政治家の殺し方
「今、私たちが読むべき本」
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20111128
ということで、読みました。
平成14年から2期横浜市長を勤めた中田宏さんが財政再建を進める中で、利権団体、市議会、市職員、マスコミからどのような抵抗にあったかが書かれています。
既得権益者がマスコミを使って、攻撃してくるというのは政治の世界ではよくあるんだろうなと思っていましたが、実際の内容を知ると、これはけっこうきつそーでした。自分だけならともかく、家族や知人にまで影響がでると精神的にキツいだろなと。
あと、市職員の特殊勤務手当など小さな利権をなくしていく過程も相手の協力が期待できないので、
かなり根気がいる仕事だなと思います。恨まれるしね。
ともかく既得権益と戦うには、我慢と自分のやっていることを強く信じれることが大切だとおもいました。あと、誰かが頑張っているときに支援してくれる人、そういう人たちも大切な存在ですね。
周りについてきてくれる人がいるか、周りの人を引きつけられるかが大きな事をする上で、重要ですね。孤軍奮闘というわけにはいかないですから。
大阪維新の会とそれを周りで支援している方はこれから本当に大変だろうな。
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- 作者: 中田宏
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2011/10/26
- メディア: 単行本
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