Scientific Linux を入れたときにいつもやること
RHEL5 の clone である、Scientific Linux 5.5 を VMware Fusion で入れたので、いつも一通りやることの記録。最近は Ubuntu が勢いづいてきちゃって、RHEL clone の情報があまり出てこない。
sudoer の追加
Default では、sudoer は root のみなので、visudo を実行する。
$ su # /usr/sbin/visudo
/etc/sudores が開かれるので、以下を追記。
oxon ALL=(ALL) ALL
UID と GID の変更
Default の UID が、Linux では 500 から開始される。Mac の場合は 501 から開始。そのため、HGFS で file sharing すると、UID が不一致で気持ち悪い。Linux 側の UID を 501 に変更する。
sudo で /etc/passwd を開いて、以下のように変更。ついでに、bash から zsh に変更。
oxon:x:501:501:Akira Okumura:/home/oxon:/bin/zsh
既存の file の owner も変更したいので、以下を実行。既に色々と file を作成していたら、そこも一緒にやること。
$ su # chown -R oxon.oxon /home/oxon # sudo find /tmp -user 500 -exec chown oxon.oxon {} \;
VMware Tools の install
VMware の Menu から Virtual Machine > Install VMware Tools を選択し、CD-ROM image を mount させる。VMwareTools を展開して、installer を走らせて終わり。自分は、/usr/local 以下に入れるように質問を答えている。
$ tar zxvf /media/VMware\ Tools/VMwareTools-8.4.5-332101.tar.gz $ cd vmware-tools-distrib $ sudo ./vmware-install.pl
File sharing が有効になるので、/mnt/hgfs/oxon ができていることを確認。マウスの機能を有効にするため、一度 X から抜ける。
PATH の変更
PATH に sbin が含まれていないので、/sbin、/usr/sbin、/usr/local/sbin を PATH に追加する。
Python を入れる
最初に入ってる Python が 2.4.3 と時代遅れなので、2.6.6 を入れる。2.7.x が最新だけど、Mac と合わせるため 2.6 にする。
$ wget http://www.python.org/ftp/python/2.6.6/Python-2.6.6.tgz $ tar zvf Python-2.6.6.tgz $ cd Python-2.6.6 $ ./configure --enable-shared $ make -j 4 $ sudo make install make の途中でいくつか足りないと言われるので、yum で tk-devel だけ追加し、_tkinter は消えるようにする。後は無視。そのまま make install して問題ない (はず)。 >|| Failed to find the necessary bits to build these modules: _tkinter bsddb185 dl imageop sunaudiodev
updatedb をかける
locate がすぐに使いたくなることがままあるので、updatedb を実行。
$ sudo updatedb
ROOT
$ wget ftp://root.cern.ch/root/root_v5.28.00.source.tar.gz $ tar zxvf root_v5.28.00.source.tar.gz $ cd root $ ./configure $ make -j 4
Screensaver を止める
.Xmodmap の作成
VMware では糞な仕様があって、Mac 側で英数キーを押すと Caps Lock として扱われます。bug ではなくて仕様だそうです。VMware 本社で日本人働いてないんですかね。これが鬱陶しいので .Xmodmap を用意して Caps Lock を無効にします。
$ echo "clear Lock" > ~/.Xmodmap
どうせ Linux で日本語入力とかしないので、かなキーと英数キーの本来の挙動の設定はしません。
Dropbox を入れる
Dropbox の中に置いてある、.zshrc.tmpl、.rootlogon.C、.rootrc、.emacs.d、.emacs.el、pystartup を、$HOME の下に symbolic link を貼り、Mac/Linux 共通の設定で作業できるようにする。
Emacs 22 を入れる
Scientific Linux の Emacs は 21.4 とちと古いので、22 を入れます。23 は色々変わってて font 周りが面倒なので、22 です。
$ wget http://mirrors.kernel.org/gnu/emacs/emacs-22.3.tar.gz $ tar zxvf emacs-22.3.tar.gz $ cd emacs-22.3 $ ./configure $ make -j 4 $ sudo make install