2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧
鏡などで自分の後ろ姿を知るのは難しく、誰かに写真や動画を撮ってもらうしかない。 大体自分の正面か横向きの姿ぐらいしかよく分かっていない。 先日ヨガのクラスで知らないうちに後ろからの写真を撮ってもらったが、想像していた自分のポーズと全く違う格…
田中一村展が東京都美術館にて日経新聞の全面カラー広告の掲載があった。 田中一村は人気のある画家で、上野の美術館も人気のある便利なロケーションだ。 展覧会には行きたいのだが上野の美術館は平日でも混んでいる日が多く、年がら年中混んでいる美術館へ…
夏休みの絵日記を毎日書くのが苦痛だった。 日常の日々は取り立てて書くべきイベントもなく、ラジオ体操に公園に行き、朝ごはんを食べて、アニメを見て、昼ご飯を食べて、学校のプールに行き、帰って昼寝をして、母と買い物に行き、夕ご飯を食べてお風呂に入…
絵画作品で写実と抽象の分別がある。 写実は存在するものをそのまま写し取るということだろうが、存在しないものを存在するかのように描かれた写実が東山魁夷さんの作品の唯一無二の作風だと思う。 先日山種美術館で観た満ち来る潮という作品は岩と波がぶつ…
先日行った神奈川県立近代美術館とは全く対照的な山種美術館にて東山魁夷さんの作品を鑑賞した。 神奈川県立美術館は空間が広々として時が止まったように静かな企画展で、若い人たちが一人で熱心に鑑賞しに来ていた。 山種美術館は私のような年季の入った女…
美術展を開くのに相応しい美術館と、企画展を作品の設置構成するのに十分な空間、企画展を成功させるには良い作品があれば良いというだけでなく、展示場所という物理的空間は重要な要素を占めている。 神奈川県立近代美術館・葉山館に初めて行ってみた。 都…
クラッシック音楽界の3大悪妻の一人といわれるチャイコフスキーの妻という映画を観た。 愛情における人間の執念、現代ではストーカーと呼ばれているが、悪霊が乗り移っているのではないかと思うような人間の姿は霊より怖い。 愛の対象となるチャイコフスキー…
ファッションデザイナーのKENZO(高田賢三)さんの展覧会に従妹達と一緒に行った。 KENZOさんは私たち世代にとってはリアルタイムの活躍だったので、作品の一つ一つに実感が湧いてくる。 フォークロアという言葉もKENZOさんのデザインで身近になったファッシ…
先日読んだ侍女の物語の続編、マーガレット・アトウッド著の誓願を読み終えた。 侍女の物語から15年過ぎた設定でもあるが、続編が出版されたのは33年後ということらしい。 33年もの月日が間にあれば著者の作風が変わって来ているように感じられるが、詳細が…
一番場所に馴染んで来た頃が旅の最終日だ。 いつも買い物をするお店や不味くても通った朝ごはんのお店やホテルに戻る近道や便利道、日々のルーティンが決まってきた頃。 少し感傷的になりながらも、ゲンナリしながらも、家に帰れることにホッとする。 ホテル…
香港の街中で何度かデイサービスのお迎えバンとすれ違うのに気が付いた。 朝、車いすに乗った高齢者の方が建物内のロビーで待機している。 香港でも介護サービスが日本のように確立されているようだ。 日本でも朝8時から9時頃、夕方4時から5時頃になると介護…
香港の深水埗(ジャムスイポー)で飲茶の会合があったので、待ち合わせより早めに着いて地域を散策した。 そうそう、桃(タオ)さんの老人ホームはここら辺にあった、とアン・ホイ監督の桃姐、邦題ではタオさんの幸せという映画のロケ地に使われていた地域で…
香港で食べる茶餐廳(チャーチャンテン)というタイプのお店の朝ごはんは正直、美味しくない。 どんなメニューかというと、それはまるで冷蔵庫に何もなく、しょうがなく在るものだけで作ったような朝食。 コンソメスープにマカロニが入っただけのもの、出前…
この暑さでの観光は香港であれ、日本であれ、体の消耗度が過ぎる。 体を休めようとホテルで本を読んでいたが、せっかく来たのだから時間を無駄にしたくないと出かけたくなってしまう。 昨日の計画の通りフェリーに乗って長州という島へ行くことにした。 セン…
香港の若いアーティストにスタジオへ招待してもらう。 陶器のアーティストで工房を数名でシェアしているのだという。 ニューヨークのソーホのような広くて大きなエレベーターの付いた工業地域。 香港の不動産事情は厳しく、広くて手ごろな物件を見つけるのは…
