株式会社矢野経済研究所は、国内の「オタク」に関する消費者アンケート調査を実施し、オタク人口の推計のほか分野別(31分野)の「オタク」層の属性(特性)や活動状況などを分析した。
このなかで「VTuber」のオタクが約99万人と分析され、年間消費金額も29887円と算出されている。ほかにも 広範かつディープに調査・分析した内容を公にした矢野経済研究所だが、当調査は「2024 クールジャパンマーケット/オタク市場の徹底研究 ~消費者調査編~」からの出典となっている。A4サイズ・345ページで1冊税込価格で132,000円となっている。
オタク市場の徹底研究 ~消費者調査編~:https://www.yano.co.jp/market_reports/C66108200
矢野経済研究所が算出している「『オタク』に関する消費者アンケート調査」は、2022年から毎年分析・実施している調査である。
今回の調査では、2024年7月に日本国内在住の15歳から69歳までの男女10,000名に消費者アンケート調査を実施。その結果を踏まえ、「オタク」とは、「オタク」を自認する、もしくは第三者から「オタク」であると言われたことのある(認知されている)と回答した層を「オタク」と定義している。また「オタク」分野は以下31分野を対象とし、分野別の「オタク」層の属性(特性)や活動状況などを分析した。
今回一部公表されたデータでは、「アニメ」オタクの人数が約681万人となり本調査対象の31分野の中で最も多い結果となった。次いで「漫画」オタクが約582万人、「アイドル」オタクが約392万人、「スマートフォンゲーム」オタクが約266万人、「家庭用・コンシューマーゲーム」オタクが約244万人であった。
また、オタクを自認する分野に対する1年間の消費金額については10,000円から50,000円未満と回答した人が最も多く、本調査対象の31分野における一人当たりの年間平均消費金額は37,579円(0円と回答した人を含む集計)であった。
また、現在大きなトピックとして話題にあがる「推し」について質問した結果、「推しがいる」(「現在推し活をしている」「推しはいるが、推し活はしていない」の合計値)と回答した人をオタク層と非オタク層で比較すると、オタク層は63.7%、非オタク層は19.9%となり、オタク層の方が圧倒的に高い結果となった。
「推し」がいる(いた)人※2に、その対象について尋ねたところ、オタク層は「日本のアイドル」が22.5%、次いで「アニメ・漫画等のキャラクター」が21.3%、「音楽系アーティスト」が11.0%という順であった。
一方で、非オタク層は「音楽系アーティスト」が23.6%で最も高く、次いで「日本のアイドル」が19.4%、「アニメ・漫画等のキャラクター」が10.4%となった。
関連事項
矢野経済研究所 公式ページ:https://www.yano.co.jp/
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VTuberオタクの推定人数は99万人 1人あたり年約3万消費と算出 矢野経済研究所がオタクに関するアンケート調査を発表
株式会社矢野経済研究所は、国内の「オタク」に関する消費者アンケート調査を実施し、オタク人口の推計のほか分野別(31分野)の「オタク」層の属性(特性)や活動状況などを分析した。
このなかで「VTuber」のオタクが約99万人と分析され、年間消費金額も29887円と算出されている。ほかにも 広範かつディープに調査・分析した内容を公にした矢野経済研究所だが、当調査は「2024 クールジャパンマーケット/オタク市場の徹底研究 ~消費者調査編~」からの出典となっている。A4サイズ・345ページで1冊税込価格で132,000円となっている。
オタク市場の徹底研究 ~消費者調査編~:https://www.yano.co.jp/market_reports/C66108200
矢野経済研究所が算出している「『オタク』に関する消費者アンケート調査」は、2022年から毎年分析・実施している調査である。
今回の調査では、2024年7月に日本国内在住の15歳から69歳までの男女10,000名に消費者アンケート調査を実施。その結果を踏まえ、「オタク」とは、「オタク」を自認する、もしくは第三者から「オタク」であると言われたことのある(認知されている)と回答した層を「オタク」と定義している。また「オタク」分野は以下31分野を対象とし、分野別の「オタク」層の属性(特性)や活動状況などを分析した。
今回一部公表されたデータでは、「アニメ」オタクの人数が約681万人となり本調査対象の31分野の中で最も多い結果となった。次いで「漫画」オタクが約582万人、「アイドル」オタクが約392万人、「スマートフォンゲーム」オタクが約266万人、「家庭用・コンシューマーゲーム」オタクが約244万人であった。
また、オタクを自認する分野に対する1年間の消費金額については10,000円から50,000円未満と回答した人が最も多く、本調査対象の31分野における一人当たりの年間平均消費金額は37,579円(0円と回答した人を含む集計)であった。
また、現在大きなトピックとして話題にあがる「推し」について質問した結果、「推しがいる」(「現在推し活をしている」「推しはいるが、推し活はしていない」の合計値)と回答した人をオタク層と非オタク層で比較すると、オタク層は63.7%、非オタク層は19.9%となり、オタク層の方が圧倒的に高い結果となった。
「推し」がいる(いた)人※2に、その対象について尋ねたところ、オタク層は「日本のアイドル」が22.5%、次いで「アニメ・漫画等のキャラクター」が21.3%、「音楽系アーティスト」が11.0%という順であった。
一方で、非オタク層は「音楽系アーティスト」が23.6%で最も高く、次いで「日本のアイドル」が19.4%、「アニメ・漫画等のキャラクター」が10.4%となった。
関連事項
矢野経済研究所 公式ページ:https://www.yano.co.jp/