年11月に放送された日本テレビ系アニメ「ルパン三世 princess of the breeze ~隠された空中都市~」ではエンディング・テーマを担当した。

>>Predawn Offcial HP

この記事の筆者

[ライヴレポート] Predawn

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