香港に来てから飲茶の食事ばかりしている。 飲茶といえばおしゃべり。 おしゃべりといえばワイワイガヤガヤ。 4人から6人ぐらいが飲茶の適正人数だと思う。 香港に着いて一日目は旦那と二人で飲茶したが、せいぜい3品ぐらいでお腹がいっぱいになってしまうし…
男の子は乗り物が好きな子が多い。 消防車、パトカー、ダンプや土木作業車など大型の車を見に大きな消防署や警察署連れて行くと喜ぶ。 香港に乗り物好きの子供を連れて行ったら大喜びするだろう。 香港観光の楽しみの一つには乗り物に乗ること。 ロンドンの2…
香港やソウルのような都市観光を楽しむのなら買い物とグルメは定番項目だろう。 今は台風シーズンであまり観光には向いていない時期のせいか観光客らしき人達を見かけない。 日本人にとっては香港物価が高い上に円安の折で輪をかけて価格が上昇している。 ベ…
香港島の端っこの北角という駅で降りて飲茶を食べる。 香港っ子の友達が昔ながらの飲茶を頂けるお店に誘ってくれた。 地元の人たちの飲茶作法を教えてくれるという。 6人も集まればたくさんの種類を少しづつ食べる事ができるので有り難い。 飲茶メニューが印…
香港は10年ぶりの再来だ。 10年前と印象はあまり変わらないように思えるけれど、間違い探しのように変わっていったところがあちらこちらに点在している。 9月台風シーズンで毎日突然雨が降ったり晴れ間があったりで湿度は異様に高く、空調の効いた建物から外…
空港に到着してチェックインを済ませ、出国の手続き、手荷物検査を済ませてコンコースに入り、後はボーディングを待つだけと言うあたりで何をして過ごそうかという時になにか食べたり買い物がしたくなる。 香港まで4時間ぐらいの時間食べること映画を見るこ…
ヨガを始めて3年が過ぎて、自分の体の左右差や硬いところや柔らかくなってきたところなど、細かい感覚がすこしづつ広がってきたようだ。 だからと言ってアーサナ(ポーズ)ができるようになったと言うわけでもない。 それでも続けてなければ得られないものば…
マーガレット・アトウッドというカナダの作家の侍女の物語という小説を読み終わった。 近未来のどこかの国で監視社会に生きる一人の女性のお話。 未来への可能性や自由の権利を奪われて家畜のように計画的に繫殖し、同じ場所で生きていかなければならない。 …
昔熱心に作成していた版画の作品の始末を少しづづ始めている。 一つ一つ時間をかけて作ってきた作品も押し入れ深くしまい込んでいるうちにカビが生えてきたり、退色したり劣化している。 自分の思いだけで持っているだけの物だ。 アート作品というのは自己満…
朝はだいぶ涼しくなって、軽さと肌触りの良い空気を味わっている。 朝か夕方の散歩など外出を楽しむのに最適な快適温度になってきた。 それにしても台風は来るので週刊天気予報はいつも頭の隅に止めている。 こんな台風上陸シーズン真っ盛りの香港に行くこと…
子供の頃住んでいた家の隣にガンガチャンと呼ばれる謎のおばあさんが旦那さんと住んでいた。 ガンガチャンはどうやら遠い親戚で、ガンガチャンと呼ばれる起源は、私よりももっと年上の親戚たちがつけたあだ名のようだった。 私とガンガチャンは近くに住んで…
勉強するのが好きな子供ではなかった。 予習復習、宿題など嫌いだったが、先生に怒られるのも嫌だし、仕方なく渋々、そしてなんとか適当に済ませ、遊ぶ時間を優先していた。 漢字の書き取りなど今時の子供はするのだろうか? あの大き目の正方形グリッドの小…
このところ雨日和で暑さこそ和らげてくれるのはありがたいのだが、降り方の強弱の差が激しすぎてお出かけするのも消極的になってしまう。 暴雨に対する装備が万全ではない。 私は長靴を持っていないし、おしゃれなレインコートなども持っていない。 今まで雨…
色々考えてみたが、レシピ通りに料理するのが苦手な理由はレシピ通りに作るのはつまらなく感じるからなのだ。 自分の工夫をいつも大切にしている。 料理をするにしても自分の新しい料理として完成させたいから。 レシピ通りの材料で作れば料理ができるのは当…
このところ雨の降る日が続いている。 といっても一日中雨が降っているわけでもなく、豪雨の通り雨のような降り方だったり、まばらにパラパラと降ってみたり、外出時には必ず大きな傘を持ち出している。 もう日傘と雨傘も兼用だ。 それでも雨が降れば気温が少…